アリオンのカーリース料金を3年5年7年で比較安いのは月額いくら?

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トヨタ・アリオンは近頃では貴重な存在となった5ナンバーサイズの4ドアセダン型の乗用車で同社のプレミオが共通設計の姉妹車になります。

世代によっては「トヨタ・カリーナ」の後継車と言った分かりやすいかもしれません。ちなみにプレミオはかつて販売されていた「コロナ」の後継モデルです。

トヨタ・アリオンは同社の小型セダンであるカローラが2018年にグローバルモデルをベースとして3ナンバーサイズとなった現在、日本の道路環境でも扱いやすい5ナンバーサイズのセダンを求める方には貴重な存在となり、改めてその価値が注目を集めています。

そのトヨタ・アリオンをカーリースで乗るなら料金は毎月どのくらいになるのでしょうか?

そこで今回はトヨタ・アリオンのカーリース各社のリース料金ご案内します。

 

トヨタ・アリオンについて

現在販売されているアリオンは以前発売されていたトヨタの小型セダン「カリーナ」を祖先に持ち、初代カリーナから通算9代目、アリオンとしては2代目で2007年発売のロングセラーモデルとなります。

ロングセラーモデルとなっている現行アリオンですが、マイナーチェンジ(途中改良)を数回行うことによりミディアムクラスのラグジュアリーセダンとして商品力を維持・向上しています。

最初のマイナーチェンジは2010年、燃費や安全性、そして室内の質感向上のための改良を行い、以降2年ごとの一部改良とマイナーチェンジを行うことで見た目の新鮮さだけではなく、安全性や燃費性能も向上させて、安心して乗れるコンパクトサイズの上質なセダンという価値を維持しています。

エンジンは全て直列4気筒の1.5L、1.8L、2.0Lの3種類の排気量がCVTトランスミッション(オートマ)に組み合わされ、マニュアルトランスミッションは用意されていません。

燃費はJC08モードよりも基準の厳しいWLTCモードでも2.0Lが14.4km/L、1.8Lでは15.0km/L、1.5Lが17.8km/Lで、1.8Lのみに用意される4WDモデルで14.42m/Lと優秀な数値を実現してまいます。

 

また安全装備はトヨタの先進運転支援システムであるToyota Safety Senseをすべてのタイプに標準装備しています。ベーシックグレードでも自動(被害軽減)ブレーキが標準で装備され、より多くの場面で安全をサポートしています。

 

トヨタ・アリオン室内 引用:トヨタ公式サイト

このように扱いやすいサイズと、改良を重ねることにより完成度と信頼性をより向上させたトヨタ・アリオンは多くのカーリース各社でも人気車種となっているようです。

そんなトヨタ・アリオンのリース料金は月々いくらになるのでしょうか?

頭金も0円でボーナス加算もなしの均等払いでトヨタ・アリオンの新車に乗る場合の料金を見てみましょう!

 

トヨタ・アリオンのグレード

 

トヨタ・アリオン A15 引用:トヨタ公式サイト

クルマには装備やエンジンなどが違う数種類の「グレード」が用意されているのですがトヨタ・アリオンは排気量によってグレード名が決まり、それに2種類のパッケージを選択する形となっています。

排気量では2.0Lが「A20」、1.8Lが「A18」、そして1.5Lが「A15」というグレードとなり、それぞれに「G-plusパッケージ」と「Gパッケージ」を選択する仕組みです。※2.0LはG-plusパッケージのみ。

トヨタ・アリオンのグレード

  • A20
  • A20 G-plusパッケージ
  • A18
  • A18 G-plusパッケージ
  • A18 Gパッケージ
  • A15
  • A15 G-plusパッケージ
  • A15 Gパッケージ

今回はいくらからトヨタ・アリオンに乗れるのか?ということですので、1.5ガソリンエンジンのA15(パッケージ無し)で料金を各社で比較してみましょう。

 

今回ご紹介するトヨタ・アリオンのカーリース料金は各社公式サイトのカーリース料金シミュレーションより算出した金額となっています。

■比較車種:トヨタ・アリオン A15 2WD CVT(AT)

■燃費:17.8km/L(WLTCモード燃費)

 

トヨタ・アリオンのリース料金を比較

それでは最初に大手のリース会社それぞれの料金を見ていきましょう。

最後に各社の料金を比較してみます。

 

コスモMyカーリース・スマートビークル

他のリース会社が最長契約期間が9年であるのに対してコスモのマイカーリーススマートビークルの契約期間は3年、5年、7年ですので単純に月々のリース料金を比較してしまうと不利になります。※リース期間が長いほど月々のリース料金は安くなるため。

コスモMyカーリース・スマートビークルはクルマの整備やメンテナンスなどをお任せ出来るメンテナンスパックを3種類の中から選ぶことが出来ます。

  1. ホワイトパック:メンテナンス契約なし
  2. シルバーパック:簡易メンテナンス
  3. ゴールドパック:フルメンテナンス
リース期間ホワイトシルバーゴールド
3年51,59053,790円57,090
5年37,180
40,37043,670
7年31,57035,20038,500

※月間走行距離1,000キロで計算

シルバーパックとゴールドパックにはリース期間分の「自動車税」、「自賠責保険料」、「重量税」が含まれますが、ホワイトパックに含まれるのは「自動車税」のみです。

 

コスモMyカーリース・スマートビークルのここがポイント

コスモのマイカーリーススマートビークルでは月間走行距離を500~1,500キロで選ぶことが出来、距離が多いほど月額料金は高くなります。当然500キロを選択すればお安くなりますが、やはり不安に感じ利方も多いようで、多くの方が1,000キロで申し込みをしているようです。

また、他社の7年契約の相場よりもコスモMyカーリース・スマートビークルが安くなる傾向があるのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルは他社では基本料金に含まれる「自賠責保険料」と「自動車重量税」がコスモマイカーリースの基本料金であるホワイトパックには含まれておりません。しかしその点はシルバーまたはゴールドのメンテナンスパックを選ぶことで追加することが出来ますのでフレキシブルなムダのない契約が可能であるともいえます。

 

9年の長期契約が無いことでコスモMyカーリース・スマートビークルが不利なように見えますが、じつは累計登録台数5万台を突破して、コスモMyカーリース・スマートビークルは大人気なのです。その理由のひとつとしては他社ではメンテナンスの時に指定の自動車整備工場まで出向かなくてはならないのに対してコスモのガソリンスタンドで給油から車検まで全てお任せ出来るのです。つまり使い勝手が抜群に優れているのですね。全国のスタンドを利用したロードサービスも利用出来るのでとても安心です。

またコスモMyカーリース・スマートビークルだけはリース終了後に車がもらえるようなシステムがないのですが、実際にはカーリース利用者で終了後に買取などをして乗り続ける人は全体の10%ほどで、多くの方は新しい新車のリース車両に乗り換えています。月々定額で新車を乗り継いでいけるのがカーリースのメリットなのですが実際にもそのメリットを利用する人が多いようです。

定額カルモくん

定額カルモくんの契約期間は1年から11年まで1年刻みで出来るのがポイントです。

メンテナンスパックは上記コスモMyカーリース・スマートビークルと似た構成です。

  1. メンテプランなし:メンテナンス契約なし
  2. シルバーメンテプラン:簡易メンテナンス
  3. ゴールドメンテプラン:フルメンテナンス
  4. プラチナメンテプラン:ゴールド+メーカー保証延長
期間ホワイトシルバーゴールドプラチナ
1年79,970円84,330円85,250円
2年51,260円55,620円56,540円
3年41,250円45,610円46,530円
4年37,290円41,650円42,570円43,770円
5年33,550円37,910円38,830円40,030円
6年33,000円36,850円37,770円39,980円
7年31,240円35,090円36,010円38,220円
8年31,460円35,310円36,230円38,440円
9年28,930円32,780円33,700円36,410円
10年27,610円31,460円32,380円35,090円
11年26,180円30,030円30,950円33,660円

■リース料金に含まれるもの

  • 自動車税
  • 自賠責保険料
  • 自動車重量税

※全てのメンテプランに含まれます。

 

定額カルモくんのここがポイント

定額カルモくんは初心者や運転に自信のない方にも優しいカーリースです。それはメンテナンスパックのゴールドおよびシルバーを申し込むと付いてくる補償によって、リース終了時にキズや凹み、室内の汚れなどがあっても軽自動車で15万円、その他で18万円まで修理代を負担してくれるというもので、業界唯一のものです。

さらに軽自動車とコンパクトカー限定で「車がもらえるオプション」が追加設定され、9~11年契約では月324円の加算でリース終了後に車がもらえるようになります。※トヨタ・アリオンは対象外です。

定額ニコノリパック

定額ニコノリパックは契約期間が5年と9年のみで9年はリース期間満了後にはクルマがもらえるようになる人気プランです。

基本料金の中に多くのものが含まれるのが特徴で、オイル交換などの簡易メンテナンスまで含まれているのですが、さらにオプションでメンテナンス内容を充実させてお任せにすることが可能です。

  1. ライトプラン:月々2,200円(税込)~
  2. バリュープラン:月々3,300円(税込)~

ライトプランは安心のフルサポートメンテナンスでバリュープランではさらにバッテリーやタイヤ4本の交換費用まで含まれるお得なプランです。

定額支払い

  • 月々支払額:32,120円(税込)

ボーナス併用支払い

  • 月々支払額:22,000(税込)
  • ボーナス月加算額: 60,720円(税込)年2回

■リース料金に含まれるもの

  • 自動車税
  • 自賠責保険料
  • 自動車重量税
  • 車検基本料1回分
  • 簡易メンテナンス費用

■特徴

  • ガソリン特別割引
  • 車検の基本料金が最初からコミコミ

定額ニコノリパックのここがポイント

定額ニコノリパックはクルマを所有すると必要になる費用の多くが含まれているのが特徴です。

5年契約ですので、新車の登録から3年後に迎える車検を1度通す必要がありますが、車検の基本料金が含まれていますので維持費を安く抑えることが出来ます。

また基本的なメンテナンス費用も含まれているのですが、その内容がオイル交換(9回)、ウインドウォッシャー液、補充バッテリー液補充、クーラント補充と他社では有料となるような充実したものです。

またガソリンスタンド店舗で契約を行った場合はそのスタンドのみですが、店頭価格よりも5円/Lのガソリン、軽油の値引きを5年間のリース期間中受けることが出来ます。

 

料金を比較してみましょう

上記のカーリース月額均等支払い料金(頭金なし、ボーナス加算なし)を比較表にしてみました。

期間コスモカルモニコノリ
3年51,59041,250円
5年37,18033,550円32,120円
7年31,57031,240円
9年28,930円
10年27,610円
11年26,180円

月々の支払額で1番安いのは11年契約のある定額カルモくんで26,180円の均等支払いでした。1当たり872円で新車のトヨタ・アリオンに乗れることになります。

期間別に見ますと3年はカルモ、5年はニコノリ、7年ではカルモがお安いので、期間によってどこが安いのか変わることがお分かりいただけると思います。

7年契約ではカルモとコスモには差がほとんど無いように見えますが、コスモMyカーリース・スマートビークルの料金は「ホワイトパック」の料金ですので注意が必要です

 

コスモMyカーリース・スマートビークルの「ホワイトパック」は他社では基本料金に含まれている自賠責保険料と重量税が含まれていません

※ホワイトパックにオプションでプラスするか、シルバーパックかゴールドパックを選べば自賠責保険料と重量税が含まれます。

 

自賠責保険料と重量税は車検の時に必ず支払う費用ですので、車検を通す必要のない3年契約では問題がありませんが、5年以上の契約で基本料金に含まれていない場合は車検の時に別途支払いが必要になります。

例えば7年契約でコスモMyカーリース・スマートビークルの「シルバーパック」にすれば自賠責保険料と重量税も含まれ同じ条件となりますが7年契約で月々35,200円になるためカルモの方が割安感があります。

カーリース各社で基本料金やメンテナンスプランに含まれる内容が違いますので下記の参考記事などをお読みになり、内容をしっかり確認してから契約をすることが大切です。

 

まとめ

今回は人気のトヨタ・アリオンのリース料金を単純に一番安いのはいくらなのか?を大手主要カーリース会社で比較してみました。

結果としては契約期間により安いリース会社が違うことが分かりました。

しかし、嬉しいのは

頭金なし、26,180円の均等支払いのみでボーナス加算もなくトヨタ・アリオンの新車に乗れるということです。※1日当たり872円

 

しかし7~9年と契約期間の長いカーリースであればリース期間中に気楽にメンテナンスなどが可能であるか?など総合的に考える必要があります。

今回の3社ではコスモMyカーリース・スマートビークルはコスモ石油のガソリンスタンドで全てお任せ出来るのがメリットであると言えます。

料金の安さも大切ですが、リース期間中の使いやすさも考慮して、あなたにぴったりなリース会社やプランをお選びください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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