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落ち着いたセダンタイプの新車に乗るために、購入するのではなくカーリースを選ぶ人が増えています。
新車の購入では必要となる頭金などのまとまった初期費用が不要で新車に乗れるため、カーリースは新車に気軽に乗れる方法として人気を集めているのです。
憧れの「上のクラスの車」も手が届きやすいのが魅力ですよね。
その上のクラスの料金ですが、クラスが違うと実際に差額はどのくらいなのでしょうか?
気になったので、今回は軽自動車のセダンと、その上のクラスの普通車のセダンとでは月々のカーリース料金にどのくらいの差が実際にあるのかを調べてみました。
カーリースをご検討中の方で、セダンのクラス選びに迷っているのであれば、ぜひ参考にしてください。
カーリースで乗る車のクラス分け
最初にクラス分けをしておきましょう。
今回は車のカテゴリーの中でもセダンタイプに絞り、その中で軽自動車VS普通車ということになりますが、それではさすが大雑把すぎるので、普通車も車体サイズや車両価格を考えて3つに分けてみました。
- 軽自動車:アルト、ミライース、N-ONEなど
- コンパクト:カローラアクシオ、グレイスなど
- ミドル:カローラ、インプレッサG4、マツダ3セダンなど
- 大型:クラウン、マツダ6セダン、レガシィB4など
セダンというと、独立したトランクを備えたいわゆる「3ボックス」タイプのクルマをイメージすると思いますが、軽自動車には現在3ボックススタイルの車種は販売されていません。しかしウィキペディアによると、軽セダンとは「2ボックス型もしくは3ボックス型の軽自動車規格の乗用車 (5ナンバー車) 」となっていますので、上記のような車種を軽自動車のセダンとしています。
ワゴンではない乗用車がセダンという感じですね。
軽自動車 クラス
ダイハツ ミライース
近頃の軽自動車は背の高い「スーパーハイトワゴン」と呼ばれるタイプが主流となっています。ホンダN-BOXやダイハツタントなどがその代表ですが、このタイプのクルマは広い室内空間を持つかわりに車両重量が重く、重心が高くなるため燃費や操縦安定性が不利になるのが事実です。これに対してセダンタイプの軽自動車はスーパーハイトワゴンに比べれば背が低く、車重も圧倒的に軽く仕上げられています。軽自動車は軽自動車規格に収まるように作られているため、現在販売されている軽自動車は車体の「幅」と「長さ」は全て一緒の寸法となっています。つまり床面積は同じで高さだけ違うのですが、低く見えるセダンタイプの軽自動車でも室内の高さは十分に余裕があり、大人4人が無理なく乗車することが可能です。そしてセダンタイプはスーパーハイトワゴンと比較して重量が200~300キロも軽量になりますので、燃費や運動性能に大きなアドバンテージがあります。
コンパクト クラス
トヨタ カローラアクシオ
普通車のセダンの中でもサイズ的に1番小さいクラスのコンパクトサイズのセダンは、5ナンバーサイズに収まる車幅や全長であるために、取り回しが楽であるのがメリットです。
そのため運転に自信が無い方や、運転免許証を取り立ての方にも違和感なく乗ることが出来るのが1番の魅力です。さらに車重も大型のセダンなどと比較すると軽いために燃費も良好であるのも嬉しいポイントです。
室内空間が広くても軽自動車規格のために最大4人しか乗れない軽自動車と比較して、5人乗りで独立したトランクルームが用意されているのもコンパクトサイズのセダンのアドバンテージです。
具体的な車名ではトヨタカローラアクシオやホンダ グレイスなどがこのクラスの人気車種となっています。
カローラアクシオはカローラがフルモデルチェンジされましたが、3ナンバーサイズに大型化されたため、5ナンバーサイズのコンパクトセダンとして継続生産されています。
ミドル クラス
トヨタ カローラ
日本のセダンのミドルサイズの車種が新型カローラ、スバル インプレッサG4、マツダ3セダンなどで、軽自動車やコンパクトクラスに比べると車体も大きくなりますが、この後ご紹介する大型サイズの車種と比べると、日本の道路や駐車場などの事情を考慮して作られているため、取り回し、扱いやすさはこちらが上と言ってよいでしょう。
このクラスのセダンは室内空間も余裕があり、定員乗車では少々窮屈なコンパクトクラスと比べると余裕があります。
車体は3ナンバーサイズとなるこのクラスは適度に車格も上がり、プライベートからフォーマルまで、あらゆるシーンで使い勝手の良いクルマを求める人におすすめ出来ます。
大型クラス
トヨタ クラウン
少し前の日本ではファミリーカーと言えば4ドアセダンだった時期がありますが、現在はミニバンを代表とするワゴンタイプの車が主流となりました。
しかし、現在でも公式の場で利用されるクルマのタイプはセダンタイプであることは世界中で変りがありません。
日本ではトヨタクラウンは国内専用の高級セダンとして特に高く評価され、VIPやセレブの移動車などに採用されることも多く、憧れの高級車として認識されています。
国内専用モデルとして無暗に車幅を広げ過ぎていないのも日本の道路事情を考えてのことです。
室内空間の広さや高級感、乗り心地など全てにおいてスキのないクラウンを代表とする日本の高級大型セダンですが、ネックとなるのはやはり車両価格が高額であることです。
新車で購入する時には1番安いグレードでも乗り出しが490万円程になりますので、20~30%の頭金だけでも100~150万円と高額になります。そのため頭金や初期費用が不要なカーリースで気軽に乗ることも高級な大型セダンに乗るための良い方法と言えます。
カーリース料金を比較してみよう!
それでは、クラスによって月々のカーリース料金の支払額にどのくらいの差があるのか見ていきましょう。
全ての車種を比較するわけにもいかなので、クラスごとに代表を選んでから比較してみました。
- 軽自動車ワゴン:ダイハツ ミライース L SA III
- ミニバン(コンパクト):トヨタ カローラアクシオ EX
- ミニバン(標準):トヨタ カローラ G-X
- ミニバン(大型):トヨタ クラウン 2.0 B
なぜかトヨタ車ばかりになってしまいましたが、各クラスの人気車種ですのでこの4台で比較をしてみましょう。
今回カーリース料金の比較のために選んだのは契約期間が1年から11年まで幅広く選べる定額カルモくんです。
定額カルモくんの公式サイトでは誰でも会員登録など無しで料金のシミュレーションが出来ますので、そちらを利用して料金を調べてみました。
契約期間 | ミライース | カローラアクシオ | カローラ | クラウン |
1年 | 61,820円 | 89,540円 | 109,780円 | 241,120円 |
2年 | 36,740円 | 54,560円 | 66,770円 | 146,630円 |
3年 | 27,830円 | 42,460円 | 51,480円 | 113,190円 |
4年 | 25,080円 | 37,070円 | 44,880円 | 97,020円 |
5年 | 22,000円 | 33,110円 | 39,710円 | 85,580円 |
6年 | 20,020円 | 31,460円 | 37,620円 | 79,860円 |
7年 | 17,930円 | 29,480円 | 35,090円 | 74,360円 |
8年 | 16,720円 | 27,830円 | 32,890円 | 70,950円 |
9年 | 15,510円 | 25,850円 | 30,250円 | 64,680円 |
10年 | 14,740円 | 24,640円 | 28,930円 | 60,830円 |
11年 | 14,080円 | 23,430円 | 27,390円 | 57,200円 |
上記表の金額はメンテナンスパックなどの契約無しの料金(メンテプランなし)ですが、定額カルモくんでは上記の基本料金でも以下の費用が含まれています。
- 自動車税:リース期間分※毎年支払い
- 自賠責保険料:リース期間分※車検時支払い
- 自動車重量税:リース期間分※車検時支払い
このような費用が含まれているために車検を迎えても車検に掛かる費用を全て支払うわけではないので、出費が安定しやすいのもカーリースのメリットと言えます。
また定額カルモくんでは頭金の入金やボーナス併用支払いのシステムが無く均等支払いのみですので、上記の表の金額だけ支払えばそれぞれの新車に乗れるということになります。
この表を見ると軽自動車から車のサイズが大きくなるごとに、月々の料金もざっくり1万円前後高くなっていくことが分かります。
カーリースで利用者が多いと言われる5年契約でもミライース(¥22,000)とカローラアクシオ(¥33,110)の差額は¥11,110で、カローラアクシオとカローラの差が¥6,600ですが、さすがにクラウンは高額で45,870円も差がありますね。
最安値ではミライースが14,080円というのもお安く感じますが、憧れの高級セダンのクラウンの新車が頭金0円、ボーナス支払い無しで57,200円というのも、意外に安いと感じる方も少なくはないのでしょうか?
定額カルモくんにクルマがもらえるオプション?
定額カルモくんでは7年以上で軽自動車とコンパクトカーに限り契約期間満了後にクルマがもらえるオプションを始めています。
「乗り放題オプション」という有料オプションで、今回のクラスではミライースなどの軽自動車クラスは対象ですが、カローラアクシオはコンパクトカーに含まれておらず、対象となってはいませんでした。
「乗り放題オプション」は7年契約で月々550円、8年で440円、9年以上では一律330円を毎月のリース料金に加算して支払えばリース期間が終わるとそのまま車が自分のものになり乗り続けることが出来ます。
まとめ
カーリースで車を選ぶ順番では具体的に「カローラ」などの車種を選ぶ前に、車の使い方によって「サイズ」選びを行うのが先になります。
車体が大きくて室内が広いほど困ることは無いので上のクラスを選びたいのが本音ですが問題は料金です。そのため上のクラス(サイズ)の車とは月々の料金でどのくらいの差額があるのかの目安として各クラスの人気車種で比較をしてみました。
たとえば軽セダンのミライースですが、カローラアクシオとの差額は月々約1万円です。室内の広さや走りの余裕は軽自動車と普通車では違いがあり、自動車税が含まれているカーリースでは維持費に大きな差はありませんので迷うところですね。
最終的にその差額をどうお考えになるかはそれぞれの価値観ですので、ご自分で納得するクラス選びをした上で車種選びを行ってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。