ニコノリのカーリース車両がもらえるパックは損?購入と比較してみた

カーリース

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カーリース部門で3冠(※)の定額ニコノリパックが新プラン「もらえるパック」を開始したことを先日お知らせしました

※日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:2020年3月期のサイトイメージ調査

もらえるパックは9年契約の新車カーリースでリース期間満了後はその名の通り車がそのままもらえるという嬉しいプランです。

しかし、いくらクルマがもらえるといっても支払い総額が高くては意味がありませんね。

そこで、今回はもらえるパックを利用してカーリースした場合と新車を購入して支払う場合の総額を比較してみます。

 

もらえるパックと購入した場合の総額を比較

今回の比較にモデルとして選んだのは、この数年で国内で1番売れているホンダN-BOXです。

ホンダN-BOX

グレードは衝突回避または軽減ブレーキ(自動ブレーキ)などがセットになった安全装備「Honda SENSING」の装備された「N-BOX G・Honda SENSING」です。

定額ニコノリパックのもらえるパックは契約年数が9年ですので、購入の方も同じ年数のローンで購入する場合の料金で比較してみます。

車両購入にかかる費用

はじめに自動車本体の購入費用を計算してみましょう。

ニコノリもらえるパックの費用

税込み21,120円

定額ニコノリパックのもらえるパックはクルマを購入した後にかかる車検費用やメンテナンス費用などの「維持費」までコミコミの金額ですので具体的な費用を計算することはできませんがN-BOX G・Honda SENSINGの月額は21,120円(税込)ですのでコミコミの総額は簡単に分かります。

21,120円×108回=2,280,960円

これが定額ニコノリパックのもらえるパックを利用して乗る場合の9年間の総額です。※ガソリン代や駐車場代、任意保険代金を除きます。

 

ローン購入した場合の費用

ローンで購入する前に元となるクルマ本体の購入費用と内訳を確認しましょう。

内訳金額
車両本体1,411,300円
自動車税10,800円
環境性能割0円
自動車重量税5,600円
自賠責保険料(37ヶ月分)29,550円
手続き代行費用47,300円
預かり法定費用6,000円
リサイクル法関連費用8,400円
合 計1,518,950円

1,518,590円がN-BOXの新車購入費用ですのでこれをローンで購入する場合の総額を計算してみます。

カーリースであれば頭金の支払いは0円でも良いのですが、ローン購入の場合は購入価格の20~30%の頭金を支払うのが一般的ですので今回は20%を頭金とします。

■支払い条件:実質年率5% 108回均等払い

■頭金:300,000円(購入金額の約20%)

■所要資金(割賦元金):1,220,000円(借り入れ金額)

■毎月の返済額:14,051円

■返済総額:14,051円×108=1,517,500円

■合計:頭金300,000円+1,517,500=1,817,500円

これが、ローンで購入する場合の車本体にかかる費用です。

 

さらにニコノリのもらえるパックではコミコミとなる車検やメンテナンス費用も、ローン購入の場合はその都度別途支払いが必要になります。

内訳購入もらえるパック
自動車税

75,600円

(10,800円×7回)

コミコミ
自賠責保険料

63,420円

(21,140円×3)

重量税

19,800円

(6,600円×3)

検査手数料

4,200円

(1,400円×3)

車検基本料金

150,000円

(50,000円×3)

オイル交換代

70,000円

(5,000円×14)

各種補充料金

90,000円

(10,000円×9)

ガソリン値引き

ナシ

-54,000円
合計

473,020円

-54,000円

※9年間の費用です。

※各種補充料金:ウインドウォッシャー液、クーラント液、バッテリー液をいつでも無料補充出来ます)

※ガソリン値引きは燃費15km/Lで月間1,500キロ走行した場合の値引き合計額

 

総額を比較

■ローン購入合計:1,817,500+473,020円=2,290,520円

■もらえるパック合計:2,280,960円-54,000円=2,226,960円

差額:2,290,520-2,226,960円=63,560円

このようにローンでN-BOXを購入するよりも、もらえるパックを利用すれば6万円以上お得なことが分かりました。

 

もらえるパックのその他のメリット

上記の通り、もらえるパックはローンで購入するよりもお得なことが分かりましたが、メリットは金額面だけではありません。

 

頭金が0円で支払い額が常に定額フラット

ローンで自動車を購入するのであれば購入金額の20~30%を頭金として支払うことが一般的です。

150万円の車なら30~45万円くらい、

200万円の車であれば40万円~60万円ほどの金額を一括で支払うことになりますが、カーリースであれば頭金0円でも月々均等支払いのみで気軽に新車に乗ることが出来るのが魅力です。

また定額ニコノリパックは今回ご紹介のもらえるパック以外の基本的なプランでも車検の基本的な費用や自動車税などが月々の支払いに含まれているため月々の支払いにはほとんど変化がありません。

自動車税の支払いや車検を迎えるたびに費用を準備して、その都度支払いをするような煩わしさが無いため家計の見通しも良くなるというメリットもあります。

 

走るほどお得なガソリン値引き

定額ニコノリパックの契約特典にはガソリンの5円/L値引きがあります。

この値引きが有効となるのはニコノリを契約した店舗(ガソリンスタンド)のみとなりますが、他社のガソリン値引きのように給油量の制限は無いため走れば走るほどお得になります。

上記の比較での例の通り、1ヶ月あたり1500キロほど走行する方であれば、9年間の契約期間では54,000円ほどお得になる計算です。※燃費15km/Lで計算

 

走行距離制限は無し

基本的にカーリースではカーリース利用期間中の走行距離に上限が設定されていることが一般的です。

そのためガソリン値引きがあるといっても走り放題というわけにはいかないのですが、ニコノリのもらえるパックは最後に車が乗り放題オプションであるため走行距離の制限は関係が無くなるプランです。

また、返却時に傷が多いなどの理由で「清算」が必要になるということも返却しないプランなのでリース期間満了時の追加支払いは発生しません。

走行距離の制限や終了後に清算が必要になることがあるということはカーリースの2大デメリットと呼ばれていますが、「もらえるパック」なら2つのデメリットとは無縁の精神的にも安心なプランです。

 

まとめ

 

カーリース期間満了後に車がもらえる定額ニコノリパックのもらえるパックは車がもらえる分、支払い総額が高額で損をするのではないか?と疑問でしたのでローンで新車を購入する場合と総額を比較してみました。

比較の結果もらえるパックは高くないことが分かったのですが、それ以外にもメリットがあることもお分かりいただけたかと思います。

ローン購入は低金利のローンを探せばもらえるパックと差額は無くなる可能性もありますが、もし金額が同じでも支払額に大きな変化が無く定額で安定して5円/Lのガソリン値引きがずっと制限なく続くことを考えると定額ニコノリパックのもらえるパックに魅力を感じるのではないでしょうか?

カーリースには本文で説明の通り2大デメリットがあるために利用を控えていた方にも定額ニコノリパックのもらえるパックはおすすめできるプランです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

\ニコノリ公式サイトで確認/

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