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トヨタ ハイエースバンはキャブオーバータイプのバンでは圧倒的なシェアを誇り、ワンボックスタイプの4ナンバー商用車の代表ともいえる1台です。
初代モデルは1967年にデビューしていますので50年を超える歴史があり、5代目となる現行モデルは2004年に発売が開始され、現在もライバルを寄せ付けない販売台数を記録し続けています。
今回はそのトヨタ ハイエースバンをカーリースを利用して乗る場合の料金を大手カーリース会社の料金を調査しました。
頭金も0円でボーナス加算もなしの均等払いでトヨタ ハイエースバンの新車に乗る場合の料金を各社で比較してみましょう。
この記事を読んで分かること
- 主要大手カーリース会社のトヨタ ハイエースバンの月額・相場
- 主要大手カーリース会社それぞれ独自の特徴
トヨタ ハイエースバンはどんなクルマ?
引用元:https://toyota.jp/hiacevan/
ハイエースはボディサイズや乗車定員などで数多くのバリエーションを取り揃えているのが大きな特徴です。
現在販売されているボディの種類は、ロング、スーパーロング、ワゴン、コミューター(マイクロバス)がラインナップされています。
過去にはショートホイルベース(標準ボディ)やトラックも販売されていましたが、現在は姿を消しています。
そのハイエースのボディタイプの中でも主流なのが日本および海外で1番よく見かけるロングボディと呼ばれるタイプです。
トヨタ ハイエースバンのロングボディのボディサイズは全長4,695mm、全幅1,695mm、全高1,980mmという大きさで、これはライバルの日産NV350キャラバンの標準ボディと全長、全幅が全く同サイズで、全高だけが1センチ違います。
表にして4ナンバーバンの比較をしてみましょう。
寸法 | ハイエース | NV350キャラバン | ボンゴ |
全長 | 4,695 | 4,695 | 4,285 |
全幅 | 1,695 | 1,695 | 1,690 |
全高 | 1,980 | 1,990 | 1,865 |
荷室長 | 3,000 | 3,050 | 2,375 |
荷室幅 | 1,545 | 1,520 | 1,480 |
荷室高 | 1,335 | 1,325 | 1,225 |
最大積載量kg | 1,150 | 1,250 | 1,150 |
最小回転半径 | 5.0m | 5.2m | 4.3m |
このように比較してみると分かりますが、商用車のバンの売れ行きを大きく左右する荷室の長さと幅、そして最大積載量もすべてライバルのNV350キャラバンとほとんど同じです。
引用元:https://toyota.jp/hiacevan/
NV350キャラバンの最高執行責任者は同じクラスで販売台数がNo.1で、古くからのライバルでもあるトヨタ・ハイエースをあらゆる面で上回るように開発陣に指示したという開発秘話があるのですが、それが数値となって表れています。
引用元:https://toyota.jp/hiacevan/
搭載されるエンジンは2WDモデルが4気筒2.0Lガソリンエンジンまたは2.8Lディーゼルエンジンで、4WDモデルは2.8Lディーゼルエンジンのみが搭載されます。
トランスミッションは5速マニュアル(5MT)および6速AT(6AT)と組み合わされています。
ワイドボディでは2.7Lガソリンエンジンも用意されていますが、ロングボディには搭載されていません。
ハイエースロングボディの燃費はJC08モードで2.0Lエンジンの2WDが10.5km/L~10.9km/L,2.8Lディーゼルターボエンジンの2WDが12.2km/L,~13.0km/L、2.8Lディーゼルの4WDでは12.0km/L~12.2km/Lを実現しています。
ハイエースバンの安全性
引用元:https://toyota.jp/hiacevan/
ハイエースバンにはトヨタの「実安全の追求」から生まれた先進の衝突回避支援パッケージ“Toyota Safety Sense”が全車に標準装備され、3つの機能で安全運転をサポートします。
ぶつからないをサポート~プリクラッシュセーフティ
引用元:https://toyota.jp/hiacevan/
単眼カメラとレーザーレーダーで前方の歩行者や車などを検出して衝突の可能性があることをブザーやディスプレイでお知らせし、最終的にブレーキ操作が無いとプリクラッシュブレーキが作動して、衝突を回避、または被害軽減をサポートします。
はみ出さないをサポートレーンディパーチャーアラート
センサーが道路の白線(黄線)を認識して、ドライバーがウインカー操作をしないで車線をはみ出しそうになるとブサーやディスプレイで警報を行います。
オートマチックハイビーム
先行車や対向車のランプ、街の明かりなどを認識するとハイビームから自動的にロービームに切り替えます。切り替え忘れの防止や手動切り替えの煩わしさも軽減されます。
この3つの機能にプラスして、渋滞時や信号での駐車中に前のクルマの発進をブザーとディスプレイでお知らせしてくれる先行車発進告知機能も“Toyota Safety Sense”の付帯機能としてハイエースバンには搭載されています。
トヨタ ハイエースバンのデザイン
左:標準ボディ 右:ワイドボディ
引用元:https://toyota.jp/hiacevan/
ハイエースバンは2004年の現行モデルの発売以来、数回のマイナーチェンジを行い、デザインにも改良が加えられています。
フロントのデザインは初期のものよりシャープな印象のヘッドライトや大型で立体感のあるグリルの採用などで精悍な印象のフロントマスクへ変更されています。
トヨタが公式サイトで「コンセプトはタフで力強く、シンプルで洗練された機能美、ヘッドライトからフロントグリル、バンパーの曲線的造形にはとことんこだわった」と書いてある通り、機能美から生み出される高い存在感のあるデザインです。
引用元:https://toyota.jp/hiacevan/
引用元:https://toyota.jp/hiacevan/
トヨタ ハイエースバンのインテリア
乗用車のような快適なコクピットは見晴らしが良く長距離の運転も問題ありません。
引用元:https://toyota.jp/hiacevan/
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インパネシフトのためウォークスルーを実現、助手席側からの乗降もスムースです。
広い荷室があれば良いというわけではなく、積載性も大切です。ハイエースバンは荷物の積み下ろしのしやすさにもこだわった設計で使う人の負担を軽減します。
引用元:https://toyota.jp/hiacevan/
状況によってはリアゲートが使えず、サイドからの積み下ろしが必要なケースでもハイエースバンのスライドドアは1180mmのワイドな開口部ですので、大きな荷物でも安心です。
トヨタ ハイエースバンのグレード
引用元:https://toyota.jp/hiacevan/
トヨタ ハイエースバンには乗車定員や標準ルーフやハイルーフなどの違いにより数多くの「仕様」がありますが、ロングボディには基本となる3種類のグレードが用意されています。
- DX
- DX“GLパッケージ”
- スーパーGL
ハイエースバンには他にもハイルーフ車や、ワイドボディの「スーパーロングボディ」、さらにエアロパーツなどでカスタマイズされた「ライダー」などもラインナップされていますが今回は基本グレードをご紹介するために省略します。
DXがベーシックグレードでスーパーGLが最上級グレードです。
この3つの基本グレードにルーフの高さが標準、ミドル、ハイルーフがそれぞれあり、定員もフロント1列のみで定員3人のルートバンから2列シートと3列シートも用意されています。
このグレードの中から今回はベーシックグレードの「DX ルートバン」グレードで比較してみましょう。
料金は各社公式サイトのカーリース料金シミュレーションより算出した金額となっています。
■グレード:DX ルートバン 5MT 2WD ※定員3名
■JC08モード燃費:10.8km/L
トヨタ ハイエースバンのカーリース料金を比較
コスモMyカーリース・スマートビークル
コスモMyカーリースの契約期間は個人向けの乗用車は3、5、7年の3種類ですが4ナンバーの商用のバンやトラックは2年から7年まで1年単位の6種類から選ぶことが可能です。※軽商用車は2、4、6年の3種類です。
コスモMyカーリース・スマートビークルはクルマの整備やメンテナンスなどをお任せ出来るメンテナンスパックを3種類の中から選ぶことが出来ます。
- ホワイトパック:メンテナンス契約なし
- シルバーパック:簡易メンテナンス
- ゴールドパック:フルメンテナンス
リース期間 | ホワイト | シルバー | ゴールド |
2年 | 73,810円 | 76,010円 | 80,300円 |
3年 | 53,680円 | 56,760円 | 61,050円 |
4年 | 43,450円 | 46,750円 | 51,040円 |
5年 | 37,070円 | 40,700円 | 44,990円 |
6年 | 33,000円 | 36,850円 | 41,140円 |
7年 | 30,030円 | 33,990円 | 38,280円 |
※月間走行距離1,000キロで計算
シルバーパックとゴールドパックにはリース期間分の「自動車税」、「自賠責保険料」、「重量税」が含まれますが、ホワイトパックに含まれるのは「自動車税」のみです。
コスモMyカーリース・スマートビークルのここがポイント
コスモのマイカーリーススマートビークルでは月間走行距離を500~1,500キロで選ぶことが出来、距離が多いほど月額料金は高くなります。当然500キロを選択すればお安くなりますが、やはり不安に感じ利方も多いようで、多くの方が1,000キロで申し込みをしているようです。
また、他社の7年契約の相場よりもコスモMyカーリース・スマートビークルが安くなる傾向があるのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルは他社では基本料金に含まれる「自賠責保険料」と「自動車重量税」がコスモマイカーリースの基本料金であるホワイトパックには含まれておりません。しかしその点はシルバーまたはゴールドのメンテナンスパックを選ぶことで追加することが出来ますのでフレキシブルなムダのない契約が可能であるともいえます。
9年の長期契約が無いことでコスモMyカーリース・スマートビークルが不利なように見えますが、じつは累計登録台数5万台を突破して、コスモMyカーリース・スマートビークルは大人気なのです。その理由のひとつとしては他社ではメンテナンスの時に指定の自動車整備工場まで出向かなくてはならないのに対してコスモのガソリンスタンドで給油から車検まで全てお任せ出来るのです。つまり使い勝手が抜群に優れているのですね。全国のスタンドを利用したロードサービスも利用出来るのでとても安心です。
またコスモMyカーリース・スマートビークルだけはリース終了後に車がもらえるようなシステムがないのですが、実際にはカーリース利用者で終了後に買取などをして乗り続ける人は全体の10%ほどで、多くの方は新しい新車のリース車両に乗り換えています。月々定額で新車を乗り継いでいけるのがカーリースのメリットなのですが実際にもそのメリットを利用する人が多いようです。
定額ニコノリパック
定額ニコノリパックはニコニコレンタカーでおなじみの株式会社 MIC(ミック)が運営するカーリースサービスです。
契約期間は基本的に5年間のみとシンプルです。
定額ニコノリパックは基本料金に含まれるものが非常に多いのが特徴で他社では有料の簡易メンテナンスと言える内容まで含まれています。
定額ニコノリパックで公式サイトに掲載されているのは
■5年契約料金
※全て税込料金
均等支払い料金(頭金なし、ボーナス加算なし)
- 月額 31,460円
ボーナス加算あり料金(頭金なし)
- 月額22,000円
- ボーナス月加算額年2回 :56,760円
基本料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 重量税
- 車検基本料
- メンテナンス
基本料金に含まれるメンテナンスは
- オイル交換(6カ月毎計9回)
- ウォッシャー液補充
- バッテリー液補充
- クーラント液(冷却水)補充
定額ニコノリパックでは基本料金にオイル交換などのメンテナンスが含まれていますが、さらに有料オプションとして2種類のメンテナンスパックが用意されています。
- ライトプラン +月々2,200円(税込)~
- バリュープラン +月々3,300円(税込)~
ライトプラン | バリュープラン |
|
|
ライトプランとバリュープランの違いはライトプランの内容に加えてバリュープランではタイヤ4本とバッテリー交換が加えられることです。
5年契約のみの定額ニコノリパックですので走行距離の多くない方はタイヤ交換の可能性も少ないためにバリュープランでなくても良いかもしれません。
定額ニコノリパックのここがポイント
シンプルな5年契約のみの定額ニコノリパックは期間中の車検費用やオイル交換などのメンテナンスが基本料金に含まれるために維持費も安く、5年ごとに新車に乗り換えていきたい方におすすめしたいカーリースです。
料金を比較してみましょう
上記のカーリース月額料金を比較表にしてみました。
契約期間 | コスモ | ニコノリ |
2年 | 73,810円 | ー |
3年 | 53,680円 | ー |
4年 | 43,450円 | ー |
5年 | 37,070円 | 31,460円 |
6年 | 33,000円 | ー |
7年 | 30,030円 | ー |
※コスモはホワイトパックの料金です。
今回は2社だけの比較ですが、カーリースの料金は期間が長いほどお安くなるため、月々の支払額で安いのは7年契約のあるコスモマイカーリースで30,030円の均等支払いでした。1日あたり約1,000円で新車のトヨタ ハイエースバンが利用できるというわけですね。
今回の2社では同じ契約期間のある5年の料金を比べるとニコノリが5,610円お安いのですが、コスモマイカーリース・スマートビークルの料金は「ホワイトパック」の料金ですので注意が必要です。
コスモマイカーリース・スマートビークルの「ホワイトパック」は定額ニコノリパックでは基本料金に含まれている自賠責保険料と重量税が含まれていません。
※ホワイトパックにオプションでプラスするか、シルバーパックかゴールドパックを選べば自賠責保険料と重量税が含まれます。
トヨタ ハイエースバンのような4ナンバーの商用車(バン)は新車登録から2年で初回の車検があり、以降1年ごとに車検を通す必要があります。
自賠責保険料と重量税は車検の時に必ず支払う費用ですので、車検を通す必要のない2年以内の契約では問題がありませんが、3年以上の契約では基本料金に含まれていない場合は別途支払いが必要になります。
例えば5年契約でコスモマイカーリースの「シルバーパック」にすれば自賠責保険料と重量税も含まれニコノリと同じ条件となりますが、「シルバーパック」は月々40,700円になるためニコノリの方がさらにお安くなります。
カーリース各社で基本料金やメンテナンスプランに含まれる内容が違いますので下記の参考記事などをお読みになり、内容をしっかり確認してから契約をすることが大切です。
まとめ
今回は4ナンバーバンでは人気のトヨタ ハイエースバンのリース料金を大手主要カーリース会社で比較してみました。
今回の2社の比較では長期の7年契約がある分、コスモ マイカーリースが安いことが分かりました。
頭金なし、月々30,030円の均等支払いのみでボーナス時の加算もなくトヨタ ハイエースバンの新車に乗れます。※1日当たり約1,000円
しかし7~9年と契約期間の長いカーリースですからリース期間中に気楽にメンテナンスなどが出来るかなど総合的に考える必要もあります。
今回の2社ではコスモMyカーリース・スマートビークルはコスモ石油のガソリンスタンドで全てお任せ出来るのがメリットであると言えます。
しかし、定額ニコノリパックは車検の基本料金やオイル交換費用まで基本料金に含まれているという大きなメリットもあります。
月々の料金の安さも大切ですが、リース期間中の使いやすさも考慮して、あなたにぴったりなリース会社やプランをお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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