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カーリースは頭金などのまとまった初期費用が不要で新車に乗れるため、近頃注目を集めている車の所有方法です。
そのため近頃人気の「SUV」でも購入するのは大変な「上のクラスの車」に手が届きやすいのが魅力です。
ところで、その上のクラスの料金ですが、クラスが違うと実際に差額はどのくらいなのでしょうか?
気になったので、今回は軽自動車のSUVと、その上のクラスの普通車の各サイズのSUVでは月々のカーリース料金にどのくらいの差額が実際にあるのかを調べてみました。
カーリースをご検討中の方で、SUVのクラス選びに迷っているのであれば、ぜひ参考にしてください。
カーリースで乗る車のクラス分け
最初にクラス分けをしておきましょう。
今回は車のカテゴリーの中でもSUVタイプの車種に絞り、その中で軽自動車VS普通車ということになりますが、それではさすが大雑把すぎるので、普通車も「コンパクト」「Sサイズ」「Mサイズ」「Lサイズ」の4つに分けてみました。
- 軽自動車:ジムニー、キャスト アクティバ、ekクロスなど
- コンパクト:ライズ、ロッキー、クロスビーなど
- Sサイズ:C-HR、ヴェゼル、CX-3など
- Mサイズ:エクストレイル、RAV4、CX-5など
- Lサイズ:ランドクルーザー(プラド)、CX-8など
少し前までは普通車でコンパクトサイズなSUVはトヨタC-HRやホンダ ヴェゼル、マツダCX-3などの排気量が1.5Lクラスでしたが、近頃はスズキ クロスビーやトヨタ ライズ・ダイハツ ロッキーなどの1.0Lエンジンを搭載したさらにコンパクトなモデルが相次いで発売されたため、普通車は3つから1つ加えて4つのクラスに分けて合計5つのクラスとしました。
軽自動車SUV クラス
スズキジムニー
軽自動車のSUV・4WDモデルは降雪地方などで、軽量コンパクトなこと自体がメリットとなるためSUV人気以外にも高い需要があるカテゴリーです。
SUVの人気の上昇により軽自動車でも「SUV風」に外観をモディファイしたものから本格的なクロスカントリー4×4のものまで車種が増加中ですが、その中でもスズキジムニーは初代モデルが1970年に発売されて以来、途絶えることなく販売され続け、2018年に発売された現行モデルは現在でも納車までに長い時間が必要なほどの人気となっています。
かつてはジムニーのライバルとして三菱パジェロミニが販売されましたが、現在では生産を終了しています。
ジムニー以外のモデルは基本的にベースとなるモデルの車高を上げた「SUV風」のモデルですが、見た目だけでなく最低地上高の確保や長めのサスペンションストロークなどによってベースモデルよりも悪路での走破性が高められています。
- スズキ ジムニー
- ダイハツ キャスト アクティバ
- 三菱ekクロス
コンパクトSUV クラス
スズキ クロスビー
普通車のSUVの中でもサイズ的に1番小さいクラスのコンパクトサイズのSUVは、車体の幅や高さも同じ1.0Lクラスののコンパクトカーと車高の高さ以外はさほど変わらないため、取り回しが楽であるのがメリットです。
そのため運転に自信が無い方や、運転免許証を取り立ての方にも違和感なく乗ることが出来るのが1番の魅力です。さらに車重も大型のSUVなどと比較すると軽いために燃費も良好であるのも嬉しいポイントです。
660ccという軽自動車エンジンに対しコンパクトクラスは1,000ccと余裕があり、さらにターボが装着されているためアクセルを大きく踏み込まなくてもしっかり加速します。
特に高速道路の合流などでも加速性能に余裕があり、全般的に動力性能に余裕があるのもコンパクトサイズのSUVのアドバンテージです。※軽自動車との比較です。
- トヨタ ライズ
- ダイハツ ロッキー
- スズキ クロスビー
SサイズSUVクラス
ホンダ ヴェゼル
今回SサイズとしたSUVはエンジンが1.2L~1.8Lでサイズ的にも上記コンパクトクラスと比較すると3ナンバーサイズで、いかにもクロスオーバーSUVらしいイメージの迫力のあるスタイリングとなるために非常に人気の高いクラスです。
しかしワイドで車高の高いSUVスタイルながら、共通するのがハイブリッドやクリーンディーゼルエンジンを採用しているために燃費性能にも優れていることです。ベースモデルがハイブリッド車であったり、同社のハイブリッド技術などを応用しているためにSUV=燃費が悪いという常識を過去のものとしたのもこのクラスのSUVの特徴です。
また、このクラスのクロスオーバーSUVモデルでは他のクラスに比べてデザインを重視されることが多いため、2ドアクーペのようなスタイリッシュで個性的なデザインが採用されることにより、従来の武骨なイメージのSUVとは違った仕上がりになっていることも共通の特徴と言えます。
- トヨタ C-HR
- ホンダ ヴェゼル
- マツダ CX-3
MサイズSUV クラス
日産 エクストレイル
アメリカが発祥のSUVはフルサイズのトラックが主流だあったため大きなサイズでしたが、日本の古くからあったSUVはこのミドルサイズがメインでした。
しかし、1990年代にトヨタRAV4やホンダCR-VなどのコンパクトサイズSUVが発売され、次第にコンパクトサイズのSUVが主流になっていきました。
しかし、トヨタRAV4やホンダCR-Vも北米での販売がメインであるために、モデルチェンジの度に市場も要望によりサイズが大きくなり、現在ではミドルサイズの3ナンバーサイズになっています。
ミドルサイズのSUVは、軽自動車やコンパクトカーサイズに比べると車体も大きく、着座位置も高くなるために見晴らしがよく運転中の視界も良好になります。またこの後ご紹介する大型サイズの車種と比べると、日本の道路や駐車場などの事情を考慮して作られているため、取り回し、扱いやすさはこちらが上と言ってよいでしょう。
こちらのクラスをお選びになれば居住性や荷物の積載量などにも余裕があるため、長期に渡り乗り換えなしで利用し続けることが可能です。
- 日産エクストレイル
- トヨタ RAV4
- マツダ CX-5
LサイズSUV クラス
トヨタ ランドクルーザー
このクラスのSUVは各メーカーの最上級モデルやフラッグシップとされているために、単にサイズが大きなだけではなく高級で豪華な仕上がりであることも特徴です。
また、道路状況の悪い海外諸国では高級セダンよりも高い信頼性と悪路走破性の高さから日本のこのクラスの車が選ばれ、特にトヨタのランドクルーザーは国内外で高級車の中でも特に高く評価され、VIPやセレブの移動車などに採用されることも多く、憧れの高級車として認識されています。
室内空間の広さや高級感、乗り心地など全てにおいてスキのない日本の高級大型SUVですが、ネックとなるのはやはり車両価格が高額であることです。
新車で購入する時には20~30%の頭金を用意しなくてはなりませんので金額は高額になります。そのため頭金や初期費用が不要なカーリースで気軽に乗ることも高級な大型SUVに乗るための良い方法と言えます。
- トヨタ ランドクルーザー
- トヨタ ランドクルーザープラド
- マツダ CX-8
カーリース料金を比較してみよう!
それでは、クラスによって月々のカーリース料金の支払額にどのくらいの差があるのか見ていきましょう。
全ての車種を比較するわけにもいかなので、クラスごとに代表を選んでから比較してみました。
グレードにより料金も変わりますので、各車のベーシックグレードを選んでいます。
- 軽自動車 :スズキ ジムニーXG
- コンパクト:スズキ クロスビー HYBRID MX
- Sサイズ:ホンダ ヴェゼル G・Honda SENSING
- Mサイズ:日産 エクストレイル 20S
- Lサイズ :トヨタ ランドクルーザー GX
この5台で比較をしてみましょう。
今回カーリース料金の比較のために選んだのは契約期間が1年から11年まで幅広く選べる定額カルモくんです。
定額カルモくんの公式サイトでは誰でも会員登録など無しで料金のシミュレーションが出来ますので、そちらを利用して料金を調べてみました。
契約期間 | ジムニー | クロスビー | ヴェゼル | エクストレイル | ランドクルーザー |
1年 | 70,510円 | 99,220円 | 88,550円 | 107,800円 | 98,560円 |
2年 | 44,880円 | 63,030円 | 57,750円 | 69,850円 | 84,810円 |
3年 | 35,530円 | 49,500円 | 46,640円 | 55,880円 | 78,210円 |
4年 | 31,240円 | 44,330円 | 41,910円 | 49,720円 | 75,570円 |
5年 | 27,940円 | 38,940円 | 37,840円 | 44,660円 | 71,940円 |
6年 | 26,400円 | 36,410円 | 36,630円 | 42,790円 | 72,160円 |
7年 | 27,500円 | 32,780円 | 34,760円 | 40,370円 | 70,510円 |
8年 | 25,190円 | 30,250円 | 34,320円 | 37,840円 | 71,280円 |
9年 | 23,210円 | 27,830円 | 32,010円 | 34,760円 | 70,290円 |
10年 | 21,890円 | 26,510円 | 30,580円 | 33,110円 | 68,090円 |
11年 | 20,570円 | 24,970円 | 28,820円 | 31,350円 | 64,350円 |
上記表の金額はメンテナンスパックなどの契約無しの料金(メンテプランなし)ですが、定額カルモくんでは上記の基本料金でも以下の費用が含まれています。
- 自動車税:リース期間分※毎年支払い
- 自賠責保険料:リース期間分※車検時支払い
- 自動車重量税:リース期間分※車検時支払い
このような費用が含まれているために車検を迎えても車検に掛かる費用を全て支払うわけではないので、出費が安定しやすいのもカーリースのメリットと言えます。
また定額カルモくんでは頭金の入金やボーナス併用支払いのシステムが無く均等支払いのみですので、上記の表の金額だけ支払えばそれぞれの新車に乗れるということになります。
この表を見ると軽自動車から車のサイズが大きくなるごとに、月々の料金高くなっていくことが分かります。
カーリースでは期間が長くなるほど月々の料金が安くなっていくことも特徴です。
しかし、表をよく見てみるとおかしな点がいくつもあることに気付くはずです。
1年契約ではクロスビーやエクストレイルよりも車両価格がかなり高額なランドクルーザーの方が安く乗れてしまいます。
また1年から5年の期間ではクロスビーとヴェゼルの料金が逆転しているのも分かります。
その他にもおかしな点があるのですが、これはカーリースの料金設定によるもので間違っているわけではないのです。
カーリースの料金を決めるときには、リース期間が終了する時の査定額を予測して、予測した金額を車両価格からあらかじめ値引きした金額をベースに料金を決めていきます。
その予測した金額は「残価」と呼ばれ、過去のデータなどを元に決められるのですが、人気車であるほど「残価」は高く設定されます。
つまりカーリースでは車体価格の全てはなく、残価を値引きした金額だけを支払えばよいので、支払い総額は全てを支払うローンに比べると安くなるメリットがあります。
さらに人気車であれば値引きされる残価が高く設定されるために月々の支払額も安くなるのです。
そのため人気車であればクラスが上の車でも、下のクラスの車より安く乗れるような逆転現象が起こることがあるのです。
特にランドクルーザーのような車は査定額が落ちにくいクルマの代表であるために、カーリース料金が車両価格の割に安くなる傾向にあるのです。
最安値ではジムニーが約2万円というのもお安く感じますが、憧れの高級SUVランドクルーザーの新車が頭金0円、ボーナス支払い無しで\64,350円というのも、意外に安いと感じる方も少なくはないのでしょうか?
定額カルモくんにクルマがもらえるオプション?
定額カルモくんでは7年以上で軽自動車とコンパクトカーに限り契約期間満了後にクルマがもらえるオプションを始めています。
今回のクラスではジムニーなどの軽自動車クラスとクロスビーなどのコンパクトカークラスで申し込むことが可能です。
7年契約で月々550円、8年で440円、9年以上では一律330円を毎月のリース料金に加算して支払えばリース期間が終わるとそのまま車が自分のものになり乗り続けることが出来ます。
まとめ
カーリースで車を選ぶ順番では具体的に「ジムニー」などの車種を選ぶ前に、車の使い方によって「サイズ」選びを行うのが先になります。
車体が大きくて室内が広いほど困ることは無いので上のクラスを選びたいのが本音ですが問題は料金です。そのため上のクラス(サイズ)の車とは月々の料金でどのくらいの差額があるのかの目安として各クラスの人気車種で比較をしてみました。
たとえば人気のジムニーですが、クロスビーとの差額は11年契約では月々約4千円、11年では1万円です。室内の広さや走りの余裕は軽自動車と普通車では違いがあり、自動車税が含まれているカーリースでは維持費に大きな差はありませんので迷うところですね。
最終的にその差額をどうお考えになるかはそれぞれの価値観ですので、ご自分で納得するクラス選びをした上で車種選びを行ってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。