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一般的なカーリースには契約期間中の走行距離の制限が決められています。
なぜ、カーリース会社はそんな意地悪なことをするのかと思いませんか?
それは距離の制限をしないと車の価値を保つのがむずかしくなってしまうからなのです。
カーリースは車を借りるサービスですから、リース期間が終われば車を返却します。
返却された車はカーリース会社が中古車としてリースしたり販売したりするのですが、
制限無しに走り過ぎてしまった車では売ることも貸すこともむずかしくなってしまうのです。
あなたが同じ年式の同型の中古車を買うとすれば、10万キロ走った車よりも5万キロの方を選びますよね?
このような理由でカーリースの走行距離制限は決められているのです。
コスモマイカーリース「スマートビークル」の走行距離
一般的なカーリースでは走行距離制限は一律何キロと決められ、1,000キロくらいに設定されることが多いようです。
コスモマイカーリース「スマートビークル」では乗り方にあわせて3つの距離から選ぶことが出来ます。
- 500キロ/月(6,000キロ/年)
- 1,000キロ/月(12,000キロ/年)
- 1,500キロ/月(18,000キロ/年)
走行距離は多く設定するほど月々のリース料金は高くなります。コスモMyカーリース・スマートビークルは「車が必要だけど距離はあまり乗らない」ような人にも月あたり500キロの設定があるために無駄なく乗れるのも特徴です。
- 500キロ/月の場合では1日あたり約16キロ
- 1,000キロ/月の場合では1日あたり約33キロ
- 1,500キロ/月の場合では1日あたり約50キロ
1日平均ですと500キロ/月の16キロは短すぎる気がしてしまいますが、実際にある調べによると日本人の平均走行距離は月あたり400キロ未満であったそうです。
また誤解している方が多いのですが月あたりの走行距離制限というのは分かりやすく表示するための目安であり、リース終了時のトータルで制限を越えなければ問題ありません。
たとえば500キロ/月で3年のリース期間契約の場合は
500キロ×36ヶ月(3年)=18,000キロとなります。
リース期間満了時に18,000キロを超えなければ良いので、月に500キロを超えて走行してはいけないという意味ではありません。
ゴールデンウィークやお盆休みに沢山走行しても他の月に走行を控えめにしてトータルで超えなければ大丈夫なのです。
たとえば1,000キロの走行距離制限では?
実際に月あたり1,000キロではどのような乗り方が出来るのでしょうか?
Aさん一家の場合
35歳の女性Aさんは片道15キロの会社まで月に20日車で通勤しています。
毎朝、途中の最寄り駅まではご主人と一緒に行き、会社に向かいます。
休日は近くの大型商業施設に買い物に出掛けたり、ご主人、小学生の子供と3人でドライブに出掛けたりもします。
その場合の月間走行距離は
- 大型商業施設に買い物5回:5キロ×5往復=50キロ
- 通勤片道15km:15キロ×20往復=600キロ
- ドライブ片道50キロ×2回:50キロ×2往復=200キロ
合計:850キロ
このような利用でも月に1000キロに余裕で収まりますね。
引用:コスモMyカーリースより
さらにAさんは子供の習い事の送迎にも車を利用しています。期間を決めて利用出来るカーリースは、必要な期間だけ車が必要な場合などにもぴったりです。
Aさんは月10回、片道3キロの送迎に車を利用し、ご自分の通院にも片道5キロを月3回利用しています。
その場合の月間走行距離は
送迎片道3キロ:3キロ×10往復=60キロ
通院片道5キロ:5キロ×3往復=30キロ
これを先ほどの合計に加算すると
850+60+30=940キロ
となりますので、まだ急に何かあっても60キロほどの余裕があります。
引用:コスモMyカーリースより
あなたは月あたりどのくらい走行していますか?
車の走行距離は人それぞれで違います。あなたは年間または月あたり平均どのくらい走行しているかご存知でしょうか?
分かるのであればカーリース会社を選ぶ場合に走行距離制限が過去のあなたの走行距離よりも多いものを選ぶ必要があります。
ちなみに分からない場合は、現在自家用車をお持ちならば車検証から確認することが出来ます。
車検証には左側の下の方に過去2回分の車検を受けた時点での走行距離が記載されています。
走行距離計表示値 ○○、○○○km(平成31年??月・・日)
旧走行距離計表示値 ××、×××km(平成29年??月・・日)
上側が前回車検を受けた時の走行距離で、下側が前々回の走行距離になります。
そのため、前回から前々回の距離を引けば2年分の走行距離になりますので
- 「÷2」で1年間の平均走行距離
- 「÷24」で1ヶ月あたりの平均走行距離
となります。
このようにご自分の走行距離を確認して若干余裕を見て、走行距離の上限を決めてください。
走行距離の上限によって料金はどのくらい変わる?
前述の通りコスモのマイカーリーススマートビークルでは走行距離の設定を3種類から選ぶことができるのですが、距離の違いによって月々の料金がどのくらい違うのか気になるところですね?
そこで人気のホンダN-BOXを例に料金の違いを調べてみました。
■車種:ホンダN-BOX
■グレード:G・L Honda SENSING 660cc 2WD A/T
■燃費:JC08モード27㎞/ℓ
契約期間 | 走行距離 | リース料金/月 |
3年 | 500キロ/月 | 34,992円 |
1,000キロ/月 | 36,396円 | |
1,500キロ/月 | 37,260円 | |
5年 | 500キロ/月 | 25,704円 |
1,000キロ/月 | 26,568円 | |
1,500キロ/月 | 27,108円 | |
7年 | 500キロ/月 | 22,032円 |
1,000キロ/月 | 22,680円 | |
1,500キロ/月 | 23,004円 |
このような金額の違いとなりました。
コスモのマイカーリーススマートビークルの契約期間では最短が3年で最長は7年となっています。
7年契約で差額を比較しますと500キロと1,000キロの差額は648円/月ですので7年間では54,432円の差額になります。
同様に1,000キロと1,500キロの差額は324円/月ですので7年間では27,216円の差額になります。
500キロと1,500キロでは差額は972円/月ですので7年間では81,648円の差額になります。
ホンダN-BOXでは走行距離による月々のリース料金の違いはこのようになりました。
詳細:コスモMyカーリース
カーリースの仕組みと走行距離制限の関係
カーリースではリース料金を決める時にリース期間満了時の査定額を予測して、あらかじめ予測した査定額を引いてからリース料金を決めていきます。予測した査定額を「残価」と言います。
契約者は残価を引いた分を支払えばよいのでカーリースの支払い総額はすべてを分割で支払うローンよりも少なくなるのがメリットです。
しかし、リース期間が終わって、返却した車をリース会社が査定した時に車の状態が悪く「残価」を下回ってしまう場合は差額を清算しなければならなくなります。
残価を下回ってしまう原因は大きく2つで
- キズや凹み、車内のひどい汚れやこげ跡など
- 走行距離の上限を超えて走行した場合
このように走行距離は車の価値を下げてしまう原因になります。
このためカーリース会社は車の価値を一定以上に保つために走行距離の制限を設定しています。
走行距離の制限を超過した場合はリース会社により違いがありますが、キロ当たり数円~十数円を違約金として清算する必要があります。超過距離が多い場合は高額になってしまいますので注意が必要です。
まとめ
カーリースは走行距離の制限があるのがデメリットと決まりごとのように良く言われています。しかし、多くのカーリースで採用されている1,000キロの走行距離の上限設定でも多くの方にとってはかなり余裕のある距離なのです。確かに上限がないほうが精神的に楽ですが、上限を設定しないと一部の方でとんでもない距離を走る方もいますので、車の価値を保つためには必要なのです。
コスモのマイカーリーススマートビークルを利用するのでであれば、過去の走行距離をしっかり確認して最適な上限走行距離で申し込むことを忘れないようにご注意下さい。※申し込みの選択画面では初期状態で上限の走行距離は1,000キロになっています。
最後までお読みいただきありがとうございます。