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もし、カーリース車両で運転中に急に車が故障してしまったら対応はどのようにするのが適切なのでしょうか?
故障でなくても、うっかりガス欠をしてしまったりバッテリーが上がってしまった場合も同様です。
クルマのトラブルと言えばJAFのような「ロードサービス」をお願いするのが一般的ですが、カーリースの場合はどのようになっているのでしょうか?
自動車のよくあるトラブルについて
現在の自動車、特に国産車では品質・耐久性の向上によって機械的に壊れて走行が出来なくなってしまうようなトラブルはほとんど無くなっています。しかし新車の登録から長い時間が経過していたり、走行距離が多くなってくると故障も発生するようになっていきます。
一般的にカーリースでは新車を貸し出すことが基本となります。そのため故障が発生し出す時期や走行距離を迎える前に契約の期間満了を迎えてクルマを乗り換えることになるので故障の心配は限りなく少なく、定期的な消耗品の交換などもメンテナンス契約に申し込んでおけばお任せに出来ますので安心です。
そこで、ここではその他の自動車で起こりやすいトラブルについて説明します。
バッテリー上がり
自動車のトラブルで特に多いのがバッテリー上がりです。
ロードサービスなどをお願いすると、救援に来た車のバッテリー又は救援用の電源とバッテリーが上がってしまった車のバッテリーを「ジャンプコード」でつないでエンジンを始動させます。
スマホにモバイルバッテリーをつないで充電するような感じですね。
エンジンが始動できても、バッテリーが寿命となっている場合はエンジンを止めてしまうと再び始動が出来なくなるために、早めにカーディーラーや修理工場などでバッテリーをチェックすることをおすすめします。
バッテリー上がりの原因はライト類の消し忘れなどによって起こることが多いのですが、バッテリーの寿命により3年から5年ほどでバッテリー上がりの状態になることもあり、その場合は充電では対応できずにバッテリーの交換が必要になります。
また自動車の発電量よりも消費電力の方が多くなってしまうとバッテリー上がりの原因となりますので注意が必要です。
夜のドライブで渋滞して、ヘッドライトとブレーキランプを点灯しながらエアコンやオーディオにカーナビなどの電装品をフル使用して、乗員全員がスマホに充電しているような状態ならバッテリー上がりを起こしてしまうかもしれません。
バッテリー上がりでJAFを読んだ場合の費用は以下のようになります。
◆JAF会員の料金
無料
◆JAF会員以外の料金
昼間:13,130円(税込)
夜間:15,230円(税込)※20時~8時
ガス欠(燃料切れ)
近頃はガソリンスタンドの閉店なども多く、うっかりとガス欠してしまうことが多くなっているようです。それは一般道だけではなく、高速道路のサービスエリア内のガソリンスタンドも近隣と統合されて閉店していることも珍しくなく、過去の記憶や、データーが少し古いカーナビなどを頼りに給油しようと考えているとガソリン難民となる可能性が高くなっています。
万が一燃料切れとなり、クルマが止まってしまった場合の対応策として、
- ガソリンをスタンドから届けてもらう
- ガソリンスタンドで携行缶を借りる
- ガス欠した車を押す・牽引してもらう
- ロードサービスを利用する
このような方法が考えられますが、ガソリンを配達してもらったり、携行缶を借りるのは対応できないガソリンスタンドもあるので100%可能な方法ではありませんが最初に試したい方法ではあります。
また自分でクルマをガソリンスタンドまで押すのは距離が近く、車自体が軽い場合のみ可能ですが、交通量の多い道路では危険なため不可能になります、また牽引してもらうのも牽引してくれるクルマが見つからないと不可能です。
そのためロードサービスを利用するのが確実で安全な方法ですが、特に高速道路上でロードサービスを呼ぶ場合は通行料なども必要になりますので高額になります。
ガス欠(燃料切れ)高速道路上でJAFを読んだ場合の費用は以下のようになります。
◆JAF会員の料金
無料
◆JAF会員以外の料金
昼間:16,770円(税込)+通行料+燃料費実費
夜間:19,900円(税込)+通行料+燃料費実費※20時~8時
パンク(スペアタイヤ交換)
近頃販売されている新車では、クルマのタイヤがパンクした時に交換する「スペアタイヤ」は省略されている場合が多く、その場合は「パンク修理キット」と呼ばれる応急修理のためのセットが搭載されています。パンク修理キットには「補修材」と呼ばれるパンクの穴に入り込んで空気の漏れをふさぐ液体と、電動の空気ポンプがセットになっています。
使い方は最初に補修材をタイヤの空気入れから流し込んで空気の漏れを止め、次にポンプで空気を入れて応急処置で走行できるようにして、最寄りの車屋さんなどでしっかりと修理を行います。
しかし、「補修材」を流し込んで応急処置を行うとパンク修理が出来なくなるために、新しいタイヤと交換になってしまうために、近くに整備工場やガソリンスタンド、カーショップなどがあり、徒歩や自走で行ける場合は修理をお願いしたほうが良いでしょう。
また、スペアタイヤがある場合でも車は安全な場所に移動して交換する必要があります。特に高速道路では路肩も非常に危険な場所ですので無理せずにロードサービスを読んで交換をお願いしましょう。
一般道路でパンクによるスペアタイヤへの交換でJAFを読んだ場合の費用は以下のようになります。
◆JAF会員の料金
無料
◆JAF会員以外の料金
昼間:11,230円(税込)
夜間:13,330円(税込)※20時~8時
キーとじ込み(インロック)
リモコン式の鍵の登場でクルマのドアロックを実際に鍵で行うことが少なくなってはいますが、いまだにJAFなどのロードサービスの依頼で車内に鍵を入れたままドアロックしてしまうキーとじ込み・インロックの開錠依頼は少なくありません。
キーとじ込み・インロックと無関係と思われているスマートキーの車でもスマートキーに反応するのは車外のみのため車内のキーには反応せず、近くにスマートキーが無いと判断して自動的にロックしてしまうケースもあるようです。またスマートキーの電池切れによっても同様の反応となるようです。
キーとじ込み・インロックをしてしまったら、何もできなくなってしまうためになるべく早い対応が可能な鍵屋さんやJAFなどのロードサービスを呼びましょう。
スマートキーである場合は鍵屋さんでもJAFでも先に対応の確認を行うことが大切です。
■参考ロードサービス費用
一般道路でキーとじ込みでJAFを読んだ場合の費用は以下のようになります。
◆JAF会員の料金
無料
◆JAF会員以外の料金
昼間:13,130円(税込)
夜間:15,230円(税込)※20時~8時
JAF以外のロードサービスについて
上記のようなロードサービスもJAF会員であれば年会費4,000円を支払えば回数制限なしで無料になりますので車に詳しい方でなければ安心料としても安く感じるのではないでしょうか?
しかし、JAFなどのサービスに申し込んでいなくても近頃の自動車保険(任意保険)にはロードサービスが付帯していることが多くなっていますので、ご加入中の自動車保険の内容を確認しておきましょう。
任意保険に付帯のロードサービス
自動車保険(任意保険)のロードサービスにはクルマの故障などの対応だけではなく、修理工場までのレッカー代金や、修理中のクルマに代わる代車の無料提供や時間帯によっては宿泊費まで負担してくれるサービスがあります。
それぞれのサービスに距離や費用などの上限がありますが、困っている時には本当にうれしいサービスです。※任意保険によって含まれる内容は異なります。
しかし、任意保険(自動車保険)に付帯しているロードサービスでは無料でロードサービスを受けることが出来るのが年間1回までと規定されているケースも多いため、そのあたりもしっかり確認が必要です。
ロードサービス付きのカーリース
クルマを購入してロードサービスを受けるためにはJAFのようなロードサービス専門会社の有料会員となるか、ロードサービスが付帯する任意保険の加入をすることで可能になります。
両方ともにロードサービスを受けるための追加となる支払いが必要です。
しかしロードサービスの付帯したカーリースであれば別途支払いが必要ではなく、カーリースのロードサービスはあくまでもプランの中の一つの機能であるため負担にならないのが良い点です。
現在、ロードサービスの付帯しているカーリースは限られていますが、その中でも個人向けのカーリースをご紹介します。
コスモMyカーリース・スマートビークル
カーリース大手のコスモ石油のコスモMyカーリース・スマートビークルではメンテナンスパックのゴールドプランを申し込めば自動的にロードサービスが付帯します。
コスモMyカーリース・スマートビークルには3種類のメンテナンスパックが用意され、メンテナンス契約の無い「ホワイトパック」、と簡易メンテナンスの「シルバーパック」とフルメンテナンスの「ゴールドパック」で構成されています。
ゴールドパックはロードサービスの他にもタイヤ4本やバッテリーなどの高額な消耗品の交換費用まで含まれるためにクルマに関することはお任せしたい方にもピッタリなプランです。
そのコスモMyカーリース・スマートビークルのゴールドパックに付くロードサービスは拠点数がJAFなどよりも圧倒的に多い全国のコスモ石油のネットワークを活用できるため素早い対応が期待できます。
≫ 参考:コスモMyカーリース・スマートビークルはゴールドメンテナンスパックが絶対にお得?
日立キャピタルオートリース
日立キャピタルオートサービスは場所を問わず全国どこでも365日24時間対応のロードサービスが用意されていますので日本中をお仕事や旅行でクルマで移動する方にも安心できます。
万が一の故障の時には3つのステップで対応します。
最初に個人のカーリース利用のお客様が現場で対応が出来るときは専門スタッフが電話で対応して解決を試みます。
そして現場で30分程度で解決できそうな簡単なトラブルであれば提携工場を出動させて修理を行います。しかし現場で対応できない場合はレッカーを派遣して提携工場に搬入して修理を行います。
まとめ
年会費4,000円さえJAFに支払えば365日24時間どんなトラブルが起こっても安心です。しかし、ロードサービスを必要とするような時は依頼が重なることも多く、会員であってもロードサービスの到着をある程度待つことも覚悟しなければなりません。
そのためロードサービスが必要になることの多い地域にお住まいならロードサービスが付帯しているカーリースをお選びになることもおすすめです。
任意保険のロードサービスのような出動回数の制限やJAFのような会費も不要です。
クルマのトラブルが何も無ければ意識することも無いロードサービスですが、万が一のトラブルが起こった時には心から良いと感じるはずです。
万が一ではありますが、それはすぐに来るかもしれません・・・
最後までお読みいただきありがとうございます。