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トヨタ ライトエースバンはトヨタ ハイエースバンや日産NV350キャラバンなどよりも一回り小さいミドルサイズの4ナンバー商用バンです。
初代モデルは1970年にデビューしていますので50年の歴史があり、6代目となる現行モデルは2008年に発売ました。
今回はそのトヨタ ライトエースバンをカーリースを利用して乗る場合の料金を大手カーリース会社の料金を調査しました。
頭金も0円でボーナス加算もなしの均等払いでライトエースバンの新車に乗る場合の料金を各社で比較してみましょう。
この記事を読んで分かること
- 主要大手カーリース会社のトヨタ ライトエースバンの月額・相場
- 主要大手カーリース会社それぞれ独自の特徴
トヨタ ライトエースバンはどんなクルマ?
引用元:https://toyota.jp/liteacevan/
トヨタ ライトエースバンのボディサイズは全長4,045mm、全幅1,665mm、全高1,900mmという大きさで、これは4ナンバーバンの代表ともいえるハイエースバンの標準ボディよりも全長で650mm短く、全幅が30mmだけ狭く、全高は80mm低いサイズです。
表にしてクラスごとの比較をしてみましょう。
ライトエース | ボンゴ | ハイエース | 軽(エブリイ) | |
全長 | 4,045 | 4,285 | 4,695 | 3,395 |
全幅 | 1,665 | 1,690 | 1,695 | 1,475 |
全高 | 1,900 | 1,865 | 1,980 | 1,800 |
荷室長 | 2,045 | 2,375 | 3,000 | 1,905 |
荷室幅 | 1,495 | 1,480 | 1,545 | 1,315 |
荷室高 | 1,305 | 1,225 | 1,335 | 1,140 |
最大積載量kg | 750 | 1,150 | 1,150 | 350 |
最小回転半径 | 4.7m | 4.3m | 5.0m | 4.1m |
このように比較してみると分かりますが、ライトエースバンは荷室部分の大きさがハイエースバンやとボンゴバンより短く軽自動車のバンよりも長いサイズであることが分かります。
しかし、最大積載量は750kgですので軽自動車のバンより2倍の重量の積載が可能ということになります。
そのため、ハイエースやボンゴの大きさは必要無いのだけれど、軽自動車の最大積載量では心もとないという場合はライトエースバンがぴったりの選択といえます。
引用元:https://toyota.jp/liteacevan/
現在トヨタ ライトエースバンのようなキャブオーバータイプと呼ばれるエンジンの上に運転席が乗るタイプでのミドルサイズのバンは他に数が少なく、マツダからボンゴバンが販売されています。
トヨタ ライトエースバンは先代モデルではそのボンゴバンとほぼ同じサイズでしたが、ライトエースのバンとトラック共に全長が400mm短くなり、同時に排気量もに小さくなり、クラスを変えて先代モデルのようにボンゴと競合しない車種として現行モデルは発売されました。
ライトエースバンは荷室長がボンゴバンに比べて330mm短いのですが、その分全長も240mm短くコンパクトカー並みの扱いやすいサイズが評価されています。
しかし最小回転半径が全長の長いボンゴバンの4.3mに比べて4.7mと大きいのは欠点といえます。これはホイールベース(前輪と後輪の中心同士の距離)がボンゴバンの2,220mmに対してライトエースバンが2,650mmと長いため構造的に400mmの差となって表れています。しかし、ホイールベースが長いほどクルマの前後の揺れが少なくなるというメリットもあります。
引用元:https://toyota.jp/liteacevan/
搭載されるエンジンは最高出力97psの4気筒DOHC1.5Lガソリンエンジン1種類のみで、トランスミッションは5速マニュアル(5MT)4速オートマチック(4AT)が組み合わされ、駆動方式は2WDと4WDが各グレードに用意されています。
燃費はJC08モードで2WDが12.2~12.8km/L,4WDモデルでは11.6~12.6km/Lを実現しています。
またトヨタ ライトエースバンには基本的な安全装備が全車に標準装備されています。
- SRSエアバック(運転席・助手席)
- プリテンショナー&フォースリミッター機構付シートベルト
- リヤシートベルト(左右席3点式・中央席2点式)
- 衝突安全ボディ
- ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)
トヨタ ライトエースバンのデザイン
引用元:https://toyota.jp/liteacevan/
トヨタ ライトエースバンは伝統的なキャブオーバーバンに比べて小さなボンネットが付くため一見フロントにエンジンを搭載したFFのようにも見えますが運転席下にエンジンを搭載したキャブオーバーの構造を採用しています。
引用元:https://toyota.jp/liteacevan/
トヨタ ライトエースバンのインテリア
引用元:https://toyota.jp/liteacevan/
リアゲートの開口部が広く、高さも低いため積降が楽に行えます
引用元:https://toyota.jp/liteacevan/
シフトレバーはダッシュボードに取りつけられているため、フラットな足元も手伝い、助手席側からの乗降も楽に行えます。
引用元:https://toyota.jp/liteacevan/
フロントシートとリアシート
引用元:https://toyota.jp/liteacevan/
トヨタ ライトエースバンのグレード
ライトエースバン DX
引用元:https://toyota.jp/liteacevan/
トヨタ ライトエースバンには基本となる2種類のグレードが用意されています。
- DX
- GL
DXがベーシックグレードでGLが上級グレードです。
この2つのグレードの中から今回はベーシックグレードの「DX」グレードで比較してみましょう。
料金は各社公式サイトのカーリース料金シミュレーションより算出した金額となっています。
■グレード:トヨタ ライトエースバン DX 5MT 2WD
■WLTC8モード燃費:12.8km/L
トヨタ ライトエースバンのカーリース料金を比較
コスモMyカーリース・スマートビークル
コスモMyカーリースの契約期間は個人向けの乗用車は3、5、7年の3種類ですが4ナンバーの商用のバンやトラックは2年から7年まで1年単位の6種類から選ぶことが可能です。※軽商用車は2、4、6年の3種類です。
コスモMyカーリース・スマートビークルはクルマの整備やメンテナンスなどをお任せ出来るメンテナンスパックを3種類の中から選ぶことが出来ます。
- ホワイトパック:メンテナンス契約なし
- シルバーパック:簡易メンテナンス
- ゴールドパック:フルメンテナンス
リース期間 | ホワイト | シルバー | ゴールド |
2年 | 66,110円 | 68,310円 | 72,490円 |
3年 | 47,960円 | 50,820円 | 55,000円 |
4年 | 38,610円 | 41,910円 | 46,090円 |
5年 | 32,890円 | 36,410円 | 40,590円 |
6年 | 29,370円 | 33,000円 | 37,180円 |
7年 | 26,620円 | 30,360円 | 34,540円 |
※月間走行距離1,000キロで計算
シルバーパックとゴールドパックにはリース期間分の「自動車税」、「自賠責保険料」、「重量税」が含まれますが、ホワイトパックに含まれるのは「自動車税」のみです。
コスモMyカーリース・スマートビークルのここがポイント
コスモのマイカーリーススマートビークルでは月間走行距離を500~1,500キロで選ぶことが出来、距離が多いほど月額料金は高くなります。当然500キロを選択すればお安くなりますが、やはり不安に感じ利方も多いようで、多くの方が1,000キロで申し込みをしているようです。
また、他社の7年契約の相場よりもコスモMyカーリース・スマートビークルが安くなる傾向があるのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルは他社では基本料金に含まれる「自賠責保険料」と「自動車重量税」がコスモマイカーリースの基本料金であるホワイトパックには含まれておりません。しかしその点はシルバーまたはゴールドのメンテナンスパックを選ぶことで追加することが出来ますのでフレキシブルなムダのない契約が可能であるともいえます。
9年の長期契約が無いことでコスモMyカーリース・スマートビークルが不利なように見えますが、じつは累計登録台数5万台を突破して、コスモMyカーリース・スマートビークルは大人気なのです。その理由のひとつとしては他社ではメンテナンスの時に指定の自動車整備工場まで出向かなくてはならないのに対してコスモのガソリンスタンドで給油から車検まで全てお任せ出来るのです。つまり使い勝手が抜群に優れているのですね。全国のスタンドを利用したロードサービスも利用出来るのでとても安心です。
またコスモMyカーリース・スマートビークルだけはリース終了後に車がもらえるようなシステムがないのですが、実際にはカーリース利用者で終了後に買取などをして乗り続ける人は全体の10%ほどで、多くの方は新しい新車のリース車両に乗り換えています。月々定額で新車を乗り継いでいけるのがカーリースのメリットなのですが実際にもそのメリットを利用する人が多いようです。
定額ニコノリパック
定額ニコノリパックはニコニコレンタカーでおなじみの株式会社 MIC(ミック)が運営するカーリースサービスです。
契約期間は基本的に5年間のみとシンプルです。
定額ニコノリパックは基本料金に含まれるものが非常に多いのが特徴で他社では有料の簡易メンテナンスと言える内容まで含まれています。
定額ニコノリパックで公式サイトに掲載されているのは
■5年契約料金
※全て税込料金
均等支払い料金(頭金なし、ボーナス加算なし)
- 月額 33,220円
ボーナス加算あり料金(頭金なし)
- 月額22,000円
- ボーナス月加算額年2回 :68,640円
基本料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 重量税
- 車検基本料
- メンテナンス
基本料金に含まれるメンテナンスは
- オイル交換(6カ月毎計9回)
- ウォッシャー液補充
- バッテリー液補充
- クーラント液(冷却水)補充
定額ニコノリパックでは基本料金にオイル交換などのメンテナンスが含まれていますが、さらに有料オプションとして2種類のメンテナンスパックが用意されています。
- ライトプラン +月々2,200円(税込)~
- バリュープラン +月々3,300円(税込)~
ライトプラン | バリュープラン |
|
|
ライトプランとバリュープランの違いはライトプランの内容に加えてバリュープランではタイヤ4本とバッテリー交換が加えられることです。
5年契約のみの定額ニコノリパックですので走行距離の多くない方はタイヤ交換の可能性も少ないためにバリュープランでなくても良いかもしれません。
定額ニコノリパックのここがポイント
シンプルな5年契約のみの定額ニコノリパックは期間中の車検費用やオイル交換などのメンテナンスが基本料金に含まれるために維持費も安く、5年ごとに新車に乗り換えていきたい方におすすめしたいカーリースです。
料金を比較してみましょう
上記のカーリース月額料金を比較表にしてみました。
契約期間 | コスモ | ニコノリ |
2年 | 66,110円 | ー |
3年 | 47,960円 | ー |
4年 | 38,610円 | ー |
5年 | 32,890円 | 33,220円 |
6年 | 29,370円 | ー |
7年 | 26,620円 | ー |
※コスモはホワイトパックの料金です。
今回は2社だけの比較ですが、カーリースの料金は期間が長いほどお安くなるため、月々の支払額で安いのは7年契約のあるコスモマイカーリースで26,620円の均等支払いでした。1日あたり887円で新車のライトエースバンが利用できるというわけですね。
今回の2社では同じ契約期間のある5年の料金を比べるとニコノリがお安く金額の違いはわずか330円ですが、コスモマイカーリース・スマートビークルの料金は「ホワイトパック」の料金ですので注意が必要です。
コスモマイカーリース・スマートビークルの「ホワイトパック」は定額ニコノリパックでは基本料金に含まれている自賠責保険料と重量税が含まれていません。
※ホワイトパックにオプションでプラスするか、シルバーパックかゴールドパックを選べば自賠責保険料と重量税が含まれます。
ライトエースバンのような4ナンバーの商用車(バン)は新車登録から2年で初回の車検があり、以降1年ごとに車検を通す必要があります。
自賠責保険料と重量税は車検の時に必ず支払う費用ですので、車検を通す必要のない2年以内の契約では問題がありませんが、3年以上の契約では基本料金に含まれていない場合は別途支払いが必要になります。
例えば5年契約でコスモマイカーリースの「シルバーパック」にすれば自賠責保険料と重量税も含まれニコノリと同じ条件となりますが、「シルバーパック」は月々36,410円になるため月額はさらに高くなります。
カーリース各社で基本料金やメンテナンスプランに含まれる内容が違いますので下記の参考記事などをお読みになり、内容をしっかり確認してから契約をすることが大切です。
まとめ
引用元:https://toyota.jp/liteacevan/
今回は4ナンバーバンでは人気のトヨタ ライトエースバンのリース料金を大手主要カーリース会社で比較してみました。
今回の2社の比較では長期の7年契約がある分、毎月のお支払金額はコスモ マイカーリースが安いことが分かりました。
頭金なし、月々26,620円の均等支払いのみでボーナス時の加算もなくライトエースバンの新車に乗れます。※1日当たり約887円!
しかし7~9年と契約期間の長いカーリースですからリース期間中に気楽にメンテナンスなどが出来るかなど総合的に考える必要もあります。
今回の2社ではコスモMyカーリース・スマートビークルはコスモ石油のガソリンスタンドで全てお任せ出来るのがメリットであると言えます。
しかし、定額ニコノリパックは車検の基本料金やオイル交換費用まで基本料金に含まれているという大きなメリットもあります。
月々の料金の安さも大切ですが、リース期間中の使いやすさも考慮して、あなたにぴったりなリース会社やプランをお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございます。