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スズキワゴンRスティングレーは3代目ワゴンRの内外装を専用のパーツでカスタマイズした上級バージョンとして初代が2007年に登場しました。
現在販売されているワゴンRスティングレーは2017年に発売された6代目ワゴンRと同時に発売され、スティングレーとしては4代目のモデルとなります。
ベースとなる6代目ワゴンRが初代モデルのオマージュを感じさせるスクエアなデザインのフロントマスクとなったのに対し、スティングレーは縦長のヘッドライトがフェンダー方向に長く伸びたアメリカンイメージの専用デザインとなっています。
スポーティーなイメージにカスタマイズされたワゴンRスティングレーですが、エンジンは全てのグレードにマイルドハイブリッドも搭載され燃費性能も優れ、ベースとなったワゴンRの使い勝手の良さはそのままです。
そんなスズキワゴンRスティングレーのリース料金は月々いくらになるのでしょうか?
今回は特に安さにこだわって比較してみます。
頭金も0円でボーナス加算もなしの均等払いでスズキワゴンRスティングレーの新車に乗る場合の最安値を各社で比較してみましょう。
この記事を読んで分かること
- 主要大手カーリース会社のスズキワゴンRスティングレーの月額料金相場
- 主要大手カーリース会社それぞれ独自の特徴
スズキ ワゴンRスティングレーはどんなクルマ?
ワゴンRスティングレー 引用:スズキ公式サイト
ワゴンRスティングレーのベースとなる現行スズキワゴンRは2017年に6代目として販売が開始されました。
先代5代目モデルでは標準のワゴンRとカスタムパーツなどが装備され内外装の違う「スティングレー」の2タイプでしたが現行ワゴンRは標準のワゴンRに2種類のフロントマスクが用意され、「スティングレー」と合わせて3種類の外観へと変化しています。
自動車の車体の基本構造を「プラットフォーム」と言いますが、新型ワゴンRには軽量・高剛性設計の新設計「HERTECT(ハーテクト)」を採用し、さらにボディーと足回りの軽量化を行い、ベーシックグレードの2WD車は5代目モデルと比べると車体がさらにしっかりしながらも20 kgの軽量化を実現しています。その新設計の車体には直列3気筒エンジンが搭載され、ワゴンRスティングレーには全グレードハイブリッドシステムが搭載され、全車CVTトランスミッションが組み合わされています。
燃費について、ワゴンRスティングレーにはそのハイブリッドエンジンにターボ付きと無しのモデルが用意されているのですが、ターボ無しではWLTCモード燃費で25.2km/L、ターボ付きのモデルでもWLTCモード燃費で23.4km/Lを実現しています。
くつろげる室内空間
ワゴンRスティングレー 引用:スズキ公式サイト
ハイトワゴンの代表ともいえるワゴンRの車内は大人4人でも十分なスペースとさらに荷室も確保されています。リアシートの足元もフラットであるために後席の足元のスペースもゆったりしています。
現在の軽自動車はさらに背の高いホンダN-BOXやダイハツタント、スズキスペーシアなどの「スーパーハイトワゴン」と呼ばれるタイプが主流となり注目されていますが、実際に大人4人が乗るのにはワゴンRでも十分な広さです。また背が少し低い分車体の重量も軽く、空気抵抗なども少なくなるためにスーパーハイトワゴンと比べると燃費性能に優れ、発進加速も軽快になるなどのメリットがあります。
カスタマイズされた部分以外の基本的な部分以外はワゴンRとワゴンRスティングレーは共通ですので上記のメリットなども共通です。
ワゴンRスティングレー 引用:スズキ公式サイト
運転席周りは使いやすさにこだわり、水平基調のデザインですがワゴンRスティングレーはブラックベースにシルバーのアクセントが印象的なクールな落ち着きを感じさせるインテリアの仕上げとなっています。
またシートアレンジも多彩で後席はバックドア側からも簡単に倒せ、助手席とリアシートを前に倒せば長尺の荷物が積み込めたり、3人乗車で荷物を積んだり、フルフラットにして仮眠をとったり車中泊をすることも可能です。
じつは室内の有効面積はスーパーハイトワゴンなどとそれほど変わりが無いことはあまり知られていなく、実際にはかなり広いワゴンRなのです。
収納部もとても多く趣味やレジャーに大活躍するアイデアいっぱいのインテリアです。
安全面も予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」が搭載されて安全が確保されています。
スズキワゴンRスティングレーのグレード
ワゴンRスティングレー HYBRID FX 引用:スズキ公式サイト
クルマには装備やエンジンなどが違う数種類の「グレード」が用意されていることが一般的でスズキワゴンRスティングレーにも2種類のグレードが用意されています。
グレード名は「HYBRID X」とタ「HYBRID T」の2タイプです。
「X」は660cc+ハイブリッドで、「HYBRID T」は660cc+ハイブリッド+ターボとエンジンが違うのですが装備にも違いがあります。
HYBRID FXとHYBRID FZはハイブリッド車です。
- HYBRID X
- HYBRID T(ターボ)
今回は安さにこだわった比較ですのでベーシックモデルの「HYBRID X」グレードで料金比較をしてみましょう。
料金は各社公式サイトのカーリース料金シミュレーションより算出した金額となっています。
■グレード:ワゴンRスティングレー HYBRID X
■燃費
- WLTCモード:25.2km/L
- JC08モード:31.0km/L
スズキワゴンRスティングレーのリース料金を比較
コスモMyカーリース・スマートビークル
他のリース会社が最長契約期間が9年であるのに対してコスモのマイカーリーススマートビークルの契約期間は3年、5年、7年ですので単純に月々のリース料金を比較してしまうと不利になります。※リース期間が長いほど月々のリース料金は安くなるため。
コスモMyカーリース・スマートビークルはクルマの整備やメンテナンスなどをお任せ出来るメンテナンスパックを3種類の中から選ぶことが出来ます。
- ホワイトパック:メンテナンス契約なし
- シルバーパック:簡易メンテナンス
- ゴールドパック:フルメンテナンス
リース期間 | ホワイト | シルバー | ゴールド |
3年 | 40,040円 | 42,240円 | 44,990円 |
5年 | 29,370円 | 32,120円 | 34,870円 |
7年 | 24,530円 | 27,500円 | 30,250円 |
※月間走行距離1,000キロで計算
シルバーパックとゴールドパックにはリース期間分の「自動車税」、「自賠責保険料」、「重量税」が含まれますが、ホワイトパックに含まれるのは「自動車税」のみです。
コスモMyカーリース・スマートビークルのここがポイント
コスモのマイカーリーススマートビークルでは月間走行距離を500~1,500キロで選ぶことが出来、距離が多いほど月額料金は高くなります。当然500キロを選択すればお安くなりますが、やはり不安に感じ利方も多いようで、多くの方が1,000キロで申し込みをしているようです。
また、他社の7年契約の相場よりもコスモMyカーリース・スマートビークルが安くなる傾向があるのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルは他社では基本料金に含まれる「自賠責保険料」と「自動車重量税」がコスモマイカーリースの基本料金であるホワイトパックには含まれておりません。しかしその点はシルバーまたはゴールドのメンテナンスパックを選ぶことで追加することが出来ますのでフレキシブルなムダのない契約が可能であるともいえます。
9年の長期契約が無いことでコスモMyカーリース・スマートビークルが不利なように見えますが、じつは累計登録台数5万台を突破して、コスモMyカーリース・スマートビークルは大人気なのです。その理由のひとつとしては他社ではメンテナンスの時に指定の自動車整備工場まで出向かなくてはならないのに対してコスモのガソリンスタンドで給油から車検まで全てお任せ出来るのです。つまり使い勝手が抜群に優れているのですね。全国のスタンドを利用したロードサービスも利用出来るのでとても安心です。
またコスモMyカーリース・スマートビークルだけはリース終了後に車がもらえるようなシステムがないのですが、実際にはカーリース利用者で終了後に買取などをして乗り続ける人は全体の10%ほどで、多くの方は新しい新車のリース車両に乗り換えています。月々定額で新車を乗り継いでいけるのがカーリースのメリットなのですが実際にもそのメリットを利用する人が多いようです。
定額カルモくん
定額カルモくんの契約期間は1年から11年まで1年刻みで出来るのがポイントです。
メンテナンスパックは上記コスモMyカーリース・スマートビークルと似た構成です。
- メンテプランなし:メンテナンス契約なし
- シルバーメンテプラン:簡易メンテナンス
- ゴールドメンテプラン:フルメンテナンス
- プラチナメンテプラン:ゴールド+メーカー保証延長
期間 | ホワイト | シルバー | ゴールド | プラチナ |
1年 | 80,850円 | 84,700円 | 85,820円 | ー |
2年 | 52,140円 | 55,990円 | 57,110円 | ー |
3年 | 39,930円 | 43,780円 | 44,900円 | ー |
4年 | 35,200円 | 39,050円 | 40,170円 | 41,180円 |
5年 | 31,570円 | 35,420円 | 36,540円 | 37,550円 |
6年 | 29,260円 | 32,600円 | 33,720円 | 35,740円 |
7年 | 25,960円 | 29,300円 | 30,420円 | 32,440円 |
8年 | 23,980円 | 27,320円 | 28,440円 | 30,460円 |
9年 | 22,110円 | 25,450円 | 26,570円 | 29,090円 |
10年 | 20,900円 | 24,240円 | 25,360円 | 27,880円 |
11年 | 19,690円 | 23,030円 | 24,150円 | 26,670円 |
■リース料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
※全てのメンテプランに含まれます。
■オプションでリース終了後車がもらえる「乗り放題オプション」※旧もらえるプラン
- 契約期間は7年以上
- 対象車種は全車種
オプション料金(乗り放題オプション加算額)
- 500円/月
※乗り放題オプションはワゴンRスティングレーも利用可能です。
定額カルモくんのここがポイント
定額カルモくんは初心者や運転に自信のない方にも優しいカーリースです。それはメンテナンスパックのゴールドおよびシルバーを申し込むと付いてくる補償によって、リース終了時にキズや凹み、室内の汚れなどがあっても軽自動車で15万円、その他で18万円まで修理代を負担してくれるというもので、業界唯一のものです。
さらに軽自動車とコンパクトカー限定で「乗り放題オプション」が追加設定され、7年以上の契約では月500円の加算でリース終了後に車がもらえるようになります。
定額ニコノリパック
定額ニコノリパックは契約期間が5年と9年のみで9年はリース期間満了後にはクルマがもらえるようになる人気プランです。
基本料金の中に多くのものが含まれるのが特徴で、オイル交換などの簡易メンテナンスまで含まれているのですが、さらにオプションでメンテナンス内容を充実させてお任せにすることが可能です。
- ライトプラン:月々2,200円(税込)~
- バリュープラン:月々3,300円(税込)~
ライトプランは安心のフルサポートメンテナンスでバリュープランではさらにバッテリーやタイヤ4本の交換費用まで含まれるお得なプランです。
定額支払い
- 月々支払額:28,160円(税込)
ボーナス併用支払い
- 月々支払額:11,000円(税込)
- ボーナス月加算額:102,960円(税込)年2回
■リース料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
- 車検基本料1回分
- 簡易メンテナンス費用
■特徴
- ガソリン特別割引
- 車検の基本料金が最初からコミコミ
定額ニコノリパックのここがポイント
定額ニコノリパックはクルマを所有すると必要になる費用の多くが含まれているのが特徴です。
5年契約ですので、新車の登録から3年後に迎える車検を1度通す必要がありますが、車検の基本料金が含まれていますので維持費を安く抑えることが出来ます。
また基本的なメンテナンス費用も含まれているのですが、その内容がオイル交換(9回)、ウインドウォッシャー液、補充バッテリー液補充、クーラント補充と他社では有料となるような充実したものです。
またガソリンスタンド店舗で契約を行った場合はそのスタンドのみですが、店頭価格よりも5円/Lのガソリン、軽油の値引きを5年間のリース期間中受けることが出来ます。
料金を比較してみましょう
上記のカーリース月額料金を比較表にしてみました。
期間 | コスモ | カルモ | ニコノリ |
3年 | 40,040円 | 39,930円 | ー |
5年 | 29,370円 | 31,570円 | 28,160円 |
7年 | 24,530円 | 25,960円 | ー |
9年 | ー | 22,110円 | ー |
10年 | ー | 20,900円 | ー |
11年 | ー | 19,690円 | ー |
※コスモはホワイトパック、カルモはメンテプランなしの料金です。
月々の支払額で1番安いのは11年契約のある定額カルモくんで19,690円の均等支払いでした。1日当たり656円で新車のワゴンRスティングレーに乗れることになります。
期間別に見ますと3年は定額カルモくん、5年は定額ニコノリパック、7年ではコスモMyカーリースがお安いので、期間によって安いカーリス会社が変わることがお分かりいただけると思います。
7年契約ではコスモMyカーリースが安いように見えますが、コスモMyカーリース・スマートビークルの料金は「ホワイトパック」の料金ですので注意が必要です。
コスモMyカーリース・スマートビークルの「ホワイトパック」は他社では基本料金に含まれている自賠責保険料と重量税が含まれていません。
※ホワイトパックにオプションでプラスするか、シルバーパックかゴールドパックを選べば自賠責保険料と重量税が含まれます。
自賠責保険料と重量税は車検の時に必ず支払う費用ですので、車検を通す必要のない3年契約では問題がありませんが、5年以上の契約で基本料金に含まれていない場合は車検の時に別途支払いが必要になります。
例えば7年契約でコスモMyカーリース・スマートビークルの「シルバーパック」にすれば自賠責保険料と重量税も含まれ同じ条件となりますが7年契約で月々27,500円になるためカルモの方がお安くなります。
カーリース各社で基本料金やメンテナンスプランに含まれる内容が違いますので下記の参考記事などをお読みになり、内容をしっかり確認してから契約をすることが大切です。
ワゴンRスティングレーのカーリースまとめ
ワゴンRスティングレー 引用:スズキ公式サイト
今回は人気のスズキワゴンRスティングレーのリース料金を単純に一番安いのはいくらなのか?を大手主要カーリース会社で比較してみました。
結果としては定額カルモくんが安いことが分かりました。
頭金なし、月々19,690円の均等支払いのみでボーナス時の加算もなくスズキワゴンRスティングレーの新車に乗れますのでお得です。※1日あたり656円!
しかし7~9年と契約期間の長いカーリースですからリース期間中に気楽にメンテナンスなどが出来るかなど総合的に考える必要があります。
今回の3社ではコスモMyカーリース・スマートビークルはコスモ石油のガソリンスタンドで全てお任せ出来るのがメリットであると言えます。
月々の料金の安さも大切ですが、リース期間中の使いやすさも考慮して、あなたにぴったりなリース会社やプランをお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございます。