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お金持ちでも、そうでなくてもみんな「安い」のが大好きです!
知り合いの「超」大金持ちも安いのが大好きでとっても「ケチ」です。だから大金持ちになれたんでしょうね。
クルマに安く乗れるカーリースの中でも「中古車」なら月々の料金は新車に比べると相場はさらに安いので近ごろは質問をされることが多くなりました。
こんな質問です。
「中古車のカーリースってさ、とっても安いんだけどどうなの?」
じつはこのような質問って答えに困ってしまうんです・・・
中古車のカーリースはどれくらい安いのか?
最初にお伝えしますが全ての中古車を扱うカーリース会社を見たわけではないので本当の最低料金は分かりません。
年式が古くて走行距離も多く、事故などで修復暦のあるクルマならリース料金の相場も安くなるでしょうね。
また、新車に近いような状態のクルマが安くリースできればラッキーですね。
このように中古車は新車のように品質が一定ではないのが不安なので、ある程度の水準を保った中古車を扱うカーリースを選ぶことが大切です。
たとえば、日本最大のカーリースであるオリックスのカーリースでも中古車のカーリースを取り扱っています。
オリックスカーリースの中古車は全車で検査をおこなって、修復暦の無い車のみを厳選してリースしているので、このようなカーリースなら不安は少なくなります。
国内最大手のカーリース会社ですので中古車リースでも料金の相場がしっかり作られています。
そのリース料金は月々1万円代からの支払いでクルマを探すことが出来ます。
確かに1万円台前半ですから安いようですね。そして、オリックスの中古車カーリースではリース終了後にはクルマがもらえるのも特徴ですので気に入ってしまうのも分かります。
さらにオリックスが運営しているカーリースってだけでも安心ですよね。
だからみんな聞いてくるんですね
『中古のカーリースって安いけどどうなの?』ってね。
カーリースの中古車の注意点
上記のオリックスカーリースでは納車後1年間の補償が付いていて全ての部品が対象ですので、その期間に故障などがあれば無料で修理してくれるので中古車といっても安心です。
納車前には新車のようにぴかぴかにプロが清潔・キレイに磨き上げてから納車してくれます。
それでも「中古車のカーリースいいよ!」とは断言できないのです。
以下のような理由で積極的に中古車のカーリースをすすめられません。否定はしませんが。
- 年式による劣化
- 走行距離による劣化
- 新車リースとの価格差
これはオリックスの中古車カーリースの車両基本情報なのですが、
リース車両は登録が2011年以降で、
走行も10万キロ未満の車両とされています。
この条件であれば軽自動車であっても特に問題なく毎日乗ることが出来るでしょう。国産車ですからね。
でも、上記のクルマですとリース期間は6年(72回)ですから、
リース終了時はかなり古い車となります。
走行距離も10万キロ弱からのスタートでは15万キロを超えてしまうかもしれません。もっと?
基本的に軽自動車やコンパクトカーでは大きめな普通車と比べると耐久性に劣りますので、さすがに15万キロを超えると大掛かりな修理が必ず必要になってきます。
補償の効く1年以内にトラブルが発生すれば無償修理が受けられるのですが、それを過ぎると自己負担修理となってしまいます。
また保障期間内の無償修理であっても、故障があると車に乗ることが出来ずに、修理工場まで行く時間も必要になりますので時間的なデメリットも中古車でカーリースを利用する場合は覚悟が必要になります。
自動車のことがあまり良く分からない方には難しい説明かもしれませんが、
何より問題なのは
「中古のカーリースって安いけどどうなの?」
と質問するほとんどの方が自動車のことがあまりよく分からない人だからなのです。
クルマに詳しかったり、趣味で整備などをする方からはこのような質問はありません。
それは7~8年落ちの10万キロ近く走った軽自動車が6年間乗ればどのようになるかを容易に想像できるからです。
もちろん新車に近いような車両のリースもありますので、それを利用すればよいのですが、その場合は金額的なメリットはほぼ無くなってしまうのです。
カーリース料金比較 中古VS新車
新車に近い中古車と新車でリース料金を比較してみましょう。
ダイハツ ミライース
ダイハツのミライースは最近モデルチェンジをして2代目となりましたので、初代の中古車は価格もこなれてリース料金も安いのですが、走行距離も多く年式も古くなりますので同じ2代目の料金を比較してみます。
- 年式:2018年
- 走行距離:1,000キロ
- その他:修復暦なし、AT、2WD
- 車種:ダイハツ ミライースL SA3
- 装備:カーナビ、テレビ、アイドリングストップ、ABS
このような新車みたいな車両ですが料金は
中古車:8年 17,928円 6年 21,492円 4年 28,944円
新 車:9年 15,444円 7年 18,468円 5年 22,356円
【リース料に含まれるもの】
車両本体価格・登録時手数料・登録時車検整備費用・納車陸送費・重量税(リース期間分)・自賠責保険料(リース期間分)・自動車税(リース期間分)
オリックスのカーリースでは新車と中古車のリース期間を変えてあるため分かりにくいかもしれませんが新車に近い中古車と新車ではほとんど差が無いことが分かります。
ちなみに新車のカーリースの5年契約以外はリース期間終了後にクルマがもらえるのは一緒です。
車にお金や時間をかけたくないなら新車カーリース
中古車のカーリースを積極的に利用する理由としては・・・
- 長い納期を待つ時間がなく、数日ですぐに利用したい
- 新車の販売が終了した車種にどうしても乗りたい
- 安い車なら何でも良い
このような理由が見つかりますが、中古車のカーリースに興味がある理由が単純に「安さ」だけであるのなら新車のカーリースを選ぶべきです。
トータルで考えると車両価格の安い新車のカーリースが一番です。安さでは上記のダイハツ ミライースのようなクルマがベストです。
新車を現金やローンで購入するのであれば、まとまった頭金が必要になりますが、カーリースには基本的に頭金は必要ありません。
頭金無しで、月々定額で新車に乗ることが出来るのがカーリースのメリットです。
カーリースには月々の料金に自動車税や車検の時に支払う自賠責保険料や重量税も含まれますので車検の時の負担も少なめになります。
また先ほどのオリックスカーリースでは「車検無料クーポン」ももらえますので、消耗品の交換なども含めて車検がほぼ負担なしで済みます。
≫ 参考:オリックスカーリースの車検無料クーポンに含まれる内容と自己負担分
そして新車を選ぶ1番の理由は安心感です。新車であればリース期間中の故障もほぼありません。
さらに、車の安全装備は日々進化していますのでご自分と大切な人のために最新の安全装備の搭載された新車が必要と考えます。
10年近く前の車の安全装備とは比較になりません。
≫ 参考:ファミリーカーに古い中古車は絶対に避けるべき本当の訳を動画で確認
個人で中古車のカーリースは短期の利用が多い
カーリースの個人の利用では中古車はあまり多くなく、利用する場合は短期での利用が多い傾向にあります。
理由としては転勤などで短い期間だけ車が必要になったり、納期が長く掛かる新車を購入した人が利用したりと「つなぎ」的に利用するなどのケースが多いようです。
中古車のカーリースについてのまとめ
もちろんお金があれば、中古車のリースなんて見やしないよ!というのが本音ですよね。
でも安いからと中古車のカーリースを利用して結局高くついてしまったとなるのは避けなければいけません。
また少し古い車では安全性も少しだけ劣るのではなく、大きく劣るのでお金には変えられません。
なるべく新車のカーリースを選んでトータルでお金の負担の少ない安全なカーライフを送りましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございます。