このページにはプロモーションが含まれています
トヨタ タウンエースバンは同社のハイエースバンや日産NV350キャラバンなどよりも一回り小さいミドルサイズの4ナンバー商用バンです。
初代モデルは1976年に同社のライトエースの上級モデルとしてデビューしていますので50年近い歴史があり、4代目となる現行モデルは2008年に発売ました。
今回はそのトヨタ タウンエースバンをカーリースを利用して乗る場合の料金を大手カーリース会社の料金を調査しました。
頭金も0円でボーナス加算もなしの均等払いでタウンエースバンの新車に乗る場合の料金を各社で比較してみましょう。
この記事を読んで分かること
- 主要大手カーリース会社のトヨタ タウンエースバンの月額・相場
- 主要大手カーリース会社それぞれ独自の特徴
トヨタ タウンエースバンはどんなクルマ?
引用元:https://toyota.jp/townacevan/
トヨタ タウンエースバンは初代モデルがライトエースをベースにロング&ワイドボディ化して上級モデルとして発売されましたが、現在は車名のみが違う姉妹車となっています。
トヨタ タウンエースバンのボディサイズは全長4,045mm、全幅1,665mm、全高1,900mmという大きさで、これは4ナンバーバンの代表ともいえるハイエースバンの標準ボディよりも全長で650mm短く、全幅が30mmだけ狭く、全高は80mm低いサイズです。
表にしてクラスごとの比較をしてみましょう。
タウンエース | ボンゴ | ハイエース | 軽(エブリイ) | |
全長 | 4,045 | 4,285 | 4,695 | 3,395 |
全幅 | 1,665 | 1,690 | 1,695 | 1,475 |
全高 | 1,900 | 1,865 | 1,980 | 1,800 |
荷室長 | 2,045 | 2,375 | 3,000 | 1,905 |
荷室幅 | 1,495 | 1,480 | 1,545 | 1,315 |
荷室高 | 1,305 | 1,225 | 1,335 | 1,140 |
最大積載量kg | 750 | 1,150 | 1,150 | 350 |
最小回転半径 | 4.7m | 4.3m | 5.0m | 4.1m |
このように比較してみると分かりますが、タウンエースバンは荷室部分の大きさがハイエースバンやとボンゴバンより短く軽自動車のバンよりも長いサイズであることが分かります。
しかし、最大積載量は750kgですので軽自動車のバンより2倍の重量の積載が可能ということになります。
そのため、ハイエースやボンゴの大きさは必要無いのだけれど、軽自動車の最大積載量では心もとないという場合はタウンエースバンがぴったりの選択といえます。
引用元:https://toyota.jp/townacevan/
現在トヨタ タウンエースバンのようなキャブオーバータイプと呼ばれるエンジンの上に運転席が乗るタイプでのミドルサイズのバンは他に数が少なく、マツダからボンゴバンが販売されています。
トヨタ タウンエースバンは先代モデルではそのボンゴバンとほぼ同じサイズでしたが、タウンエースのバンとトラック共に全長が400mm短くなり、同時に排気量もに小さくなり、クラスを変えて先代モデルのようにボンゴと競合しない車種として現行モデルは発売されました。
タウンエースバンは荷室長がボンゴバンに比べて330mm短いのですが、その分全長も240mm短くコンパクトカー並みの扱いやすいサイズが評価されています。
しかし最小回転半径が全長の長いボンゴバンの4.3mに比べて4.7mと大きいのは欠点といえます。これはホイールベース(前輪と後輪の中心同士の距離)がボンゴバンの2,220mmに対してタウンエースバンが2,650mmと長いため構造的に400mmの差となって表れています。しかし、ホイールベースが長いほどクルマの前後の揺れが少なくなるというメリットもあります。
引用元:https://toyota.jp/townacevan/
搭載されるエンジンは最高出力97psの4気筒DOHC1.5Lガソリンエンジン1種類のみで、トランスミッションは5速マニュアル(5MT)4速オートマチック(4AT)が組み合わされ、駆動方式は2WDと4WDが各グレードに用意されています。
燃費はJC08モードで2WDが12.2~12.8km/L,4WDモデルでは11.6~12.6km/Lを実現しています。
またトヨタ タウンエースバンには基本的な安全装備が全車に標準装備されています。
- SRSエアバック(運転席・助手席)
- プリテンショナー&フォースリミッター機構付シートベルト
- リヤシートベルト(左右席3点式・中央席2点式)
- 衝突安全ボディ
- ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)
トヨタ タウンエースバンのデザイン
引用元:https://toyota.jp/townacevan/
トヨタ タウンエースバンは伝統的なキャブオーバーバンに比べて小さなボンネットが付くため一見フロントにエンジンを搭載したFFのようにも見えますが運転席下にエンジンを搭載したキャブオーバーの構造を採用しています。
引用元:https://toyota.jp/townacevan/
トヨタ タウンエースバンのインテリア
引用元:https://toyota.jp/townacevan/
リアゲートの開口部が広く、高さも低いため積降が楽に行えます
引用元:https://toyota.jp/townacevan/
シフトレバーはダッシュボードに取りつけられているため、フラットな足元も手伝い、助手席側からの乗降も楽に行えます。
引用元:https://toyota.jp/townacevan/
フロントシートとリアシート
引用元:https://toyota.jp/townacevan/
トヨタ タウンエースバンのグレード
タウンエースバン DX
引用元:https://toyota.jp/townacevan/
トヨタ タウンエースバンには基本となる2種類のグレードが用意されています。
トヨタ タウンエースバンのグレード
- DX
- GL
DXがベーシックグレードでGLが上級グレードです。
この2つのグレードの中から今回はベーシックグレードの「DX」グレードで比較してみましょう。
料金は各社公式サイトのカーリース料金シミュレーションより算出した金額となっています。
■グレード:トヨタ タウンエースバン DX 5MT 2WD
■WLTC8モード燃費:12.8km/L
トヨタ タウンエースバンのカーリース料金を比較
コスモMyカーリース・スマートビークル
コスモMyカーリースの契約期間は個人向けの乗用車は3、5、7年の3種類ですが4ナンバーの商用のバンやトラックは2年から7年まで1年単位の6種類から選ぶことが可能です。※軽商用車は2、4、6年の3種類です。
コスモMyカーリース・スマートビークルはクルマの整備やメンテナンスなどをお任せ出来るメンテナンスパックを3種類の中から選ぶことが出来ます。
- ホワイトパック:メンテナンス契約なし
- シルバーパック:簡易メンテナンス
- ゴールドパック:フルメンテナンス
全て調査日の2021年11月21日現在の料金です。
リース期間 | ホワイト | シルバー | ゴールド |
2年 | 69,960円 | 72,160円 | 76,340円 |
3年 | 50,930円 | 53,790円 | 57,970円 |
4年 | 41,140円 | 44,330円 | 48,510円 |
5年 | 35,090円 | 38,610円 | 42,790円 |
6年 | 31,240円 | 34,870円 | 39,050円 |
7年 | 28,380円 | 32,120円 | 36,300円 |
※月間走行距離1,000キロで計算
シルバーパックとゴールドパックにはリース期間分の「自動車税」、「自賠責保険料」、「重量税」が含まれますが、ホワイトパックに含まれるのは「自動車税」のみです。
コスモMyカーリース・スマートビークルのここがポイント
コスモのマイカーリーススマートビークルでは月間走行距離を500~1,500キロで選ぶことが出来、距離が多いほど月額料金は高くなります。当然500キロを選択すればお安くなりますが、やはり不安に感じ利方も多いようで、多くの方が1,000キロで申し込みをしているようです。
また、他社の7年契約の相場よりもコスモMyカーリース・スマートビークルが安くなる傾向があるのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルは他社では基本料金に含まれる「自賠責保険料」と「自動車重量税」がコスモマイカーリースの基本料金であるホワイトパックには含まれておりません。しかしその点はシルバーまたはゴールドのメンテナンスパックを選ぶことで追加することが出来ますのでフレキシブルなムダのない契約が可能であるともいえます。
9年の長期契約が無いことでコスモMyカーリース・スマートビークルが不利なように見えますが、じつは累計登録台数5万台を突破して、コスモMyカーリース・スマートビークルは大人気なのです。その理由のひとつとしては他社ではメンテナンスの時に指定の自動車整備工場まで出向かなくてはならないのに対してコスモのガソリンスタンドで給油から車検まで全てお任せ出来るのです。つまり使い勝手が抜群に優れているのですね。全国のスタンドを利用したロードサービスも利用出来るのでとても安心です。
またコスモMyカーリース・スマートビークルだけはリース終了後に車がもらえるようなシステムがないのですが、実際にはカーリース利用者で終了後に買取などをして乗り続ける人は全体の10%ほどで、多くの方は新しい新車のリース車両に乗り換えています。月々定額で新車を乗り継いでいけるのがカーリースのメリットなのですが実際にもそのメリットを利用する人が多いようです。
定額ニコノリパック
定額ニコノリパックは契約期間が5年(標準パック)と9年(もらえるパック)の2種類で9年はリース期間満了後にはクルマがもらえるようになる人気プランです。
基本料金の中に多くのものが含まれるのが特徴で、オイル交換などの簡易メンテナンスまで含まれているのですが、さらにオプションでメンテナンス内容を充実させてお任せにすることが可能です。
- ライトプラン:月々2,200円(税込)~
- バリュープラン:月々3,300円(税込)~
ライトプランは安心のフルサポートメンテナンスでバリュープランではさらにバッテリーやタイヤ4本の交換費用まで含まれるお得なプランです。
定額ニコノリパックのの料金
全て調査日の2021年11月21日現在の料金です。
■もらえるパック9年リース(税込)
◇ボーナス併用払いの場合
月額:22,000円
ボーナス月加算額 :27,720円×18回
◇月々均等払いの場合
月額:26,620円
ボーナス月加算なし
■標準パック5年リース(税込)
◇ボーナス併用払いの場合
月額:22,000円
ボーナス月加算額 :72,600円×10回
◇月々均等払いの場合
月額:34,100円
ボーナス月加算なし
■リース料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
- 車検基本料1回分
- 簡易メンテナンス費用
■特徴
- ガソリン特別割引
- 車検の基本料金が最初からコミコミ
定額ニコノリパックのここがポイント
定額ニコノリパックはクルマを所有すると必要になる費用の多くが含まれているのが特徴です。
5年契約ですので、新車の登録から3年後に迎える車検を1度通す必要がありますが、車検の基本料金が含まれていますので維持費を安く抑えることが出来ます。
また基本的なメンテナンス費用も含まれているのですが、その内容がオイル交換(9回)、ウインドウォッシャー液、補充バッテリー液補充、クーラント補充と他社では有料となるような充実したものです。
またガソリンスタンド店舗で契約を行った場合はそのスタンドのみですが、店頭価格よりも5円/Lのガソリン、軽油の値引きを5年間のリース期間中受けることが出来ます。
料金を比較してみましょう
上記のカーリース月額料金を比較表にしてみました。
契約期間 | コスモ | ニコノリ |
2年 | 69,960円 | ー |
3年 | 50,930円 | ー |
4年 | 41,140円 | ー |
5年 | 35,090円 | 34,100円 |
6年 | 31,240円 | ー |
7年 | 28,380円 | ー |
9年 | 26,620円 |
※コスモはホワイトパックの料金です。
今回は2社だけの比較ですが、カーリースの料金は期間が長いほどお安くなるため、月々の支払額で安いのは9年契約のある定額ニコノリパックで26,620円の均等支払いでした。1日あたり887円で新車のタウンエースバンが利用できるというわけですね。
今回の2社では共通の契約期間の5年の料金を比べるとニコノリがお安く金額の違いは990円ですが、コスモマイカーリース・スマートビークルの料金は「ホワイトパック」の料金ですので注意が必要です。
コスモマイカーリース・スマートビークルの「ホワイトパック」は定額ニコノリパックでは基本料金に含まれている自賠責保険料と重量税が含まれていません。
※ホワイトパックにオプションでプラスするか、シルバーパックかゴールドパックを選べば自賠責保険料と重量税が含まれます。
タウンエースバンのような4ナンバーの商用車(バン)は新車登録から2年で初回の車検があり、以降1年ごとに車検を通す必要があります。
自賠責保険料と重量税は車検の時に必ず支払う費用ですので、車検を通す必要のない2年以内の契約では問題がありませんが、3年以上の契約では基本料金に含まれていない場合は別途支払いが必要になります。
例えば5年契約でコスモマイカーリースの「シルバーパック」にすれば自賠責保険料と重量税も含まれニコノリと同じ条件となりますが、「シルバーパック」は月々38,610円になるため月額はさらに高くなります。
カーリース各社で基本料金やメンテナンスプランに含まれる内容が違いますので下記の参考記事などをお読みになり、内容をしっかり確認してから契約をすることが大切です。
まとめ
引用元:https://toyota.jp/townacevan/
今回は4ナンバーバンでは人気のトヨタ タウンエースバンのリース料金を大手主要カーリース会社で比較してみました。
今回の2社の比較では長期の7年契約がある分、毎月のお支払金額はコスモ マイカーリースが安いことが分かりました。
頭金なし、月々26,620円の均等支払いのみでボーナス時の加算もなくタウンエースバンの新車に乗れます。※1日当たり約887円!
しかし7~9年と契約期間の長いカーリースですからリース期間中に気楽にメンテナンスなどが出来るかなど総合的に考える必要もあります。
今回の2社ではコスモMyカーリース・スマートビークルはコスモ石油のガソリンスタンドで全てお任せ出来るのがメリットであると言えます。
しかし、定額ニコノリパックは車検の基本料金やオイル交換費用まで基本料金に含まれているという大きなメリットもあります。
月々の料金の安さも大切ですが、リース期間中の使いやすさも考慮して、あなたにぴったりなリース会社やプランをお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございます。