カーリース

あなたがカーリースに向いている人かチェック!向かないと後悔する?

2019年4月4日

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個人でカーリースを利用する方が急増中です。

頭金不要で、ご自分の予算に合わせた月額定額料金で無理なく新車に乗れるのですから人気なのも納得です。

でも、カーリースの体験者には大絶賛する人と、反対に後悔している人もいるようなのです。

つまり、カーリースにも向き・不向きがあるということですね。

そこで、カーリースの仕組みや体験者の口コミなどから向き・不向きをまとめてみました。

 ご自分がカーリースに向いているのか、または向いていないのかを判断するために、ぜひチェックしてみてください

 

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カーリースに向いている人かをチェック!

クルマを所有する方法は大きく分けて2つあります。

  1. 購入する:現金一括またはローン支払い
  2. 借りる :カーリース

シンプルですね。

 

そして、

「あなたがカーリースに向いているか?」

というのは正確には

「あなたはクルマを現金やローンで購入するよりもカーリースの方が合っているか?」

ということですね。

クルマを購入する多くの方はローンで支払いますので、カーリースとローンで購入する場合を比較しながらメリットを見ていきましょう。

 

初期費用・頭金

クルマをローンで購入する場合は一般的に購入価格の20~30%の頭金の支払いが必要になります。たとえば150万円の軽自動車やコンパクトカーを購入すれば30~45万円の頭金の支払いとなります。

カーリースでは希望しなければ基本的に頭金は必要ありません。そのため、まとまったお金を用意することが出来ない方や、何かあったときのことを考えると貯金が一気に減るのは不安と感じるような方にはローンでクルマを購入するよりもカーリースが向いているといえます。

 

月々の支払い

 

カーリースもローンの場合もクルマ本体の基本的な支払いは月々定額であるのは同様です。

しかしカーリースには月々の支払いの中に毎年支払う自動車税や車検の度に支払う自賠責保険料重量税まで含まれているのが特徴です。さらに、メンテナンス契約をすればタイヤやバッテリーなどの高額な消耗品の交換費用や車検代まで含めて毎月の支払いが一定になるので家計が安定して見通しが良くなります。

また、自動車税はカーリース会社が支払いますので、うっかり支払いを忘れてしまうこともありません。期日管理も必要なくなるわけです。

 

それに対して、ローンでクルマを購入する場合は自動車税の支払いや消耗品の交換、車検の度に別途費用を準備して支払う必要があり、クルマに関する支払いが月によってバラバラになってしまいます。

 

このように、車検の前に高額な費用を準備するようなこと無く、月々のクルマに関する出費を定額に安定させたい方にはカーリースの方が向いているといえます。

カーリースは月々の支払いさえすれば車に関するお金のことをほとんど考える必要がないのがメリットです。

 

支払い総額

ローンでの支払いに比べてカーリースは支払いの総額が安くなります

一般的なカーリースではリースが終了した時の車の下取り価格(残価)を予想して、その金額を引いてから月々の料金を計算します。

ローンで購入する場合は車両購入価格の全てを分割して支払いますので、支払い総額はカーリースに比べて高くなります。

そのためカーリースではローンでクルマを購入するのに比べてワンランク上の車種にしたり、上級グレードにしたり、オプション変えてみたりするような余裕も生まれます。

 

メンテナンスや車検~車の維持

自動車はある程度の距離や期間が経過したら整備・メンテナンスが必要です。状態によっては消耗品などの交換も必要になります。

そのためカーリース会社の多くが「メンテナンスパック」を用意していて、カーリース申し込み者の多くがメンテナンスパックの契約もしています。

 

メンテナンスパックは有料で月々の料金に加算が必要ですが、前述のように車検代や高額な消耗品の交換費用も含めて支払いが一定になるというメリットがあります。

しかし、メンテナンスパックのメリットはそれだけではなく、消耗品交換のタイミングなどを全てプロのメカニックにお任せすることが出来るために常に最高な状態の車で安全に走ることが出来ます

 

カーリースは車に関するお金のことを考える必要がないのがメリットですが、さらに安全に関係するメンテナンスなどについても全てお任せ出来るために考える必要が無くなります。

ローンで購入した場合は消耗品などの交換の判断をすべてご自分で行うか、ガソリンスタンドなどのアドバイスで実施することになりますが場合によっては交換の必要のない消耗品を交換させられてしまうようなこともあるかもしれません。

車のことがよくわからなくて全てプロにお任せしたい方にはメンテナンスパック付きのカーリースが安全面も含めて向いているといえます。

 

ローンで購入するのに比較してカーリースでは上記のようなメリットがあることがわかりました。

そして、このことから分かる

「カーリースに向いている人」は下記のような希望を持っている方になります。

 カーリースに向いているのはこんな人

  • 頭金などの初期費用無しで新車に乗りたい
  • 月々の支払いをフラットにしたい
  • 車検や消耗品交換のたびに必要な高額な出費をさけたい
  • ローン購入では不可能なクラスの新車に乗りたい
  • クルマの面倒な管理をお任せしたい
  • メンテナンスは全てプロに任せたい
  • クルマは故障無く安全に走ればよい
  • ずっと乗るよりも定期的に新車に乗り換えたい

あなたはいくつあてはまりますか?

 

 ワンポイント

ローンの場合は支払いが終われば車は自分のものとなり、カーリースでは一般的に返却することになります。※リース終了後車がもらえるカーリースもあります。

「カーリースはクルマが自分の物にならないのがイヤ」

という方もいらっしゃいます。しかし、カーリースで多い5~9年の契約ではリース終了を迎える頃には車も時間の経過と走行によって交換が必要な部品なども増えてくる頃で故障の心配も必要になってきます。

さらに少し古い車と最新のクルマでは安全性に大きな違いがあるのはご存知かと思います。

≫ 参考:ファミリーカーに古い中古車は絶対に避けるべき本当の訳を動画で確認

カーリースではリース終了後にクルマを買い取るなどして乗り続ける人は10%ほどで、ほとんどの方は安全な最新の新車に乗り換えているようです。

カーリースで新車に乗り換えていけば故障の心配も無く大切な人を乗せても安全に心配なく走ることが出来ます。必要なのは月々の定額支払いのみです。

 

カーリースには向いていない人とは?

 

 

カーリースに向いている人に対して向いていない人はどんな人なのでしょうか?

これには一般的によく言われるカーリースのデメリットの中から答えが見えてきます。

リース終了後に買取をすると高額になる

カーリースはあらかじめリース終了後の下取り価格(残価といいます)を引いた金額でリースの料金を計算しています。そのためリース終了後にクルマを買い取る場合は「残価」を一括で支払う必要があります。さらにカーリースではリース料金に自動車税や自賠責保険、重量税、手数料なども含まれていますが、じつはそれらの金額まで全て金利がかかっているのです。

そのため、総額ではローンで購入するより高くなるケースが多くなります。※ローンの金利によります。

1台のクルマにずっと長く乗りたいのであればカーリースよりもローンで購入するほうがおすすめです。

 

走行距離の制限がある

カーリースの多くはリース終了時に走りすぎでクルマの価値が下がってしまうことをさけるために走行距離の制限を設定しています。

走行距離制限を超過した場合は1キロあたり数円ほどが加算され清算する必要がありますが、超過距離によってはとても高額になります。

日本のドライバーの月あたりの走行距離の平均は400キロ程度という調べがあるようです。それに対して一般的なカーリースでは月あたり1,000~2,000キロ程度の走行距離制限となっていますので必要十分なのですが、仕事や休みに長距離を走って制限を越えてしまうような方にはカーリースは向いていません。

 

改造・カスタムは基本的に禁止されている

カーリースではリース終了後にクルマを返却する時には最初に借りた時の状態でするのが基本になります。

そのため、改造やカスタムをしても元に戻す必要がありますので、戻せなくなるような加工などは出来ません。

納車後にご自分で好みのカーナビやタイヤホールの交換は可能ですが、元から取り付けてあった部品などを返却時には元に戻す必要があるために紛失しないようにしっかり保管することが大事になります。

クルマを大改造して楽しみたいような方は残念ですがカーリースには向いていないといえるでしょう。

 

カーリースは中途解約ができない

カーリースは原則として途中解約は出来ません。しかしやむを得ない事情があり、それをリース会社が認めた場合には解約も可能になりますが中途解約の場合は解約金の支払いを請求されます。

その解約金は残りのリース期間のリース料金の未払い分を一括で請求されるために残りの期間が長いと高額になってしまいます。

このようなことから、カーリースの解約期間中に海外に転勤になるなどのライフスタイルの変化でクルマが利用出来なくなる可能性がある方はカーリースの利用はおすすめ出来ません。

 

以上のようなことからカーリースには向いていないと考えられる人は

 こんな人はカーリースに向いていません

  • 1台のクルマにずっと乗り続けたい
  • なるべく安くクルマを購入したい
  • 走行距離制限以上の距離をずっと走っている
  • 改造やカスタムを制限無く楽しみたい
  • リース中にクルマが必要なくなることが予測できる
  • 借りているのが嫌いで自分の物にしないと気が済まない

 

 ワンポイント!

クルマがもらえるカーリースが常識を変える?

カーリースに向いていない人について説明しましたが、その理由はカーリースのデメリットによるものでした。

しかし、最近ではリース終了後にクルマがもらえるカーリースが各社で登場して話題となっています。

なぜ話題になるかと言えば、クルマがもらえることによってカーリースのデメリットがほぼ消滅してしまうからです。

  • 買い取ると高額 ⇒ もらえますので買い取る必要なし
  • 返却時の走行距離制限超過 ⇒ 車を返さないので走り放題
  • 改造・カスタム禁止 ⇒ 自分のクルマなので自由(法律の範囲内で)

中途解約が出来ないのは変わりませんが一定の期間を過ぎると返却や乗換えが出来るものもあります。

この「クルマがもらえるカーリース」であれば、上記のカーリースに向いていない人もほとんどいなくなってしまいます。

カーリースに向いていない人のリストがあてはまった方はクルマがもらえるカーリースの方を検討してみてください。

≫ 参考:クルマがもらえるカーリース3社を徹底比較!人気の軽自動車はいくら?

 

まとめ

カーリースに向いているかのチェック、あなたの結果はどうでしたか?

両方当てはまってしまって困っている方もいらっしゃるかもしれませんが、その場合は補足させていただいた、リース終了後にクルマがもらえるカーリースを利用することで解決すると思います。

そのリース終了後にクルマがもらえるカーリースでも各社特徴がありますので、しっかり比較してよりあなたにぴったりのカーリースを見つけてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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カスタマー目線でクルマの情報をお届けします。 カーシェアリングや個人向けカーリースなどの新しいクルマとヒトとの付き合い方を提案します。

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こんにちは!ウーロンです

自称(?)カーリース コンシェルジュとして個人向けカーリースやカーシェアリングなどの新しいクルマとヒトとの付き合い方の情報を発信していきますので宜しくおねがいします。

【趣味】

バイクツーリング(特に北海道)

旅行:最近は台湾食べ歩きによく行きます