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ペットと一緒にちょっとの時間だけでも車で出かけたい!
そんな時、短時間から安く使えるカーシェアリングがぴったりですよね?
でも疑問なのが
カーシェアリングってペットOKなの?
ということですね。
そこで、カーシェアリング利用暦6年の私が
カーシェアリング大手各社のペット同乗についてどうなっているのか?チェックしてみました。
そしてカーシェアリング以外のペットと一緒に移動できる方法も調べてみました。
いつでもペットと一緒にいたい方はぜひ参考にしてくださいね。
オリックス・カレコ・dカーシェア・タイムズ各社のペット同乗は?
今回調べたのはカーシェアリング大手
この4社になります。
質問はすべて同様で「ペットと同乗出来ますか?」というものです。
この応えは各社ともに「よくある質問」の中にありました。
定番の疑問のようですね。
オリックス カーシェアの回答
回答はXです
申し訳ございませんが、全てのペット(動物)につきまして乗車を禁止しております。
ケージに入れての乗車も禁止しております。
入会契約の解除や利用停止とさせていただく場合がございます。
オリックスカーシェア公式サイトより引用
もし、禁止されているのにペットをのせたことが発覚したら解約されて、当然利用が出来なくなってしまうんですね。
厳しいですが当たり前ですよね。
カレコ カーシェアリングクラブの回答
回答はXです
できません。全車ペットの同乗は禁止しております。
ペット同乗の事実が確認された場合には、営業補償(ノン・オペレーションチャージ)ならびに緊急出動費、その他クルマのクリーニングにかかる費用の実費をご請求いたします。
また、会員資格・運転者登録の取消し基準に該当いたしますので、会員規約に基づき会員資格の取消しとなる場合がございます。
カレコ・カーシェアリングクラブより引用
カレコ・カーシェアリングクラブも同様に会員資格が無くなり利用できなくなるのですが、さらに各種費用やクリーニング費用の実費が請求されることまで記載されています。
みんなで共同利用する車ですから守らなくてはなりませんね。
ドコモ dカーシェアの回答
回答はXです
ドコモのカーシェアリングdカーシェアは提携3社の車が利用できます。
その3社は
- オリックスカーシェア
- カレコ・カーシェアリングクラブ
- カリテコ
となっていますので、オリックスとカレコについては上記の通りです。
そして、カリテコも同様にペットの同乗は禁止となっています。
※回答の文章はカレコとほぼ同様なため、ここでは割愛させていただきます。
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タイムズカープラスの回答
回答はXです
タイムズカープラスは以前はペットをケージに入れるなどすればペットの同乗がOKでした。
しかし、その後ペットの同乗が禁止になってしまったのですが、その説明がこちらです。
タイムズカープラス車両はペットをケージに入れていただきご同乗いただくルールとしておりますが、当該ルールをお守りいただけない会員様が見受けられ、結果として緊急にペットの毛を清掃するために車両のご予約受付を停止するなど、他の会員様にご迷惑をおかけする事態が発生しております。
併せて、動物アレルギーの方への配慮の観点からも、やむを得ずペットの同乗を禁止とさせていただくこととなりました。
タイムズカープラス公式サイトより引用
ルールを守らない方がいたために数少ないペットOKのカーシェアリングがNGになってしまったようです。
タイムズは業界最大手でステーション数も多いのでNGになってしまったことは本当に残念ですね。
ペットを同乗したことはカーシェアリング会社にバレてしまう?
カーシェアリング会社がペットの同乗を禁止する理由はペットの抜け毛や独特のニオイが車内についてしまうことにあります。
特に動物アレルギーである方には単にニオイだけの問題ではなく危険でさえあることです。
シートに抜け毛やニオイが付かないように同乗者に抱っこさせるなど気を使っていても敏感に気付いてしまう人は少なくないようです。
清潔にしているペットでも飼い主が慣れてしまって気付かない微妙なニオイは他の人には異臭であることもあるのです。
カーシェアリングはレンタカーのように利用するたびに清掃を行うことが無く、返却時にカーシェアリング会社の担当者と会うことも無いため返却の時点ではバレることはありませんが、次に利用する人が異臭や抜け毛に気付いたら自分が責任を問われることを避けるためカーシェアリング会社に必ず通報しますので、その時点でほぼバレてしまいます。
カーシェアリング会社はペット同乗の事実が確認された場合は利用者はクリーニング費用とクリーニングを行う期間クルマが貸し出せないことによる営業補償などの費用を支払うことになり会員資格も失う(カーシェアリングを使えなくなる)ことになります。
ペットとの同乗が出来るカーシェアリングがあります
大手の4社は全滅でしたが他ではペットとの同乗が出来るカーシェアリングもありました。
それが大和リースのカーシェアリングD-Shareです。
D-Shareはペットとの同乗がOK
D-Shareはペットとの同乗が出来るのですが、大手4社などに比べて現状カーステーションが少ないので利用可能な方が少ないのが残念です。
- 関東地区:11拠点
- 中部地区:2拠点
- 関西地区:25拠点
- 九州地区:3拠点
関西地区なら25拠点ありますので、そちらにお住まいであればラッキーですね。
もちろんペットと同乗するにはルールがありますので守らなくてはなりません。
動物をキャリー(動物を入れる籠)に入れ、トランク部分にシートを敷き、その上にキャリーを車載する場合は乗車を認めます。
尚、キャリーやシートは利用者側でご用意いただき、車両利用後は、次に予約された方のために清掃をお願いします。
※ルールを守らない会員様には、清掃代(約20,000円)とノンオペレーション チャージ代(20,000円)の合計金額をご請求いたします。
D-Share公式サイトより引用
また、D-Shareは3つのプランが選べるのですが
- 0プラン
- ベーシックプラン
- 乗り放題プラン
この3つのプランの中で0プランは初期費用も月会費も掛からないので、年に数回ペットとお出かけや動物病院に行くような方にはお勧めです。
毎月必ず利用したい方にはベーシックプランの方がトータルで安くなりますので、利用スタイルによって選んでみてください。
ペットと同乗で出かけたいならレンタカー?
レンタカーであればペット同乗がOKな確立は高くなります。
ペットの同乗OKのレンタカーとペット同乗のルールをご紹介します。
タイムズカーレンタルのペット同乗のルール
タイムズのカーシェアリングであるタイムズカープラスがペットとの同乗がNGなのに対して
レンタカーのタイムズカーレンタルはルールを守ることでペットの同乗も可能です。
そのタイムズカーレンタルのルールとは、
- 必ず事前に電話で申し込む。(ネット予約不可)
- ペットは犬または猫のみで、体重が10kgまでで、70×90×75cm以内のゲージに入ること。
- 必ずケージに入れて、後部ラゲッジスペースにケージを置くこと。
- 車内ではケージから出さずに食餌・給水も行わないこと。
これを必ず守らなくてはなりません。
そして、利用時は必ず同意書にサインをして店舗に持参する必要があります。
※同意書は公式サイトでダウンロードできます。
また下記のような車両に損害を与えたと確認された場合は金銭で補償しなければなりません。
- におい
- シートの破損(ほつれ、破れ等)
- 室内の汚損(毛、排泄物など)
- その他ペットに起因するもの
大変厳しく感じますが車内でケージから出さなければ防げる内容ですので心配することはないでしょう。
バジェット・レンタカーのペット同乗のルール
バジェット・レンタカーといえば空港に隣接したイメージのレンタカーですね。
ペットと飛行機で到着してもバジェット・レンタカーならスムーズに一緒に車でお出かけ・ドライブが出来ます。
そのバジェット・レンタカーのペットと同乗のルールは
- ペットは犬と猫に限り、車内ではお客様が用意したケージに入れなければならない。
- ケージは車両のラゲッジスペースおよび、後部の床に置くこと(座席には置かない)
- 車内でペットをケージから出すことは控える。
バジェット・レンタカーも同様にダウンロードした「同意書」に署名したものを店舗に持参する必要があります。
著しい汚損や臭いの残りなどで修理・消臭が必要な場合は修理・消臭実費に加えて、期間中の休車補償料(NOC)として20,000円(非課税)も支払わなくてはなりません。
こちらも先ほどのタイムズカーレンタル同様にケージから出さなければほぼ防げますので車内ではペットに我慢して中に居てもらうようにしましょう。
まとめ
カーシェアリングでペットの同乗がほとんど出来ない理由はレンタカーのように返却するたびに車内のチェックが出来ないからです。
飼い主には可愛いペットですから匂いも抜け落ちた毛も「汚れていない」と感じる方もいらっしゃいます。
しかし他の利用者には確実に匂いや汚れと感じてしまうものです。
多くの匂いや汚れはケージに入れて同乗すれば防げるのですが、そうされる方は少ないうようでペットの同乗が禁止になってしまっているようです。
現状はペットと同乗する車を借りるにはレンタカーに頼るしかなさそうですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。