カーリースで本当に1万円代の均等払いで乗れる新車の最安値を調査！

「カーリースあるある」のナンバー1はテレビＣＭやチラシ広告を見て、

「新車が月々1万円～」

とか

「8,000円で新車に乗れます～♪」

のようなものにびっくりして良く見ると小さな文字で

ボーナス加算○○万円×年2回

などと書かれている「ガッカリあるある」ですね。

「チッ！」て感じになりますね。ほんとに。

それでは、

本当に毎月の均等払いのみで乗れる新車の乗用車のカーリースの料金は月額いくらからなのでしょうか？

利用するしないは別として最安値が気になりませんか？

もちろん頭金もボーナス払いの加算も無い純粋に月々の均等払いのみの支払い方法とします。

興味のある方は少しだけおつき合い下さい。

1番安いのはどの車？

カーリースのリース料金が1番安いのは当然ですが、新車の車両価格が1番安い車になります。

もちろん安さを追求すると中古車のカーリースになるのですがここではおすすめしていません。

≫ 参考：中古車のカーリースって安いけどどうなの？と聞かれて困ってしまう訳

そこで国産車の新車の乗用車で最安値の車両価格を探せば自然と軽自動車が候補となります。

その中でも最近人気の「ハイトワゴン」タイプとなると軽自動車の中では高額でコンパクトカーと変わらない価格ですので今回は却下。

じつは、ハイトワゴンなどに対して価格が飛び抜けてリーズナブルな2台があります。

それが

この2台になります。

この2台はタントやＮ－ＢＯＸなどのハイトワゴンと比較すると背が低く見える分狭く感じてしまいますが、実際には高さはそれほど低くなく、大人4人でも十分な広さがあるのがこの2台です。

ミライースの後席

それと、この2台は軽量で背の低い分、空気抵抗も少なく作られているために燃費性能がとても高くハイブリッド車に匹敵する高燃費なのが特徴です。

JC08モード燃費はアルトが37.0km/Lでミライースが35.2km/Lですのでお財布に優しい2台です。

ミライースＢ

この両者ではミライースのほうが車両価格が若干安く、アルトに対して発売も遅く設計が新しいためにダイハツミライースのリース料金を調べてみることにしましょう。

カーリース各社の月々のリース料金最安値は？

それではカーリース各社の月々のリース料金を見ていきましょう。

今回は頭金やボーナス加算なしでの月々均等払いの料金を比較します。

コスモMyカーリース・スマートビークル

■期間：3年、5年、7年

■リース料金

• • 7年：月額 15,984円×84回
  • 5年：月額 19,548円×60回

• 3年：月額 26,676円×36回

■備考：ゴールドパック（メンテナンス）7年では5,724円／月加算

■特徴：ゴールドパック（有料）にはロードサービス付き、ガソリン5円/Ｌ引き

■参照：【コスモ石油公式】スマートビークル

定額カルモくん

■期間：1年～9年（1年きざみ）

■リース料金

• 9年：月額 14,040円×108回
• 8年：月額 15,120円×96回
• 7年：月額 16,200円×84回
• 6年：月額 18,036円×72回
• 5年：月額 19,872円×60回
• 4年：月額 22,464円×48回
• 3年：月額 24,624円×36回
• 2年：月額 32,184円×24回
• 1年：月額 83,784円×12回

■備考：ゴールドメンテプラン9年では4,380円／月加算

■特徴：7年～9年契約はリース終了後、クルマがもらえるオプション有り。

■参照：安心、おトクなマイカーリース「定額カルモくん」

オリックスカーリース（オリックス自動車）

■期間：5年、7年、9年

■リース料金

• 9年：月額 13,176円×108回
• 7年：月額 15,660円×84回
• 5年：月額 18,684円×60回

■備考：メンテナンスパック無し、車検無料クーポンとオイル交換無料クーポン付き

■特徴：7年と9年契約はリース終了後、クルマがもらえます。

■参照：オリックス自動車

日本カーソリューションズ

■期間：5年、7年、9年

■リース料金

• 9年：月額 14,796円×108回
• 7年：月額 16,416円×84回
• 5年：月額 17,820円×60回

■備考：車検基本費用とおすすめ部品の交換をセットにした「らくらく車検」もセット※楽天申込み特典

■参照：日本カーソリューションズ株式会社

カーコンカーリースもろコミ

※カーコンカーリースもろコミでは上級グレードの「Ｌ］の料金になりますので参考までにご覧ください。

■期間：7年、9年

■リース料金

• 9年：月額 14,688円×108回
• 7年：月額 16,956円×84回

■備考：メンテナンスパック無し、車検無料クーポン付き

■特徴：リース終了後は両期間共にクルマがもらえます。

■参照：カーコンビニ倶楽部

実質的に最安なカーリース料金を考察

上記の各社の料金を表にまとめました。

※コスモMyカーリース・スマートビークルのみ最長契約期間が7年となっています。

今回の5社の中ではオリックスカーリースが13,176円で月々均等払いの最安値になりました。これなら「月々1万円で新車に乗れる！」というＣＭやチラシ広告に近い金額ですね。

でも、カーリースはこの月々の料金だけでは本当に安いのかは分からないのです。

それは、カーリースは月々のリース料金に車にまつわる色々な費用が含まれているのですが、各社で含まれる内容が少しずつうからです。

いくら、月々の料金が安くても別途支払いが必要な費用が多ければ意味がありませんよね？

一般的なカーリースでは月々支払う料金の中に自動車税や車検時に支払う自賠責保険料や自動車重量税などは含まれますが、さらにその他の費用が含まれるカーリースもありますので表にしてみます。

※税＝自動車税、自倍＝自賠責保険料、重＝自動車重量税、車検＝車検基本料金、メ＝メンテナンスパック、も＝車がもらえる

表にしてはみましたが、各社で独自の特典がまだあります。

特典が一番多いのはオリックスカーリースですがメンテナンスプランは用意されていません。しかし特典の車検無料クーポンの中には基本点検整備費用（総合検査料・代行料・印紙代）のほかにエンジンオイル・オイルエレメント交換、タイヤローテーション、バッテリー液・ウォッシャー液補充、ブレーキオイル交換、ロングライフクーラント交換が含まれています。車検無料クーポンはリース期間分もらえますので、9年契約では3回の車検時に毎回これらの交換が無償で行えるのです。さらにリース期間中の車検時以外のオイル交換クーポンももらえますのでコスパは抜群です。

オリックスカーリースは月々の料金も一番安かったので今回のミライースの料金比較においては実質的にも1番お得な新車のカーリースであると言えそうですね。

しかし安ければＯＫというわけではなく、実際に決める時にはご自分のニーズに合わせた特徴のあるカーリース会社選びが大切です。たとえば日本カーソリューションズには新車に慣れるまでの一年間、1事故に限り修理費用を自己負担は1万円で最大10万円まで補償してくれる「ミスルくん保証」が付いています。これを利用すれば自動車保険（車両保険）を使いませんので自動車保険が等級落ちすることもありません。そのため初心者の方や運転にあまり自信のない方、ペーパードライバーだった方たちにはこちらのリース会社の方が魅力に感じるかも知れません。

有料のメンテナンスパックですが、コスモMyカーリース・スマートビークルのゴールドパックには全国展開のコスモ石油のスタンドのネットワークを活かしたロードサービスが付いています。降雪地域の方などには多少月々の料金が上がってもこちらが安心と感じるのではないでしょうか？

まとめ

頭金やボーナス加算なしで乗れる新車の月額の最低料金を主要カーリース会社で比較してみました。その結果毎月13,000円ちょっと支払うだけで車検まで含まれて（！）乗れることが分かりました。さらにリース終了後は車がもらえるのですから魅力に感じるのではないでしょうか？

車を1番お得に自分の物にする方法は当然ですが「現金一括購入」です。もし、そのような貯金があっても車を購入して一気に貯金が減ってしまうと心配になってしまいますね。ローンで購入するのも20～30％の頭金が必要です。このようなまとまったお金を用意するのが今はむずかしなら、初期費用なく月々13,000円ほどで新車に乗れるカーリースは良い選択かも知れません。

最後までお読みいただきありがとうございます。