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新車を購入する時のような、まとまった頭金なしでも気軽に利用できるのがカーリース。
でも高額な新車を借りる申し込みですから、申し込み後に気が変わってもキャンセルが出来るのかが心配です。
またキャンセルの費用は発生してしまうのでしょうか?
キャンセル費用が発生するなら、そのタイミングはいつからなのでしょうか?
そこでカーリース申し込み直後から契約期間中までのキャンセルと途中解約について解説します。
カーリースは途中解約出来ないのが共通のルール
始めにカーリースのリース車両が納車された後のリース期間中の解約について見ていきましょう。
結論から先に言ってしまうと、カーリースでは原則的に中途解約が出来ないのがカーリースの共通のルールになっています。
カーリース各社の料金設定は、利用者がリース期間の最後まで毎月のリース料金支払いを遅延や滞納することなく、最後まで支払うことで利益が出るように計算されています。
そのため、やむを得ない理由などで中途解約が認められた場合でも、リース車両を返却するだけではなく、「解約金」の支払いが必要になります。
また、その解約金は、残りの契約期間分のまだ支払っていないリース料金をまとめて支払わなければならず、契約期間の満了まで期間を多く残している場合は高額な解約金となる恐れもあるのです。
しかし、基本的にカーリースは契約期間が長ければ長いほど月々の安くなりますので、毎月の負担の少ない長期契約を選んでしまいたくなるものなのです。
■契約期間による月々の料金の変化
※ホンダ N-BOX G・L Honda SENSING 定額カルモくん調べ
- 3年契約:36,850円/月
- 5年契約:28,380円/月
- 7年契約:26,290円/月
- 9年契約:22,330円/月
- 11年契約:19,800円/月
しかし、車を利用できなくなるようなライフスタイルの変化(海外転勤や出産など)の可能性がある方は高額な解約金をさけるために、なるべく短期間での契約が無難です。
このように、カーリースでは契約期間中に解約をすると高額な料金を支払わなければならないために、安易に契約をしないで、特に契約期間については慎重に決定することが大切です。
カーリース申し込み後に無料でキャンセル出来るのはいつまで?
前項ではカーリース車両が納車された後の使用期間中の途中解約について説明しましたが、ここからは申し込みから納車までのキャンセルについて説明します。
カーリースの申し込みから納車までは各社での違いはありますが、基本的には同じようなステップを踏みながら納車に至ります。
その納車までの流れをご紹介して、どこまで無料でキャンセルが可能であるのかを説明します。
1. カーリース会社選びと見積もり
まず最初に行うのが、カーリース会社選びです。カーリース会社の公式サイトでは、セルフ見積もりが簡単に出来るようになっていることが多いため、なるべく多くのカーリース会社で見積もり、比較を行い、自分にピッタリのカーリース会社とプランを選びましょう。
≫ 参考:初心者におすすめ個人カーリース会社ランキング失敗なしのBEST5
お気に入りのカーリース会社と見積もりに納得すれば、見積りページからそのままカーリースの申し込みが出来るようになっています。
この時点では車種やオプションなどは後で変更することが出来ますので、「ざっくり」と決めて申し込めば大丈夫です。
この申し込みは同時にカーリースの審査の申し込みを兼ねています。
2. 審査
カーリースは高額な新車を貸し出すサービスですので、申し込みをした人がちゃんと最後まで月々のリース料金を支払えそうな人であるかをチェックします。
車をローンで購入するような審査と似ていますが、カーリースの審査はそこまで厳しくはありません。
≫ 参考:カーリースの厳しい審査を少しでも通りやすくする対策方法はあるの?
3. 打合せ・最終決定
カーリースの審査を通過するとネット申し込みの場合はメールや電話で担当者から連絡があり、契約する車のオプションなどを最終的に決定します。
この時点では希望の変更が出来ますので、変更したいところがあれば伝えましょう。店舗で契約するカーリースでも同様です。
そしてネット申し込みであれば、カーリース会社が最終的な契約書を作成して、ご自宅に必要書類を郵送してくれます。
4. 正式契約
まもなく契約書類とその他の必要書類などが届きますので、契約書類などの必要部分に記入、捺印して書類を返送した時点で正式契約となります。
カーリース会社では返送された書類を確認すると、すぐに自動車販売会社(カーディーラー)に新車を注文します。
そのためこの正式契約の時点でキャンセルをしてしまうとカーリース会社は新車を契約者のために購入してしまっているために実害が発生してしまいます。
つまり、正式契約前までが無料でキャンセル出来ることになります。
そのため、無料でキャンセル出来るのは契約書を返送するまでとなりますが、現実的には審査を通過して、最終的な打合せ時点でキャンセルの意思を申し出るべきでしょう。
しかし、違った見方をすれば、カーリースの審査を通過することが出来るのかを確認するのは無料で出来ることになりますので、少し審査が心配であるのでしたら一度試しに申し込んでみることもおすすめします。
5. 納車
正式契約後は自動車販売会社(カーディーラー)とのやり取りとなります。
カーディーラーとは納車日時の打ち合わせや、新車登録に必要になる「車庫証明」の取得について説明があります。
その後、打ち合わせで決定した日時に自宅へ新車がカーディーラーの担当者が納車します。
カーリースの申し込みから納車までは上記のようなステップで進められます。
この流れの中でネット申し込みのカーリースであれば1度店舗に訪問せずにすべて自宅や都合の良い場所で済ませることも可能です。
店舗契約の場合は違いがあることもありますが基本的な内容は一緒です。
また、繰り返しに練りますが、カーリースの申し込みから納車までの流れの中で、無料でキャンセルが行えるのは正式契約前となります。
条件を満たせば解約金なしで途中解約できるカーリース?
カーリースは途中契約が出来ないのが共通のルールであると説明しましたが、条件を満たせば契約期間の途中でも解約が出来るカーリースもありますのでご紹介します。
そのカーリースが「カーコンカーリースもろコミ」です。
カーコンカーリースもろコミ、通称もろコミは契約期間が3年、5年、7年、9年の4つから選ぶことが出来るのですが、7年契約ではリース開始から5年経過後、9年契約では7年契約後のリース期間満了の2年前から解約金などの負担なしで車の乗り換えや返却(=解約)が出来るようになっています。契約期間満了の2年前まで乗り続ける必要がありますので自由に途中解約が出来るとはいえませんが、思いもよらぬライフスタイルの変化があった時に解約金なしで2年早く解約できるのは有難いと感じるはずです。
もろコミはリース期間満了後は3年契約と5年契約が一般的なカーリース同様にクルマを返却して終了となりますが、7年と9年契約ではそのまま車をもらうことも選択できるシステムです。
≫ 参考:カーコンカーリースもろコミとは?審査や申込み手順まるわかりガイド
まとめ
カーリースでは原則的にリース期間中の途中解約が出来ず、無料でキャンセルが行えるのは正式契約前までということを説明しました。
このようなルールがあるためにカーリースの申し込みは特に契約期間を慎重に選ばないと、後に後悔することにもなりかねません。
しかし、それ以外では頭金など無く月々の定額料金支払いのみで、購入では手の届きにくいクラスの新車に無理なく乗れるのがカーリースのメリットで、そのメリットのために利用者は急増中です。
初めてのカーリースをご検討中であれば今回のような点に注意して、あなたにピッタリなカーリース会社やプランを見つけてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。