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この記事のタイトルのような質問を先日受けました。
「カーリースって意外と審査が甘めだと聞いたんですが本当ですか?
実は3年近く前にスマホの審査に落ちてしまって・・・それでもイケますかね?
その上、オレ今、無職なんですよね・・・」
27歳だという彼、新型のi-phoneの分割支払いの審査が通らなくて仕方なく古いアンドロイド携帯を使ってるんだそうです。
そこで、もう少し彼に話を聞いてみることにしました。
カーリースの審査は甘いのか?厳しいのか?
話を聞いていて気になったのが、スマホの審査に落ちてしまっていることです。
じつは、カーリースは銀行のマイカーローンの審査に比べると厳しさは甘め、やさしいといっていいレベルなんです。
わかりやすい例として、
「スマホの分割支払いの審査と同じくらいですよ」
なんて説明しています。
そのくらい審査は甘いですよという意味ですね。
しかし、彼はその甘めのスマホの審査に落ちているのですから・・
スマホの審査に落ちる原因は?
スマートフォンの審査に落ちる理由としては・・
- 過去または現在、携帯電話の料金を滞納したことがある
- 強制的な解約処分を受けたことがある
- 金融事故・トラブルを起こしたことがある
- ローンやクレジットを一度も利用したことが無い
上記の1~4に該当すると甘いといわれるスマホの審査にも通りにくくなってしまいます。
スマホ・携帯電話の端末代の支払い状況などは信用情報機関に登録され、情報は共有されていますので携帯キャリア(ドコモやソフトバンク、AUなど)が違っても審査の結果は同じ事になります。
解約処分を受けたり、自己破産や債務整理をした情報も信用情報機関に登録されます。
4の「ローンやクレジットカードを利用したことが無い」という所だけは他と違い、信用情報機関に過去の情報一つも無いとかえって警戒されてしまい審査が通りにくくなってしまうことがあります。
彼に心当たりを聞いてみたところ、過去に何度か滞納したことがあるんだそうです。
ずっとバイト生活で、毎月次のバイト料が振り込まれるまで携帯電話の通話が止められてしまうことが数回あったようです。
カーリースの審査は無職でも大丈夫?
カーリースの審査の目的はただ一つでとても簡単です。
それは、
ちゃんと毎月リース料が払える人であるか?
ということです。
つまり、ちゃんと払えそうな人ならリースの審査は通ります。
でも毎月滞納しないで支払うのに一番必要なことは
安定した収入があるか?
ということなので、無職では厳しいのでは?って思ってしまいますね。
他にも専業主婦だったり学生さんなども安定した収入は無さそうです。
でも、意外なことにこの場合は審査が通ることもあるのです。
ただし、その場合は家族の中の安定した収入のある人を連帯保証人につけるのが条件となります。
カーリースの審査は申し込んでみないと分からない
現在無職でスマホの延滞暦が数回あるという彼は申し込んでも無理だから止めたほうがいいのでしょうか?
実際にはかなり厳しいとは思います。
でも、ご両親が連帯保証人になってくれるのなら一度申し込んでみるようにアドバイスしておきました。
じつは、過去にも似たような例があって、滞納したのが3年前でその後はしっかり携帯電話の支払いをしていた人がカーリースの審査に通ったことがあったのです。
今回の彼も滞納した時期から3年近く経過していて、支払いもちゃんとしているそうなので審査が通る可能性が無いとは言えないと考えたからなんです。
数回程度のスマホ代の滞納程度ではその後の支払いがしっかりしていれば審査が通るケースもありますので、迷っている人がいれば一度審査を受けてみることをおすすめします。
このようなケースでは、本当に審査を申し込んでみないと分かりません。
なぜカーリースの審査は甘いの?
カーリースの審査はクルマという同じ目的のマイカーローンなどに比べて審査の基準が甘いようなのですが、それはなぜなのでしょうか?
カーリース車両の所有権はリース会社
カーリースではリースされる車の所有権は「リース会社」で、使用者が「契約者」となります。
リース車両自体が担保物件となるので審査も甘くなります。
貸すのはお金ではなく車
カーリースの貸し出しは金銭ではなくリース車両なので貸付金にはならないために、同額の金銭の貸し出しよりも審査は甘めになります。
審査を関連会社が行っている
カーリースの多くは審査を自社の親会社や関連するクレジットカード会社が行っています。
関連会社ですから積極的に審査しますので審査は甘くなる傾向にあります。
銀行のマイカーローンとカーリースの審査の違い
カーリースの審査に比べると銀行でマイカーローンを申し込んで車を購入する場合の審査はハードルが高く厳しくなりますが具体的にはどのように違うのでしょうか?
同じ金額の車種を申し込んだ場合の違い
カーリースの料金
カーリースではリースが終了する時のクルマの価格を予想して、車両価格から予想した価格を引いた金額が基本的なリース料金になります。
たとえば、車両価格200万円のクルマのリース終了後の予想価格が50万円なら150万円が基本的なリース料金になります。
このため、同じクルマであってもローンの場合は200万円を借りて車を購入する必要がありますので200万円のローンの審査が必要ですが、カーリースの場合は150万円の審査になりますので金額が低い分、審査の厳しさも下がり甘めとなります。
最低年収のボーダーラインが違う
カーリースでは安定的に支払いが出来るためには最低200万円の年収が必要であるといわれています。
この金額は、自宅が賃貸住宅ではなく持ち家であったりすることで若干下回ってもリースの審査が通るケースもあるようです。
対して、銀行のマイカーローンでは最低年収は350~400万円程度が必要であるとされていて、ハードルは高めです。
またカーリースの審査ではその収入が安定していて、支払いの滞納など無ければ、ほぼ審査が通るのに対して、銀行のローンでは勤続年数などの細かいチェックポイントをクリアしないとローン審査自体を受けることすら出来ないことがあります。
銀行のマイカーローンではクルマを担保にすることも無く現金をそっくり融資しますので審査は当然厳しくなりますが、自動車ディーラーの信販会社のローンに比べれば金利も低くなりますので支払い総額を低く抑えられるのがメリットです。
カーリース審査に落ちないか特徴をチェック!
カーリースの審査は銀行のローンの審査に比べたら甘いものであることが分かりました。
でも残念ながら審査に落ちてしまう人がいるのも現実です。
カーリースの甘めの審査であっても落ちてしまう人の特徴をまとめてみました。
該当するものはないかチェックしてみて下さい。
※リストに該当したら審査に通らないというわけではありません。
- 収入に波があり、年収が200万円未満の人。
- 勤続年数が1年未満の人
- 携帯料金の滞納をしたことがある
- 自己破産、債務整理、代位弁済、他の金融トラブルを起こしたことがある
- スマホを分割支払いで複数代所有している
- 利用していなくても複数のカードローン契約がある
- 連帯保証人がいない人
- 申込書に正しい記載をしなかった人
いかがでしょうか?
このような要素が審査に影響しますので、実現可能な事はカーリース申し込み前にやっておくと審査に通る可能性が上がります。
たとえば勤続年数が1年未満なら1年を過ぎるまで待ったり、スマホの台数を減らすなどのネガとなる部分を無くしてからカーリースの審査を申し込んでみることをおすすめします。
≫ 参考:カーリースの審査に落ちそう?結果が不安ならココをチェックしよう!
カーリースの審査に落ちた時は再挑戦
もしカーリースの審査に落ちてしまったらすぐにあきらめてはいけません。
次のような対策をしてから再挑戦してみましょう!
車種を変える
カーリースの審査も銀行のローンの申し込みと同様に金額が高くなると審査が厳しくなります。
そのため金額を下げるためにグレードを下げたり高額なオプションを外したりする方法と、クルマ自体のランクを下げてしまう方法があります。
将来年収が増えて勤続年数が増えればもっと上のクラスもOKになりますので、それまでちょっと我慢しましょう。
審査の通りやすい家族と共有する
家族にご自分よりも審査に通り易い人がいるなら、申し込み名を変更して一緒に利用する形で申し込んでみましょう。
連帯保証人をつけてみる
連帯保証人については審査後にリース会社から連絡があり、連帯保証人を付けるように言われることがあります。
連帯保証人の条件は自分よりも支払い能力が高い人でなければなりません。
専業主婦や、学生、無職であるのなら、最初から保証人の予定者に声をかけてお願いしておけば審査がスムーズに進みます。
≫ 参考:個人向けのカーリースの審査で連帯保証人を付けるのはどんなとき?
まとめ
カーリースの審査は甘めなのですが、若い人などで勤続年数が少なく年収がまだ少ないと審査に通るのか心配になってしまいますね。
でも過去にトラブルなど無ければカーリースの審査はほぼ通ります。甘いんですよ。
そして、カーリースの審査が通れば頭金なしで新車が届き、月額定額で大きな出費無しでクルマに乗れます。
自動車税や車検でもクルマを購入したのとは違って急な高額な出費がありませんので家計の見通しがよく安心です。
ぜひ、審査をクリアして新車のある生活を楽しんで下さいね!
最後までお読みいただきありがとうございます。