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安く買える車といえば中古車ですね。
値段は新車並みの高額なものからスマホよりも安い車もあります。
でも値段が安い中古車にはやはり値段なりのリスクがあることも・・・
そこで新車に比べて格安な値段で購入できる中古車とカーリースを比較してみます!
それぞれのメリットやデメリットを理解してどちらを選んだらよいかの判断にお役立てください。
中古車とカーリースのメリットについて
最初に中古車を購入する場合と、カーリースの場合のメリットを見ていきましょう!
中古車購入は本当にメリットだらけ?
中古車を購入する人には大きく2つのタイプに分かれています。
- 新車の販売が終了してしまった憧れのクルマを中古車で購入する人
- 新車よりも格安なため中古車を購入する人
1のような憧れの対象となっているクルマは場合によっては新車よりも価格が高くなっていることもあります。
しかしそのようなタイプの人は中古車の販売数の中ではごくわずかで、中古車を選ぶ多くの人は
価格が安いから中古車を選んでいます。
中古車の価格は走行距離や年式、修復暦(事故暦)などに応じて安くなりますが、その他の条件として
人気・不人気なども価格に大きく影響します。
特に高級車では最新型=新車にニーズが集まるために、少し古いだけでも大きく値落ちします。
高級車の代表ともいえるメルセデスベンツやBMWなどの中古車の価格を見て安さに驚いたことがあるのではないでしょうか?
「旧型のベンツ」というだけで需要は極端に少なくなってしまうので、旧型でもOKである人には新車価格よりも場合によっては数百万円も安い価格で手に入れられるメリットがあります。
また購入した車をカスタムしたい方であれば、すでにカスタマイズ済みの中古車を購入すれば数十万円から、さらに高額な費用も必要なしでカスタマイズされたクルマに乗ることが出来ます。
クルマのカスタムは純正部品以外は評価されないことが多く、場合によっては買取査定を下げてしまうことすらありますので、当然高額な社外品のカスタムが施してあっても価格に反映されないことがほとんどです。
このように中古車は新車を購入するのと比較すれば購入価格を安く押さえることが出来、運がよければ好みのカスタム済み車も格安で手に入れられることもメリットです。
カーリースには中古車ほどのメリットがあるのか?
中古車のメリットは主に新車と比較してお安く購入できるということでした。まあ、当たり前といえば当たり前ですね。
そして今度はカーリースのメリットですが、よくCMや広告などで
頭金なしで新車に乗れる!
というのを見たり聞いたりしたことがある方も多いと思います。
新車や中古車を購入すれば価格の通常20%程の頭金を用意する必要がありますが
カーリースでは基本的に頭金も必要なく、毎月定額の料金を支払うだけで済みます。
そして、その月々の料金の中には自動車税や車検時に支払う自賠責保険料と重量税まで含まれますので車検の時も含めて大きな出費がありません。
車検のときも定額支払いが可能
カーリースではメンテナンスパックに申し込めば車検代やバッテリーやタイヤなどの高額な消耗品の交換まで含めて月々定額にすることが出来るので家計の見通しも明るくなります。
また、メンテナンスも全てプロにお任せできますので常に整備された安全な状態のクルマに乗れます。
クルマを購入して所有したことがある人なら毎年の自動車税や、車検、タイヤの交換などの不定期にやってくる高額な支払いがどれだけ負担になるのかお分かりだと思います。
カーリースは新車を購入する初期費用まで含めて定額支払いですので、とにかく楽なんです。
車検費用の準備などの必要がなくなるのって革命的ではありませんか?
カーリースのメリットはざっくり言えば
負担が少なく無理のない支払いが出来る
ということでしょう。
中古車購入で注意したいデメリット
中古車購入のメリットはクルマが安く購入できることでしたが、デメリットも当然あります。
それは同じ状態の中古車は絶対にないということです。
前のオーナーがどのような運転をして、どのような場所を走ったか分からない中古車はどこが消耗しているかも分かりません。
新車の同じ車種であれば状態はほぼ同じで、国産車であれば10年、10万キロあたりまでは普通の乗り方であればほぼ故障はしません。
しかし中古車では目に見えるボディの塗装がピカピカでも内部がどれくらい傷んでいて、いつ交換や修理が必要になるのか分かりません。
特に最近多いハイブリッド車のバッテリーの消耗具合などは乗り出して見ないと分かりません。
分からないことだらけなのです。
多分中古車店のプロの査定士や営業担当でもどこがいつ交換が必要になるかは分かりません。
クルマの取り扱い説明書に書いてある目安の走行距離や期間などで推測して判断するだけです。
カーリースと違い中古車の修理や消耗品の交換は全て自己負担となりますので、中古車販売店と補償については契約前によく確認しておく必要があります。
また中古車の価格には走行距離も影響して、距離が少ないほど価格が高くなります。
そのため、中にはメーターの走行距離計を戻して販売するような中古車販売店もあるようですが、素人には判断がつきませんね。
このように中古車の購入にはデメリットというよりも「リスクがある」と言ったほうが正しいかもしれません。
国産車で年式も新しく走行も少ない新車に近い中古車を自動車メーカー系のカーディーラーで購入するのがリスクを少なくする方法ですが、その場合は信頼性と同様に価格も上昇してしまう傾向にあるのが悩ましい所です。
カーリースはデメリットだらけ?
カーリースは中古車を貸し出すサービスもありますが、一般的には新車を貸し出すサービスがメインとなっています。
メリットのところでもありましたが
頭金なしで新車に乗れる
というのがカーリースのキャッチフレーズのようになっています。
新車です!
そのため中古車購入で説明させていただいたような「リスク」 は限りなく「0」であるとお考えください。
新車ですからほぼ故障の心配はありません。
しかし!
やはりデメリットもあり、よく言われるのが、
- 中古車に比べれば高くなることが多い
- お金を支払うのに自分のものにならない
- 走行距離制限があるので走りすぎると請求がある
- クルマを返す時に傷があると修理代の請求がある
- 中途解約すると解約金・違約金が必要になる
このような事がカーリースのデメリットとしてよく取り上げられています。
このようなデメリットをネット検索するとよく見かけるのですが、じつは現状はかなり違ってきているのが事実ですので説明させていただきます。
中古車に比べれば高くなることが多い?
これは当たり前なのですが中古車と新車のカーリースですので当然購入費用は中古車が安いです。
しかし、カーリースでは税金や保険も含まれて新車ですので故障の心配もありません。
確かに1番安いのは中古車を現金一括で購入した場合でしょう。
しかしメンテナンスや車検も含んだ新車のカーリースと比較して7年~9年後はどちらがお得になると思いますか?
また中古車の修理に必要なお金以外に時間も必要になることを忘れてはいけません。
お金を支払うのに自分のものにならない
カーリースはリース期間が終わったらクルマを返却するので自分のものにならないのが常識でした。
でも今はリース後に「車がもらえるカーリース」が登場しています。
カーリースのメリットはそのままに購入したように車を自分名義に出来るカーリースが注目されています
≫ 参考:クルマがもらえるカーリース3社を徹底比較!人気の軽自動車はいくら?
≫ 参考:新車をまとまった頭金なしで無理せず毎月定額で購入する新しい方法
走行距離制限があるので走りすぎると請求がある
カーリースには返却時のクルマの価値を下げないように走行してよい距離を制限しています。
その走行距離制限を超えてしまうとリース終了後に違約金として1キロ超過ごとに数円の料金が請求されます。
日本人の月の平均走行距離は400キロ弱ですが、多くのカーリースでは制限を月当たり1,000キロとしていますので普通に乗るの出ればほぼ問題ありません。
しかし、最近増えてきた「車がもらえるカーリース」では最後は返却の必要なく車がもらえるために走行距離制限を気にすることなく走り放題となります。
クルマを返す時に傷があると修理代の請求がある
カーリースの期間が終わり、クルマを返却する時にクルマに傷や凹みがあると、修理代金を請求されてしまうことがあります。
車内のタバコのこげ跡や、食べこぼし跡なども請求の対象となってしまいますので注意が必要です。
しかし、このような修理代金の支払いを補償してくれるメンテナンスパックを用意したカーリースも登場していますので、運転に自信の無い方や初心者ドライバーにはおすすめです。
≫ 参考:カーリースの落とし穴「違約金」回避OKは定額カルモくんだけ!?
さらに「車がもらえるカーリース」であればリース終了後は自分の車になるので走行距離制限と同様に関係が無くなりますので傷があっても気にせずに乗ることが出来ます。
中途解約すると解約金・違約金が必要になる
カーリースでは基本的に中途解約が出来ませんが、それでも解約する場合は残りの月のリース料金を一括で支払わなければなりません。
そのため、海外転勤などクルマを利用できなくなるような可能性がある場合は十分注意して契約する必要があります。
このようにカーリースのデメリットは「車がもらえるカーリース」の登場で少なくなっています。
中途解約の時の解約金が残っていますが、最後までリースを終えてしまえば関係ありませんね。
あなたは中古車とカーリースどちらに向いている?
購入価格が安い中古車と中古車に比べれば高いけど故障の心配もなく支払いが定額で安心なカーリースではどちらに向いているのでしょうか?
中古車の購入が向いている人
- 車の整備が自分で出来る人や身内に自動車修理工場などがある人
- クルマを元の状態に戻せなくなるようなカスタムがやりたい人
- なるべく最短で車が必要な人
- 過去にお金のトラブルで債務整理、自己破産などをした人
- 最近ローンの申し込みを断られた事がある人
中古車のデメリットが故障の可能性ですので、ご自分でクルマのメンテナンスや修理が出来たり、身内などに修理工場がある場合は中古車を購入しても安く維持できますのでおすすめです。
また新車のカーリースでは通常1~2ヶ月は納期が掛かり、あらかじめ在庫を置いている新車カーリースでも最低2週間は掛かりますので、急ぎの方には数日で納車が可能な中古車がおすすめです。
そして、カーリースには審査があり、厳しくはありませんがお金に関しての整理や破産などがある人は新車を通すのがむずかしくなりますので自動的に中古車の現金購入となります。
カーリースが向いている人
- 頭金の支払いなどで貯金が減るのが心配な人
- 子育て世代の若い夫婦
- クルマの不規則な高額出費を避けたい人
- くるまの面倒な管理をお任せにしたい人
- 定期的に最新の安全な車に乗り換えたい人
カーリースは頭金などが必要ないために貯金などをそのままで新車に乗れるのがメリットです。
何かあった時のことを考えて貯金を残しておきたいと考える方や、子育て世代のご夫婦にも初期費用の必要の無いカーリースが支払いの無理もないためにおすすめすることが出来ます。
≫ 参考:子育て中の車おすすめはスライドドアの軽⇒ミニバンをカーリースで!
そして、車検や自動車税の支払いが来ると大きな出費があるのをカーリースなら月々定額化できますので家計の管理がグッと楽になります。
カーリースでは面倒な自動車税の支払いやメンテナンスなども自分で行ったり管理する必要も無くお任せ出来ますので大きな負担の低減になります。
そして、クルマの安全技術は常に進化していますので、カーリースの5~9年という期間ごとに定期的に最新の安全装備を搭載した新型車に乗り換えることはあなた自身と同乗する大切な方のために必要なことです。
カーリースVS中古車のまとめ
カーリースと中古車のそれぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介させていただきました。
この対決(?)数年前までは制限の多かったカーリースは弱いものでした。
しかし、近頃増え始めた「車がもらえるカーリース」の登場によってカーリースのデメリットが減り、減った分がメリットに変わってしまったように感じています。
新車の時にはとても手の届かなかった高級車がびっくりするような安さで手に入ることも中古車の醍醐味ではありますが、同時に
びっくりするようなリスク
も手に入れてしまっているかもしれませんので注意が必要です。
最後までお読みいただきありがとうございます。