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カーリースに申し込む時にはネットでも店舗での申込みでも必要項目への書き込みが必要です。
氏名や住所はもちろん生年月日やお勤め先、年収などを間違わずに正確に記入する必要があります。
間違えずに正確に記入しなければならないのは申込み後に「審査」を行うためです。
ところで、記入が必要な項目の中の「年収」は審査に影響するのでしょうか?
最低いくら位必要など、具体的な金額が決まっているのでしょうか?
カーリースに必要な年収
カーリース各社の公式サイト(ホームページ)を見てもチラシ広告を見ても具体的に金額は書かれていませんが一般的にな目安としては「200万円」の年収が最低限必要であるといわれています。
この金額はあくまでも目安で、年収が200万円以下でも審査が通るケースも有り、200万円以上なら審査が必ず通るというわけでもありません。
年収はあくまでも審査のチェック項目の中の一つで、他の項目と総合的に見て判断されます。
年収が200万円よりはるかに多くても借入れ金額が多い場合は支払いが難しいと判断されて審査が通らない場合もあり、200万円以下の年収でも借入れが無く、お住まいが賃貸でなく持ち家であるような場合は審査に有利に働くこともあります。
また年収が若干少ない場合にはリース会社の方から「連帯保証人を付ければ審査が通ります」などと言われることもあります。
カーリースはなぜ年収を知って審査をするのか?
そもそも、カーリースでは申し込みがあるとなぜ審査をしなければならないのでしょうか?
年収の目安の説明でうっすらとお気づきかもしれませんが説明させていただきます。
ここでお話する「カーリース」とは「新車」のカーリースのことなのですが、カーリース会社は契約者にクルマをリースする時には自動車販売会社から新車を購入して契約者のご自宅にお届けします。
新車は安いものでも100万円前後と高価なものですが、カーリースではその新車を長期の場合は10年近く契約者が自由に乗り、月々の支払いもリース期間中ずっと必要になります。
カーリース会社が審査をする理由はとても簡単で、あることが知りたいだけなのです。
何が知りたいかというと、
「リース期間中ずっと支払いが出来そうな人か?」
というものです。
簡単な理由ですね。
でも、もしあなたがカーリース会社の店舗で営業マンの目をしっかり見ながら、
「ちゃんと最後まで支払いますので私を信じてください。周りからは真面目といわれています」
と言っても多分新車のキーは渡してくれないはずです。
苦笑いしながら申込用紙を差し出してくれますので、間違いないように年収などをウソなど無く書き込みましょう。
※退職済みの勤務先や勤続年数、年収などのウソを書くと確実に審査は通りません。
カーリースの審査で年収以外のチェック項目
カーリースの審査は年収だけではなく、他のいくつかのチェック項目があり、総合的に判断されています。
カーリース会社によって違いはありますが代表的なものを見て行きましょう。
収入の安定感
カーリースの審査では銀行のローンなどと比較すると高額な年収は必要なく、前述の通り200万円くらいがボーダーラインとなっているようです。
しかし、収入はそれほど高くなくてもリース期間は10年近くになることもあり、その期間安定して支払いが出来ることが条件になります。
そのため、仕事では非正規雇用やアルバイトである場合は収入の安定感が低いと見なされる傾向があり、正社員が有利になります。
しかし収入の安定感の判断には勤続年数もチェックされますので、正社員で年収の条件を満たしていても勤め始めてから1年未満の場合は収入が安定していないと見なされてしまうことがあります。
その場合は連帯保証人が必要になってしまう場合がありますので、出来れば勤続年数が1年以上になってから申し込むほうが無難です。
カーリースは上記の条件を満たしていない、たとえば専業主婦や学生などでも連帯保証人を付けることで審査をパスできることもありますので年収や安定した収入の条件のみを満たしていない場合は安定した収入のある家族などに連帯保証人をお願いしてから申し込む方法もあります。
≫ 参考:個人向けのカーリースの審査で連帯保証人を付けるのはどんなとき?
自己破産などの債務整理歴
自己破産をはじめとした債務整理の履歴があると信用情報機関に登録されていわゆるブラックとなります。
登録されると5年は記録が残り、各リース会社は審査で必ず信用情報機関を確認しますので記録の残る期間はどちらのカーリースでも審査をクリアすることは出来なくなります。
現在の借入金残高
住宅ローンやその他のローンなどで購入した借入れ金の合計が増えすぎると年収が多くても審査に不利になることがあります。
借入れ金はクレジットカードのキャッシングなどは当然ですが、使用していないカードローンの借入限度額なども含まれますのでそのような契約があればカーリースの審査前に解約しておくことをおすすめします。
借入金は年間の返済額の合計が年収に対して規定のパーセントを超えると「借りすぎ」であると判断されますので、使用していないカードローンなどの解約や繰上げ返済できるローンがあれば出来るだけ完済してしまうことがカーリースの審査の対策となります。
支払いの滞納や遅延
クレジットカードでのお買い物で支払いをうっかり滞納してしまったことが度々あると、金額は小額であってもブラック登録されてしまうことがあります。
またスマホの分割支払いの滞納が2~3回でもあった場合でも信用情報機関に登録されてカーリースや住宅ローンの審査に影響が出ることもあります。
不動産などの所有
これは審査が通る条件では有りませんが、契約者本人がご自分の持ち家にお住まいであれば賃貸住宅にお住まいよりも有利に働くことがあります。
賃貸住宅にお住まいの場合はローンの月々の支払いのように毎月家賃の支払いが必要なため、収入などが審査の基準にギリギリである場合は不利になる場合もあります。
年齢
カーリースの多くは未成年では申しこむことが出来ませんが、親などに連帯保証人になってもらうことでOKとなる場合もあります。
また年齢の上限は各社で違いますが、75歳まで申し込みが出来るケースがあるようです。
≫ 参考:未成年の学生なんだけどカーリース申し込める?免許も無いんだけど★
≫ 参考:【カーリースの年齢制限】60代~シニア世代こそカーリースがお勧め
年収をチェックするカーリースの審査は厳しい?
上記のようにカーリースは審査で様々なチェックポイントがありますので、審査が厳しそうに感じてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
じつは、カーリースの審査は厳しいと言うよりも「甘い」と言われています。
どのくらい甘いかといえば、よく言われるのが
スマホの分割支払いの審査程度の厳しさ
などと言われています。
これをお読みの方でもスマホを分割支払いでお持ちの方も多いはずです。
その程度の審査なので厳しくはないことは確かです。
≫ 参考:カーリースの審査が甘いならスマホの審査落ちた無職のオレも大丈夫?
年収に関しては銀行のカーローンの申し込みでは年収350~400万円位が最低ラインと言われているのですが、カーリースの場合は200万円とグッとハードルが下がります。
また、他のチェック項目も厳しいのではなく、借入れが多すぎたり、過去にお金のトラブルがあった方には高額な新車を貸しても毎月ちゃんと支払いが出来る可能性が低いからお貸し出来ないだけです。
これって、リース会社の話だから難しそうなのですが、もしあなたが自分のお金やクルマを始めて会った人に貸すとしたら、支払えそうに無い人からいくらお願いされてもお断りしますよね?
カーリース会社でも個人でも支払えない人に貸したくないのは同じです。
カーリースでは万が一契約者が支払えなくなってもクルマを回収すればある程度の金額が戻ることになりますので審査は甘いと言えます。
まとめ
カーリースは頭金なしで月々定額で新車に乗れるのが大きなメリットですが、それと同時に年収も200万円ほどでほぼ審査も通る可能性が高いのも魅力ですね。
新車をローンで買うなら頭金が必要になりますが年収が多くなければ普段の生活の中でまとまった頭金を貯めることもむずかしいのではないでしょうか?
カーリースであればそれも必要なく、新車の軽自動車であればボーナス支払いなどの加算なしで月々1万円前半の均等支払いで乗ることが出来ます。
中古車などをご検討中であっても年収の条件などを満たしているのであれば、故障の心配の無い新車をカーリースで乗ってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます。