【カーリースを安くする方法】月々を安くする?総支払額を安くする?

カーリース

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カーリースは頭金などを用意しなくてもお手軽に定額支払いで新車に乗れるため利用者が急増中です。

でも、カーリースに申し込むのなら少しでも安い料金で利用したいものですね。

そこで今回はカーリースに掛る費用を安くする方法・テクニックをお伝えします。

 

契約期間を長くしてカーリースを安くする方法

ひとくちに「カーリースを安くする」といっても目的が大きく2つに分かれます。

  1. 月額料金を安くする
  2. 総支払額を安くする

1の月額料金を安くするについてですが、一般的にカーリースは期間が長くなればなるほど月額料金は安くなり、支払い総額は高くなります。逆に期間が短いほど毎月の支払い金額は高くなりますが総支払額は安くなる傾向があるのです。

そのため、単純に毎月の支払額の安さを求めて期間を長くすると総支払額は高くなるものだと覚悟しなければなりません。

参考までに期間の違いで料金がどのくらい違うのか見てみましょう。

ダイハツ ミライースL

例としてダイハツ ミライースLの契約期間によるリース料金の違いを「定額カルモくん」のリース料金で比較みましょう。

契約期間月額総支払額
1年54,972659,664
2年33,048円793,152円
3年25,272円909,792円
4年23,004円1,104192円
5年20,304円1,218,240円
6年18,576円1,337,472円
7年17,632円1,481,088円
8年15,552円1,492,992円
9年14,4721,562,976

※メンテナンス契約なしの「メンテプランなし」料金

定額カルモくんは契約年数が最短1年間から最長9年間まで1年刻みで幅広く対応出来るのが特徴ですが、表の通り1年契約と9年契約では月々の支払額は1年契約が高く9年と比較すると3倍以上違います。

しかしトータルの支払いは逆に半分以下の料金になります。

このためクルマを必要とする期間が決まっているのであれば、月々の料金が安いからといって必要以上の期間の契約をするのは結果として高くつくことになりますのでご注意下さい。

 

カーリースの総支払額を安くする方法・テクニック

前項では単純に契約期間を長くして月額料金を安くする方法でした。しかしl期間を長くする方法では支払い総額は高くなるばかりです。

でも、一番理想的なのは期間を変えずにリース料金自体を安く抑えてトータルの費用を安くすることです。

そのため期間はそのままで月額料金を安くする方法をご紹介します。

 

グレードを変えてカーリースを安くする方法

例えば高級ミニバンと呼ばれるトヨタアルファードと軽自動車では当然軽自動車の方が月々の支払額は安くなります。新車の販売価格が違いますのでリース料金も違ってくるのは当然のことです。

しかし、同じ車種でも見た目や装備の違いで「グレード」というものが数種類用意されているのが一般的で、どれを選ぶかによってリース料金にも違いが生まれるのです。

 

N-BOX G

N-BOX カスタムG・EXターボ Honda SENSING

そこでホンダのN-BOXを例にグレードによる料金の違いを見てみましょう。比較したのはN-BOXの中で1番お安い「G」(2WD)と1番高額な「カスタムG・EXターボ Honda SENSING」(4WD)です。

参考にしたのはコスモMyカーリース・スマートビークルの料金です。

グレード3年契約5年契約7年契約

G 

2WD

33,804円24,516円20,736円

カスタムG・EXターボ Honda SENSING

4WD

46,116円34,344円29,592円

写真を見てお分かりの通り同じN-BOXでも標準のタイプとカスタムでは見た目も違いますが、特にグレードの違いによって月々の支払額は大きく違い、おおよそ毎月1万円ほどの差額になります。

しかしターボエンジンで4WDのグレードであれば街中から高速道路まで余裕のドライブが楽しめ、滑りやすい雪道のドライブも安心感に違いがあります。反対に1番安いグレードのGは装備もシンプルですが近所のお買い物や保育園や駅までの送迎にしかクルマを利用しないのであればこれでも十分なクルマといえるでしょう。

どのようなクルマの利用方法であるのか?または価値観の違いで選ぶグレードも変わりますが、どれを選んでよいのか判断できない場合は近頃のカーリースはラインやメールで簡単にカーリースのプロに相談できるサービスがありますのでご利用してみてはいかがでしょうか?

 

オプションを変えてカーリースを安くする方法

カーリースでは純正のオプション品なども自由に取り付け出来ます。取り付けたオプションの代金は月々のカーリース料金に加算して支払います。

クルマのオプションとしては現在はカーナビなどの取り付けが代表的ですが、カーリースのオプション費用は月々どのくらいになるのでしょうか?

例えばコスモMyカーリース・スマートビークルでは数種類のカーナビから選ぶことが出来るのですが1番ベーシック(安い)カーナビの月々の加算額を見てみましょう。

■パイオニア 楽ナビ AVIC-RZ302

■コスモMyカーリース・スマートビークル リース加算額

  • 3年36回:月額2,376円(総額85,536円)
  • 5年60回:月額1,512円(総額90,720円)
  • 7年84回:月額1,188円(総額99,792円)

このように総額で8~9万円の加算となるようです・・・

では、この機種はいくらくらいで販売されているのでしょうか?

そこでアマゾン(Amazon)で調べてみたのですが以下のような金額でした。(2019年6月現在)

39,182円で392ポイントが付きますので39,000円を切る価格です。

クルマに少しでも詳しい方ならカーナビの取り付けは難しい作業ではありませんので自分で取り付ければ契約時にオプションで取り付けるよりも5万円以上お得です。

また、これをカーショップに持ち込んで取り付けてもらう場合の工賃はショップにもよりますが1~2万円ほどになります。

つまり取り付けてもらった場合でも69,000円弱ですので2~3万円は後から取り付けた方がお得になります

 

納車後に勝手にカーナビを取り付けてもいいの?

じつはカーリースでは基本的に改造やカスタムをすることは禁止されています

しかし、カーリースの期間が終了して返却する時に取り外して納車された時の状態に戻してあれば問題ありません。

カーナビやETC,スタッドレスタイヤなどを取り付けても元に戻して返却すれば問題ありません。

また、リース終了後に取り外したカーナビは次に乗り換える車に取り付けたり、ヤフオクやメルカリなどで処分すればオプション料金はさらに割安になります。

カーリース会社で申し込んで取り付けたオプションは車の返却と一緒に返さなければならず、自分の物にはなりません。

 

メンテナンスパックを変えてカーリースを安くする方法

カーリース各社ではリース期間中のクルマのメンテナンスや車検費用まで含めてクルマの管理をお任せ出来る「メンテナンスパック」が用意されています。

クルマのことが詳しくないのであればオイルはどのくらいで交換したら良いのか?その他の消耗品は?車検や定期点検はいつ?など分からないことばかりで。その上管理が面倒です。

そのような方には車に関することを全てお任せ出来るメンテナンスパックに申し込めば楽な上に常に整備された安全なクルマに乗ることが可能です。気にするのはガソリンの残量ぐらいといっても過言ではありません。

クルマに詳しくないとガソリンスタンドなどで給油の際にすすめられるがままにまた交換の必要のない消耗品を交換してしまいがちになりますが、カーリースのメンテナンスパックではプロが判断して交換してくれますので安心です。またメンテナンスパックを理由におすすめを断るのも簡単です。

 

しかしクルマの簡単な整備や交換作業がご自分で出来る方には無駄な出費となる可能性もあります。さらに新車のカーリースで1~3年の短期契約であればリース期間中は車検を通す必要もないためにメンテナンスパックの利用は無駄になってしまうこともあります。特に自動車の利用が近所のお買い物や雨の日の駅までの送迎などに限られような走行距離の短い方はメンテナンスはオイル交換だけで十分ですのでメンテナンスパック料金の支払いは無駄になってしまう可能性が高くなります。

 

カーリース各社ではメンテナンスパックを数種類用意している場合があります。

例えば定額カルモくんでは以下の3種類から選ぶことが出来ます。

  1. メンテプランなし:メンテナンスなし
  2. シルバーメンテプラン:簡易メンテナンス
  3. ゴールドメンテプラン:フルメンテナンス

そして料金は軽自動車と普通車に分かれ、それぞれ契約期間によっても料金が変わります。

3,280円~5,180円と幅がありますがどれが自分に合っているのかを判断することが大切です。

分からない場合は定額カルモくんはLINEやメール、電話で相談が出来ますのでご自分の利用スタイルを伝えてプロに判断してもらう方法もあります。

 

その他の方法でカーリースを安くする

カーリースではリース終了後に返却されたクルマを再度リースしたり、中古車として販売することを予定しているために走り過ぎてクルマの価値が一定水準以下に下がってしまわないようにリース期間中の走行距離に上限を設定しています。カーリースでは平均的には月間1,000キロくらいにが走行距離の上限に設定されることが多いのですが、中には走行距離の上限を数種類から選べるカーリースもあります。

例えばコスモMyカーリース・スマートビークルでは走行距離の上限を月あたり500キロ、1,000キロ、1,500キロの3種類から選ぶことが出来るのですが、当然1,500キロが月々のリース料金が高くなります。

ある調査では日本人のドライバーの多くは平均的な月間走行距離が400キロほどであるそうです。そのため、走行距離が少なめな方は月間500キロの設定にすればトータルの費用を抑えることが可能になります。

コスモMyカーリース・スマートビークルの距離設定による比較をしてみましょう。

トヨタ アクアS

リース期間500キロ1,000キロ1,500キロ
3年47,52048,49249,032
5年35,85636,39636,828
7年30,78031,21231,428

※メンテナンス契約なしの「メンテプランなし」料金

走行距離の上限の違いによって月々のリース料金にこのような違いが出ます。そのため無駄の無い契約が必要ですが、ギリギリではなく余裕を持った走行距離設定をおすすめします。

 

またカーリース会社によっては車検無料クーポンがもらえたり、リース期間中のガソリン値引きを受けることが出来る契約特典がある場合もありますので、上手に利用すればさらにトータルでお得にカーリースがご利用いただけます。

 

カーリースを安くする方法・テクニックのまとめ

カーリースを少しでも安くするためにチェックすべきポイントを紹介させていただきました。

契約期間を長くすれば単純に月額は安くなりますが、トータルで安く抑えるようにすることが大切です。今回の内容はそれぞれ単体では一気にリース料金が安くなるわけではありませんが、意識してなるべく多く実践するとトータルではかなりリース料金を抑えることが可能です。

繰り返しになりますが改めてチェックしておきましょう。

  • 必要十分な安いグレードを選ぶ
  • オプションを少なくする(納車後に後付け)
  • 本当に必要なメンテナンスパックを選ぶ
  • 必要な走行距離設定を選ぶ
  • 各種契約特典を有効に活用する

上記の項目をなるべく意識してカーリースの契約を行うことで総支払額に大きな差が生まれます。

カーリースをご検討中であるならば忘れずに実践してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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