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イグニスはスズキのクロスオーバーSUVタイプのコンパクトカーです。
2015年の第44回東京モーターショーにおいて「イグニス」として参考出品され、翌2016年に発売された新規車種です。
クロスオーバーSUVは現在1番人気のカテゴリーですが、その中でイグニスはコンパクトながらもライバルには無い、個性豊かな独特のスタイリングを持ち、全車ハイブリッドモデルであるため燃費性能にも優れています。
そんなイグニスをカーリースで乗る場合の料金を今回は各社で比較してみます。
頭金も0円でボーナス加算もなしの均等払いでイグニスHYBRIDの新車に乗る場合の料金を各社で比較してみましょう。
この記事を読んで分かること
- 主要大手カーリース会社のスズキイグニスの月額・相場
- 主要大手カーリース会社それぞれ独自の特徴
スズキ イグニスはどんなクルマ?
引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/ignis/
先代モデルの存在しない新規車種となるイグニスは軽自動車クロスオーバSUVとして大人気の「ハスラー」と小型車クラスのクロスオーバーSUV「エスクード」の中間を埋める新ジャンルのモデルとして企画され、2015年3月のジュネーブ国際モーターショーでコンセプトカーが発表され、同年10月の東京モーターショーで「イグニス」が参考出品車として出展された翌年の2016年2月に発売されました。
自動車の基本的な骨格のプラットフォームやエンジンなどは、同社のコンパクトミニバンのソリオ/ソリオバンディットと同じ物が使用されています。
そのプラットフォームはスズキの「HEARTECT(ハーテクト)」と呼ばれる最新のものが使用され、クルマの骨組みを固いしっかりとしたものにしながらも、大幅な軽量化も実現して車両重量は軽自動車並みの850~920kgに仕上がっています。
イグニスのパワーユニットには低回転の力強さを向上させた直列4気筒の1300ccにISGと呼ばれるハイブリッドモーター機能も兼ねた発電機とリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを全車に標準装備しています。
このような基本構造からの見直しによる軽量化とハイブリッドシステムによる燃費はJC08モードよりも実際の燃費に近いとされるWLTCモードでも2WD車で19.8km/L、4WD車でも19.0km/Lと優秀な数値を達成しています。
変速機は全てCVTオートマチックが搭載され、全てのグレードに4WDモデルが用意されています。
イグニスのデザイン
引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/ignis/
イグニスのデザインコンセプトは「シンプルアイコニック、シンプルスタンダード」。そのデザインには各所に過去のスズキ車のデザインがモチーフとして取り入れられているのが特徴です。
外観の全体的なデザインはシンプルで洗練された印象です。
初代セルボのデザイン手法をモチーフにしたというフロンマスクにはクロスオーバーSUVらしい迫力があり、美しく張り出したフェンダーアーチと大き目なタイヤによりコンパクトなボディサイズながらもクロスオーバーSUVらしい力強さをさらに高めています。
引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/ignis/
直線と曲面を組み合わせたデザインの中にアクセントとなるシャープなエッジを加えることで洗練された都会とアウトドアのどちらにも似合うクロスオーバーSUVです。
イグニスのインテリア
引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/ignis/
イグニスのインテリアは外観同様にシンプルです。
引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/ignis/
メーターパネルは視認性の高い大径のメーターなどが取り付けられながらも高さを抑え、水平基調のダッシュボードのデザインとクロスオーバーSUVらしい高めのアイポイントにより広がりのある運転席からの視界を確保。安全な運転につなげています。
引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/ignis/
全長3,700mmのコンパクトな車体ですが新プラットフォームの採用によりエンジンルームをコンパクト化して、180cmクラスの大人が前後席に乗っても窮屈に感じないほどのゆとりのある室内空間を造り上げています。
イグニスの安全装備
イグニスには衝突時に機能する軽量衝撃吸収ボディー TECT[テクト]やエアバッグ、4輪ABSなどの他に事故を未然に防ぎ安全を確保するスズキの予防安全技術である「スズキ セーフティ サポート」が搭載されています。
※全方位モニター用カメラはオプション装備品です。
- 衝突のおそれがあるとブザー音や表示によって警告
- 駐車場などで踏みまちがいなどによる衝突回避
- 車線をはみ出しそうになると、ブザー音などの警報
- システムが「ふらつき」と判断した場合、ブザー音などの警報
- ブザーや表示によって、ドライバーに先行車の発進をお知らせ
- 真上から見ているかのような視点で周囲を確認
イグニス HYBRIDのグレード
HYBRID MG 引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/ignis/
クルマには装備やエンジンなどが違う数種類の「グレード」が用意されていることが一般的でイグニス HYBRIDにも4種類のグレードが用意されています。
全てのグレード2WDと4WDが選択可能で、トランスミッションは全てCVT(AT)となります。
- HYBRID MG
- HYBRID MX
- HYBRID MZ
- HYBRID MF
MGがベーシックグレードでMFが最上級グレードです。
今回は安さにこだわった比較ですので車両価格の安い 「HYBRID MG」グレードで比較してみましょう。
料金は各社公式サイトのカーリース料金シミュレーションより算出した金額となっています。
■グレード:イグニス HYBRID MG 2WD CVT
■燃費WLTCモード:19.8km/L
スズキ イグニスのカーリース料金を比較
コスモMyカーリース・スマートビークル
他のリース会社が最長契約期間が9年であるのに対してコスモのマイカーリーススマートビークルの契約期間は3年、5年、7年ですので単純に月々のリース料金を比較してしまうと不利になります。※リース期間が長いほど月々のリース料金は安くなるため。
コスモMyカーリース・スマートビークルはクルマの整備やメンテナンスなどをお任せ出来るメンテナンスパックを3種類の中から選ぶことが出来ます。
- ホワイトパック:メンテナンス契約なし
- シルバーパック:簡易メンテナンス
- ゴールドパック:フルメンテナンス
リース期間 | ホワイト | シルバー | ゴールド |
3年 | 47,080円 | 49,280円 | 52,580円 |
5年 | 34,320円 | 37,180円 | 40,480円 |
7年 | 28,820円 | 32,120円 | 35,420円 |
※月間走行距離1,000キロで計算
シルバーパックとゴールドパックにはリース期間分の「自動車税」、「自賠責保険料」、「重量税」が含まれますが、ホワイトパックに含まれるのは「自動車税」のみです。
コスモMyカーリース・スマートビークルのここがポイント
コスモのマイカーリーススマートビークルでは月間走行距離を500~1,500キロで選ぶことが出来、距離が多いほど月額料金は高くなります。当然500キロを選択すればお安くなりますが、やはり不安に感じ利方も多いようで、多くの方が1,000キロで申し込みをしているようです。
また、他社の7年契約の相場よりもコスモMyカーリース・スマートビークルが安くなる傾向があるのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルは他社では基本料金に含まれる「自賠責保険料」と「自動車重量税」がコスモマイカーリースの基本料金であるホワイトパックには含まれておりません。しかしその点はシルバーまたはゴールドのメンテナンスパックを選ぶことで追加することが出来ますのでフレキシブルなムダのない契約が可能であるともいえます。
9年の長期契約が無いことでコスモMyカーリース・スマートビークルが不利なように見えますが、じつは累計登録台数5万台を突破して、コスモMyカーリース・スマートビークルは大人気なのです。その理由のひとつとしては他社ではメンテナンスの時に指定の自動車整備工場まで出向かなくてはならないのに対してコスモのガソリンスタンドで給油から車検まで全てお任せ出来るのです。つまり使い勝手が抜群に優れているのですね。全国のスタンドを利用したロードサービスも利用出来るのでとても安心です。
またコスモMyカーリース・スマートビークルだけはリース終了後に車がもらえるようなシステムがないのですが、実際にはカーリース利用者で終了後に買取などをして乗り続ける人は全体の10%ほどで、多くの方は新しい新車のリース車両に乗り換えています。月々定額で新車を乗り継いでいけるのがカーリースのメリットなのですが実際にもそのメリットを利用する人が多いようです。
カーコンカーリースもろコミ
カーコンカーリースもろコミは契約期間が7年と9年から選ぶことが出来ますがリース期間終了まで乗るとクルマがもらえるようになるという特徴があります。
■均等支払い(頭金・ボーナス支払い無し)
7年契約:30,250円/月
9年契約:26,180円/月
■ボーナス併用支払い(頭金なし)
7年契約
- 月々支払額: 13,310円(税込)
- ボーナス月加算額:101,640円(税込)年2回
9年契約
- 月々支払額:13,310円(税込)
- ボーナス月加算額:77,220円(税込)年2回
■リース料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
- 車検無料クーポン
■特徴
- リース終了後車がもらえる
- 車検の基本料金が最初からコミコミ
カーコンカーリースもろコミのここがポイント
カーコンカーリースもろコミの契約期間7年と9年ではどちらの期間を選んでもリース期間終了後には車がもらえます。またリース期間分の車検無料クーポンがもらえますので期間中の維持費も低く抑えることが出来ます。
7年契約には「特選車」と呼ばれる車が用意され、カーナビやETCなどのアクセサリーとメンテナンスパックがリース料金据え置きでお得に利用出来るものですが今回のイグニスは設定されていませんでした。
カーコンカーリースもろコミは7年契約と9年契約共にリース期間満了の2年前より返却と乗り換えが出来ますが、その場合はクルマをもらうことは出来ません。リース期間終了まで乗ることでクルマがもらえるようになります。
定額ニコノリパック
定額ニコノリパックはニコニコレンタカーでおなじみの株式会社 MIC(ミック)が運営するカーリースサービスです。
契約期間は基本的に5年間のみとシンプルです。
定額ニコノリパックは基本料金に含まれるものが非常に多いのが特徴で他社では有料の簡易メンテナンスと言える内容まで含まれています。
定額ニコノリパックで公式サイトに掲載されているのは
■5年契約料金
※全て税込料金
均等支払い料金(頭金なし、ボーナス加算なし)
- 月額 30,470円
ボーナス加算あり料金(頭金なし)
- 月額22,000円
- ボーナス月加算額年2回 50,820円
基本料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 重量税
- 車検基本料
- メンテナンス
基本料金に含まれるメンテナンスは
- オイル交換(6カ月毎計9回)
- ウォッシャー液補充
- バッテリー液補充
- クーラント液(冷却水)補充
定額ニコノリパックでは基本料金にオイル交換などのメンテナンスが含まれていますが、さらに有料オプションとして2種類のメンテナンスパックが用意されています。
- ライトプラン +月々2,200円(税込)~
- バリュープラン +月々3,300円(税込)~
ライトプラン | バリュープラン |
|
|
ライトプランとバリュープランの違いはライトプランの内容に加えてバリュープランではタイヤ4本とバッテリー交換が加えられることです。
5年契約のみの定額ニコノリパックですので走行距離の多くない方はタイヤ交換の可能性も少ないためにバリュープランでなくても良いかもしれません。
定額ニコノリパックのここがポイント
シンプルな5年契約のみの定額ニコノリパックは期間中の車検費用やオイル交換などのメンテナンスが基本料金に含まれるために維持費も安く、5年ごとに新車に乗り換えていきたい方におすすめしたいカーリースです。
料金を比較してみましょう
上記のカーリース月額料金を比較表にしてみました。
契約期間 | コスモ | もろコミ | ニコノリ |
3年 | 47,080円 | ー | ー |
5年 | 34,320円 | ー | 30,470円 |
7年 | 28,820円 | 30,250円 | ー |
9年 | 26,180円 | ー |
※コスモはホワイトパックの料金です。
カーリースの料金は期間が長いほどお安くなるため、月々の支払額で1番安いのは9年契約のあるもろコミで26,180円の均等支払いでした。1日当たり873円でイグニス ハイブリッドの新車に乗れることになります。
コスモMyカーリース・スマートビークルは7年が安いのですがコスモMyカーリース・スマートビークルの料金は「ホワイトパック」の料金ですので注意が必要です。
コスモMyカーリース・スマートビークルの「ホワイトパック」はカーコンカーリースもろコミ、定額ニコノリパックでは基本料金に含まれている自賠責保険料と重量税が含まれていません。
※ホワイトパックにオプションでプラスするか、シルバーパックかゴールドパックを選べば自賠責保険料と重量税が含まれます。
自賠責保険料と重量税は車検の時に必ず支払う費用ですので、車検を通す必要のない3年契約では問題がありませんが、5年以上の契約では基本料金に含まれていない場合は別途支払いが必要になります。
例えば7年契約でコスモMyカーリース・スマートビークルの「シルバーパック」にすれば自賠責保険料と重量税も含まれ同じ条件となりますが7年契約で月々32,120円になるためもろコミの方がお安くなります。
カーリース各社で基本料金やメンテナンスプランに含まれる内容が違いますので下記の参考記事などをお読みになり、内容をしっかり確認してから契約をすることが大切です。
まとめ
今回は人気のスズキ イグニスのリース料金を単純に一番安いのはいくらなのか?を大手主要カーリース会社で比較してみました。
今回の比較ではカーコンカーリースもろコミが安いことが分かりました。
頭金なし、月々26,180円の均等支払いのみでボーナス時の加算もなくスズキイグニス ハイブリッドMGの新車に乗れますのでお得です。※1日当たり873円
人気車種であるイグニスは中古車でも新車と変わらない価格であることが多いため、頭金無し月々2万6千円程で新車に乗れるのはカーリースならではのメリットです。
しかし7~9年と契約期間の長いカーリースですからリース期間中に気楽にメンテナンスなどが出来るかなど総合的に考える必要もあります。
今回の3社ではコスモMyカーリース・スマートビークルはコスモ石油のガソリンスタンドで全てお任せ出来るのがメリットであると言えます。
月々の料金の安さも大切ですが、リース期間中の使いやすさも考慮して、あなたにぴったりなリース会社やプランをお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございます。