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日産シルフィは初代モデルが2000年に発売されたミドルクラスの4ドアセダン型の乗用車です。
現在販売されているのは3代目となるモデルで2012年に販売が開始されていますのでロングセラーモデルといえます。
近頃はどのクラスの自動車もミニバンタイプの室内空間を重視した車高の高い車種が増えていく中、日産シルフィ伝統的な4ドアセダンのスタイルを保ち、日本の道路事情でも取り回しの楽な大き過ぎない車体や必要十分なパワーのガソリンエンジンなどにより、誰にでも扱いやすい乗用車です。
今回はその日産シルフィをカーリースで乗る場合の料金を各社で比較してみます。
頭金も0円でボーナス加算もなしの均等払いで日産シルフィの新車に乗る場合の料金を各社で比較してみましょう。
この記事を読んで分かること
- 主要大手カーリース会社の日産シルフィの月額・相場
- 主要大手カーリース会社それぞれ独自の特徴
日産シルフィはどんなクルマ?
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy.html
シルフィは先代の2代目までは「ブルーバードシルフィ」日産の歴史的名車「ブルーバード」の名が付いていましたが3代目の現行モデルではそれが外れて単にシルフィと変更されています。
シルフィは初代モデルより日本だけではなく世界中での販売を視野に入れて開発され、海外各地でも一部変更を受けたり、車名を変えたりしながら現在も製造・販売されています。
現行の3代目シルフィもタイ王国や台湾、中国、北米、オーストラリア他、各国の工場でそれぞれの仕様や車名で生産・販売が行われているワールドワイドモデルです。
ボディサイズは全長4,615mm×全幅1,7605mm×全高1,495mmと5ナンバーサイズに納まっていた先代モデルよりも幅が65mmほどワイドになり3ナンバーとなりましたが、全長やホイールベースは変更が無いため、大型化の一途をたどる他車に比べて扱いやすいことに変りはありません。そのため、運転に自信のない方や初心者ドライバーの方ならシルフィのちょうどいいサイズが安心に感じるかもしれません。
また立体駐車場やタワーパーキングで一般的な1,550mmの高さ制限もシルフィは全高1,495mmであるため背の高いミニバンのように駐車できる場所が限られてしまうこともありません。
標準的な9インチゴルフバックなら4個収納可能
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy.html
シルフィには最大出力131psを発揮する直列4気筒1.8Lエンジンのみが搭載され、ミニバンなどに比べて軽量な1230~1240kgという車両重量のおかげで定員の大人5人が乗車しても軽快な走行が可能です。
このパワーユニットに組み合わされる変速機は全てCVTオートマチック「エクストロニックCVT」が搭載され、駆動方式は全てFF(2WD)のみで4WDモデルは用意されていません。
シルフィは比較的軽量な車体に新開発の1.8LエンジンとエクストロニックCVTを組み合わせたことにより燃費はJC08モードで15.6km/Lという数値を達成しています。
日産シルフィのデザイン
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy.html
シルフィの外観はシルフィより一回り大きなサイズのプレミアムセダン「ティアナ」のイメージをそのままに、扱いやすいシルフィのサイズにコンパクト化したようなデザインです。
ミドルクラスながら大型セダンにも勝る気品を備えています。
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy.html
フロントマスクには近年の日産の共通の「顔」となっているV字型のメッキグリルではなく、日産のプレミアムブランドであるインフィニティに通じた4方を曲線のメッキで囲んだグリルを採用しています。
「重厚感」や「威圧感」を感じさせる「顔」の車が多くなっている現在、シルフィの顔は優しいデザインです。
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy.html
フロントタイヤハウスの曲面のラインからリアコンビネーションランプまでつなげた躍動感のあるデザインは軽快でスポーティーな走行性能も予感させます。
日産シルフィのインテリア
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy.html
日産シルフィのインテリアはひとクラス上の居住性を持つと同時にシートの素材などにも気を配り、曲面を多用したセダンらしい落ち着いたデザインが特徴です。
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy.html
室内の広さはひとクラス上のもので、特にリアシートは足を組んでも3人座ってもゆとりをもって乗車できます。
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy.html
さらに使い勝手の良い収納部が多く用意されているのもシルフィの特徴です。
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy.html
日産シルフィのグレード
日産シルフィにも装備の違いなどにより5種類のグレードが用意されています。
- S
- X
- G
- Sツーリング
- G ルグラン
SがベーシックグレードでG ルグランが最上級グレードです。
今回は安さにこだわった比較ですので車両価格の安い 「S」グレードで比較してみましょう。
シルフィS
料金は各社公式サイトのカーリース料金シミュレーションより算出した金額となっています。
■グレード:日産シルフィS 2WD CVT
■燃費JC08モード:21.4km/L
日産シルフィのカーリース料金を比較
コスモMyカーリース・スマートビークル
他のリース会社が最長契約期間が9年であるのに対してコスモのマイカーリーススマートビークルの契約期間は3年、5年、7年ですので単純に月々のリース料金を比較してしまうと不利になります。※リース期間が長いほど月々のリース料金は安くなるため。
コスモMyカーリース・スマートビークルはクルマの整備やメンテナンスなどをお任せ出来るメンテナンスパックを3種類の中から選ぶことが出来ます。
- ホワイトパック:メンテナンス契約なし
- シルバーパック:簡易メンテナンス
- ゴールドパック:フルメンテナンス
リース期間 | ホワイト | シルバー | ゴールド |
3年 | 63,580円 | 65,780円 | 69,080円 |
5年 | 44,550円 | 47,630円 | 50,930円 |
7年 | 36,630円 | 40,150円 | 43,450円 |
※月間走行距離1,000キロで計算
シルバーパックとゴールドパックにはリース期間分の「自動車税」、「自賠責保険料」、「重量税」が含まれますが、ホワイトパックに含まれるのは「自動車税」のみです。
コスモMyカーリース・スマートビークルのここがポイント
コスモのマイカーリーススマートビークルでは月間走行距離を500~1,500キロで選ぶことが出来、距離が多いほど月額料金は高くなります。当然500キロを選択すればお安くなりますが、やはり不安に感じ利方も多いようで、多くの方が1,000キロで申し込みをしているようです。
また、他社の7年契約の相場よりもコスモMyカーリース・スマートビークルが安くなる傾向があるのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルは他社では基本料金に含まれる「自賠責保険料」と「自動車重量税」がコスモマイカーリースの基本料金であるホワイトパックには含まれておりません。しかしその点はシルバーまたはゴールドのメンテナンスパックを選ぶことで追加することが出来ますのでフレキシブルなムダのない契約が可能であるともいえます。
9年の長期契約が無いことでコスモMyカーリース・スマートビークルが不利なように見えますが、じつは累計登録台数5万台を突破して、コスモMyカーリース・スマートビークルは大人気なのです。その理由のひとつとしては他社ではメンテナンスの時に指定の自動車整備工場まで出向かなくてはならないのに対してコスモのガソリンスタンドで給油から車検まで全てお任せ出来るのです。つまり使い勝手が抜群に優れているのですね。全国のスタンドを利用したロードサービスも利用出来るのでとても安心です。
またコスモMyカーリース・スマートビークルだけはリース終了後に車がもらえるようなシステムがないのですが、実際にはカーリース利用者で終了後に買取などをして乗り続ける人は全体の10%ほどで、多くの方は新しい新車のリース車両に乗り換えています。月々定額で新車を乗り継いでいけるのがカーリースのメリットなのですが実際にもそのメリットを利用する人が多いようです。
定額ニコノリパック
定額ニコノリパックはニコニコレンタカーでおなじみの株式会社 MIC(ミック)が運営するカーリースサービスです。
契約期間は基本的に5年間のみとシンプルです。
定額ニコノリパックは基本料金に含まれるものが非常に多いのが特徴で他社では有料の簡易メンテナンスと言える内容まで含まれています。
定額ニコノリパックで公式サイトに掲載されているのは
■5年契約料金
※全て税込料金
均等支払い料金(頭金なし、ボーナス加算なし)
- 月額 42,130円
ボーナス加算あり料金(頭金なし)
- 月額33,000円
- ボーナス月加算額年2回 :54,780円
基本料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 重量税
- 車検基本料
- メンテナンス
基本料金に含まれるメンテナンスは
- オイル交換(6カ月毎計9回)
- ウォッシャー液補充
- バッテリー液補充
- クーラント液(冷却水)補充
定額ニコノリパックでは基本料金にオイル交換などのメンテナンスが含まれていますが、さらに有料オプションとして2種類のメンテナンスパックが用意されています。
- ライトプラン +月々2,200円(税込)~
- バリュープラン +月々3,300円(税込)~
ライトプラン | バリュープラン |
|
|
ライトプランとバリュープランの違いはライトプランの内容に加えてバリュープランではタイヤ4本とバッテリー交換が加えられることです。
5年契約のみの定額ニコノリパックですので走行距離の多くない方はタイヤ交換の可能性も少ないためにバリュープランでなくても良いかもしれません。
定額ニコノリパックのここがポイント
シンプルな5年契約のみの定額ニコノリパックは期間中の車検費用やオイル交換などのメンテナンスが基本料金に含まれるために維持費も安く、5年ごとに新車に乗り換えていきたい方におすすめしたいカーリースです。
料金を比較してみましょう
上記のカーリース月額料金を比較表にしてみました。
契約期間 | コスモ | ニコノリ |
3年 | 63,580円 | ー |
5年 | 44,550円 | 42,130円 |
7年 | 36,630円 | ー |
※コスモはホワイトパックの料金です。
今回は2社だけの比較ですが、カーリースの料金は期間が長いほどお安くなるため、月々の支払額で安いのは7年契約のあるコスモマイカーリースで36,630円の均等支払いでした。1日当たり1,221円で新車のシルフィに乗れることになります。
カーリース会社によっては9年契約や11年契約などの超長期契約のプランがありますので、そのようなカーリース会社を利用すればさらにお安くなることが期待できます。(長期契約のあるカーリースでは現在日産シルフィの料金が発表されていませんので、分かり次第掲載させていただきます。)
今回の2社では同じ契約期間の5年を比べると両社の料金はあまり変わりませんがコスモマイカーリース・スマートビークルの料金は「ホワイトパック」の料金ですので注意が必要です。
コスモマイカーリース・スマートビークルの「ホワイトパック」は定額ニコノリパックでは基本料金に含まれている自賠責保険料と重量税が含まれていません。
※ホワイトパックにオプションでプラスするか、シルバーパックかゴールドパックを選べば自賠責保険料と重量税が含まれます。
自賠責保険料と重量税は車検の時に必ず支払う費用ですので、車検を通す必要のない3年契約では問題がありませんが、5年以上の契約では基本料金に含まれていない場合は別途支払いが必要になります。
例えば5年契約でコスモMyカーリース・スマートビークルの「シルバーパック」にすれば自賠責保険料と重量税も含まれ同じ条件となりますが、「シルバーパック」は月々47,630円になるためさらに高くなります。
カーリース各社で基本料金やメンテナンスプランに含まれる内容が違いますので下記の参考記事などをお読みになり、内容をしっかり確認してから契約をすることが大切です。
まとめ
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sylphy.html
今回は人気の日産シルフィのリース料金を単純に一番安いのはいくらなのか?を大手主要カーリース会社で比較してみました。
今回の2社の比較ではコスモ マイカーリースが安いことが分かりました。
頭金なし、月々36,630円の均等支払いのみでボーナス時の加算もなく日産シルフィの新車に乗れますのでお得です。※1日当たり788円
しかし7~9年と契約期間の長いカーリースですからリース期間中に気楽にメンテナンスなどが出来るかなど総合的に考える必要もあります。
今回の2社ではコスモMyカーリース・スマートビークルはコスモ石油のガソリンスタンドで全てお任せ出来るのがメリットであると言えます。
しかし、定額ニコノリパックは車検の基本料金やオイル交換費用まで基本料金に含まれているのです。
月々の料金の安さも大切ですが、リース期間中の使いやすさも考慮して、あなたにぴったりなリース会社やプランをお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございます。