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カーリースにも、ローンでクルマを購入するのと同じような審査があるのはご存知かと思います。
しかし、その審査によっては連帯保証人が必要になることもあるようです。
いったい、連帯保証人が必要になるのはどのようなケースなのでしょうか?
カーリースの審査は何を知りたいのか
カーリースではなぜ審査をしないとクルマをリースしてくれないのでしょうか?
この答えは簡単で、審査をする目的は
ちゃんと支払えそうな人か?
を知りたいからです。
カーリースはリース期間が短くても1年からで、申し込みで多いのは7~9年であるといわれています。
その長い期間、毎月滞納しないでしっかり払えそうか知りたいのです。
あなたがもし、自分の大切な買ったばかりの新車を他人に貸してあげることをイメージすれば知りたいことは浮かんでくるはずです。
- 今の仕事をどのくらい続けているのか?
- その仕事でどのくらい年収があるのか?
- 今、どのくらい借入れ金があるのか?
- 過去にお金のトラブルがあったか?
- 住まいは賃貸?持ち家?
長期間支払いをするためには、仕事をしているのはもちろん、正社員で長く勤めていて、年収もしっかりあるのなら貸す方は安心ですよね。
仕事を短期間で変えているような人は安定した収入が無いように見えて不安になってしまうのです。
でも、いくら年収が多くても今借りているローンの支払いが多いと、カーリースの料金を月々ちゃんと払えるか心配になってしまいますね?
さらに、過去に自己破産などお金に関するトラブルがあったら怖くて貸したくありませんよね?
そして、住まいが賃貸であれば、毎月の家賃の支払いが必要になりますので、現在のローン支払いにさらに加える「支払い」となります。
できれば持ち家=資産を持っている人のほうか安心ではないですか?
カーリースの審査ではこのようなことを調べて審査をします。
過去のお金のトラブルなどは信用情報機関という所に全て登録されていますのでそこから情報を取り寄せて審査に利用します。
カーリースの審査で連帯保証人が必要になるのはこんなとき
審査の結果、直近で自己破産などお金に関するトラブルがあったことが分かった場合はカーリースの審査には通りません。
しかし、そのようなことが無くても審査の基準に対して何かしらの不足があるような場合は
「連帯保証人を付けることを条件」
にして審査を通すことが出来る場合があります。
収入が不足しているので連帯保証人を付ける
定期的な収入があっても審査の基準を満たしていない場合は連帯保証人が必要になります。
一般的にはカーリースの審査の基準となる年収は200万円がボーダーラインと言われています。
しかし、リース会社(審査会社)にもよりますが、年収が基準よりも若干低い場合でも、住まいが持ち家であるなどの理由で審査をクリアするケースもあるようです。
収入が安定していないので連帯保証人を付ける
高額な収入があっても次の月には収入が無いなど収入が安定していない人の場合は間違いなく連帯保証人が必要になります。
- 現在無職である
- 専業主婦
- 学生
このような収入が安定しないというよりも、収入が無い人であっても、連帯保証人を付けることで審査がOKになるケースも多くあります。
勤続年数が不足しているので連帯保証人を付ける
カーリースでは勤続年数の基準を1年以上としていることが多いようです。
現在お勤めの会社の年収が高額であっても1年未満である場合は安定した収入であるとは認めてもらえません。
そのため、他の条件がOKでもお勤めの年数が足りていない場合には連帯保証人を付けることで審査をクリアできるケースもあります。
また非正規雇用よりも正社員であるほうが審査の条件は良くなります。
返済額の比率が高めなので連帯保証人を付ける
審査基準を満たす安定して十分な年収があっても、その収入に対して現在の借入れの返済とリースの支払いを足した支払いの金額の割合が審査の基準に対して近い場合は連帯保証人を付けることで審査をクリアできるケースもあります。
具体的には1年間の全ての支払いの合計が税込の年収の30%近くである場合には連帯保証が必要になることが多くなります。
例:年収300万円なら、
300万円×30%=90万円
となり、ローンなどの支払い全てとカーリースの支払いを全て足した金額が90万円に近い場合は連帯保証が必要になる可能性が高くなります。
連帯保証人の条件とは?
連帯保証人の対象は親族や親・兄弟になりますが、連帯保証人は基本的にしっかり返済能力がある人が条件になります。
言い方を変えればカーリースの審査の基準を全て満たす人に連帯保証人になってもらう必要があります。
そのため連帯保証人の条件は申し込みの審査の基準にと被った(重複した)内容となります。
- 安定した収入がある
- 20歳以上(年齢の上限もあります)
- 正社員で勤続年数が1年以上
- 税金の支払いの遅延や未納分がない
- 暴力団関係者など 反社会勢力ではない
カーリースの申し込みには連帯保証人を付けることで審査をクリアできる可能性がありますが、連帯保証人自体はこのような条件の中で一つでも不適合な部分があると連帯保証人にはなれず、審査をクリアすることも出来ませんので注意が必要です。
カーリース各社の連帯保証人について
カーリース各社によって連帯保証人が必要なケースは違うのでしょうか?
それぞれの公式サイトから調べてみましたので申し込みをお考えなら参考にしてみてください。
カーコンカーリースもろコミ
カーコンビニ倶楽部のカーリースはテレビCMでもおなじみですね。
Q もろコミのリース契約を申込したいのですが、連帯保証人は必要ですか?A 原則不要です。
お客様の職業が「専業主婦」「パート・アルバイト」「学生」など安定的な収入が見込めない場合は、安定収入のある方の連帯保証が必要になります。
その際には、別途ご案内させていたしますので、お気軽に「もろコミ」にお申込み願います。
【カーコンカーリースもろコミ よくある質問より】
カーコンカーリースもろコミでは、このほかにも「無職」や「未成年」の人でもご家族様などで定期収入をお持ちの方の連帯保証などの必要条件を別途ご案内するということが記載されていました。
詳細:【カーコンビニ俱楽部】
定額カルモくん
定額カルモくんはテレビCMなどはしていませんが口コミの評判で利用者を急速に増やしているカーリースです。
知名度は今は高くありませんが自信をもっておすすめできる「利用者ファースト」なカーリースです。
Q 連帯保証人は必要ですか
A お申込頂いた後、連帯保証人様をお願いさせていただく場合がございます。お客様のご職業が「専業主婦」「パート・アルバイト」「学生」など安定的な収入が見込めない場合は、安定収入のある方の連帯保証が必要となります。
【定額カルモくんよくある質問より】
定額カルモくんでは申し込みの最初に連帯保証人を付ける事は出来ずに審査申込後に、連帯保証人が必要となった方のみご案内することになっています。
コスモ スマートビークル
ガソリンスタンドのコスモ石油のカーリースがスマートビークルです。
テレビCMでご存知の方も多いですね。
Q 専業主婦でも申込み可能でしょうか?
Q 学生でも申込み可能でしょうか?
A 安定的な収入のある方を連帯保証人にご設定いただければ、お申込みいただけます。
Q 今年から働き始めた新社会人なのですが、申込みできますか?
A お申込みいただけます。ただ、勤続1年未満の正社員の方の場合は、連帯保証人のご設定をお願いする場合がございますので、あらかじめご了承願います。
【コスモ スマートビークル よくある質問より】
コスモ スマートビークルでは勤続年数についても1年未満では連帯保証人が必要になるという記述がありました。
詳細:コスモMyカーリース
オリックスカーリース
カーリース最大手のオリックスカーリースもリース終了後にクルマが乗り放題オプションがあり、車検無料クーポンやオイル交換無料クーポンなどコスパの高い人気のカーリースです。
Q リース契約を申込したいのですが、連帯保証人は必要ですか?
A 正社員として1年以上同じ会社に勤続している方であればご本人様のみでお申込みいただけます。(審査の結果、お願いする場合もあります。)
また、お客様の職業が「専業主婦」「パート・アルバイト」「学生」など安定的な収入が見込めない場合は、安定収入のある方の連帯保証が必要になります。
オリックスカーリースも勤続年数について説明がありますが、基本的に各社では勤続1年が基準になっているようですので、もうすぐ勤続1年であるなら、それまで待てば連体保証人が必要なくなりますので少し待ってから申し込むことをおすすめします。
詳細:オリックス自動車
カーリースの連帯保証人についてのまとめ
カーリースの審査で連帯保証人はどんな時に必要になるかを説明させていただきました。
連帯保証人になることは契約者が支払いが出来なくなった場合には契約者に代わって支払いをしなければならない、とても重く大変なものであることを理解しなければなりません。
連帯保証人となってもらうためには、たとえ家族や親族であってもしっかり説明をしてお願いをする必要があります。
場合によっては連帯保証人の収入を証明するものを提出しなければならないこともあるので、軽い気持ちでお願いすると途中で断られる可能性もあります。
申し込み前に早めにお願いをしておくことで、審査申し込み後にカーリース会社から連帯保証人が必要であるといわれてもスムーズに審査を行うことが出来ます。
最後までお読みいただきありがとうございます。