カーリースが解決?新車購入の頭金やローンのボーナス払いがキツイ?

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新車を購入するときには現金一括で購入するケースはあまり多くないようです。

購入できる預金などがある人でも、一気に残高が減ってしまうと何かあったときのことを考えると不安に感じてしまうからです。

そのためローンでの購入する人が多いのですが、一般的にローンで購入の場合は購入金額の20~30%ほどのまとまった頭金が必要です。さらに月々の支払いを少な目にするためにボーナス支払いをすることになりますね。

この頭金の支払いとボーナス時の加算がきつそうなために、中には新車の購入をあきらめてしまう方も多いようです。

しかし、このように感じている人たちがカーリースの利用を始めているのをご存知でしょうか?そのカーリースの中でも特に「リース終了後に車がもらえる」タイプが注目されています。

 

カーリースとローンで購入する場合の違いは?

カーリースでも頭金を支払ったり、ボーナスの時に支払額を加算することが出来ます。その目的は月々の支払額を下げることですが、総支払額はほとんど変わりません。

実際にカーリースを申し込む多くの人は頭金が必要無く、月々定額支払いで新車に乗れることをメリットに感じていますのでボーナス加算を選ぶ人はローンで購入する場合に比べると小数です。

このように定額支払いで乗れるカーリースとローン支払いで購入する場合の違いを比較してみましょう。

カーリースとトーン購入の支払額を比較

それでは例としてホンダN-BOXの料金を比較してみましょう。

■N−BOX G・L Honda SENSING

■CVT FF(2WD)

■車両本体価格:1,499,040円

■現金見積金額:1,619,790円

※車両本体価格:1,499,040円+諸費用120,750円

ローン支払い

ホンダの公式サイトのクレジットシミュレーションで支払額を調べてみました。

■頭金:120,750円

■ローン借入額:1,499,040円

■期間:60回・5年

■実質年率:3.5%

  • 初回お支払い額:14,914円×1回
  • 通常月お支払い額:10,400円×59回
  • ボーナス月加算額:100,000円×10回(年2回)
  • 分割支払い金合計:1,628,514円

■支払い総額:1,749,264円

※ホンダ公式サイト クレジットシミュレーションより

 

カーリース各社の支払い

カーリース各社の料金をしらべてみました。

■期間:60回・5年

■支払い:均等払い、頭金なし、ボーナス加算なし

 

オリックスカーリース

■月々リース料金:31,212円

■総支払額:31,212円×60=1,872,720円

■リース料金に含まれるもの(※):自動車税、自賠責保険料、重量税、車検無料クーポンオイル交換無料クーポン

※リース期間分含まれます。

■詳細:オリックス自動車

 

コスモMyカーリース・スマートビークル

■月々リース料金:26,568円

■総支払額:26,568円×60=1,594,080円

■リース料金に含まれるもの(※):自動車税

※リース期間分含まれます。

■詳細:【コスモ石油公式】スマートビークル

 

定額カルモくん

■月々リース料金:27,540円

■総支払額:27,540円×60=1,652,400円

■リース料金に含まれるもの(※):自動車税、自賠責保険料、重量税、※リース期間分含まれます。

■詳細:安心、おトクなマイカーリース「定額カルモくん」

 

総支払額比較表
現金購入1,619,790円
ローンで購入1,749,264円
オリックスカーリース1,872,720円
コスモMyカーリース・スマートビークル1,594,080
定額カルモくん1,652,400円

総支払額は上記のようになりました。コスモMyカーリース・スマートビークルがダントツで安いように見えますがこれはリース料金に含まれるものの違いによるものです。

ローンで車を購入した場合に月々の支払いに含まれるのは購入した車のみとなり、自動車税やその他のメンテナンス費用などはその都度支払いが必要になります。

しかし、一般的なカーリースには以下のようなものが月々の支払いの中に含まれています。

  1. 自動車税:毎年春に支払い
  2. 自賠責保険料:車検時に支払い
  3. 重量税:車検時に支払い

コスモMyカーリース・スマートビークルはこの中で自動車税がリース期間分含まれていますが、自賠責保険料や重量税は標準では含まれずに契約者が含む契約をオプションで追加できるようになっています。

そのため実際には定額カルモくんと同等の金額です。

逆に高く見えるオリックスカーリースですが、じつは1番コスパが高いのがオリックスカーリースで、さらにリース期間中のオイル交換無料クーポンと車検無料クーポンをもらうことが出来ますのでリース開始後の維持費を他社に比べて低く抑えることが出来ます。

 

前述のように車を現金やローンで購入した場合は車体以外の費用は一切含まれていませんので、車検やメンテナンスの度に支払う必要がありますがカーリースであれば定額料金を毎月支払うだけで大きな出費はほぼありません。さらにメンテナンスパックに加入すると消耗品の交換まで含めて車に関する出費はほぼフラットにすることが可能になりますので家計の見通しが良くなるメリットも有ります。

 

ローンと比べてカーリースのよい点

ローンと比較してカーリースの良い点をざっくり説明します

カーリースはローンよりも支払い総額が安い

個人向けの一般的なカーリースではリースが終了する時の車の下取り額(残価といいます)を予測して、その「残価」をあらかじめ引いてから料金を決めます。

このためカーリースの支払いは残価を引いた残りを分割して支払えばよいので、全額を分割で支払うローンよりも支払い総額は安くなるのです。

自動車税やざまざまなものが含まれるのにローンよりも総額が安いのはそのためです。

 

安全な最新型の新車を手軽に乗り換えていける

ローンで購入した場合は車を乗り換えるのには労力が必要になります。

今までの車おなるべく高額に買取してくれる店を探して何件か回り、新たに新車ディーラーを回り料金を比較して購入を決めたら、新たにローンを申し込む一連の作業が必要になります。

買取はそのまま新車購入店に下取りする方法もありますが、それでも新車ディーラーに出向く時間は必要です。

カーリースであればリース会社を選ぶのに悩むだけで、申し込みはオンラインで済み、納車までご自分で出向くことはありません。※店舗で申し込めるカーリースもあります。

 

乗り換えの申し込みではローンの場合は新たに頭金などのまとまったお金が必要になるのが一般的ですが、カーリースでは頭金など初期費用は必要なく今までと同様に定額料金を支払うだけで最新の新車に乗り換えていけるのがメリットです。

最新型の新車に乗り換える1番のメリットは故障などの可能性が低くなるのと同時に常に最新の安全装備が搭載された車に乗れることです。

車の安全性は想像以上に日々進化しているのは知られていますが、少し古いだけでも驚くほど安全性が低いことはあまり知られていません。

≫ 参考:ファミリーカーに古い中古車は絶対に避けるべき本当の訳を動画で確認

 

ローンと比べてデメリットもあります

カーリースのメリットばかりですが当然ローンと比べてデメリットもあります。

カーリースは頭金なしで月額均等支払いで新車に乗れて手軽に乗り換えることが出来るのがメリットですが、乗り換えない場合はリース終了後は車をリース会社に返却しなければなりません。

つまり、リース期間終了後には車が自分の物にはならないと言うことです。長い期間乗ってきて愛着もある車がずっと支払ってきても自分のものにならないのです。

定期的に最新の安全な新車に乗り換えたい方には良いのですが、長く乗りたい方にはカーリースは向いていないのでしょうか?

 

くるまがもらえるカーリース

一般的にカーリースではリース期間が終了すると車をリース会社に返却することが基本です。

しかし、近頃ではリース期間の最後まで車に乗り、満期となるとリース車両がもらえるカーリースも登場して話題になっています。

その車がもらえるカーリースの中でも人気の高いカーコンカーリースもろコミを紹介します。 

カーコンカーリースもろコミ

カーコンカーリースもろコミはカーコンビニ倶楽部のカーリースでタレントの壇蜜さんが出演しているテレビCMでご存知の方も多いかと思います。

カーコンカーリースもろコミのカーリースプランはとてもシンプルで迷うこともありません。

リース契約期間は7年と9年の2種類でそれぞれ

  • もろコミセブン(7年)
  • もろコミナイン(9年)

と呼ばれています。

両方ともにリース期間終了後には車がもらえます。

そしてカーコンカーリースもろコミでも車検無料クーポンが契約期間分もらえるのはうれしいポイントです。

また、両方共にリース契約終了の2年前より乗り換えや返却が「解約金」無しで出来る特徴もあるのですが、その場合は車がもらえる対象にはなりません。

車がもらえることにより副産物的なメリットが生まれています。

  1. 走行距離制限が関係なくなる
  2. リース終了後の清算が関係なくなる

カーリースでは前述したように、最初にリース終了後の「残価」を予測してそれを引いてリース料金を決めていますが、実際に終了後の車の状態が悪いと残価よりも査定額が低くなるために清算が必要になることがあります。

車の状態が悪いと判断される原因は「傷や凹み、落ちにくい汚れ」と「走り過ぎ」です。

そのため、カーリースでは契約時に走行距離の制限を行い、超過すると違約金が請求されます。

これらは、通常はカーリースのデメリットとも呼ばれ、リース終了後にトラブルとなることさえあることなのですが、カーコンカーリースもろコミでは残価が「0円」に設定されていますので残価よりも価値を下げてしまったと請求されることはありません。

リース終了後には7年や9年経過していますので安全性を考えると微妙なところですが、それを理解した上で、1台の車に長く乗りたい方や自分の物にしたいとお考えの方はカーコンカーリースもろコミのような選択肢もあることを覚えておいて下さい。

車がもらえるカーリースについては以下↓にまとめてありますので興味があればご覧になってください。

≫ 参考:クルマがもらえるカーリース3社を徹底比較!人気の軽自動車はいくら?

 

カーコンカーリースもろコミの料金

上記と同様の車種で料金を見てみましょう

■N-BOX G・L Honda SENSING

■リース料金に含まれるもの:自動車税、自賠責保険料、重量税、車検無料クーポン

■リース料金

  • 7年契約定額支払い  :26,892円×84回 ボーナス加算なし
  • 7年契約ボーナス支払い:9,936円×84回 ボーナス97,200円×14回
  • 9年契約定額支払い  :22,788円×108回 ボーナス加算なし
  • 9年契約ボーナス支払い:8,100円×108回 ボーナス84,240円×18回

■詳細:カーコンビニ倶楽部

≫ 参考:もろコミは高いから損?カーコンカーリースのメリットデメリットとは?

 

まとめ

少し前までは

クルマを所有すること=購入

でしたが、近頃はカーリースを利用して新車をお得に乗り継ぐ方が増えています。じつは新車の登録の中でカーリースが占める割合は数年前の時点で10パーセントを超えています。

10台中1台以上がカーリースなわけですが、カーリースのクルマはナンバーがレンタカーのように「わ」などではなく普通のクルマと一緒なので沢山走っているのに分からないんですね。

 

もし、新車の頭金やボーナス支払いがむずかしいなら、定額料金で気軽に新車に乗れるカーリースも検討してみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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