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カーリースの自動車税は自腹で支払い?かかる費用をチェックしよう!

2019年7月22日

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クルマを所有するには自動車本体を手に入れておしまいではなく、所有している間は税金や保険などの支払いがあります。

クルマを購入すれば税金や保険などの支払いが必ず必要になることは分かるのですが、カーリースではどのようになるのでしょうか?

購入したように自分でその都度支払わなくてはならないのでしょうか?

今回は自動車に関する税金や保険などの種類とカーリースでの費用の支払いについて説明します。

 

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自動車に関する税金の種類

はじめに自動車に関する税金にはどのようなものがあるかを見ていきましょう。

消費税

コンビニやスーパーでお買い物をすれば掛る8%(2019年10月から10%)の消費税は自動車を購入しても当然必要になります。

ここで言う消費税はクルマを購入した代金に掛る消費税ですので支払いのタイミングは車の購入時になります。

自動車は軽自動車の安い車種でも新車では車両価格は100万円前後になりますので消費税も高額になります。

 

自動車取得税

新車・中古を問わず50万円以上のクルマを購入した場合に掛る税金で税額の計算は新車と中古車によって違いがあります。

支払いのタイミングは車の購入時になります。

新車の場合は一部のエコカーでは免税または減税となりますが、その他の普通車では取得価格の5%、軽自動車では3%が自動車取得税となっています。なお2019年10月に消費税が10%に増税される時に、この自動車取得税は廃止になることが決定されています。

 

自動車重量税

自動車重量税はその名の通りクルマの重さによって掛る税金です。

支払いのタイミングは車検を受けるごとになりますので新車の登録時と登録から3年後、その後は2年ごとに車検を迎えますのでそのタイミングで支配が必要になります。

重量による税額の違いは下記の表の通りですが、例外もあり軽自動車では重量に関係なく一律金額となっています。

また新車登録から13年超過と18年超過のタイミングで税額が加算されます。

 3年間2年間(車検2度目以降)
 新車時13年未満13年経過18年経過
~500kg以下12,300円8,200円11,400円12,600円
~1,000kg以下24,600円16,400円22,800円35,200円
~1,500kg以下36,900円24,600円34,200円37,800円
~2,000kg以下49,200円32,800円45,600円50,400円
~2,500kg以下61,500円41,000円57,000円63,000円
~3,000kg以下73,800円49,200円68,400円75,600円

※エコカー免税やエコカー減免無しの税額です。

 

自動車税

自動車税は毎年の4月1日にクルマを所有している人に掛る税金で軽自動車税と自動車税に分かれています。

税額は軽自動車の乗用車では一律10,800円であるのに対してそれ以外の普通車では使途や排気量によって変わります。

なお、2019年(令和元年)10月1日以降に新車登録される自家用乗用車は地方税法等の改正により税率が若干軽減されて税額が安くなります。※2019年9月30日までに新車登録されたクルマには現在の税額のままとなる見込みです。

排気量

新車登録

2019年9月まで

新車登録

2019年10月以降

1.0L以下29,500円25,000円
1.0超〜1.5L以下34,500円30,500円
1.5超〜2.0L以下39,500円36,000円
2.0超〜2.5L以下45,000円43,500円
2.5超〜3.0L以下51,000円50,000円
3.0超〜3.5L以下58,000円57,000円
3.5超〜4.0L以下66,500円65,500円
4.0超〜4.5L以下76,500円75,500円
4.5超〜6.0L以下88,000円87,000円
6.0L超〜111,000円110,000円

 

自動車税の請求と支払期限

自動車税は毎年納付書が5月のはじめ頃に郵送で届きます。

また自動車税には納付期限が決められており一部の地域を除き、原則として5月31日が納付期限になっています。

 

カーリースでの税金は誰が支払うの?

上記のように自動車には様々な税金があることが分かりましたが、カーリースではその支払いはどのように行われるのでしょうか?

結論から言えば、カーリースには一部の例外を除いて基本料金の中に上記の税金が全て含まれています。

カーリースと言えば、まとまった金額の頭金なしで月々均等支払いで新車に乗れることがメリットですが、その月々の支払いの中に税金がすべて含まれていることも特徴です。

そのため毎年春に自動車税の支払いの時期が近づいても高額な支払いの準備をする必要は無く、月々の定額支払いさえしていれば自動車税の事など考える必要もありません。

 

カーリースではクルマの「所有者」はカーリース会社で「使用者」が契約者となり車検証にもそのように記載されます。

自動車税の納付書はクルマの「所有者」であるカーリース会社に届きますので契約者は自動車税の納付書を目にすることもありません。

カーリースで税金以外にも含まれるもの

一般的なカーリースでは上記のように自動車税のほかに車検時に支払いが必要な「自動車重量税」が含まれますが、さらに車検時に同時に支払いが必要な「自賠責保険保料」も含まれています。

この2つは「法定費用」と呼ばれるもので、2つ合わせると高額になりますので基本料金に含まれているのもカーリースのメリットと言えます。

カーリースでは自動車に関する高額な出費となる車検費用も車検の基本料金などが含まれるメンテナンスパックに加入すれば車検の時期を迎えても月々の支払いをフラットなままでやり過ごすことも可能です。また基本料金のままで車検の基本料金が無料になるクーポンがもらえるリース会社などもあります。

 

 

カーリースの料金の仕組み

カーリースには基本料金の中に税金や自賠責保険料が含まれているのですが、その料金の仕組みはどのようになっているかをざっくりと説明します。

カーリースには「残価」が設定されています。

残価とはリースの契約期間が終了する時のクルマの査定額を過去のデータなどから予測して決められた金額のことをいいます。

そしカーリースでは車両価格からあらかじめ「残価」を値引きした金額をベースに税金や自賠責保険、手数料、金利などを加えてリース料金を決めるのです。

このようにカーリースの料金は「残価」を値引きされた分だけ支払えばよいため、税金や自賠責保険、手数料、金利などがプラスされても、車の購入費用を全額支払うローンでの購入よりも支払い総額が安くなるメリットがあるのです。

 

カーリースではリースの申し込みがあると審査を行い、審査を通過すると正式契約を行い、そのタイミングで自動車販売会社(カーディーラー)に新車の注文をします。

そして、購入した新車を契約者に貸し出すことになります。

カーリースでは自動車税や自賠責保険料など様々な費用が基本料金に含まれていますがその費用は当然契約金額の中に加算されて含まれていますので決して「無料サービス」や「値引き」ということではありません。

しかし突然の高額な出費など無く安定した定額料金で新車に乗る事が出来るというのはカーリースの大きなメリットであると言えます。

 

まとめ

繰り返しになりますが今回の内容をまとめるとカーリースには以下の税金などが含まれています。

  • 消費税
  • 自動車取得税
  • 自動車重量税
  • 自動車税
  • さらに自賠責保険料

新車を購入すると掛る「初期費用」と呼ばれる費用や車検時に支払う「法定費用」などが月々の定額料金(基本料金)の中に全て含まれますので大きな出費無く新車を手に入れて維持できるのがカーリースの魅力です。

当然それらの費用はサービスなどではなくご自分で月々の料金の中で分割して支払うことになるのですが大きな出費を避けてご予算に合わせた月々の安定した料金で故障の少ない新車に乗れるカーリースは特に個人の方の利用者が急増中です。

クルマを所有する方法の一つとしてカーリースもご検討されてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございます。

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カスタマー目線でクルマの情報をお届けします。 カーシェアリングや個人向けカーリースなどの新しいクルマとヒトとの付き合い方を提案します。

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こんにちは!ウーロンです

自称(?)カーリース コンシェルジュとして個人向けカーリースやカーシェアリングなどの新しいクルマとヒトとの付き合い方の情報を発信していきますので宜しくおねがいします。

【趣味】

バイクツーリング(特に北海道)

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