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新車のカーリースの利用者の月々の料金相場は3万円程度だそうです。
確かに4万円台と聞くと庶民の私は急にビビッてしまいますね。
ところで、
新車をカーリースで1番安く乗るなら、月々いくらくらいになるのでしょうか?
そして、それに必要なオプションも付けるとどうなるか気になりませんか?
単純に好奇心で調べてみましたので、お時間ある方限定でお読み下さい!
カーリースの料金安い王はどの車種?
安いカーリースといえば当然「中古車」のカーリースとなりますが、車の安全性は日々進化していますので、安全な新車に限定させていただきます。
じつは、ちょっと前の年式の車でも安全性は大きく劣りますので出来れば避けたほうが後々後悔しないと思います。
≫ 参考:ファミリーカーに古い中古車は絶対に避けるべき本当の訳を動画で確認
また、月々の料金については近頃テレビやネットで見る「月々8,000円」「月々1万円」などのものは結局ボーナス支払い加算があり、見た目を安くしているだけのものですので、月々定額支払いの料金のみを比較して最安値を決めることにします。※頭金0円、ボーナス追加分なしの支払いです。
そして、選ばれた車種は・・・
最安値車種はダイハツ ミライース
ミライースL
新車で1番お安く乗れる車種はダイハツのミライースでした。グレードは「L]です。
ライバルとしてスズキもアルトもあるのですが、アルトはミライースよりも若干高かったのと、アルトの発売が2014年でミライースが2017年と違いがありますので、新しい方の安全性に期待してミライースを選びました。
アルトでもミライースにしてもハイブリッド車に迫る抜群の燃費で経済性は抜群ですので、車を安くリースして、維持費も安く済ませることが出来てコスト面では最強です。
じつは、ミライースには更にお安い「B」という最低グレードがあるのですが、そちらは完全に企業の営業車用グレードで、リアウインドウが固定式で開閉すら出来ないような装備(?)となっていますので一つ上の「L]としました。新車の車両価格の差額は32,400円ですので、リースの分割払いでの差はわずかです。
ミライースB
ダイハツ ミライースL 料金表(頭金0円、ボーナス加算なし) | |||
カーリース会社 | 期間 | 料金/月 | 含まれるもの |
5年 | 19,980円 | 自動車税 | |
7年 | 16,416円 | ||
9年 | ー | ||
格安マイカーリース「定額カルモくん」 | 5年 | 20,304円 | 自動車税 自賠責保険料 重量税 車もらえる(OP) |
7年 | 16,632円 | ||
9年 | 14,472円 | ||
(カーコンカーリースもろコミ) | 5年 | ー | 自動車税 自賠責保険料 重量税 車検無料クーポン 車もらえる |
7年 | 16,956円 | ||
9年 | 14,688円 | ||
オリックス自動車 | 5年 | 19,764円 | 自動車税 自賠責保険料 重量税 車検無料クーポン オイル交換クーポン 車もらえる |
7年 | 16,524円 | ||
9年 | 13,932円 |
ダイハツミライースLの大手主要カーリース各社の料金はこのようになりました。
メンテナンスパックやオプションは追加していない料金です。
各社それほど料金に大きな差はありませんが、それぞれに含まれるものに違いがありますので注意が必要です。
自動車税は全てのカーリース会社の料金に含まれます。
コスモMyカーリース・スマートビークルではメンテナンスパックに加入しないと車検時に支払う自賠責保険料や重量税が含まれませんが、他の3社では含まれています。
またカーコンカーリースもろコミとオリックスカーリースでは車検無料クーポンがもらえますので車検の時の負担は消耗品の交換を除いてほぼ無料となりますので、車検のときもいつの通りの定額で済むのがポイントです。オリックスカーリースではオイル交換もクーポンで負担なしですのでトータルの出費は少なめです。
オリックスカーリース
≫ 参考:オリックスカーリースの車検無料クーポンに含まれる内容と自己負担分
そして、コスモMyカーリース・スマートビークルを除いた3社はリース終了後には車をもらうことが出来るのも特徴です。定額カルモくんでは月々300~500円のオプション料金を支払うことでクルマをもらうことが出来ますが、カーコンカーリースもろコミとオリックスカーリースでは7年と9年契約で標準で車がもらえる仕様になっています。
以上のように、オリックスカーリースの安さと含まれる内容の多さが魅力的ですが、他社にも細かい長所があり、たとえば定額カルモくんは唯一、新車のカーリース契約期間では珍しい1年から1年刻みで9年まで選べるなどのメリットも有りますので短期間の単身赴任先での利用や期間限定の学校や保育園への送迎に利用したい方には嬉しい内容となっています。
≫ 参考:1年間契約で新車を安くレンタル・カーリースする方法【単身赴任や保育園の送迎】
オプションなどは付けなかったけどどうする?
カーリースではカーナビやETC,バックカメラなどもセットでリース料金に含めることが出来て、取り付けをした状態で納車されますので本来であれば、気軽で便利です。
なぜ「本来であれば」なのかといいますと、オプションも毎月料金が加算されますので、9年も利用すればかなりの金額になってしまいます。
今回は「安く新車に乗る」ことがテーマですのでオプションは一切取り付けずに、納車後に自分で用意することにします。
その前に、オプションで取り付けると総額はいくらくらいになるのか計算してみます。
カーコンカーリースもろコミでは「アクセサリーセット」として月々税込2,160円より以下のものがセットできます。
- カーナビ
- バックアイカメラ
- ETC(音声対応)
- フロアマット
- バイザー
全て実用的で必要なものばかりですが、月々の料金が2,160円よりとなっていますので、9年契約では
2,160円×108回=233,280円より
と結構な金額になってしまいますね。
このようなナビがセットされますが高額になります・・
それでは、これらのオプションをリース会社に注文せずにご自分で納車後に用意すればいくらくらいになるのでしょうか?
参考までにご覧くださいね。
カーナビ
上記の例のカーコンカーリースもろコミでアクセサリーセットの中で取り付けられるカーナビはバックカメラ付きで、オーディオ(音楽)と一体になっている製品のようです。
オプション料金を低く抑えるにはこのカーナビの機種選びが1番大きく影響します。
安く抑えるにはポータブルタイプのナビゲーションを選ぶ事となります。
このようなポータブルタイプのナビであれば価格も1万円代前半とお手頃で、取り付けは電源をシガー電源に差し込んで、本体はダッシュボードまたはフロントガラスに吸盤で取り付けるだけです。
ワンセグテレビも見れますし、ナビとしての案内自体も高額な製品とほとんど変わりはありませんので必要十分です。
しかし、このタイプではバックカメラのモニターとしては使えませんので割りきりが必要です。
ダッシュボードに収まる2DINタイプのナビが欲しいなら
ちなみに、ポータブルタイプでない車のナビ取り付け位置にぴったり納まるタイプ(2DINサイズ)のナビの取り付け工賃は、全国チェーン系のカー用品店では15,000~20,000円あたりが相場のようですので、そのようなタイプを取り付けたい場合は本体価格+2万円が掛かるとお考えください。
少し車に詳しい人ならナビの取り付けは簡単な作業ですので得意なひとが知り合いにいれば聞いてみてはいかがでしょうか?
また、今回紹介しているダイハツの車は2DINのサイズがちょっと特殊で、普通は幅が180mmなのに対して200mmと2センチほどワイドサイズになります。通常の180mmでも取り付けできないことはありませんが、両脇に1センチほど隙間が出来てしまいます。
そのため、専用のワイドサイズのナビを購入するのが無難です。その場合、メーカーによってはナビ製品の品番の後ろに「W](ワイド)となっていたりしますのでお探しの参考にしてみてくださいね。
たとえばこのような製品です。
MDV-L405W 最後のWがワイドサイズという意味ですね。
そしてこのタイプのナビを取り付けるには車種専用の取り付けキットも必要になります。
ナビ本体を車体に固定するための金具と配線類がセットになったものです。
さらに、バックカメラを取り付けたい場合は専用品でなくても汎用品が安くておすすめです。
- ナビ本体:約50,000円
- 取り付けキット:約4,000円
- バックカメラ:約10,000円
- 取り付け工賃:20,000円
以上のように2DINタイプでバックカメラも一緒に取り付けをまでお願いするなら8万円以上は掛かってしまうことになりますが、ポータブルタイプなら1万円代前半で済みます。
どちらをお選びになるかはそれぞれですのでお任せいたします。
ETC取り付け
ETC車載器も本体はセットアップ済みのものが通販などでお安く購入できます。
6千円ほどで購入できますので購入したほうがお得ですね。
取り付けも2DINサイズのナビと同様に車に詳しい人なら簡単な作業です。
ナビの取り付けを同時にするなら一緒にお願いしてみてはいかがでしょうか?
持込でカー用品店で取り付けてもらうと1万円ほどの工賃が掛かります。
フロアマットとバイザー
フロアマットとバイザーも無くてはならないオプションですが純正品は高額ですので、リースでも長期間ではそれなりの額になってしまいます。
しかし、社外品の互換品であればセット販売されて非常にお安く購入できます。社外品といっても実際は純正品とほとんどクオリティーは変わりありません。
じつはカーディーラーでも場合によってはこのような製品を使用していることがあると聞いたことがあるくらいです。
バイザーの取り付けも付属の金具と両面テープで固定するだけで、説明書も付いていますので、初めての人でも迷うことはありません。
オプションを自分で用意・取り付けした場合の合計金額は?
以上のように、納車後に自分でオプションを取り付けた場合の総額は一番安くポータブルナビでOKなら
- ナビ:14,000円(工賃不要)
- ETC:16,000円(工賃1万円含む)
- バイザーマット:10,000円(工賃不要)
合計40,000円となります。安いですね!
カーコンカーリースもろコミでカーアクセサリーセットの料金を毎月支払うのと比較すると、何と20万円近く安くなります!
他のカーリースでも単品でナビやETCなど同等のオプションを取り付けた場合は更に高くなるケースが多くなります。
カーリースで新車最安のミライースに乗るなら、オプションも上記のようにした徹底して安く乗るのも良いのではないでしょうか?
自分で取り付けたオプションは取り外してから車を返却?
カーリースではリース終了時には納車された時の状態に戻して返さないと原状回復のための違約金が請求されてしまいます。
しかし、これを逆に考えれば、元に戻して返すのであればリース期間中のカスタムはOKであるという意味でもありますね。
≫ 参考:カーリースの車をパーツ交換やオールペン、改造のカスタムはOK?
しかし、元に戻さずに違約金を請求されてしまうのは車を返す時になります。
そして、料金比較をしたオリックスカーリースとカーコンカーリースもろコミ、定額カルモくんはリース終了後に車がもらえるカーリースなのです。
つまり、返さないので請求の対象にはなりません。
※中途解約や乗換えをする場合には戻してから返却しないと請求が発生します。
リース期間終了まで乗って車をもらうのであれば、どのように利用してもOK(違法改造は駄目ですが)で、カーリースのデメリットと言われることの多い、走行距離制限を越えたことによる請求や、車体の傷を修理する代金を追加請求されることもクルマがもらえるカーリースでは関係がありません。
最安値で新車のカーリースに乗るまとめ
今回は徹底的にカーリースの「安さ」にこだわってみました。
一番安く新車に乗るならミライースで頭金無しで、月々1万4千円ほどの完全定額料金で、オプションも最初に4万円だけで済むことが分かりました。
これで、自動車税が含まれ、車検も無料で定期的なオイル交換も含まれてしまうのです!
国産車の新車ですから故障も無いでしょうし、燃費も抜群です。
車は安全で燃費良く走ればよいとお考えの方ならぴったりですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。