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カーリース各社のデメリットを比較!公式サイトで気付きにくい問題点

2019年10月17日

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カーリースってどれも同じでしょ!

とお考えではないですか?

確かに各カーリース会社の公式サイトをさらっと見るだけでは料金なども大きく変わらなそうですね。

でも深堀しながら公式サイトに書かれている内容を読んでみると各社で内容はかなり違うことに気が付くのです!

その中には問題点と思われることも、、、、

そこで今回はカーリース各社の公式サイトをさらっと見るだけでは気付きにくい点にクローズアップしてみます。

 

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カーリースのチェックすべきポイント

近頃カーリースが急速に注目を集めているのは新車を購入するときのように高額な頭金を用意することなく、初期費用0円で毎月の定額支払いのみで新車に乗れるのが1番の理由です。

また、ローンで新車を購入するときのような審査の厳しさも無く、比較的審査が甘いといわれるのも気軽にカーリースが申し込める理由といえるでしょう。

そのため、カーリースを検討する場合はどうしても毎月支払う料金にばかり注目して比較しがちになりますが、じつはカーリース各社では内容に違いがありますので注意が必要なのです。

そこでカーリース各社の公式サイトで見落としがちな、場合によってはデメリットにもなってしまうチェックポイントをご紹介します。

 

基本料金に含まれる・含まれないもの

カーリースでは料金がほぼ一緒でもリース料金のオプションなどの追加の無い基本料金に含まれるものが違っています。

そのため、あなたの利用期間や走行距離などを含めた乗り方などに合ったカーリースを選ぶことが大切です。

そこで今回はカーリースの代表的な大手4社を例に内容を比較することにしてみましょう。

いずれもテレビCMやネット検索などで目にすることの多い大手カーリースです。

  1. コスモスマートビークル
  2. マイカー賃貸カルモ
  3. カーコンカーリースもろコミ
  4. 定額ニコノリパック

※表では上記太字名に略します

〇:含まれる

△:オプションで含まれる

×:含まれない

内容コスモカルモもろコミニコノリ
自動車税
自賠責保険料
重量税
車検基本料金
簡易メンテナンス
ガソリン値引き××
終了後もらえる××

このように基本料金に含まれる内容はカーリース会社によって大きく違っています。含まれないものの中には高額なものもあるため、長いリース期間では大きな差額となってしまいそうです。

特にコスモMyカーリース・スマートビークルでは基本料金に他社では含まれる自賠責保険料と重量税の2つが含まれていません。そのためコスモMyカーリース・スマートビークルはこの点がデメリットに思えてしまいそうですが、この2つは車検の時に支払うものですので新車登録後に3年で迎える初回の車検を通さない3年以内までの契約であれば問題になりません。

コスモMyカーリース・スマートビークルではメンテナンスパックに申し込むことによって自賠責保険料と重量税の2つが含まれるのですが、メンテナンスパックに申し込まずにオプションで2つを含める内容の契約にすることも可能です。

またカーコンカーリースもろコミと定額ニコノリパックではリース期間中に行う車検の基本的な点検整備料が基本料金に含まれ、自賠責保険料と重量税も当然含まれているために車検時に高額な車検費用が発生することを抑えることが出来るのがポイントです。※消耗品の交換が必要になった場合はその部品代と交換工賃が必要です。

 

また定額ニコノリパックではオイル交換等のメンテナンス料金も含まれ、契約店舗がガソリンスタンドである場合は契約期間中ずっとガソリン5円/Lの値引きを受けられます。

同様にコスモMyカーリース・スマートビークルでも最大5円/Lの値引きを受けることが出来るメリットがあります。

 

さらにカーリースといえばリース期間が終了すれば車を返却するのが基本ですが近頃はリース終了後にそのまま車がもらえるカーリースも登場しています。

車がもらえるカーリースは基本料金でそのままもらえるカーリースと、オプション料金を毎月加算して支払えばもらえるようになるカーリースがあります。

1台の車に長くずっと乗りたい方には車がもらえるタイプがピッタリです。

 

このようにカーリース会社によって同じようなリース料金でも内容はかなり違いますので契約後に後悔しないように内容をよく確認して自分に合った内容のカーリースを選びましょう。

 

メンテナンスパックの内容

カーリース各社では車の点検や整備をお任せ出来るメンテナンスパックがオプションとして用意されています。

そのメンテナンスパックの内容も各社で違い、さらに数種類のプランを用意しているカーリースもあります。

クルマのことがよく分からず、消耗品の交換時期も自分では判断が出来ない人ならプロに全てお任せ出来るメンテナンスパックに申し込めば安心です。

しかし似たように見えても内容が大きく違うことがあり、これは勘違いや気付かないこともあるので注意しなければなりません。

例えばメンテナンス内容に「タイヤ」があったとしてもそれが「新品タイヤ4本交換」であるケースと「タイヤの空気圧などのメンテナンス」であることもあるのです。当然後者はタイヤがすり減って交換を行うときには別途支払いが必要になります。

エンジンオイルやワイパーゴムは交換でタイヤは交換なしでメンテナンスのみであるような場合はうっかりタイヤも交換が含まれると思い込んでしまいそうになります。

しかし、これは「タイヤの空気圧などのメンテナンス」であるメンテナンスパックのカーリースを否定しているわけではありません。「新品タイヤ4本交換」であるケースと「タイヤの空気圧などのメンテナンス」では当然交換してくれるメンテナンスパックの方が追加料金は高くなるでしょう。そのため契約期間がそれほど長くなく、走行距離も短めの方であればタイヤ交換の可能性も低いために「タイヤの空気圧などのメンテナンス」の方があっていると言えるでしょう。

 

ここで各社でのメンテナンスパック内容の比較は数種類のメンテナンスパックがある場合はフルメンテナンスの高額な方の内容とさせていただきます。

またメンテナンスパックの追加料金は期間によって変わることがあるので今回は5年契約の料金とします。

※ホンダ N-BOX G Honda SENSING 料金

〇:含まれる

△:オプションで含まれる

×:含まれない

内容コスモカルモもろコミニコノリ
メンテナンスパック/月5,610円4,970円2,750円3,300円
リース料/月25,410円26,510円29,040円25,960円
車検整備
法定12ヶ月点検
オイル交換
オイルエレメント交換
バッテリー交換交換作業のみ△※交換
タイヤ交換メンテナンス△※交換
ブレーキオイル交換
ブレーキパッド交換
ワイパーゴム交換
ロードサービス×××

返却時の

原状回復費用補償

×××

※もろコミのタイヤ、バッテリー交換は7年契約以上から。

コスモMyカーリース・スマートビークルでは全国展開のコスモ石油のガソリンスタンドのネットワークを利用した「ロードサービス」がセットされているのが特徴です。クルマの任意保険にもロードサービスがセットれれていることがありますが、その場合は年に1回までが無料で2回目以降は有料となることもありますので、コスモMyカーリース・スマートビークルのメンテナンスパックにロードサービスが付いているのは強い味方です。

 

さらに定額カルモくんでは有料のメンテナンスプランに「返却時の原状回復費用補償」がセットされています。

カーリースでリース期間終了時に返却した車にダメージなどが見つかると「清算」をしなければならないことがあるのですが、返却時の原状回復費用補償があればその費用を軽自動車で15万円、その他では18万円まで負担してくれる嬉しい補償です。これがあるために定額カルモくんは初心者ドライバーや少し運転に自信がない方から支持されているカーリースです。

 

リース終了後もらえる?

基本料金に含まれる・含まれないの項でも紹介しました通り、近頃リース終了後にクルマがそのままもらえるカーリースが登場して話題となっています。

今回紹介中の大手4社では基本契約でそのまま車がもらえるようになっているのは「カーコンカーリースもろコミ」の7年、9年契約のみとなっています。

カーコンカーリースもろコミでは契約期間が3年、5年、7年、9年の4種類から選ぶことが出来ますが、3年と5年は通常通り終了後は返却するタイプの契約で、7年と9年がもらえる契約です。

 

さらに定額カルモくんではオプションでリース期間終了後にクルマがそのままもらえるようになる「乗り放題オプション」オプションを2019年から開始しています。

毎月のリース料金にオプション料金を追加することでクルマは自分のものになります。

もらえるオプションには条件があり、契約期間が7年以上で車種が軽自動車とコンパクトカーに限定されています。

その追加料金は7年契約で毎月550円税込、8年では440円税込、9年以降~11年では330円税込となっています。

 

走行距離制限の上限距離

クルマの価値を大きく左右してしまう事柄の一つが走行距離です。

走行が多すぎるクルマは中古車として販売する場合も敬遠されてしまうのでカーリース各社では契約期間中の走行距離の上限を設定してクルマを貸しだしています。

その上限距離もカーリース会社によって違いますので、ご自分の過去の平均的な走行距離を確認して不足の無い上限走行距離のカーリースを選ぶようにしましょう。

今回の4社では1か月あたりの距離は、

各社の走行距離制限

  • コスモMyカーリース・スマートビークル:500、1,000、1,500キロの選択式
  • 定額カルモくん:1,500キロ
  • カーコンカーリースもろコミ:2,000キロ
  • 定額ニコノリパック:1,000キロ

このような上限走行距離が設定されています。

ちなみに、国土交通省「継続検査の際の整備前自動車不具合状況調査」では自家用車の年間平均走行距離は10,575kmとなっていますので1か月1,000キロの定額ニコノリパックでも十分な走行距離です。

 

また、カーコンカーリースもろコミの7年契約と9年契約で最後まで乗ってそのままクルマをもらう場合は走行距離制限は関係なく走り放題となります。

同様に定額カルモくんで乗り放題オプションオプションを契約してクルマをもらう場合も自分の車になりますので走行距離制限はなくなり、走行距離超過による違約金の支払いとは無縁になります。

 

カーリースは走行距離制限があることがデメリットと言われることがありますが、日本のドライバーの平均的な利用であればデメリットとなることは少ないと言えるでしょう。

しかし、仕事や趣味で多く距離を走行すると自覚のある方は要注意です。その場合は車がもらえて走り放題のカーコンカーリースもろコミや定額カルモくんがおすすめとなります。

 

納車までの流れの違い

カーリースの申し込みから納車までの流れはどのカーリースでも同様の流れなのですが、納車までスマホやPCでネットのみで完結するものと、店舗に来店が必要なものに分かれています

今回の4社ではコスモMyカーリース・スマートビークルと定額カルモくんが来店不要で納車まで可能なカーリースで、カーコンカーリースもろコミと定額ニコノリパックは申し込みや審査をスマホやPCで行い、その後店舗へ出かけるのが基本的な流れとなります。

しかし、近頃定額ニコノリパックでは店舗がお近くにない方のためにクルマを自宅やお近くまで届けてくれる「お届けプラン」を始めました。このお届けプランでは担当者と電話で相談しながら店舗に訪問する必要なく納車まで出来るプランとなっています。

スマホやPCのみで納車まで出来るカーリースであれば忙しくて日中に時間がとれない方でもご自分の都合のよい時に申し込みやその後の手続きが可能ですので便利にご利用いただけます。

 

まとめ

どれも同じように思えるカーリースも内容に多くの違いがあることをお分かりいただけたでしょうか?

今回の内容をまとめてみます。

  • 基本料金に含まれるものをチェック:自分に必要か?デメリットにならないか?
  • メンテナンスパックの内容:自分の使い方で必要なものと不要なものをチェック
  • もらえるカーリース:定期的に乗り換えるか?ずっと乗るか?
  • 走行距離制限:過去の走行距離を確認して余裕のあるものを
  • 納車までの流れ:全てオンラインで完結するか?店舗で話をして決めたいか?

このような内容をチェックしてから申し込めば後で後悔ということは無いはずです。

各社の内容をチェックして自分にとって問題とならないなら、それはデメリットではありません。

ご自分にピッタリのカーリースを見つけ出して快適なカーライフをお迎えください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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こんにちは!ウーロンです

自称(?)カーリース コンシェルジュとして個人向けカーリースやカーシェアリングなどの新しいクルマとヒトとの付き合い方の情報を発信していきますので宜しくおねがいします。

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バイクツーリング(特に北海道)

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