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カーリースはクルマを購入するのに比べてまとまった頭金無しで気軽に新車に乗れるために人気上昇中です。
しかし、カーリースは事前に「審査」が通らないと利用することが出来ません。
審査と聞くと厳しそうで特に理由が無くても不安になってしまいますが、カーリースの審査とはどのようなものなのでしょうか?
また審査を少しでも通しやすくするためのテクニックなどはあるのでしょうか?
今回はカーリースに審査を通しやすくする対策方法について説明します。
カーリースの審査は厳しいの?
今回の記事のタイトルは
「カーリースの厳しい審査を少しでも通りやすくする対策方法はあるの?」
ということで「厳しい」という言葉を入れたのですが、
結論から言えばカーリースの審査は、例えば新車をローンで購入する時の審査よりは厳しくない、むしろ「あまい」や「ゆるい」と言ってよいかもしれません。
カーリースの仕組みとして、カーリース会社は契約者が希望する新車をカーディーラーから購入して、期間を決めて契約者に貸し出します。この貸し出す車の車検証にはクルマの「所有者」の欄にカーリース会社名、そして「使用者」の欄には契約者の氏名が記載されています。つまり、あくまでもカーリース会社の「持ち物」である車を借りるための審査がカーリースの審査です。
それに対してローンでクルマを購入する場合の審査はクルマの購入代金の現金をお貸しする高額な審査となりますので厳しさはこちらが上になるのです。
カーリースでは車はカーリース会社の名義(所有)となっていますので、もし月々のリース料金の支払いが滞るようなことがあれば、クルマを回収して現金化することも容易です。
また、カーリースの審査が厳しくない証拠として、カーリース会社の多くは現在無職であったり、専業主婦やアルバイト・パートの方や学生さんでも安定した収入のある連帯保証人を付けることで契約している例が数多くありますので、ハードルは低く、審査はむしろ甘いと言ってよいかもしれません。
カーリースの審査基準~何をチェックされる?
カーリースの審査ではカーリースを申し込んだ人の何をチェックするのでしょうか?チェックする意味をを理解すると審査を有利に通りやすくするためのポイントが見えてくると思います。
チェックするのは大きく3つ
- 年収
- 職業(雇用形態、勤続年数、業種)
- 債務履歴(過去の金銭トラブル、現在の借り入れ)
カーリースを申し込んだ人のこのようなところをチェックします。
1. 年収
年収についてはカーリースでは200万円くらいがボーダーラインとされていますが、それよりも高額な年収であればOKというものではなく、3の「債務履歴」の中にある「現在の借り入れ」金額と密接な関係にあります。
ローンの審査やカーリースの審査でも年収に対して1年間に返済する金額が高くなりすぎると審査をパスすることが難しくなります。その基準はおおよそ30%であることが一般的で、例えば1千万円の高額な収入がある人でも、1年間の返済額が1千万円の30%の300万円を超す金額となる場合は審査を通すことは困難になるのです。
また逆にボーダーラインと言われている200万円を下回る年収の方でも、自宅が賃貸ではなく「持ち家」であるなどの要因があれば審査が通ることもあります。
2. 職業
職業については雇用形態(正社員や非正規雇用など)や勤続年数、業種をチェックするのですが、その目的はズバリ、
収入が安定しているか?
です。
カーリースは頭金は不要ですが、リース期間中ずっと毎月のリース料金を支払わなければなりませんのでカーリース会社も安定して収入がある方しか審査を通さないのです。
そのような理由から、非正規雇用やアルバイトという形で働いている人よりも正社員で働いている人の方が収入が安定していると見なされます。
また、現在お勤めの会社の勤続年数が短い場合は転職などが多く、収入が安定しない人なのでは?と思われて審査には不利となります。その期間は1年が基準であることが一般的で、新卒の社会人の方で入社1年未満では連帯保証人が必要になるようなケースが多いようです。
さらにどのような職種であるかもチェックされ、稼ぐ月もあれば、収入が無い月もあるような「収入に波がある」ような職種である場合はカーリースの審査には不利になってしまいます。
3. 債務履歴
全ての人のローンやクレジットカードなどの返済履歴や現在の借り入れ金の情報などは信用情報機関というところに登録されています。
ローンのやクレジットカードの申し込みがあると、申し込みを受けた会社は必ず信用情報機関の情報を閲覧して問題が無いかチェックします。
登録されているのは個人のお金に関する情報のすべてであるためローンの申し込みなどでウソの申告をしてもすぐにバレてしまいます。
過去に自己破産や任意整理があったり、度重なる支払いの遅延や延滞があった人は、いわゆる「ブラックリスト」に載っているため、いくら現在の収入が高くても正社員でも審査を通すのは困難になります。
あなたもこのような過去のある人にはお金を貸したくありませんよね。
カーリースの審査を通しやすくする方法
お待たせしました。ここでやっとカーリースの審査を通しやすくするための方法をご紹介します。
その方法は年収や職業、勤続年数などに「ウソ」をつけというような方法ではありません。(絶対にバレます)
そのため、この方法は全ての人が使える方法ではなく、上記の条件をほぼ満たしている人が審査を通しやすくする方法です。
つまり、以下の3つの条件を満たしている人が審査を通しやすくするための方法です。
- 年収200万円以上
- 正社員で勤続1年上、安定した収入の業種
- 過去にお金のトラブル無し
このような条件を満たしているのに、審査落ちしてしまう理由として可能性があるのが年収に対して返済額が多すぎることです。
上記の「1.年収」のところで説明しましたが、1年間のローンやクレジットカードなどの借り入れの返済金額の合計が年収の30%を超えてしまうと正常な生活が出来ないと判断されてしまい、審査をパスすることは難しくなります。※年収に対する年間の返済金額の比率を返済比率と言います。
そのため、現在クレジットカードや現在お乗りのクルマのローン他、借り入れ残高がある方はなるべくその残高を少なくすれば、今回申し込むカーリースの支払いを合わせて年間支払い額の合計が年収の30%を超えてしまい、カーリースの審査落ちをしてしまうような可能性も少なくなります。
でも、「そんなお金無いよ!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、お金を使わずに借り入れ残高を減らす方法もご紹介しますので参考にしてみてください。
返済できるなら繰り上げ返済をする
これにはお金が必要になりますが、可能であれば返済できるローンはなるべく繰り上げ返済をすれば審査には有利となることは間違いありません。
小さな金額なら問題ないと思われがちなのですが、金額に関係なく債務が多いケースでは「多重債務者」と見なされ、審査にマイナスとなることもありますので注意が必要です。
使用していないカードやカードローンの解約
じつは、これは大きな「穴」なのですが、クレジットカードやカードローンは一度審査をパスして手元にあれば、利用するたびに審査をする必要なく簡単にいつでも限度枠いっぱいまで利用できるために、全く使用していないクレジットカードやカードローンでも限度枠いっぱいまでキャッシング(借りている)していると見なされ、信用情報機関にも登録されています。
そのため利用していないクレジットカードやカードローンを解約するだけでも、信用情報機関に登録されている個人の借り入れ残高を下げることが出来るのです。
使っていないから問題ないとお考えかもしれませんが、それが大きな落とし穴なのです。これは解約するだけでお金はかからない非常に効果の高い対策方法ですので、すぐに実行することをおすすめします。
どなたでも「付き合い」などで作ったカードがどこかにあるはずです。
車種やグレードやオプションを変更する
審査を通しやすくするためには年間の返済の合計を30%を越さないようにする説明を前述しましたが、今回申し込むカーリースの月々の支払額を抑えることでも年間の返済額の合計を少なくすることになります。
また、返済比率などとは関係なく、リース車両が高額になるほど審査は厳しくなるのが一般的で、コンパクトカーや軽自動車よりもミニバンなどの高額な車種の方が審査の難易度は高くなります。
そのために、ランクを一つ下の車種に変更したり、最高級グレードから中間グレードに変更するだけでも効果があると言えるでしょう。またリース料金が高額になる意外な理由がオプション品です。
特に純正部品は好きなだけ取りつけてしまうとクルマの価格は高額となり、それがリース料金にも反映されてしまいますので、本当に必要なオプションだけ取りつけるのがおすすめです。
このように目的はカーリースの審査を通しやすくするための車種やグレード、オプションの変更ですが、結果として審査をパスしてカーリースを利用する時には毎月のリース料金も大きく抑えられるメリットもあります。
カーリースの審査を通しやすくするまとめ
カーリースの審査はローンでクルマを購入するのに比べると厳しさはありませんが、年収などの条件がギリギリであるような方にはなるべく有利に条件を整えるために今回のような対策をしておけばなお安心です。
じつは一度審査に落ちてしまうと、審査落ちしてしまった情報も債務履歴に登録されてしまうために審査に不利になってしまいます。その情報は半年ほどを経過すれば解除されるのですが、逆に言えば半年は審査を受けずに待つ状態となり、クルマに乗り出すのも半年以上先になってしまうことになります。
そのようなことが無いように、なるべく今回ご紹介した対策を行い一発で審査をパスして楽しいカーリースでのカーライフを迎えましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。