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スタッドレスタイヤの交換時期はいつから?寿命の見方と買い時は?

2018年12月9日

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スタッドレスタイヤの交換時期はいつからが最適?

冬用のジャケットやコート、ダウンなどを着る季節になるとそろそろ車も冬の準備を始める季節です。

夏タイヤから冬の雪道でも安心な冬タイヤ「スタッドレスタイヤ」に交換しましょう。

交換しておけばいつ降りだしても安心です。

 

とはいっても

スタッドレスタイヤっていつから交換するのが良いのでしょうか?

つまり、交換時期ですね。

先に答えを言ってしまうと雪の降り出す1ヶ月以上前が最適です

 

雪が降るのにに間に合わせて交換したいのですが、

初雪って地域によって差があります。

ウィキペディア(Wikipedia)に国内各地の1981~2010年の初雪の平均値が出ていましたので引用してみました。

都 市初雪終雪期間
稚内10月22日5月2日193日
網走10月31日5月9日191日
札幌10月28日4月19日174日
仙台11月24日4月7日135日
新潟11月24日3月30日127日
東京1月3日3月11日68日
横浜11月7日3月11日64日
長野11月21日4月6日137日
名古屋12月20日4月7日78日
金沢11月29日3月28日120日
京都12月15日3月20日96日
大阪12月22日3月11日80日
高松12月23日3月1日69日
広島12月11日3月11日91日
福岡12月15日3月5日81日
宮崎1月21日2月7日18日
鹿児島1月2日2月16日46日
那覇なしなし0日

北から南までかなり違いがありますね。

このように地域によっていつから交換時期になるのか目安になりますが、

出来れば早めの交換がお勧めです。

 

たとえば関東地方の方なら本格的に雪が降る可能性の高い12月・年末~年明けくらいに交換をしようとする方が多いと思います。

高価なスタッドレスタイヤを減らさないために、なるべくギリギリまで交換を伸ばしたいなんて考えもあるかもしれません。

しかしギリギリまで交換を遅らせてもあまり良いことはありません。

  • 雪が降らなくても雨が凍結する可能性がある季節である
  • カーショップ・タイヤショップの交換の待ち時間が長時間になる
  • 想定外に初雪が早い可能性もある
  • スタッドレスタイヤの安全寿命は短いから長持ちさせる必要は無い

雪が降る少し前であっても、この季節は

前日に降った雨が翌朝凍結する可能性もあります。

スタッドレスタイヤは夏タイヤと比較すれば氷上での安全性は各段に違います。

 

そして、本格的な交換時期になればどこのカーショップやディーラーでも

交換は長時間の待ちを覚悟しなければなりません

 

そして、自然は人間の思い通りにはならないもので

降るときには1ヶ月早くても降ります。

 

先ほどのデータで東京は11月3日!となっていますが

、本当のデータですので油断できません。

 

安全のためと、無駄な待ち時間を避けるためにも

1ヶ月前交換を心がけてみてはいかがでしょうか?

 

スタッドレスタイヤのおすすめ購入時期・買い時は?

スタッドレスタイヤのおすすめ購入時期は、

上記の交換時期とほぼ一緒です。

その理由も同じようなものです。

  • 作業が込み合い待ち時間が長時間になる
  • 性能の良い人気タイヤは早めに完売・欠品になる
  • スタッドレスタイヤの種類・サイズの選択肢が無くなる
  • シーズン直前より値引きが減る傾向がある

待ち時間が長くなるのは当然なのですが、

最悪タイヤ自体が買えなくなってしまいます

 

現在各タイヤメーカー特に国内のメーカーは

スタッドレスタイヤの生産数を予測して

余分には生産しません

 

それには在庫をダブつかせて

値崩れするのを防ぐ意味もありますが、

スタッドレスタイヤは

賞味期限を売り物にする特徴があるからです。

 

寿命が短い」ということで

買い替え需要を煽るわけですね。

 

次のシーズンまで売れ残ってしまったタイヤは

古いということで価値が下がり

安く売りさばくしかないのです。

こっそり古いタイヤを黙って売ることも多いのですけどね。

 

スタッドレスタイヤを安く買う買い時は?

このため、買い時

シーズン直前時期が狙い目です。

 

在庫も豊富にあり、販売店もユーザーの目をこちらに向けるために

格安値でスタッドレスタイヤのセールを始めますのでその頃が買い時です

 

それを過ぎて本格シーズンになると需要が高まり、在庫が減ってくれば

値引きをしなくても売れていきますので価格は高値キープになってしまいます。

 

春になりスタッドレスタイヤを夏タイヤに交換するときに

タイヤの山(溝)を確認して、プラットホームに近くなっていたら、

その年の10月~11月くらいに新品のスタッドレスタイヤを購入するのが

一番お得な買い方です。

※スケジュール帳にメモしておきましょう

コストコは意外な穴場タイヤショップ?

スタッドレスタイヤといえばカーショップやディーラー、ガソリンスタンドで購入というのが常識ですね。

でもみなさんが知らない意外な穴場ショップがあの「コストコ」です。

 

食品や生活雑貨などが安くて有名ですが、意外にタイヤを扱っていることはあまり知られていません

それも、とても安いんです

 

実は、タイヤ単品の価格としては特別安くはありません。

では、なぜ安いのかというと、

通常タイヤ交換で追加で支払わなくてはならない費用が無料なんです!

取り付け工賃無料
バランス調整無料
窒素ガス充填無料
チューブレスバルブ交換無料

古タイヤ処分料が1本260円掛かります。(4本で1,040円)

それだけではありません。

取り付け後も、無料で以下のようなサービスが受けられます!

ローテーション無料
バランス調整無料
窒素ガス点検充填無料
パンク修理無料

全て無料なんです。

ですから、タイヤ本体の料金だけで支払いがOKなのでトータルではかなり安く仕上がりますよ。

料金は電話で各店舗のタイヤセンターに直接問い合わせ出来ます。

※土日は込み合うので平日がお勧めです。

札幌011-887-5558
富谷022-348-1148
金沢シーサイド045-791-6007
入間04-2935-2626
前橋027-287-4033
多摩境042-798-6005
千葉ニュータウン0476-48-7625
中部空港0569-38-9007
射水0766-57-0661
浜松053-467-4770
京都八幡075-971-3707
和泉0725-53-5295
久山092-931-9065
かみのやま023-679-8651
幕張043-213-4117
川崎044-270-1132
新三郷048-950-2263
座間046-298-2909
つくば029-850-5609
ひたちなか029-265-1705
野々市076-275-8626
岐阜羽島058-398-5519
尼崎06-6496-1604
神戸078-796-2911
広島082-890-0858
北九州093-693-6114

 

 

スタッドレスタイヤの寿命はここを見よう!

スタッドレスタイヤはいったいどのように寿命となるのでしょうか?

言い換えれば

雪用タイヤとして使えなくなるか?

ということです。

 

スタッドレスタイヤが雪道などで滑らずにグリップするのに必要なのは

  1. ゴムの山がしっかりあること
  2. 柔らかいゴムであること

といわれています。

 

雪道やアイスバーンでタイヤが滑る原因は

タイヤの圧力で染み出てくる「水」のためです。

スタッドレスタイヤが雪道やアイスバーンで走れる仕組みは

大きく深い溝で雪を噛んでグリップし、

サイプと呼ばれる細かい溝が吸水して

ブレーキをかけた時やカーブの時に

柔軟に変形しながら吸い付いてグリップしています。

 

しかしゴムの山(溝)が減って半分くらいになると

スタッドレスタイヤに求められる雪道での性能が減少してしまいます。

 

では、性能が減少しているのはどのように見極めれば良いのでしょうか?

 

プラットホームで確認しよう

スタッドレスタイヤは残り溝の目安として溝の中に何箇所か「出っ張り」があります。

スリップサインのことでしょ?と思われたかもしれませんが、

この出っ張りは夏用の普通タイヤのスリップサインとは違ってプラットホームといいます。

プラットホームはタイヤサイドの目印の位置にあります

※目印はメーカーによって形が違います

 

新品スタッドレスタイヤの溝は約10ミリほどありますのでプラットホームは残り山が5ミリのところにあります。

タイヤの山とプラットホームの高さの違い

 

このプラットフォームが出てしまうとスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)として危険なため冬には使えなくなります。

 

しかし、スリップサインは1.6ミリの高さなので夏タイヤとしてならまだまだ使えます

注意してみるとよく、積雪の多い地域の車が真夏にスタッドレスを履いたままでいるのを見かけるのはそのためで、雪用としては性能がなくなってしまったタイヤを夏に使って履きつぶすということなんですね。

ゴムの柔らかさ

そして、スタッドレスタイヤとしての性能のためにもうひとつ必要なのが

ゴムの柔らかさです。

スタッドレスタイヤのゴムは夏用の普通タイヤと違い、

氷点下の寒さの中でも硬くならずに

雪や氷上で柔らかいままの状態でなくてはなりません。

そのためにゴムが硬くなっていない、ないなるべく新しいものが良いとされています。

 

新しいゴム→柔らかい=スタッドレスの効果がある

古いゴム→硬い=スタッドレスの効果なし

というわけです。

 

実際は新しくても保管方法などによって状態は違ってくるものなので、

タイヤショップなどではゴムの硬さを計る

硬度計」という測定器を用意しているところもあるほど

ゴムの硬さは大事なものらしいのです。

 

スタッドレスタイヤの耐用年数は?

よく、推奨される目安が3~4年であると言われていますね。

 

そこで、いつ生産されたタイヤであるか見るわけなんですが、

タイヤにはいつ生産されたかが分かるように側面に刻印がされています。

この刻印は「セリアル」と呼ばれ、自動車やオートバイなどの、どのタイヤにも付いています。

 

いつ生産されたのかを見るには4桁の番号を確認すれば分かります。

 

前の2桁が第何週目に生産されたのかを表します。

 

後ろの2桁が西暦の下2桁を表します。

そこで、この写真のタイヤは2014年の22週目に生産されたタイヤであることが分かるのです。

これであなたの車のタイヤも何年に製造されたことが分かりますね。

 

でも疑問なのですが、古いスタッドレスタイヤって全くだめなのでしょうか?

 

ゴムの山がないと雪に引っかからないから駄目なのは分かりますよね?

でもゴムが古くなっただけで性能はどのくらい低下してしまうんでしょうか?

5年過ぎや10年経過したスタッドレスタイヤの性能って知りたいですよね?

 

新品~15年物のスタッドレスタイヤの性能比較

古いスタッドレスの性能がどのくらい駄目なのか知りたかったところ、面白い動画を見つけました。

初めに言わなくてはならないのが、これが中古タイヤ屋さんの動画であることです。

「中古スタッドレスも買ってください」のための動画であるのですが、

15年物のタイヤも坂道発進が出来たのにはびっくりしました。

首都高の上り口の坂ってかなり急坂ですよね?。

 

これで分かったのは古いスタッドレスタイヤであっても

山(溝)がしっかりあれば使えないものではない

ということです。

 

タイヤ屋さんの

「3年で交換しましょう!」

はもうちょっと伸ばしてもいいかもしれませんね。

 

でも、私なら5年くらいでやっぱり交換してしまうと思います。

スタッドレスタイヤの数万円をケチって後で後悔したくありませんよね。

 

安全のために可能な限り投資するのは、

大切な人を乗せて走るドライバーの義務

であると思うんですよね。

 

スタッドレスタイヤで注意すること

スタッドレスタイヤを初めて使用する方には注意する点があります。

 

スタッドレスタイヤは雨が不得意

雪道も走れてしまうスタッドレスタイヤだから、

雨にも強いのだろう?

と誤解されることが多いのですが

スタッドレスタイヤは雨は不得意

なのです。

 

スタッドレスタイヤは細かい溝が沢山あるので

吸水性が高いのですが、排水性能が低いため

水を溜め込んだようになり、

路面とタイヤの間に水の幕が出来やすいのです。

 

この状態では車が水の上に浮いているようになり、

ハンドルやブレーキの操作が出来なくなることがあります。

※ハイドロプレーニング現象といいます

 

そのため、

雨の時には夏タイヤよりもスピードを控えて

注意して運転する必要があります。

 

スタッドレスタイヤは高速道路は特に注意が必要です。

 

スキーやスノーボードなどの雪道のドライブでも

日中は解けて路面が濡れた状態になる

ことは多いですからね。

特に磨り減ったスタッドレスタイヤでは更に注意が必要で、

この動画のJAFのテストでは

残り20%まで減った夏タイヤよりも

残り50%のスタッドレスタイヤの方が

制動距離が長いという結果になっています。

 

制動距離が長いのは

止まりにくい

ということですので、

意識して運転する必要があります。

 

スタッドレスタイヤのまとめ

今回はスタッドレスタイヤの交換時期を中心にまとめました。

意外だったのは古いスタッドレスでも山が(溝が)きちんとあれば使えないというものではないということですね。

でも、命を乗せて走るタイヤですから、3年ごととはいわないまでも、早めに新品に交換するべきだと思います。

タイヤ自体の雪やアイスバーンでの性能も上がっていますので、なるべく安全には万全を期して冬のドライブを楽しんでくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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こんにちは!ウーロンです

自称(?)カーリース コンシェルジュとして個人向けカーリースやカーシェアリングなどの新しいクルマとヒトとの付き合い方の情報を発信していきますので宜しくおねがいします。

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