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カーリースの利用者の契約期間で多いのは5年~9年と長期間です。
その長い期間では、上手なベテランドライバーでもうっかりボディーをこすって傷をつけてしまうことが1度くらいはあるはずです。
まして、初心者ドライバーや長年ペーパードライバーだった方ならなおさら可能性は高いかもしれませんね。
傷の一つくらいは長く乗れば誰にでも起こることです。
でもカーリースの車に傷がついてしまった場合はどのようにすればよいのでしょうか?
傷を補修する費用はだれが支払うのでしょうか?
車の傷に対するカーリースならではの対処のやり方を紹介するのと同時に傷も怖くないカーリースブランドをあわせて紹介します!
カーリースの車を傷つけてしまったらどうする?
ひとくちに傷と言ってもさまざまです。
言われなければ分からない位のうっすらとしたこすり傷から、大きく凹んでしまったものまであり、場所もそれぞれです。
それではリース車両に傷をつけてしまた時の対処で許されるのは1~3のどれでしょうか?
- 「薄い引っかき傷だからワックスやコンパウンドで磨けばバレないかな?」
- 「せまい道のすれ違いで脱輪してしまい、引き上げてもらったけどホイールにガリ傷がついてしまった・・・交換すると高そうだから黙っていよう」
- 「駐車場のポールにバンパーこすってしまって深い傷がついたけどヤフオクで中古買って交換すればリース会社にはバレないだろう・・」
この中で問題が無いのは・・・・・ありません。基本的に全てダメです。
なぜダメなのかと言えばリース会社にリース車両を傷つけてしまったことを伝えていないからなのです。
カーリースとはリース会社が購入した新車を契約期間の間借りて自由に乗ることのできるサービスです。
そしてリース会社と契約者の関係は車検証を見ると確認が出来るのですが、リース会社が車の「所有者」となり、契約者は車の「使用者」となります。
この関係は賃貸住宅のオーナー(大家)と部屋を借りている住人の関係と同様で、何か壊したりしてしまえば連絡の必要があります。また部屋を出る時には補修が必要な所がみつかれば先に預けた敷金から費用が支払われます。カーリースの場合はリース終了後に傷などがあれば清算が必要になるのと同じことです。
賃貸住宅の場合は住人は月々の家賃を支払うだけで固定資産税(=自動車税)の支払いをしなくてよいのもカーリースと一緒です。
このようにカーリースでは車に傷をつけてしまった場合に、最初にやらなければならないのはカーリース会社への報告となります。その傷が覚えのない当て逃げなどであっても必ず報告しましょう。
そして修理に出す場合もカーリース会社の指示に従うことになります。
報告をしておけばリース契約終了時の流れもスムーズになり、ご自分を守ることにもなります。
修理の費用は誰もち?
1番気になるのが修理代金を誰が支払うのか?ということですが、契約者に過失があると判断された場合は契約者が修理費用を全額負担しなければなりません。
カーリースの新車が納車された時点で傷が見つかった場合は当然カーリース会社が修理費用を負担します。
契約者が自己負担で修理を依頼する場合は修理内容によっては高額な費用が必要になりますが、これには購入した車の修理と同様に任意保険(自動車保険)でカバーすることが出来ます。
カーリースであっても任意保険は加入可能で、現在自動車保険の加入中であればその保険を等級も一緒リース車両に引き継ぐことが出来ます。ただし、ご自分の車の修理には任意保険に「車両保険」をセットしないとカバーされませんので注意が必要です。
カーリースには月々のリース料金の中に自賠責保険も含まれますが、自賠責保険の対象は事故の相手(被害者)の身体のみとなりますので相手や自分の車の修理費用は補償されていません。
任意保険に加入すれば自賠責保険では不足する被害者の身体への補償と被害者の車の修理費用をカバーできますので、カーリースでも任意保険の加入は必ず必要で義務であるともいえます。
カーリースの傷の修理工場はどこで?
カーリースの修理については各社で微妙な違いがありますので必ず確認をしておきましょう。
その違いとはこのようなものです。
- 修理は指定工場のみで違反すると違約金が発生する
- ちゃんと修理されていればどこで修理しても問題ない
- 必ず連絡してから修理すれば問題ない
修理工場が指定されている場合は勝手に都合のよい修理工場などで修理をすると違約金が発生することもあり注意が必要ですが、指定の工場がお住まいの地域から遠すぎる場合は相談して、お近くの修理工場を許可してもらえることもあります。
とりあえずリース契約中の車両に修理が必要な状態になったのなら、必ず自己判断せずにカーリース会社に連絡をとるようにしましょう。
修理をした場合は最後に清算が必要に?
傷や凹みを自己負担で綺麗に修理してもらったら全て元通り・・・というわけにはいかないことがあります。
じつは、修理したのが分からないくらいにカーリスの車をきれいに修理しても場合によってはリース終了後に「清算」が必要になることがあるのをご存知でしょうか?
カーリースではリースが終わる時の車の価値(残価)を予想してその金額をあらかじめ値引いてリース料金を決めています。
しかしリースが終わった時に車を査定して状態が悪いと予想した金額(残価)よりも安くなってしまうために差額分の清算が必要になることもあるのです。
査定額を下げてしまう原因は走りすぎて走行距離制限を越えていたり、修理が必要な傷がある場合などですが、クルマの重要な部分を交換修理して「修復暦あり」と判定された場合は綺麗に治してあっても大きく査定額を下げる原因となります。※小さな傷の補修程度では修復暦にはなりません。
言わなければバレない?
リース終了後に返却されたクルマは査定されます。
その時、ご自分で中古部品を買って交換したり、知り合いの修理工場で直していても
バレないんじゃね?
とお考えかもしれませんが相手はプロです。
毎日見ているプロですから見逃すことはありません。※プロでも見落とすこともたまにありますが・・
それよりも先に見つけられる前に自己申告しておきましょう。プラス査定はないと思いますが。
実際には5~9年も乗ったクルマですから、ほんの小さな傷や凹みまで一々細かく清算を求められることはありません。
経年変化で色あせた部分や劣化などがあっても請求されませんのでご安心下さい。
傷をつけてしまっても安心なカーリース
一般的なカーリースでは上記の説明のようにリース会社の支持に従って修理する必要があり、リース終了時に補修が必要な傷があれば清算も必要になりますが、近頃はユーザーの要望により、傷をつけてしまっても対応が可能なカーリースも登場していますのでご紹介します。
定額カルモくん
定額カルモくんではメンテナンスパックに業界で唯一の補償が含まれて人気となっています。
その補償が
返却時の原状回復費用補償
というもので、リース終了時に傷などの補修が必要なところがあっても修理費用を軽自動車で15万円、その他車種では18万円まで補償してくれるというものです。
大きな傷や凹みができてしまった場合は目立ちますのでリース期間中に自己負担で修理が必要ですが、こすり傷程度の目立たないものならリース終了までそのままにしておいて返却すれば補償がカバーしてくれますので清算が必要になることはありません。このため定額カルモくんでは初心者ドライバーや少し運転に自信がないと感じている方、ペーパードライバー暦が長い方などに人気となっています。
定額カルモくんのこの補償はメンテナンスプランの「ゴールドメンテプラン」と「シルバーメンテプラン」どちらに申し込んでも自動的にセットされますので安心です。
また最近定額カルモくんでは「車がもらえるオプション」を開始しています。これはリース期間により変動する月々324円~540円を加算するだけでリース終了後はクルマがもらえるようになるオプションです。
「クルマがもらえる」ということはクルマを返却しませんので、傷や修復暦があっても清算は必要ありませんし、走行距離の制限も関係なくなり走り放題となります。
定額カルモくんの「車がもらえるオプション」の対象車種は軽自動車全車と指定されたコンパクトカーのみで、契約期間は7年、8年、9年の3つから選択が可能です。
≫ 参考:定額カルモくんでカーリース終了後に車が乗り放題オプションが登場!
公式サイト:安心、おトクなマイカーリース「定額カルモくん」
カーコンカーリースもろコミ
カーコンカーリースもろコミはリース終了後に車がもらえるカーリースです。
上記定額カルモくんの「車がもらえるオプション」と同様に最後は返却の必要が無いために傷や修復暦があっても清算は必要ありませんし、走行距離の制限も関係なくなり走り放題です。
さらに、カーコンカーリースもろコミの場合は有料のオプションではなく基本料金の支払いで車がもらえるのが特徴で、車種の制限もありません。
契約期間は7年と9年の2つから選択しますが、どちらもリース期間分の車検無料クーポンがもらえますのでコスパはカーリースの中ではトップクラスです。
7年契約のみカーナビやETCのアクセサリーとメンテナンスパックが料金据え置きでセットされるお得な「特選車」が用意されていますので要チェックです。
≫ 参考:もろコミは高いから損?カーコンカーリースのメリットデメリットとは?
公式サイト:【カーコンビニ俱楽部】
まとめ
カーリースでクルマに傷をつけてしまったらどうなるのか?というのは初心者ドライバーだけではなくベテランの方でもうっかりこすってしまうようなことは誰にでもありますので気になってしまいますね。
今回のまとめとしては、カーリースの車で何かあったときは必ずリース会社に連絡をして、修理工場などの指定があれば指示に従うということでした。
指示の通りに修理を行わないと違約金が請求されることもあるので注意が必要です。
また、リース終了後の傷などによる清算を回避することの出来るカーリースも紹介させていただきました。
傷をつけてしまうことがどうしても心配な方はそのようなカーリースで検討してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます。