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ダイハツロッキーはダイハツが製造と販売をするコンパクトサイズのクロスオーバーSUVで、2019年11月5日に発表され、同時に発売されました。
そのロッキーは兄弟車としてトヨタでも販売され、トヨタ版の車名が「ライズ」となり、フロントグリルなどに違いを与えられています。
ダイハツの「ロッキー」という車名は1990年から2002年まで生産・販売されていた同社のコンパクト4WDの復活となり、トヨタのライズは2017年まで販売されていたトヨタ・ラッシュと同クラスのSUVであるために、実質的な後継モデルとなります。※トヨタ ラッシュはダイハツが製造販売していた「ビーゴ」のOEM供給モデルでした。
同クラスのコンパクトサイズSUVのライバルとしてはスズキクロスビーや、スバルXV、ホンダヴェゼルなどがありますが、トヨタ ライズ&ダイハツ ロッキーはダイハツの最新プラットフォーム「DNGA(ダイハツニューグローバルアーティテクチャー)コンセプト」で開発され、軽量化と乗り心地の向上を達成して、コンパクトながらもSUVらしい力強くシャープなデザインと最新モデルならではの使い勝手などにより同クラスの売れ筋モデルとなることが予想できます。
そのため、カーリースにおいてもカーリース各社で人気モデルとなるでしょう。
そんなトヨタ ライズ&ダイハツ ロッキーのリース料金は月々いくらになるのでしょうか?
今回は特に安さにこだわって比較してみます。
頭金も0円でボーナス加算もなしの均等払いでトヨタ ライズ&ダイハツ ロッキーの新車に乗る場合の最安値を各社で比較してみましょう。
この記事を読んで分かること
- 主要大手カーリース会社のトヨタ ライズ&ダイハツ ロッキーの月額最安値
- 主要大手カーリース会社それぞれ独自の特徴
トヨタ ライズ&ダイハツ ロッキーの違いとグレード
トヨタライズ カラー:ターコイズブルーマイカメタリック
引用:トヨタライズ公式サイト
ダイハツ ロッキー カラー:コンパーノレッド
トヨタ ライズとダイハツ ロッキーに違いはあるの?
トヨタ ライズ&ダイハツ ロッキー両車のクルマ自体の違いはフロントのデザインの違いが主なもので、リアのデザインはメーカーエンブレム意外に大きな違いはありません。
フロントのデザインの違いはグリルの形状で、ダイハツロッキーが6角形の形状のグリルであるのに対して、トヨタライズは同社のSUVのRAV4のイメージをコンパクトサイズに上手に落とし込んだようなデザインです。
リアはエンブレムの違いのみです
このように外観はフロント以外はほぼ一緒のライズ&ロッキーですが、グレードや価格には違いがあります。
トヨタ ライズ&ダイハツ ロッキーのグレード
クルマには装備やエンジンなどが違う数種類の「グレード」が用意されていることが一般的でトヨタ ライズ&ダイハツ ロッキーにもそれぞれ数種類のグレードが用意されています。
■グレード別価格表
トヨタ ライズ 価格表 | ||
グレード | 2WD/4WD | 税込価格 |
X | 2WD | 1,679,000円 |
4WD | 1,918,800円 | |
X“S” | 2WD | 1,745,000円 |
4WD | 1,984,800円 | |
G | 2WD | 1,895,000円 |
4WD | 2,133,700円 | |
Z | 2WD | 2,060,000円 |
4WD | 2,282,200円 |
ダイハツ ロッキー 価格表 | ||
グレード | 2WD/4WD | 税込価格 |
L | 2WD | 1,705,000円 |
4WD | 1,944,800円 | |
X | 2WD | 1,848,000円 |
4WD | 2,086,700円 | |
G | 2WD | 2,002,000円 |
4WD | 2,224,200円 | |
Premium | 2WD | 2,200,000円 |
4WD | 2,422,200円 |
ご覧のように、ダイハツ ロッキーの方が若干高い車両価格の設定になっています。
エンジンは1.0Lターボエンジンで組み合わされるトランスミッションはCVT(D-CVT)であるのは全て共通ですので、動力性能や燃費はほぼ同じです。
そのため、価格の差は装備の差となっています。
たとえば、トヨタライズではXとX“S”、ダイハツロッキーではLグレードはエアコンが温度が自動調整式ではなく「マニュアル式」のエアコンとなるなど各所の装備や見栄えのする装飾などが省かれて簡略化されています。良い言い方では「シンプル」、悪き言うと「チープ」と感じるような主要装備類となりますので注意が必要です。
このようなグレード構成の中で売れ筋となるグレードはトヨタライズではG、ダイハツロッキーではXまたはGグレードでしょう。
しかし燃費や走行性能が変わらないのなら装備は質素でも車両価格の1番安いグレードを選び、なるべく安いリース料金でトヨタ ライズ&ダイハツ ロッキーに乗りたい方もいらっしゃるでしょう。
カーリースでは契約期間が長く5~7年ほどの利用が多いので後悔しないようにグレード選びも慎重に行う必要があります。
装備の違いはそれだけではありませんので、最高グレードを選ぶ必要はありませんが装備の充実した中間以上のグレードを選ぶことをおすすめします。
しかし、今回は新車のライズおよびロッキーに月々いくらから乗れるのかをご紹介するためにベーシックグレードの「トヨタライズ X」「ダイハツロッキーL」グレードで比較してみましょう。
今回の料金は各社公式サイトのカーリース料金シミュレーションより算出した金額となっています。
■トヨタライズ X 2WD CVT(AT)燃費JC08モード:23.4km/L
■ダイハツロッキーX 2WD CVT(AT)燃費JC08モード:23.4km/L
トヨタ ライズ&ダイハツ ロッキーのリース料金を比較
コスモMyカーリース・スマートビークル
他のリース会社が最長契約期間が9年であるのに対してコスモのマイカーリーススマートビークルの契約期間は3年、5年、7年ですので単純に月々のリース料金を比較してしまうと不利になります。※リース期間が長いほど月々のリース料金は安くなるため。
コスモMyカーリース・スマートビークルはクルマの整備やメンテナンスなどをお任せ出来るメンテナンスパックを3種類の中から選ぶことが出来ます。
- ホワイトパック:メンテナンス契約なし
- シルバーパック:簡易メンテナンス
- ゴールドパック:フルメンテナンス
リース期間 | ホワイト | シルバー | ゴールド |
3年 | 48,950円 (49,940円) | 51,150円 (52,140円) | 54,450円 (55,440円) |
5年 | 35,530円 (36,300円) | 38,500円 (39,270円) | 41,800円 (42,570円) |
7年 | 29,700円 (30,250円) | 33,110円 (33,660円) | 36,410円 (36,960円) |
※トヨタライズ X価格、( )内はロッキーLの料金
※月間走行距離1,000キロで計算
シルバーパックとゴールドパックにはリース期間分の「自動車税」、「自賠責保険料」、「重量税」が含まれますが、ホワイトパックに含まれるのは「自動車税」のみです。
コスモMyカーリース・スマートビークルのここがポイント
コスモのマイカーリーススマートビークルでは月間走行距離を500~1,500キロで選ぶことが出来、距離が多いほど月額料金は高くなります。当然500キロを選択すればお安くなりますが、やはり不安に感じ利方も多いようで、多くの方が1,000キロで申し込みをしているようです。
また、他社の7年契約の相場よりもコスモMyカーリース・スマートビークルが安くなる傾向があるのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルは他社では基本料金に含まれる「自賠責保険料」と「自動車重量税」がコスモマイカーリースの基本料金であるホワイトパックには含まれておりません。しかしその点はシルバーまたはゴールドのメンテナンスパックを選ぶことで追加することが出来ますのでフレキシブルなムダのない契約が可能であるともいえます。
9年の長期契約が無いことでコスモMyカーリース・スマートビークルが不利なように見えますが、じつは累計登録台数5万台を突破して、コスモMyカーリース・スマートビークルは大人気なのです。その理由のひとつとしては他社ではメンテナンスの時に指定の自動車整備工場まで出向かなくてはならないのに対してコスモのガソリンスタンドで給油から車検まで全てお任せ出来るのです。つまり使い勝手が抜群に優れているのですね。全国のスタンドを利用したロードサービスも利用出来るのでとても安心です。
またコスモMyカーリース・スマートビークルだけはリース終了後に車がもらえるようなシステムがないのですが、実際にはカーリース利用者で終了後に買取などをして乗り続ける人は全体の10%ほどで、多くの方は新しい新車のリース車両に乗り換えています。月々定額で新車を乗り継いでいけるのがカーリースのメリットなのですが実際にもそのメリットを利用する人が多いようです。
定額カルモくん
定額カルモくんの契約期間は1年から11年まで1年刻みで出来るのがポイントです。
メンテナンスパックは上記コスモMyカーリース・スマートビークルと似た構成です。
- メンテプランなし:メンテナンス契約なし
- シルバーメンテプラン:簡易メンテナンス
- ゴールドメンテプラン:フルメンテナンス
リース期間 | ホワイト | シルバー | ゴールド |
1年 | 95,590円 (98,120円) | 99,950円 (102,480円) | 100,870円 (103,400円) |
2年 | 58,410円 (59,730円) | 62,770円 (64,090円) | 63,690円 (65,010円) |
3年 | 45,210円 (46,310円) | 49,570円 (50,670円) | 50,490円 (51,590円) |
4年 | 40,590円 (40,370円) | 44,950円 (44,730円) | 45,870円 (45,650円) |
5年 | 35,860円 (36,850円) | 40,220円 (41,210円) | 41,140円 (42,130円) |
6年 | 33,660円 (34,540円) | 37,510円 (38,390円) | 38,430円 (39,310円) |
7年 | 31,130円 (31,460円) | 34,980円 (35,310円) | 35,900円 (36,230円) |
8年 | 28,710円 (29,040円) | 32,560円 (32,890円) | 33,480円 (33,810円) |
9年 | 26,510円 (26,730円) | 30,360円 (30,580円) | 31,280円 (31,500円) |
10年 | 25,190円 (25,520円) | 29,040円 (29,370円) | 29,960円 (30,290円) |
11年 | 23,760円 (24,090円) | 27,610円 (27,940円) | 28,530円 (28,860円) |
※トヨタライズ X価格、( )内はロッキーLの料金
■リース料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
※全てのメンテプランに含まれます。
■オプションでリース終了後車がもらえる「乗り放題オプション」
- 契約期間は7年以上
- 対象車種は全車種
オプション料金(乗り放題オプション加算額)
- 7年契約:500円/月
- 8年契約:500円/月
- 9年契約:500円/月
- 10年契約:500円/月
- 11年契約:500円/月
※乗り放題オプションはトヨタ ライズ&ダイハツ ロッキーも利用可能です。
#定額カルモくんより納車 pic.twitter.com/LzxnmvMnyh
— Dんタコス (@D56069168) August 7, 2020
定額カルモくんのここがポイント
定額カルモくんは初心者や運転に自信のない方にも優しいカーリースです。それはメンテナンスパックのゴールドおよびシルバーを申し込むと付いてくる補償によって、リース終了時にキズや凹み、室内の汚れなどがあっても軽自動車で15万円、その他で18万円まで修理代を負担してくれるというもので、業界唯一のものです。
さらに全車種が対象で「車がもらえるオプション」が追加設定され、9~11年契約では月500円の加算でリース終了後に車がもらえるようになります。
定額ニコノリパック
定額ニコノリパックは契約期間が5年と9年のみで9年はリース期間満了後にはクルマがもらえるようになる人気プランです。
基本料金の中に多くのものが含まれるのが特徴で、オイル交換などの簡易メンテナンスまで含まれているのですが、さらにオプションでメンテナンス内容を充実させてお任せにすることが可能です。
- ライトプラン:月々2,200円(税込)~
- バリュープラン:月々3,300円(税込)~
ライトプランは安心のフルサポートメンテナンスでバリュープランではさらにバッテリーやタイヤ4本の交換費用まで含まれるお得なプランです。
定額支払い
- ライズX 月々支払額: 33,660円(税込)
- ロッキーL 月々支払額: 34,560円(税込)
ボーナス併用支払い
■ライズX
- 月々支払額:22,000円(税込)
- ボーナス月加算額: 69,960円(税込)年2回
■ロッキーL
- 月々支払額:22,000円(税込)
- ボーナス月加算額: 75,900円(税込)年2回
■リース料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
- 車検基本料1回分
- 簡易メンテナンス費用
■特徴
- ガソリン特別割引
- 車検の基本料金が最初からコミコミ
定額ニコノリパックのここがポイント
定額ニコノリパックはクルマを所有すると必要になる費用の多くが含まれているのが特徴です。
5年契約ですので、新車の登録から3年後に迎える車検を1度通す必要がありますが、車検の基本料金が含まれていますので維持費を安く抑えることが出来ます。
また基本的なメンテナンス費用も含まれているのですが、その内容がオイル交換(9回)、ウインドウォッシャー液、補充バッテリー液補充、クーラント補充と他社では有料となるような充実したものです。
またガソリンスタンド店舗で契約を行った場合はそのスタンドのみですが、店頭価格よりも5円/Lのガソリン、軽油の値引きを5年間のリース期間中受けることが出来ます。
料金を比較してみましょう
上記のカーリース月額均等支払い料金(頭金なし、ボーナス加算なし)を比較表にしてみました。
※( )内はロッキーLの料金
期間 | コスモ | カルモ | ニコノリ |
3年 | 48,950円 (49,940円) | 45,210円 (46,310円) | ー |
5年 | 35,530円 (36,300円) | 35,860円 (36,850円) | 33,660円 (34,560円) |
7年 | 29,700円 (30,250円) | 31,130円 (31,460円) | ー |
9年 | ー | 26,510円 (26,730円) | ー |
10年 | ー | 25,190円 (25,520円) | ー |
11年 | ー | 23,760円 (24,090円) | ー |
月々の支払額で1番安いのは11年契約のある定額カルモくんで23,760円の均等支払いでした。1日当たり792円から新車のライズおよびロッキーに乗れることになります。
期間別に見ますと3年は定額カルモくん、5年は定額ニコノリパック、7年ではコスモMyカーリースがお安いので、期間によってどこが安いのか変わることがお分かりいただけると思います。
7年契約ではコスモMyカーリースが安いように見えますが、コスモMyカーリース・スマートビークルの料金は「ホワイトパック」の料金ですので注意が必要です。
コスモMyカーリース・スマートビークルの「ホワイトパック」は他社では基本料金に含まれている自賠責保険料と重量税が含まれていません。
※ホワイトパックにオプションでプラスするか、シルバーパックかゴールドパックを選べば自賠責保険料と重量税が含まれます。
自賠責保険料と重量税は車検の時に必ず支払う費用ですので、車検を通す必要のない3年契約では問題がありませんが、5年以上の契約で基本料金に含まれていない場合は車検の時に別途支払いが必要になります。
例えば7年契約でコスモMyカーリース・スマートビークルの「シルバーパック」にすれば自賠責保険料と重量税も含まれ同じ条件となりますが7年契約で月々33,110円になるためカルモの方が割安感があります。
カーリース各社で基本料金やメンテナンスプランに含まれる内容が違いますので下記の参考記事などをお読みになり、内容をしっかり確認してから契約をすることが大切です。
まとめ
トヨタライズ カラー:ターコイズブルーマイカメタリック
引用:トヨタライズ公式サイト
今回は人気のトヨタ ライズ&ダイハツ ロッキーのリース料金を単純に一番安いのはいくらなのか?を大手主要カーリース会社で比較してみました。
結果としては定額カルモくんが安いことが分かりました。
頭金なし、月々23,760円の均等支払いのみでボーナス加算もなくトヨタ ライズ&ダイハツ ロッキーの新車に乗れますのでお得です。
しかし7~9年と契約期間の長いカーリースですからリース期間中に気楽にメンテナンスなどが出来るかなど総合的に考える必要があります。
今回の3社ではコスモMyカーリース・スマートビークルはコスモ石油のガソリンスタンドで全てお任せ出来るのがメリットであると言えます。
料金のやすさも大切ですが、リース期間中の使いやすさも考慮して、あなたにぴったりなリース会社やプランをお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございます。