STEP WGN(ステップワゴン)はホンダの5ナンバーサイズのミニバンスタイルの乗用車で1996年に発売された初代モデルは当時の主流であった運転席の下にエンジンを置く商用バンベースではなく、現在では主流のFFレイアウトを採用して床の高さを低くした使いやすさやスクエアでシンプルなデザインなどで大ヒットモデルとなりました。
2017年には初代モデルからの国内累計販売台数が150万台を突破しています。
そのステップワゴン2015年のフルモデルチェンジで5代目となり、縦にも横にも開く「わくわくゲート」の採用や走りと燃費性能を両立させた2タイプのパワーユニット、そしてミニバンならではの広さや使い勝手などにより強豪なライバルの多いミニバンカテゴリーの中でも特に人気の1台です。
引用元:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/
今回はステップワゴン(STEP WGN )のご紹介と、カーリースの料金を各社で比較してみましょう。
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ステップワゴンってどんなクルマ?
引用元:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/
2015年にフルモデルチェンジが行われ、6代目モデルとなったステップワゴン(STEP WGN)は日本国内の道路事情で扱いやすい5ナンバーサイズを維持したまま、いくつかの新機能を搭載して発売されました。
ステップワゴンの特徴
その新機能で話題となったのが「わくわくゲート」と呼ばれる縦にも横にも開くリアゲートです。サイドの4つのドアの他に「第5のドア」として3列目シートへのアクセスが容易になったり、駐車場の後ろのスペースが狭くてリアゲートを大きく開けない時にも少し横に開いて荷物をスムースに積み下ろしが可能です。
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さらにリアゲート側から簡単に3列目シートを左右分割して床下に格納できる「マジックシート」も採用したことにより「わくわくゲート」を利用した後部からの乗り降りを容易にしています。
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ステップワゴンのインテリア・エクステリア
6代目モデルとなったステップワゴンおよびステップワゴンスパーダの外観は曲線を多用した先代モデルから全体的にエッジの効いたシャープなスタイルで、前後のホイールアーチ部分にはスポーツカーのウエストラインのような曲面を取り入れることでシックでありながらスポーティーさも併せ持つホンダならではのデザインです。
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ステップワゴンには専用のエアロパーツやメッキグリル、ドアハンドルなどでカスタマイズされているのスパーダもラインナップしていますが、標準モデルのステップワゴンは左右のヘッドライトがつながったような透明タイプのグリルを採用し、シンプルで優しいイメージのフロントフェイスを作り上げています。
引用元:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/
インテリアはダッシュボード・メーター周りの高さを抑えることで3列目シートを含めて見晴らしがよく開放感の高く、エクステリアと同様に水平基調の直線的なデザインです。
飾り立てることは無く、質感向上を目指したインテリアはホンダが目指す人を中心としたパッケージ思想と共にゆとりを感じることのできるおもてなし空間です。
ステップワゴンインテリアのカラーはブラウン系をメインにグレーや木目調の部材を各所に採用して落ち着いた雰囲気です。
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ステップワゴンのエンジンと燃費
ステップワゴンおよびステップワゴンスパーダに搭載されるのは1.5Lのターボ付きガソリンエンジンの1種類です。※スパーダのみ2.0Lエンジンに2つのモーターが組み合わされた「e:HEV」と呼ばれるハイブリッドが搭載されています。
駆動方式は4WDも用意されます。※スパーダのハイブリッド車は2WD(FF)のみとなっています。
気になるステップワゴンの燃費はJC08モードで15.0~15.8km/Lを実現しています。
安全運転支援システムが全タイプに標準装備
引用元:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/
衝突回避支援ブレーキ機能などを含めた先進の運転支援システムである「Honda SENSING」がステップワゴンスパーダの全タイプに装備されています。※装備しない仕様も用意されています。
- 衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- 路外逸脱抑制機能
- 渋滞追従機能付ACC〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉
- LKAS〈車線維持支援システム〉
- 後方誤発進抑制機能
ステップワゴンスパーダには政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発しているセーフティ・サポートカー S〈ワイド〉に該当する安全運転を支援する装置などが搭載されてドライバーの安全運転を支援します。
ステップワゴン のグレードは?
G・Honda SENSING 引用元:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/
クルマには装備やエンジンなどが違う数種類の「グレード」が用意されていることが一般的でステップワゴンには2つのグレードが用意されています。※スパーダは4種類で合計6種類
- G・Honda SENSING
- G・EX Honda SENSING
今回はいくらからステップワゴンに乗れるのかということでベーシックグレードの「G・Honda SENSING 2WD」グレードで比較してみましょう。
料金は各社公式サイトのカーリース料金シミュレーションより算出した金額となっています。
■グレード:G・Honda SENSING 2WD CVT(AT)
■燃費JC08モード:15.8km/L
ステップワゴンのリース料金を比較
コスモMyカーリース・スマートビークル
他のリース会社が最長契約期間が9年であるのに対してコスモのマイカーリーススマートビークルの契約期間は3年、5年、7年ですので単純に月々のリース料金を比較してしまうと不利になります。※リース期間が長いほど月々のリース料金は安くなるため。
コスモMyカーリース・スマートビークルはクルマの整備やメンテナンスなどをお任せ出来るメンテナンスパックを3種類の中から選ぶことが出来ます。
- ホワイトパック:メンテナンス契約なし
- シルバーパック:簡易メンテナンス
- ゴールドパック:フルメンテナンス
リース期間 | ホワイト | シルバー | ゴールド |
3年 | 67,320円 | 69,520円 | 72,820円 |
5年 | 48,950円 | 52,030円 | 55,330円 |
7年 | 41,690円 | 45,100円 | 48,400円 |
※月間走行距離1,000キロで計算
シルバーパックとゴールドパックにはリース期間分の「自動車税」、「自賠責保険料」、「重量税」が含まれますが、ホワイトパックに含まれるのは「自動車税」のみです。
コスモMyカーリース・スマートビークルのここがポイント
コスモのマイカーリーススマートビークルでは月間走行距離を500~1,500キロで選ぶことが出来、距離が多いほど月額料金は高くなります。当然500キロを選択すればお安くなりますが、やはり不安に感じ利方も多いようで、多くの方が1,000キロで申し込みをしているようです。
また、他社の7年契約の相場よりもコスモMyカーリース・スマートビークルが安くなる傾向があるのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルは他社では基本料金に含まれる「自賠責保険料」と「自動車重量税」がコスモマイカーリースの基本料金であるホワイトパックには含まれておりません。しかしその点はシルバーまたはゴールドのメンテナンスパックを選ぶことで追加することが出来ますのでフレキシブルなムダのない契約が可能であるともいえます。
9年の長期契約が無いことでコスモMyカーリース・スマートビークルが不利なように見えますが、じつは累計登録台数5万台を突破して、コスモMyカーリース・スマートビークルは大人気なのです。その理由のひとつとしては他社ではメンテナンスの時に指定の自動車整備工場まで出向かなくてはならないのに対してコスモのガソリンスタンドで給油から車検まで全てお任せ出来るのです。つまり使い勝手が抜群に優れているのですね。全国のスタンドを利用したロードサービスも利用出来るのでとても安心です。
またコスモMyカーリース・スマートビークルだけはリース終了後に車がもらえるようなシステムがないのですが、実際にはカーリース利用者で終了後に買取などをして乗り続ける人は全体の10%ほどで、多くの方は新しい新車のリース車両に乗り換えています。月々定額で新車を乗り継いでいけるのがカーリースのメリットなのですが実際にもそのメリットを利用する人が多いようです。
定額カルモくん
定額カルモくんの契約期間は1年から11年まで1年刻みで出来るのがポイントです。
定額カルモくんには3種類のメンテナンスパックがあるのですが、スカイラインはメンテナンスプランの対象外となっていますのでメンテナンスパック無しの料金をご紹介します。
リース期間 | リース料金/月 |
1年 | 128,370円 |
2年 | 80,740円 |
3年 | 63,800円 |
4年 | 55,770円 |
5年 | 50,270円 |
6年 | 47,520円 |
7年 | 44,770円 |
8年 | 42,240円 |
9年 | 38,610円 |
10年 | 36,630円 |
11年 | 34,430円 |
■リース料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
定額カルモくんのここがポイント
定額カルモくんは後発のカーリース会社ですが、契約期間が1年から11年までとそれぞれのご都合に合わせて無駄のない期間で契約できるのが他社にはないメリットです。
最長の11年では高額な車種であっても他社と比較してお手頃な月々のリース料金でご利用になれます。
カーコンカーリースもろコミ
カーコンカーリースもろコミは契約期間が7年と9年から選ぶことが出来ますがリース期間終了まで乗るとクルマがもらえるようになるという特徴があります。
■均等支払い(頭金・ボーナス支払い無し)
7年契約:50,270円/月
9年契約:43,010円/月
■ボーナス併用支払い(頭金なし)
※カーコンカーリースもろコミは「L」グレードの料金です
7年契約
- 月々支払額: 20,460円(税込)
- ボーナス月加算額:178,860円(税込)年2回
9年契約
- 月々支払額:20,460円(税込)
- ボーナス月加算額:135,300円(税込)年2回
■リース料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
- 車検無料クーポン
■特徴
- リース終了後車がもらえる
- 車検の基本料金が最初からコミコミ
カーコンカーリースもろコミのここがポイント
カーコンカーリースもろコミの契約期間7年と9年ではどちらの期間を選んでもリース期間終了後には車がもらえます。またリース期間分の車検無料クーポンがもらえますので期間中の維持費も低く抑えることが出来ます。
7年契約には「特選車」と呼ばれる車が用意され、カーナビやETCなどのアクセサリーとメンテナンスパックがリース料金据え置きでお得に利用出来るものですが今回のステップワゴンは設定されていませんでした。
カーコンカーリースもろコミは7年契約と9年契約共にリース期間満了の2年前より返却と乗り換えが出来ますが、その場合はクルマをもらうことは出来ません。リース期間終了まで乗ることでクルマがもらえるようになります。
定額ニコノリパック
定額ニコノリパックはニコニコレンタカーでおなじみの株式会社 MIC(ミック)が運営するカーリースサービスです。
契約期間は基本的に5年間のみとシンプルです。
定額ニコノリパックは基本料金に含まれるものが非常に多いのが特徴で他社では有料の簡易メンテナンスと言える内容まで含まれています。
定額ニコノリパックで公式サイトに掲載されているのは
■5年契約料金
※全て税込料金
均等支払い料金(頭金なし、ボーナス加算なし)
- 月額42,350円
ボーナス加算あり料金(頭金なし)
- 月額33,000円
- ボーナス月加算額年2回 56,100円
基本料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 重量税
- 車検基本料
- メンテナンス
基本料金に含まれるメンテナンスは
- オイル交換(6カ月毎計9回)
- ウォッシャー液補充
- バッテリー液補充
- クーラント液(冷却水)補充
定額ニコノリパックでは基本料金にオイル交換などのメンテナンスが含まれていますが、さらに有料オプションとして2種類のメンテナンスパックが用意されています。
- ライトプラン +月々2,200円(税込)~
- バリュープラン +月々3,300円(税込)~
ライトプラン | バリュープラン |
|
|
ライトプランとバリュープランの違いはライトプランの内容に加えてバリュープランではタイヤ4本とバッテリー交換が加えられることです。
5年契約のみの定額ニコノリパックですので走行距離の多くない方はタイヤ交換の可能性も少ないためにバリュープランでなくても良いかもしれません。
定額ニコノリパックのここがポイント
シンプルな5年契約のみの定額ニコノリパックは期間中の車検費用やオイル交換などのメンテナンスが基本料金に含まれるために維持費も安く、5年ごとに新車に乗り換えていきたい方におすすめしたいカーリースです。
料金を比較してみましょう
上記のカーリース月額料金を比較表にしてみました。
期間 | コスモ | カルモ | もろコミ | ニコノリ |
3年 | 67,320円 | 63,800円 | ー | ー |
5年 | 48,950円 | 50,270円 | ー | 42,350円 |
7年 | 41,690円 | 44,770円 | 50,270円 | ー |
9年 | ー | 38,610円 | 43,010円 | ー |
10年 | ー | 36,630円 | ー | ー |
11年 | ー | 34,430円 | ー | ー |
※コスモはホワイトパックの料金です。
各社の料金はこのようになります。
やはり11年という超長期契約のある定額カルモくんが月額では1番安い結果となり、毎月34,430円の均等支払いで新車のステップワゴンに乗れるということが分かりました。
コスモMyカーリース・スマートビークルは7年が安いのですがコスモMyカーリース・スマートビークルの料金は「ホワイトパック」の料金ですので注意が必要です。
コスモMyカーリース・スマートビークルの「ホワイトパック」はカーコンカーリースもろコミや定額ニコノリパックでは基本料金に含まれている自賠責保険料と重量税が含まれていません。
※ホワイトパックにオプションでプラスするか、シルバーパックかゴールドパックを選べば自賠責保険料と重量税が含まれます。
自賠責保険料と重量税は車検の時に必ず支払う費用ですので、車検を通す必要のない3年契約では問題がありませんが、5年以上の契約では基本料金に含まれていない場合は別途支払いが必要になります。
例えば7年契約でコスモMyカーリース・スマートビークルの「シルバーパック」にすれば自賠責保険料と重量税も含まれ同じ条件となりますが7年契約で月々45,100円になります。さらにカーコンカーリースもろコミや定額ニコノリパックは基本料金に車検の基本料金が含まれています。
カーリース各社で基本料金やメンテナンスプランに含まれる内容が違いますので下記の参考記事などをお読みになり、内容をしっかり確認してから契約をすることが大切です。
まとめ
引用元:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/
今回は人気のステップワゴン のリース料金を大手主要カーリース会社で比較してみました。
結果として頭金なし、月々34,430円の均等支払いのみでボーナス時の加算もなくステップワゴンの新車に乗れることがわかりました。
人気車種であるステップワゴンは中古車でも新車と変わらない価格であることが多いため、頭金無しで月々3万円台半ばの料金で新車に乗れるのはカーリースならではのメリットです。
しかし7~9年と契約期間の長いカーリースですからリース期間中に気楽にメンテナンスなどが出来るかなど総合的に考える必要があります。
今回の3社ではコスモMyカーリース・スマートビークルはコスモ石油のガソリンスタンドで全てお任せ出来るのがメリットであると言えます。
月々の料金の安さも大切ですが、リース期間中の使いやすさも考慮して、あなたにぴったりなリース会社やプランをお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございます。