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クルマに安全に乗るためには定期的なメンテナンスが必要です。
クルマのメンテナンスがご自分で出来る人を除いてカーリースでは各社が用意しているメンテナンスパックを利用するのが安心です。
しかし、そのメンテナンスパックの内容はそれぞれ内容に違いがあることをご存知でしょうか?
今回はカーリース各社のメンテナンスパックの内容を紹介して、徹底的に比較してみます。
カーリース各社のメンテナンスパックを紹介
まず最初は主要カーリース会社各社のメンテナンスパックを紹介します。
コスモMyカーリース・スマートビークルのメンテナンスパック
ガソリンスタンドのコスモ石油が運営するカーリースがコスモMyカーリース・スマートビークルです。
コスモMyカーリース・スマートビークルは2018年には累計登録台数が5万台を突破している人気カーリースです。
コスモMyカーリース・スマートビークルのメンテナンスパック比較表
メンテナンス契約なしで基本料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 重量税
※ホワイトパックのみ自賠責保険料と重量税が含まれません。
メンテナンスパックは3種類から選べる
コスモMyカーリース・スマートビークルは契約期間やリース期間中の走行距離の上限や支払い方法などをご自分の利用スタイルに合わせて数種類から選ぶことが出来る柔軟なプラン構成であるのが特徴ですが、メンテナンスパックにおいても3種類から選ぶことが可能です。
- ホワイトパック:メンテナンス契約なし
- シルバーパック:簡易的なメンテナンスパック
- ゴールドパック:フルメンテナンスパック
ホワイトパックは注意が必要
この中でホワイパックはメンテナンス契約なしのプランですが、注意したいのがメンテナンス以外にも車検の時に支払う自賠責保険料と重量税が含まれておらず、自動車税のみ含まれています。
カーリースでは自動車税と自賠責保険料と重量税の「3点セット」が基本料金に含まれていることが一般的なのですがホワイトパックには含まれていません。※シルバーパックとゴールドパックには含まれています。
そのため、コスモMyカーリース・スマートビークルのホワイトパックは車検を通す必要のない3年契約で走行距離が多くない方にはぴったりのメンテナンスパックです。また、知り合いの整備工場などがあり、車検やメンテナンスに関してはそちらにお任せしたい方にもメンテプランなしなら無駄が無いといえるでしょう。
契約者の多くが選んでいるゴールドパック
コスモMyカーリース・スマートビークルの契約者の多くがゴールドパックに申し込んでいます。
その理由は他社と比較して内容が非常に充実しているからです。
メンテナンスパックは定期点検や時間や走行距離によって交換が必要になる消耗品などを交換してくれるパッケージサービスなのですが、メンテナンスパックの費用に含まれている内容には違いがあります。
コスモMyカーリース・スマートビークルのゴールドパックにはバッテリーやタイヤなどの高額な消耗品も費用に含まれていますので追加料金が必要になることはありません。他社ではフルメンテナンスのメンテナンスパックであっても高額なバッテリーやタイヤの交換は別途追加料金が必要になることが少なくありません。
また全国に店舗があるコスモ石油のネットワークを利用した「ロードサービス」もゴールドパックには付いてくるので年間を通して安心です。ロードサービスは任意保険にも付属していることがあるのですが、その場合の多くは年間1回までは無料で、2回目以降は有料であるケースがありますので注意が必要です。
全てがコスモ石油のガソリンスタンドで完結
他社のカーリースではメンテナンスを受けるために指定された整備工場へ自分で運転して行かなければならず、時間や手間が掛かってしまいますがコスモMyカーリース・スマートビークルの場合、車検やメンテナンスなど全ての事がコスモ石油のガソリンスタンド1箇所で完結しますので無駄な時間は不要です。
全てのメンテナンスパックにガソリン値引き
コスモMyカーリース・スマートビークルでは3種類の全てのメンテナンスパックでリース期間中ずっとガソリンまたは軽油の値引きサービスを受けることが出来ます。
これはメンテナンス契約の無いホワイトパックでも適用されるのが特徴です。
しかし、メンテナンスパックの種類によって値引き金額が違います。
- ホワイトパック:1円/L
- シルバーパック:3円/L
- ゴールドパック:5円/L
値引きは月間100リットルまでの制限があるのですがリース期間合計ではかなりの節約が期待できそうですね。
値引きを受けるには現金支払いではなく「コスモ・ザ・カード」での支払いに限られます。コスモ・ザ・カードは発行・年会費共に無料で、ETCカードも同様に無料になりますのでコスモMyカーリース・スマートビークルを利用する方以外にも人気のカードです。
メンテナンスパックの料金
コスモMyカーリース・スマートビークルのメンテナンスパックの料金を公式サイトの料金シミュレーションで調べてみました。
調べたのは軽自動車のホンダN-BOXです。
■N-BOX G・L Honda SENSING
期間 | 種類 | メンテナンスパック 料金 | 月額料金 |
3年 | ホワイト | 0円 | 36,504円 |
シルバー | 2,160円 | 38,664円 | |
ゴールド | 4,860円 | 41,364円 | |
5年 | ホワイト | 0円 | 26,676円 |
シルバー | 2,700円 | 29,376円 | |
ゴールド | 5,400円 | 32,076円 | |
7年 | ホワイト | 0円 | 22,680円 |
シルバー | 3,024円 | 25,704円 | |
ゴールド | 5,724円 | 28,404円 |
このように、ゴールドパック料金は月々4~5千円台の料金の加算が必要です。
定額カルモくんのメンテナンスパック
定額カルモくんは2018年に登場したカーリースです。
その定額カルモくんのメンテナンスパックは先行の大手カーリースであるコスモMyカーリース・スマートビークルを参考にしたかのように良く似た構成になっていますが他社には無い特徴も持ったメンテナンスパックになっています。
定額カルモくんのメンテナンスパック比較表
メンテナンス契約なしで基本料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 重量税
メンテナンスパックは3種類から選べる
コスモMyカーリース・スマートビークルに似ているのが3種類から選べるメンテナンスパックの構成です。
- メンテプランなし:メンテナンス契約なし
- シルバーメンテプラン:簡易メンテナンス
- ゴールドメンテプラン:フルメンテナンス
呼び名が違いますがとても良く似ています。
しかし内容は違っていますのでチェックしておきましょう。
メンテプランなしの内容
コスモMyカーリース・スマートビークルのメンテナンス契約なしのホワイトパックと違い定額カルモくんのメンテプランなしには「3点セット」である自動車税、自賠責保険料、重量税が含まれています。
この3つが基本料金に含まれているのがカーリースでは一般的ですので、車検を迎えても車検に必要な費用の全額ではなく一部の出費となりますので高額にならないのがメリットです。
このように定額カルモくんのホワイトパックはカーリースのスタンダードな構成で、走行距離の少ない方、ご自分でメンテナンスを行う方や馴染みの整備工場などがある方向けのプランであると言えます。
こすっても安心な補償付き?
定額カルモくんのメンテナンスパックの大きな特徴がシルバーとゴールドメンテプランについている「補償」です。
その補償が
返却時の原状回復費用補償
という名前の補償です。
カーリースではリース期間が終了してクルマを返却した時に傷や凹みに内装の汚れなどがあると清算が必要になってしまうことがあり、これがカーリースのデメリットであると言われています。
しかし、定額カルモくんのこの補償は清算するための費用を軽自動車で15万円、その他の車種では18万円まで負担してくれる嬉しい補償なのです。
この補償があるために定額カルモくんは運転に自信の無い方や初心者ドライバー、ペーパードライバー暦が長かった方などから注目を集めご指名を受けるカーリースとなっています。
ゴールドメンテプランの残念なところ
定額カルモくんのゴールドメンテプランはコスモMyカーリース・スマートビークルのゴールドパックと同様に「フルメンテナンス」のメンテナンスパックとなっています。
しかし、その内容を良く調べるとタイヤは「タイヤメンテナンス」となっていて、バッテリーも「バッテリー交換工賃」となっています。
これは、ゴールドメンテプランの料金にはタイヤ本体とバッテリー本体の費用が含まれていないことを意味しています。
具体的にタイヤメンテナンスはタイヤ、ホイールのバランス調整費用と古いタイヤの処分料に空気を入れる「バルブ」の交換やタイヤローテーションなどの費用です。
新品タイヤは含まれませんので交換が必要になれば軽自動車では別途、約3万円~の費用が必要になります。先にご紹介したコスモMyカーリース・スマートビークルでは含まれる費用ですので少し残念であると言えます。
メンテナンスパックの料金
定額カルモくんのメンテナンスパックの料金は軽自動車とそれ以外で違い、さらに契約期間によっても違います。
定額カルモくんメンテナンスパック料金一覧
カーコンカーリースもろコミのメンテナンスパック
カーコンビニ倶楽部のカーリースサービスがカーコンカーリースもろコミです。
そのもろコミのメンテナンスパックには注意点があります。
それはメンテナンスパックは軽自動車のみが対象となる点です。そのため普通車がご希望でメンテナンスもお任せしたい場合はカーコンカーリースもろコミは対象外となってしまうことが残念です。
しかし、一部で普通車にもメンテナンスパックが利用出来るプランがありますので後ほど紹介します。
メンテナンス契約なしで基本料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 重量税
- 車検基本料金(クーポン使用)
もろコミのメンテナンスパックは1種類
カーコンカーリースもろコミのメンテナンスパックは前述の通り対象が軽自動車のみで種類も1種類とシンプルです。
カーコンカーリースもろコミの契約期間は7年と9年の2種類でしたが、近頃3年と5年の「もろコミ+プラス」が発売されました。しかしメンテナンスパックの詳細が不明なため、ここでは7年と9年契約のメンテナンスパックについて説明させていただきます。
内容 | 9年契約 交換回数 | 7年契約 交換回数 |
タイヤ4本セット | 1回 | 1回 |
バッテリー交換 | 2回 | 1回 |
エンジンオイル交換 | 8回 | 6回 |
オイルエレメント交換 | 8回 | 6回 |
オートマチックオイル (CVT)交換 | 2回 | 1回 |
ブレーキオイル交換 | 3回 | 2回 |
ブレーキパッド交換 | 1回 | 1回 |
Vベルト交換 | 1回 | 1回 |
LLC交換 (冷却液) | 3回 | 2回 |
点火プラグ交換 | 1回 | 1回 |
ワイパーゴム交換 | 3回 | 2回 |
カーコンカーリースもろコミのメンテナンスパックはコスモMyカーリース・スマートビークルと同様にタイヤ本体やバッテリー本体の交換費用が含まれています。
またカーコンカーリースもろコミには契約特典として車検の基本料金が無料になるクーポンがついていますので、メンテナンスパックで上記のような消耗品が交換できれば車検を迎えても特別に出費が必要になることが無く支払いはフラットなままです。
メンテナンスパックの料金
カーコンカーリースもろコミのメンテナンスパックの料金は月々税込で
2,700円~となっています。
この料金は他社と比較しても安く、さらに内容も高額な消耗品交換まで含まれ充実していますのでお得なメンテナンスパックといえるでしょう。
メンテナンスパックが料金据え置きの特選者
カーコンカーリースもろコミには7年契約にのみメンテナンスパックやアクセサリーセットが料金据え置きで乗れる「特選車」というお得なクルマが用意されています。
アクセサリーセットはカーナビやETCバックカメラなどがセットになったパッケージです。
そして、特選車にセットされるメンテナンスパックはタイヤやバッテリーなど高額な消耗品の交換は含まないメンテナンスパックなのですが特選車は軽自動車以外の普通車にも設定があり、有料版のメンテナンスパックでは利用出来ない普通車でもメンテナンスを受けることが出来るのも特徴です。
定額ニコノリパックのメンテナンスパック
定額ニコノリパックはニコニコレンタカーでおなじみの株式会社 MIC(ミック)が運営するカーリースサービスです。
契約期間は基本的に5年間のみとシンプルです。
定額ニコノリパックは基本料金に含まれるものが非常に多いのが特徴で他社では有料の簡易メンテナンスと言える内容まで含まれています。
メンテナンス契約なしで基本料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 重量税
- 車検基本料
- メンテナンス
基本料金に含まれるメンテナンスは
- オイル交換(6カ月毎計9回)
- ウォッシャー液補充
- バッテリー液補充
- クーラント液(冷却水)補充
有料メンテナンスパックは2種類を用意
定額ニコノリパックでは基本料金にオイル交換などのメンテナンスが含まれていますが、さらに有料オプションとして2種類のメンテナンスパックが用意されています。
- ライトプラン +月々2,200円(税込)~
- バリュープラン +月々3,300円(税込)~
ライトプラン | バリュープラン |
|
|
ライトプランとバリュープランの違いはライトプランの内容に加えてバリュープランではタイヤ4本とバッテリー交換が加えられることです。
5年契約のみの定額ニコノリパックですので走行距離の多くない方はタイヤ交換の可能性も少ないためにバリュープランでなくても良いかもしれません。
各社の内容をガチンコ比較
それでは上記4社の内容の主要な項目を表で比べてみましょう。
比較したのは各社のフルメンテナンス(1番高いメンテナンスパック)です。
項目 | コスモ | カルモ | もろコミ | ニコノリ |
車検基本料 | ○ | ○ | ○ | ○ |
オイル | ○ | ○ | ○ | ○ |
オイルエレメント | ○ | ○ | ○ | ○ |
タイヤ | ○ | X | ○ | ○ |
バッテリー | ○ | X | ○ | ○ |
ブレーキパッド | ○ | ○ | ○ | ○ |
ワイパーゴム | ○ | X | ○ | ○ |
エアコンフィルタ | ○ | ○ | X | X |
ロードサービス | ○ | X | X | X |
料金(軽自動車) | 4,860~ 5,724円 | 4,380~ 4,880円 | 2,700円~ | 3,240円~ |
まとめ
今回のように各社のメンテナンスパックを直接比較してみると料金や内容が違っていることが分かります。
フルメンテナンスパックといっても本当にメンテナンス作業のみで交換する消耗品の費用が別途支払いが必要であることもありますので注意が必要です。
またメンテナンスパックに申し込むとリース終了後に「清算」を回避できる定額カルモくんのような補償が付いているメンテナンスパックも魅力です。
総合的にみるとやはりコスモMyカーリース・スマートビークルの内容が充実しています。さらにコスモMyカーリース・スマートビークルの場合全てのメンテナンスパックなどがコスモ石油のガソリンスタンド1箇所で完結するのは何と言っても楽です。
カーリースをご検討中であれば、単純に安さだけではなくリース期間中のメンテナンスについても考慮してご自分にぴったりのカーリースを探してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。