カーリース

カーリースは月々定額の支払いのみで新車に乗れるってウソでしょ?

2019年6月16日

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カーリースのテレビCMやチラシ広告などを見ると、

頭金なし、月々定額支払いだけで新車に乗れる♪

このような宣伝を見たことがある方も多いのではないでしょうか?

でもあまりにお手軽すぎてなんかウソっぽく感じませんか?

そこで、本当に毎月の定額支払いだけで新車に乗ることが出来るのかカーリースの仕組みとおすすめカーリース会社を紹介します。

 

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クルマを購入して乗るために必要な費用

まず最初に、新車を購入して乗り続けるにはどのような費用が必要になるのかをおさらいしておきましょう。

新車はシンプルな軽自動車であっても高額な商品ですので、ここではローンで購入する場合を見ていきましょう。

クルマの購入費用

クルマを所有するには「クルマを購入する」費用と購入後に「クルマを維持する」費用が必要になります。

 

頭金を用意する

新車を購入する時の最初のハードルが頭金です。その金額はクルマの価格の20~30%が一般的ですので150万円の軽自動車を購入する場合は30万円~45万円を一括で支払う必要があります。

もし、頭金を支払える貯金があっても一気に貯金が減少してしまうことに不安を感じてしまう人も多いようです。

 

毎月のローン返済

クルマの価格の20~30%を頭金として支払えば新車は納車されますが、毎月ローンの月額の支払いをしなければなりません。

月額が月々支払い出来る金額よりもオーバーしてしまう場合はローンの期間を長めにしたり、ボーナス併用支払いを利用したりします。

月々の返済額の目安は、頭金30%を支払い金利4%で5年間均等支払いでは、

購入金額頭金毎月支払額
100万円30万円12,891円
150万円45万円19,337円
200万円60万円25,783円
250万円75万円32,228円
300万円90万円38,674円

頭金を30%支払いしても月々上記のような支払いが必要になります。

 

クルマの維持費用

 

クルマは車両を購入すれば完結するのではなく維持していくために必要ないくつかの費用がありますので、月々のローン返済額をギリギリにしてしまうとクルマを維持していくことが困難になります。

そのため下記のような費用を予想して余裕を持ったローン返済額にすることが重要です。

 

消耗品などのメンテナンス費用

クルマには多くの消耗部品があり、安全に走行するためには定期的な交換が必ず必要です。

主な消耗品などの交換費用は

消耗品名交換サイクル費用/1回
エンジンオイル1年5,000円~
タイヤ3~5年4万円~
バッテリー3~5年1~2万円
ブレーキパッド2~3年2万円前後
ワイパーのゴム1~2年2,000円~

新車から5年間で年間1万キロ乗ることを想定すると上記のような消耗品の交換が予想できます。※期間や距離が多い場合はさらに交換が必要なものが増えます。

これらの交換サイクルや費用は走行距離や乗り方、クルマの排気量などによって変わりますが、普通の乗り方でエンジンオイルは現在、自動車メーカーの指定では1万キロ程度とされることが多くなっています。そして「シビアコンディション」と呼ばれる厳しい条件での使用ではさらに早めの交換が必要になります。

 

自動車税の支払い

 

自動車税は毎年1回、クルマの所有者が支払う必要のある税金ですが乗用車では軽自動車と普通車に別れ、排気量ごとに金額が違います。

排気量税額
軽自動車660以下10,800円
660超~1000以下29,500円
1000超~1500以下34,500円
1500超~2000以下39,500円
2000超~2500以下45,000円
2500超~3000以下51,000円

 

車検費用

車検は初回は新車が登録された3年後、その後は2年ごとに受ける必要があります。

その車検の代金はいくつかの費用の合計金額が必要になります。

 金額
自賠責保険(強制保険)
  • 自家用乗用車:25,830円
  • 軽自動車:25,070円

※24か月契約

自動車重量税
  • 軽自動車:6,600円
  • 5ナンバー0.5 t 超 ~ 1.0 t 16,400円
  • 5ナンバー1.0 t 超 ~ 1.5 t 24,600円
  • 3ナンバー1.5 t 超 ~ 2.0 t 32,800円

※2年間料金

車検基本費用2万円~10万円
検査手数料1,000~1,800円

表の中の車検基本費用とは24カ月定期点検料、測定検査料、車検代行手数料の合計金額のことを言います。この車検基本費用には人件費などが含まれていますので車検の申込み先によって料金が大きく違うことがあります。車検の費用がそれぞれ違うのはこの車検基本費用の違いといえるものです。

 

乗る人によって変わる費用

ここからの費用はクルマに乗る人や乗り方によって変わる、または不要になる費用です。

 

任意保険料(車両保険)

保険については車検の度に強制保険である自賠責保険に加入しなければならず、自賠責保険が無いと道路を走行することは出来ません。しかし、自賠責保険の対象は事故の相手(被害者)の身体のみが対象で相手の車の修理代は対象になっていません。そのため自分の身体を含めてカバーできる任意保険の加入は必須です。

その任意保険は基本料金ではご自分の車の修理代などは出ませんので、「車両保険」もセットしてカバーできるようにすれば安心です。

任意保険の料金は申込者の年齢などにより大きく保険料が変わります。

 

駐車場代(月極駐車場代)

ご自宅敷地内に駐車スペースが確保できる方以外はクルマを止める駐車場が必要になりますので駐車場を借りる場合はその費用も必要です。

また車の駐車場を確保していることを証明する「車庫証明」の取得も必要になりますが、その駐車場は自宅から直線距離で2キロ以内の駐車場に限られますので駐車場を借りる際には注意が必要です。

 

ガソリン代(軽油代)

電気自動車以外を除く車では走行する分だけのガソリンが必要になりますので、走行距離が多い人ほど多くの燃料代が必要になります。

 

費用の準備など管理が大切

車を所有すると上記のような様々な費用が定期的に発生しますので、高額な車検費用や自動車税などはあらかじめ予定に入れて費用を準備しておく必要があります。

「車検のOO月OO日までにOO万円」

という感じですね。

しかし、これに加えて突発的に高額なタイヤやバッテリーなどの交換が重なってしまうとさらに生活を圧迫してしまう可能性もあります。

そのため、クルマを購入して乗るのはかなり余裕を見ておかないと便利なクルマが家計を苦しくしてしまいますのでそのような事態も見越して購入プランを立てる必要があります。

 

カーリースは月々定額の支払いのみで新車に乗れる?

新車を購入すると自動車税や車検、消耗品の交換が必要になるたびに費用の支払いが必要になりますが、カーリースでは月々定額でフラットな支払いにすることも可能になります。

そこで、カーリースの料金の仕組みがどのようになっているのか確認してみましょう。

カーリースの料金に含まれるもの

ひとくちにカーリースといってもその内容や特徴は各社で様々で含まれるものに違いがありますが、ほとんどのカーリースで共通して含まれているのが以下のものです。

  • 自動車税
  • 自賠責保険料
  • 自動車重量税

この3つは基本的に含まれていることが多くなっています。

毎年支払いが必要な自動車税と車検の時に必ず支払わなければならない自賠責保険料と自動車重量税まで含まれています。

さらにカーリースの基本料金は月々の定額支払いだけで、ローンで購入する時に高いハードルとなるまとまった頭金も不要です。

また車検の時には車検基本費用も必要になりますがカーリース会社によっては有料のメンテナンスパックを追加することで消耗品の交換などのメンテナンス費用や車検の費用を含めてて定額に出来るプランを用意しているリース会社もあり、さらに車検基本費用も基本料金に含まれてるリース会社もあります。

このような沢山の費用がリース料金に含まれているカーリースなら、別途支払いが必要なのはガソリン代と任意保険料、駐車場代くらいになりますのでお金の管理がとても楽になります。

また税金などを支払いに行く手間もなく、支払いを忘れてしまうようなこともありませんので時間や手間も減少することもメリットです。車に関する面倒な事はお任せ出来ますので、忙しい方、時間のない方にもカーリースはメリットの多い車の所有方法であると言えます。

また、車に関する費用が定額になると家計の見通しが良くなるという、もう一つのメリットも有ります。

 

定額で車検費用も含まれるおすすめカーリース

カーリースの基本料金に車検費用まで含まれているカーリースを紹介します。

カーコンカーリースもろコミ

カーコンカーリースもろコミは契約特典として車検が無料になるクーポンがもらえます

基本料金には自動車税や自賠責保険料、重量税なども含まれますので、車検の時には基本的にお金が掛かりません。※交換が必要な消耗品がある場合は自己負担となります。

契約期間は7年(もろコミ7)と9年(もろコミ9)の2種類で、車検の無料クーポンもリース期間中に車検を通す分だけもらえますので維持費を大きく抑えることが可能です。

 

またカーコンカーリースもろコミは契約期間の最後まで乗り続ければクルマがそのままもらえて自分のものになるのも特徴です。

クルマがもらえて自分の物になることでカーリースのデメリットと言われることが2つ無くなることもメリットです。

一つは、カーリースではリース終了後にはクルマを返却することが基本で、返却された車の状態が悪いと清算するための費用が必要になるというリスクがあるのですが、もろコミではクルマを返却する必要もないため、清算が必要になるようなことはありません。

また2つめとしては、カーリースの走行距離制限が無くなることです。上記の通りカーリースでは返却された車の状態が悪いと車の価値が下がるため清算が必要になってしまうのですが、走行距離も走り過ぎてしまうと車の価値を下げてしまうために各カーリース会社では走行距離の制限を設定しています。しかしこの制限も自分の車になりますので、走行距離を超過して請求されるようなことは起こりません。

 

カーコンカーリースもろコミでは7年契約ではリース開始後5年、9年契約では開始後7年を経過するとクルマを乗り換えたり返却することが自由に出来るようになります。しかし、その場合はクルマがもらえる対象ではなくなり、車の状態が悪ければ清算が必要になり、月間2,000キロの走行距離制限の対象となりますので注意が必要です。

7年契約では「特選車」と呼ばれるカーナビやETCなどのアクセサリーやメンテナンスパックが料金据え置きで付いているお得な車種も用意されていますので、特選車から選べばさらにお得に利用出来ます。

≫ 参考:カーコンカーリースもろコミとは?審査や申込み手順まるわかりガイド

 

定額ニコノリパック

定額ニコノリパックは基本料金に車検費用をはじめとして点検費用やオイル交換などのメンテナンス費用まで含まれているのが大きな特徴です。

基本料金に含まれるもの

  • 車検
  • 登録費用
  • 自動車取得税
  • 自動車税
  • 自動車重量税
  • 自賠責保険料
  • 新車1か月点検費用
  • 新車6か月点検費用
  • エンジンオイル交換費用9回分
  • ウォッシャー液補充費用
  • バッテリー液補充費用
  • クーラント液補充費用

これだけのものが含まれているために、他に必要になるのはガソリン代と駐車場代、任意保険料だけでOKです。※有料でフルメンテナンスにも出来ます。

 

定額ニコノリパックは先に紹介したカーコンカーリースもろコミのようにリース終了後にクルマがもらえることはありません。また契約年数も5年と比較すると短めです。

そのため、定額ニコノリパックは定額支払いがご希望で5年ごとに新車に乗り換えて行きたい方にぴったりなカーリースであると言えます。

乗換えを希望する人の多くは最新の安全な運転支援システムが搭載された新車に乗り換えて行きたいと考える方です。自動車の安全装備は日々進化していて、数年の違いでも万が一の時の安全性に大きな差があるのが事実です。

≫ 参考:ファミリーカーに古い中古車は絶対に避けるべき本当の訳を動画で確認

基本料金で付いているメンテナンス内容に有料でフルメンテナンスにすることも出来ますが、国産の新車ですので、5年という期間では走行距離が多い方を除いてオイル交換とウオッシャー液の補充程度のメンテナンスを定期的に行えば問題ありませんので、多くの方は基本料金のみで安くお得に5年間新車に乗ることが出来そうです。

≫ 参考:定額ニコノリパックの審査は厳しい?!安いけどデメリットはあるの?

 

まとめ

クルマを1番安く購入する方法は現金一括購入です。ローンのように金利も掛らないために支払い総額の安さでは1番です。

しかし、クルマを所有するにはカーリースが毎月ほぼ定額で維持出来ますのでお金やメンテナンスなどの管理などの面では1番負担が少ないといえます。

少し前まではクルマは現金一括かローンで購入するだけでしたが、近頃はカーリースという所有方法を選択する人が現れて、日々増加中です。

 

その理由はやはり頭金なしで毎月定額の支払いのみで新車に乗れて管理もとても楽であるからでしょう。

カーリースにすればこれからは税金や車検のことは考える必要が無く、ガソリンを入れてドライブするだけです。

車のバラバラな出費などにご不満があるのなら今回紹介させていただいた車検料金まで含んだカーリースを検討してみる価値があるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございます。

<定額ニコノリパック公式ページ>

 

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自称(?)カーリース コンシェルジュとして個人向けカーリースやカーシェアリングなどの新しいクルマとヒトとの付き合い方の情報を発信していきますので宜しくおねがいします。

【趣味】

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