アルトラパンのカーリース料金を比較!頭金ボーナスなし月1.5万?

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スズキ アルトラパンは2002年発売の初代モデル開発時より若い女性層をターゲットに開発され、現行の3代目モデルの開発時にはラパンのオーナーの9割は女性で、その中の6割が20代から30代の若い女性であったために企画やマーケティング、開発の各段階で女性ワーキンググループが携わり、女性ならではのクルマに対する希望などをたっぷり盛り込んだクルマ造りが行われました。

以前より女性に向けた「カワイイ」軽自動車は存在しましたが、ラパンは「可愛いものは好きだけど、子供っぽいのは好きじゃない」という実際の購買層の意見を反映させたナチュラルでシンプルなデザインが採用され、結果として男女を問わず人気のモデルとなっています。

そんなスズキ アルト ラパンのリース料金は月々いくらになるのでしょうか?

今回は特に安さにこだわって比較してみます。

頭金も0円でボーナス加算もなしの均等払いでアルト ラパンの新車に乗る場合の月額料金を各社で比較してみましょう

この記事を読んで分かること

  • 主要大手カーリース会社のスズキアルトラパンの月額・相場
  • 主要大手カーリース会社それぞれ独自の特徴

 

スズキアルト ラパンはどんなクルマ?

引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/lapin/

アルトラパンについて簡単に説明します。

アルトラパンのエクステリア・インテリア

アルトラパンは元々スズキの軽乗用車アルトをベースに女性ドライバーをターゲットとして開発されたために、近頃主流のハイトワゴン(N-BOXやタントなど)のような背の高いデザインではなく、全高が1525mmに抑えられているため立体駐車場やタワーパーキングに多い高さ制限1550mmをクリアする扱いやすいサイズです。

外観は歴代ラパンの特徴であった箱型デザインはそのままに、エッジ部分を丸めたスタイルとなり、ヘッドライトやテールランプ、ドアミラーなど各所に丸をモチーフとしたデザインが取り入れられています。

この箱型で角丸なデザインは実際に運転席に座ってみるとクルマの車幅が分かりやすく、運転のしやすいデザインであることも特徴です。

引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/lapin/

ラパンのインテリアのデザインは初代モデルのコンセプトの一つでもあった「自分の部屋にいるようなくつろぎと心地よさ」を継承して、ウッドテーブルやソファーをモチーフにしたデザインが各所に取り入れられ、クルマに乗った瞬間、部屋に帰宅したようなホッとする空間です。

引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/lapin/

 

アルトラパンの燃費と走行性能

アルトラパンのエンジンは3気筒658cc自然吸気の1種類のみでターボ付きエンジンは用意されていませんが、新開発のプラットフォーム(車の骨格)などによる大幅な軽量化で車重が650~730kgとなったこととエンジン自体が新開発されたことによりパワー不足を感じることなくスムーズなドライブが可能です。

軽量化と燃費性能を重視した新型エンジンによりアルトラパンの燃費は良好で、JC08モードで35.6km/Lを達成しています。※2WD・CVT

 

また、自動車の骨格である新開発のプラットフォームの効果は軽量化だけではなく、走行時の安定感やスムーズな乗り心地、そして安全性も向上させています。

組み合わされるトランスミッション(変速機)はCVTタイプのオートマチックですがベーシックグレードのみ5速マニュアルトランスミッションの変速を自動化した5AGS(オートギアシフト)となっています。

駆動方式は全てのグレードで2WD(FF)と4WDが選択可能です。

 

アルト ラパンの安全装備

アルトラパンにはスズキの最新の予防安全技術である「スズキ セーフティ サポート」が全車に搭載されていますのでグレードの違いにより安全面が変わることがありません。

事故そのものを未然に防ぎ、衝撃吸収ボディーなどによって万一の時の衝突被害も軽減します。

 

アルト ラパンのグレード

 

アルトラパン G 引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/lapin/

クルマには装備やエンジンなどが違う数種類の「グレード」が用意されていることが一般的でアルト ラパンにも4種類のグレードが用意されています。

アルト ラパンのグレード

  • G
  • L
  • S
  • X

ベーシックモデルがGグレードでXが最上位グレードとなります。

今回は安さにこだわった比較ですので車両価格の安い「G」グレードで比較してみましょう。

 

料金は各社公式サイトのカーリース料金シミュレーションより算出した金額となっています。

■グレード:アルトラパン G 2WD 5AGS(AT)

■燃費JC08モード:29.6km/L

 

アルト ラパンのカーリース料金を比較

それでは最初に大手のリース会社それぞれの料金を見ていきましょう。

最後に各社の料金を比較してみます。

 

コスモMyカーリース・スマートビークル

他のリース会社が最長契約期間が9年であるのに対してコスモのマイカーリーススマートビークルの契約期間は3年、5年、7年ですので単純に月々のリース料金を比較してしまうと不利になります。※リース期間が長いほど月々のリース料金は安くなるため。

コスモMyカーリース・スマートビークルはクルマの整備やメンテナンスなどをお任せ出来るメンテナンスパックを3種類の中から選ぶことが出来ます。

  1. ホワイトパック:メンテナンス契約なし
  2. シルバーパック:簡易メンテナンス
  3. ゴールドパック:フルメンテナンス
リース期間ホワイトシルバーゴールド
3年33,000円35,200円37,950円
5年23,870円26,62029,370円
7年19,800円22,880円25,630円

※月間走行距離1,000キロで計算

シルバーパックとゴールドパックにはリース期間分の「自動車税」、「自賠責保険料」、「重量税」が含まれますが、ホワイトパックに含まれるのは「自動車税」のみです。

 

コスモMyカーリース・スマートビークルのここがポイント

コスモのマイカーリーススマートビークルでは月間走行距離を500~1,500キロで選ぶことが出来、距離が多いほど月額料金は高くなります。当然500キロを選択すればお安くなりますが、やはり不安に感じ利方も多いようで、多くの方が1,000キロで申し込みをしているようです。

また、他社の7年契約の相場よりもコスモMyカーリース・スマートビークルが安くなる傾向があるのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルは他社では基本料金に含まれる「自賠責保険料」と「自動車重量税」がコスモマイカーリースの基本料金であるホワイトパックには含まれておりません。しかしその点はシルバーまたはゴールドのメンテナンスパックを選ぶことで追加することが出来ますのでフレキシブルなムダのない契約が可能であるともいえます。

 

9年の長期契約が無いことでコスモMyカーリース・スマートビークルが不利なように見えますが、じつは累計登録台数5万台を突破して、コスモMyカーリース・スマートビークルは大人気なのです。その理由のひとつとしては他社ではメンテナンスの時に指定の自動車整備工場まで出向かなくてはならないのに対してコスモのガソリンスタンドで給油から車検まで全てお任せ出来るのです。つまり使い勝手が抜群に優れているのですね。全国のスタンドを利用したロードサービスも利用出来るのでとても安心です。

またコスモMyカーリース・スマートビークルだけはリース終了後に車がもらえるようなシステムがないのですが、実際にはカーリース利用者で終了後に買取などをして乗り続ける人は全体の10%ほどで、多くの方は新しい新車のリース車両に乗り換えています。月々定額で新車を乗り継いでいけるのがカーリースのメリットなのですが実際にもそのメリットを利用する人が多いようです。

 

 

 

定額カルモくん

定額カルモくんの契約期間は1年から11年まで1年刻みで出来るのがポイントです。

メンテナンスパックは上記コスモMyカーリース・スマートビークルと似た構成です。

  1. メンテプランなし:メンテナンス契約なし
  2. シルバーメンテプラン:簡易メンテナンス
  3. ゴールドメンテプラン:フルメンテナンス
  4. プラチナメンテプラン:ゴールド+メーカー保証延長
期間ホワイトシルバーゴールドプラチナ
1年68,860円72,710円73,830円
2年41,030円44,880円46,000円
3年31,350円35,200円36,320円
4年27,940円31,790円32,910円33,920円
5年24,530円28,380円29,500円30,510円
6年22,770円26,110円27,230円29,250円
7年20,240円23,580円24,700円26,720円
8年18,920円22,260円23,380円25,400円
9年17,490円20,830円21,950円24,470円
10年16,720円20,060円21,180円23,700円
11年15,730円19,070円20,190円22,710円

■リース料金に含まれるもの

  • 自動車税
  • 自賠責保険料
  • 自動車重量税

※全てのメンテプランに含まれます。

■オプションでリース終了後車がもらえる「乗り放題オプション」※旧もらえるプラン

  • 契約期間は7年以上
  • 対象車種は全車種

オプション料金(乗り放題オプション加算額)

  • 500円/月

※「乗り放題オプション」はアルト ラパンも利用可能です。

 

定額カルモくんのここがポイント

定額カルモくんは初心者や運転に自信のない方にも優しいカーリースです。それはメンテナンスパックのゴールドおよびシルバーを申し込むと付いてくる補償によって、リース終了時にキズや凹み、室内の汚れなどがあっても軽自動車で15万円、その他で18万円まで修理代を負担してくれるというもので、業界唯一のものです。

さらに軽自動車とコンパクトカー限定で「乗り放題オプション」が追加設定され、7年以上の契約では月500円の加算でリース終了後に車がもらえるようになります

 

定額ニコノリパック

定額ニコノリパックはニコニコレンタカーでおなじみの株式会社 MIC(ミック)が運営するカーリースサービスです。

契約期間は基本的に5年間のみとシンプルです。

定額ニコノリパックは基本料金に含まれるものが非常に多いのが特徴で他社では有料の簡易メンテナンスと言える内容まで含まれています。

 

■5年契約料金

※全て税込料金

均等支払い料金(頭金なし、ボーナス加算なし)

  • 月額24,200

ボーナス加算あり料金(頭金なし)

  • 月額11,000円
  • ボーナス月加算額年2回  79,200円

 

基本料金に含まれるもの

  • 自動車税
  • 自賠責保険料
  • 重量税
  • 車検基本料
  • メンテナンス

基本料金に含まれるメンテナンスは

  • オイル交換(6カ月毎計9回)
  • ウォッシャー液補充
  • バッテリー液補充
  • クーラント液(冷却水)補充

定額ニコノリパックでは基本料金にオイル交換などのメンテナンスが含まれていますが、さらに有料オプションとして2種類のメンテナンスパックが用意されています。

  • ライトプラン +月々2,200円(税込)~
  • バリュープラン +月々3,300円(税込)~
ライトプランバリュープラン
  • 法定6カ月点検法定
  • 12カ月点検
  • オイルエレメント交換
  • ワイパーゴム交換
  • ブレーキオイル交換
  • ブレーキパッド交換
  • エアコンガス補充
  • エアコンオイル補充
  • 点火プラグ交換
  • ファンベルト交換
  • クーラーベルト交換
  • 法定6カ月点検法定
  • 12カ月点検
  • オイルエレメント交換
  • ワイパーゴム交換
  • ブレーキオイル交換
  • ブレーキパッド交換
  • エアコンガス補充
  • エアコンオイル補充
  • 点火プラグ交換
  • ファンベルト交換
  • クーラーベルト交換
  • タイヤ4本
  • バッテリー交換

ライトプランとバリュープランの違いはライトプランの内容に加えてバリュープランではタイヤ4本とバッテリー交換が加えられることです。

5年契約のみの定額ニコノリパックですので走行距離の多くない方はタイヤ交換の可能性も少ないためにバリュープランでなくても良いかもしれません。

 

定額ニコノリパックのここがポイント

シンプルな5年契約のみの定額ニコノリパックは期間中の車検費用やオイル交換などのメンテナンスが基本料金に含まれるために維持費も安く、5年ごとに新車に乗り換えていきたい方におすすめしたいカーリースです。

 

カーリース料金をリース会社同士で比較

 

上記のカーリース月額料金を比較表にしてみました。

期間コスモカルモニコノリ
3年33,000円31,350円
5年23,870円24,530円24,200円
7年19,800円20,240円
9年17,490円
10年16,720円
11年15,730円

※コスモはホワイトパック、カルモはメンテプランなしの料金です。

月々の支払額で1番安いのは11年契約のある定額カルモくんで月々15,730円の均等支払いでした。1日当たり524円でアルト ラパンの新車に乗れることになります。

コスモMyカーリース・スマートビークルは5年と7年が安いのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルの料金は「ホワイトパック」の料金ですので注意が必要です

コスモMyカーリース・スマートビークルの「ホワイトパック」は定額カルモくんやカーコンカーリースもろコミ、定額ニコノリパックでは基本料金に含まれている自賠責保険料と重量税が含まれていません。

※ホワイトパックにオプションでプラスするか、シルバーパックかゴールドパックを選べば自賠責保険料と重量税が含まれます。

自賠責保険料と重量税は車検の時に必ず支払う費用ですので、車検を通す必要のない3年契約では問題がありませんが、5年以上の契約では基本料金に含まれていない場合は別途支払いが必要になります。

例えば7年契約でコスモMyカーリース・スマートビークルの「シルバーパック」にすれば自賠責保険料と重量税も含まれ同じ条件となりますが、7年契約で月々22,880円になるためカルモの方がお安くなります。

カーリース各社で基本料金やメンテナンスプランに含まれる内容が違いますので下記の参考記事などをお読みになり、内容をしっかり確認してから契約をすることが大切です。

 

まとめ

引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/lapin/

今回は人気のアルト ラパンのリース料金を単純に一番安いのはいくらなのか?を大手主要カーリース会社で比較してみました。

結果として今回の比較の中では11年契約のある分定額カルモくんが安いことが分かりました。

頭金なし、月々15,730円の均等支払いのみでボーナス時の加算もなスペーシアカスタムの新車に乗れますのでお得です。※1日当たり524円

人気車種であるアルト ラパンは中古車でも新車と変わらない価格であることが多いため、頭金無し月々ほぼ2万円で新車に乗れるのはカーリースならではのメリットです。

 

しかし7~9年と契約期間の長いカーリースですからリース期間中に気楽にメンテナンスなどが出来るかなど総合的に考える必要があります。

今回の3社ではコスモMyカーリース・スマートビークルはコスモ石油のガソリンスタンドで全てお任せ出来るのがメリットであると言えます。

月々の料金の安さも大切ですが、リース期間中の使いやすさも考慮して、あなたにぴったりなリース会社やプランをお選びください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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