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マツダ ボンゴバンは4ナンバーの商用バンですがトヨタ ハイエースバンや日産NV350キャラバンなどよりも一回り小さいミドルサイズのキャブオーバータイプのバンです。
初代モデルは1966年にデビューしていますので50年を超える歴史があり、4代目となる現行モデルは1999年に発売されたロングセラーモデルです。
今回はそのマツダ ボンゴバンをカーリースを利用して乗る場合の料金を大手カーリース会社の料金を調査しました。
頭金も0円でボーナス加算もなしの均等払いでマツダ ボンゴバンの新車に乗る場合の料金を各社で比較してみましょう。
この記事を読んで分かること
- 主要大手カーリース会社のマツダ ボンゴバンの月額・相場
- 主要大手カーリース会社それぞれ独自の特徴
マツダ ボンゴバンはどんなクルマ?
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/bongo-van/
マツダ ボンゴバンのボディサイズは全長4,285mm、全幅1,690mm、全高1,865mm(ハイルーフは1,985mm)という大きさで、これは4ナンバーバンの代表ともいえるハイエースバンの標準ボディよりも全長で410mm短く、全幅が5mmだけ狭く、全高はハイルーフとほぼ一緒です。
表にしてクラスごとの比較をしてみましょう。
寸法 | ボンゴ | ハイエース | 軽(エブリイ) |
全長 | 4,285 | 4,695 | 3,395 |
全幅 | 1,690 | 1,695 | 1,475 |
全高 | 1,865 | 1,980 | 1,800 |
荷室長 | 2,375 | 3,000 | 1,905 |
荷室幅 | 1,480 | 1,545 | 1,315 |
荷室高 | 1,225 | 1,335 | 1,140 |
最大積載量kg | 1,150 | 1,150 | 350 |
最小回転半径 | 4.3m | 5.0m | 4.1m |
このように比較してみると分かりますが、ボンゴバンは荷室部分の大きさがハイエースと軽自動車のバンの中間であることが分かります。
そのため、ハイエースまでの大きさは必要無いのだけれど、軽自動車では小さすぎるというケースではボンゴバンがちょうどいいサイズです。
現在キャブオーバータイプと呼ばれるエンジンの上に運転席が乗るタイプでボンゴバンのようなミドルサイズの車種は他に数が少なく、トヨタからはタウンエースバン/ライトエースバンが販売されていますが荷室長が軽自動車のバン並みの2,045mmと短いため、コンパクトカー並みの扱いやすい全長に大きな荷室を持つボンゴバンが評価され続けています。
最小回転半径も軽自動車のバンとほとんど変わらないため小回りが効き、取り回しが楽であるのもボンゴバンの特徴です。
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/bongo-van/
搭載されるエンジンは最高出力102psの4気筒1.8Lガソリンエンジン1種類のみで、トランスミッションは5速マニュアル(5MT)の他にオートマチックも2016年にアップデートされた5速(5AT)が組み合わされ、駆動方式は2WDと4WDが各グレードに用意されています。
燃費はJC08モードで2WDが5MTで11.4km/L,5ATでは10.6~10.8km/L,4WDモデルでは5MTで10.8km/L,5ATでは10.0~10.2km/Lを実現しています。
またボンゴバンには雨や雪、そして凍結路などの滑りやすい路面でも安心の4輪アンチロック・ブレーキ・システム(4W-ABS)が全車に標準装備されています。
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/bongo-van/
マツダ ボンゴバンのデザイン
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/bongo-van/
伝統的なキャブオーバーバンらしいスタイリングのボンゴバンですが20年を超える販売期間の中で数回のマイナーチェンジや一部改良を行っています。
2010年のマイナーチェンジではパワーウインドや助手席のサンバーザーなどを標準装備として、2016年のマイナーチェンジでは全車バンパーをボディと同色としたりシルバーのフルホイールキャップを採用して自家用車として、または車中泊などにボンゴバンを使用する人にも嬉しい改良が加えられています。
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/bongo-van/
マツダ ボンゴバンのインテリア
大型のセンターコンソールボックスが標準装備されています。
冷暖房の効率向上の為の間仕切りカーテンは標準装備
- ドアポケット(運転席)
- 大型収納棚
- 大型インパネポケット
- インパネアッパーボックス&カードホルダー×2
- グローブボックス(助手席)
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/bongo-van/
マツダ ボンゴバンのグレード
ボンゴ バン DX
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/bongo-van/
マツダ ボンゴバンには乗車定員や標準ルーフやハイルーフなどの違いにより数多くの「仕様」がありますが、基本となる2種類のグレードが用意されています。
- DX
- GL
DXがベーシックグレードでGLが上級グレードです。
この2つのグレードの中から今回はベーシックグレードの「DX」グレードで比較してみましょう。
料金は各社公式サイトのカーリース料金シミュレーションより算出した金額となっています。
■グレード:マツダ ボンゴバン GL 5MT 2WD
■WLTC8モード燃費:11.4km/L
マツダ ボンゴバンのカーリース料金を比較
コスモMyカーリース・スマートビークル
コスモMyカーリースの契約期間は個人向けの乗用車は3、5、7年の3種類ですが4ナンバーの商用のバンやトラックは2年から7年まで1年単位の6種類から選ぶことが可能です。※軽商用車は2、4、6年の3種類です。
コスモMyカーリース・スマートビークルはクルマの整備やメンテナンスなどをお任せ出来るメンテナンスパックを3種類の中から選ぶことが出来ます。
- ホワイトパック:メンテナンス契約なし
- シルバーパック:簡易メンテナンス
- ゴールドパック:フルメンテナンス
リース期間 | ホワイト | シルバー | ゴールド |
2年 | 77,660円 | 79,860円 | 84,150円 |
3年 | 55,990円 | 58,850円 | 63,140円 |
4年 | 44,880円 | 48,180円 | 52,470円 |
5年 | 38,060円 | 41,580円 | 45,870円 |
6年 | 33,660円 | 37,290円 | 41,580円 |
7年 | 30,470円 | 34,210円 | 38,500円 |
※月間走行距離1,000キロで計算
シルバーパックとゴールドパックにはリース期間分の「自動車税」、「自賠責保険料」、「重量税」が含まれますが、ホワイトパックに含まれるのは「自動車税」のみです。
コスモMyカーリース・スマートビークルのここがポイント
コスモのマイカーリーススマートビークルでは月間走行距離を500~1,500キロで選ぶことが出来、距離が多いほど月額料金は高くなります。当然500キロを選択すればお安くなりますが、やはり不安に感じ利方も多いようで、多くの方が1,000キロで申し込みをしているようです。
また、他社の7年契約の相場よりもコスモMyカーリース・スマートビークルが安くなる傾向があるのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルは他社では基本料金に含まれる「自賠責保険料」と「自動車重量税」がコスモマイカーリースの基本料金であるホワイトパックには含まれておりません。しかしその点はシルバーまたはゴールドのメンテナンスパックを選ぶことで追加することが出来ますのでフレキシブルなムダのない契約が可能であるともいえます。
9年の長期契約が無いことでコスモMyカーリース・スマートビークルが不利なように見えますが、じつは累計登録台数5万台を突破して、コスモMyカーリース・スマートビークルは大人気なのです。その理由のひとつとしては他社ではメンテナンスの時に指定の自動車整備工場まで出向かなくてはならないのに対してコスモのガソリンスタンドで給油から車検まで全てお任せ出来るのです。つまり使い勝手が抜群に優れているのですね。全国のスタンドを利用したロードサービスも利用出来るのでとても安心です。
またコスモMyカーリース・スマートビークルだけはリース終了後に車がもらえるようなシステムがないのですが、実際にはカーリース利用者で終了後に買取などをして乗り続ける人は全体の10%ほどで、多くの方は新しい新車のリース車両に乗り換えています。月々定額で新車を乗り継いでいけるのがカーリースのメリットなのですが実際にもそのメリットを利用する人が多いようです。
定額ニコノリパック
定額ニコノリパックはニコニコレンタカーでおなじみの株式会社 MIC(ミック)が運営するカーリースサービスです。
契約期間は基本的に5年間のみとシンプルです。
定額ニコノリパックは基本料金に含まれるものが非常に多いのが特徴で他社では有料の簡易メンテナンスと言える内容まで含まれています。
定額ニコノリパックで公式サイトに掲載されているのは
■5年契約料金
※全て税込料金
均等支払い料金(頭金なし、ボーナス加算なし)
- 月額 35,860円
ボーナス加算あり料金(頭金なし)
- 月額22,000円
- ボーナス月加算額年2回 :83,160円
基本料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 重量税
- 車検基本料
- メンテナンス
基本料金に含まれるメンテナンスは
- オイル交換(6カ月毎計9回)
- ウォッシャー液補充
- バッテリー液補充
- クーラント液(冷却水)補充
定額ニコノリパックでは基本料金にオイル交換などのメンテナンスが含まれていますが、さらに有料オプションとして2種類のメンテナンスパックが用意されています。
- ライトプラン +月々2,200円(税込)~
- バリュープラン +月々3,300円(税込)~
ライトプラン | バリュープラン |
|
|
ライトプランとバリュープランの違いはライトプランの内容に加えてバリュープランではタイヤ4本とバッテリー交換が加えられることです。
5年契約のみの定額ニコノリパックですので走行距離の多くない方はタイヤ交換の可能性も少ないためにバリュープランでなくても良いかもしれません。
定額ニコノリパックのここがポイント
シンプルな5年契約のみの定額ニコノリパックは期間中の車検費用やオイル交換などのメンテナンスが基本料金に含まれるために維持費も安く、5年ごとに新車に乗り換えていきたい方におすすめしたいカーリースです。
料金を比較してみましょう
上記のカーリース月額料金を比較表にしてみました。
契約期間 | コスモ | ニコノリ |
2年 | 77,660円 | ー |
3年 | 55,990円 | ー |
4年 | 44,880円 | ー |
5年 | 38,060円 | 35,860円 |
6年 | 33,660円 | ー |
7年 | 30,470円 | ー |
※コスモはホワイトパックの料金です。
今回は2社だけの比較ですが、カーリースの料金は期間が長いほどお安くなるため、月々の支払額で安いのは7年契約のあるコスモマイカーリースで30,470円の均等支払いでした。1日あたり1,016円で新車のボンゴバンが利用できるというわけですね。
今回の2社では同じ契約期間のある5年の料金を比べるとニコノリがお安く金額の違いは2,200円ですが、コスモマイカーリース・スマートビークルの料金は「ホワイトパック」の料金ですので注意が必要です。
コスモマイカーリース・スマートビークルの「ホワイトパック」は定額ニコノリパックでは基本料金に含まれている自賠責保険料と重量税が含まれていません。
※ホワイトパックにオプションでプラスするか、シルバーパックかゴールドパックを選べば自賠責保険料と重量税が含まれます。
ボンゴバンのような4ナンバーの商用車(バン)は新車登録から2年で初回の車検があり、以降1年ごとに車検を通す必要があります。
自賠責保険料と重量税は車検の時に必ず支払う費用ですので、車検を通す必要のない2年以内の契約では問題がありませんが、3年以上の契約では基本料金に含まれていない場合は別途支払いが必要になります。
例えば5年契約でコスモマイカーリースの「シルバーパック」にすれば自賠責保険料と重量税も含まれニコノリと同じ条件となりますが、「シルバーパック」は月々41,580円になるため月額はさらに高くなります。
カーリース各社で基本料金やメンテナンスプランに含まれる内容が違いますので下記の参考記事などをお読みになり、内容をしっかり確認してから契約をすることが大切です。
まとめ
テールゲートリフター付バン(特装車)
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/bongo-van/
今回は4ナンバーバンでは人気のマツダ ボンゴバンのリース料金を大手主要カーリース会社で比較してみました。
今回の2社の比較では長期の7年契約がある分、コスモ マイカーリースが安いことが分かりました。
頭金なし、月々30,470円の均等支払いのみでボーナス時の加算もなくマツダ ボンゴバンの新車に乗れます。※1日当たり約1,016円
しかし7~9年と契約期間の長いカーリースですからリース期間中に気楽にメンテナンスなどが出来るかなど総合的に考える必要もあります。
今回の2社ではコスモMyカーリース・スマートビークルはコスモ石油のガソリンスタンドで全てお任せ出来るのがメリットであると言えます。
しかし、定額ニコノリパックは車検の基本料金やオイル交換費用まで基本料金に含まれているという大きなメリットもあります。
月々の料金の安さも大切ですが、リース期間中の使いやすさも考慮して、あなたにぴったりなリース会社やプランをお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございます。