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クルマの性能は各メーカーの努力と競争の結果、日々進化しています。
でも、ひとくちに性能の「進化」といってもいろいろありますね。
- デザイン
- 動力性能
- 環境性能
- 安全性
などなど・・
デザインなどは見るだけで分かりますし、動力性能はちょっと試乗すれば新型車の良さが分かりますね。
環境性能はデータとなって、数値や表などで見ることが出来ます。
燃費がよい車が増えているのも環境性能の進化ですね。
ところが安全性能はどうでしょう?
この20~30年に発売された車はほぼ全ての車にエアバッグや衝突安全ボディなどが標準装備となっています。
ですから、平成以降に生産された車にはそれほど安全性に差が無いように思いませんか?
生存と即死?20年の安全性の驚くべき進化
私も差が無いと思っていた人の中の一人でした。
平成以降の国産車は古くても故障の話は聞かないし、エアバッグもついているので安全。
だから、国産車の中古車で車は十分であると・・・思っていました。
この動画を見るまでは・・・
この実験動画は20年で車の安全性がどれだけ進化したかがよく分かるものです。
メキシコで行われたこの実験では設計が20年違う新車同士で行われました。
銀色の車は日産のティーダで最新型の車です。
対する赤いほうの車は同じ日産ですが、かつて日本で販売されていた7代目のサニーです。
7代目のB13型サニーの発売は1990年1月ですから設計自体は28年も前になります。
サニーの新車?と不思議でしょうが、じつはサニーはメキシコでは2017年まで現地で新車が製造・販売されていたのです。
日産ティーダは実質的にサニーの後継車種です。
同じメーカーの同クラスの車種同士を衝突させる実験なのですが、赤いサニーの方は折り紙のようにくちゃくちゃにつぶれてしまっています。
映像で見る限りあの車内では人間は生存できる空間は無いように見えますね。
そして、驚くことに2017年の製造にもかかわらず、エアバッグが装着されていないのですね。
さすがに現在の日本で発売されている車には全てエアバッグが装着されていますが、国によって違うのですね。びっくりです。
それに対してティーダの方は生存空間がしっかり確保されているのが分かります。
これなら大事に至らずに軽い怪我程度で済みそうです。
ずいぶん違うものだと思いませんか?
そして現在の日本ではまだサニーのような年式の車も現役でたくさん走っています。
まだ、安全性が最優先されていなかった30年前の国産車で最優先されていたのは馬力や快適装備、
そして耐久性=壊れないことでした。
故障知らずの日本車は信頼され、世界中で売れに売れました。
そして20年や30年経ってもその耐久性のおかげで今日も元気に世界中を走り続けています。
言い方を変えれば走ってしまっているのです。
でも、少し古い車のオーナーなら動画を見て分かるように、たった20~30年でも車の安全性は大きく違うことを忘れないでください。
万が一の事故では少し古い車には大きなリスクがあるのです。
ちなみに私は古い車が大好きです。
決して否定はしませんし、古い車を大切にする文化が日本にももっと育ってほしいと思っています。
トヨタカローラ同士の実験 1998vs2015
続いてはトヨタカローラの1998年式と2015年の衝突実験の動画です。
この実験はニュージーランドで行われたため日本と同様の右ハンドルです。
1998年の青っぽいメタリックのカローラは当時日本では販売の無かった5ドアハッチバックですが前半分は日本で発売されていたカローラと同様のデザインです。
カローラも壊れない車の代表のような車で長く乗るオーナーが多いので今でもよく見かけるタイプですね。
実験は上記の日産ティーダとサニーの実験とほぼ同じような結果となりました。
2015年は空間が確保されてエアバッグで護られるのに対して1998年は空間が無くカラダがめり込んでしまっています。
2000年前後のころの車の安全性は日産のサニーだけが低いのではなく、各社同様に同じようなレベルだったことがわかりますね。
そして、2015年のカローラは日産ティーダと同様に生存空間が確保されて安全性が同じように高いことも分かります。
この動画の最後の方にはこのような言葉が出てきます。
「あなたはどちらの車を選びますか?」
大切な人を乗せるのですから聞くまでもありませんね。
さらに長い50年の比較では?
上記の実験は20年ほどの車の安全性の進化でしたが、50年違いの実験がありました。
しかし、古いといっても車はフルサイズオープンの1959年式シボレーベルベアです。
鉄をふんだんに使用した重い車ですので丈夫そうではないですか?
対する相手は2009年式のシボレーマリブです。
結果は一目瞭然。
2009年式のシボレーマリブはボンネットまでがつぶれて衝撃を吸収して車内の生存空間がしっかり確保されています。
それに対して1959年式シボレーベルベアはフロントシートは完全につぶれて、リアシートあたりまで相手の車がめり込んでいるのが分かります。
さすがに50年も違いがあると比較対象ではありませんね。
クラッシクカー・ビンテージカーオーナーの方は十分に注意が必要ですね。
まとめ
今回は車の安全性の進化について動画の実験をみて確認しました。
最後の50年違いはともかく、17年位でも安全性が大きく進歩していて違いがあることが分かりました。
まだまだ街で見かける平成10年以降くらいの年式の車ですが、かなりリスクがあることが分かります。
そして、そのような車に乗っているのが運転経験の浅い若者と、新車時から乗り続けている高齢者が多いのが危険をさらに高めてしまっています。
- スマホをいじりながら古い車でスピードを出して走る若者。
- 判断力の衰えを自覚せずに若いときと同じスピードで古い車で走る高齢者。
自己防衛が必要ですね。
その自己防衛のひとつはなるべく新しい安全な車に乗ることです。
5年~7年くらいで乗り換えていくのが最善と思われます。
そのようなサイクルでご自分と大切な方のために安全な車に乗り換えていく方法のひとつとして注目されているのが個人向けのカーリースです。
頭金無し、定額支払いで新車に乗れ、好きなサイクルで更に安全な新型車にリプレースしていく乗り方をする方が増えています。
現在のカーリースはお客様目線のサービスが充実していて、気軽に見積もり、申し込みが出来ます。
もちろん古い中古車を購入するほうが安いのは分かります。
でも、一番大切なのは安全性。
ご自分そしてあなたの大切な人々。
つまり、ファミリーカーに古い中古車は絶対に選んではいけません。
オンラインで簡単に見積もりが出来ますので一度確認してみてはいかがでしょうか?
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