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コスモスマートビークルは高い?安い?【落し穴で損する可能性あり】

2019年12月11日

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テレビCMなどでも知名度の高いコスモ石油の「コスモMyカーリース・スマートビークル」は2018年には累計契約台数が5万台を突破している業界トップクラスの人気カーリースです。

競合他社と最安値を比較しても有利な料金であることの多いコスモMyカーリース・スマートビークルなのですが、じつは注意しなければならないポイントがあるのです。

合によっては落し穴のように結果として損をしてしまうことも・・・

そこで今回は人気のコスモMyカーリース・スマートビークルを損せずに上手に利用する方法を説明します。

 

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コスモMyカーリース・スマートビークル他社との違い

始めに、コスモMyカーリース・スマートビークルと他社との違いを説明します。

カーリースの月々支払う料金の中には車本体以外にも初期登録費用や「自動車税」に「自賠責保険料」と「自動車重量税」までが含まれているのが一般的です。

つまり、追加料金無しの基本料金の中にこれらの料金が含まれているのが一般的なのです。

 

ちなみに「自動車税」は毎年春に車の所有者に納税通知が届き支払いをします。また、「自賠責保険料」と「自動車重量税」は車検の時に必ず支払わなければならない費用です。

このような一般的なカーリースの基本料金に含まれている費用のうち、コスモMyカーリース・スマートビークルでは基本料金に「自賠責保険料」と「自動車重量税」が含まれていないのです。

そのため、知らずに車検を迎えてしまうと決して安くない費用ですので「落し穴」のように感じてしまうはずです。

 

コスモMyカーリース・スマートビークルには契約時に3つのメンテナンスパックから、どれか一つを選んで契約を行います。

  1. ホワイトパック:メンテナンス契約無し
  2. シルバーパック:簡易メンテナンス
  3. ゴールドパック:フルメンテナンス

この中で「ホワイトパック」が追加費用のない基本料金となり、「自賠責保険料」と「自動車重量税」は含まれていません。シルバーパックとゴールドパックにはメンテナスがお任せ出来ると同時に毎月の料金に追加費用が必要ですが、「自賠責保険料」と「自動車重量税」が含まれるようになる、という違いがあります。※ホワイトパックに有料オプションで含めることも可能です。

 

コスモMyカーリース・スマートビークルの契約期間は3年、5年、7年の3つから選ぶことが出来るのですが、3年契約では新車登録から3年の最初の車検を通すことなく終了しますので「自賠責保険料」と「自動車重量税」が含まれていないホワイトパックでも問題ありません。しかし、5年、7年の契約では車検時には別途自己負担しなければなりません。

そこで気になるのがその費用です。

 

自賠責保険料と自動車重量税はいくら?

 種類2年間料金
自動車重量税軽自動車6,600円
5ナンバー 0.5 t 超 ~ 1.0 t まで16,400円
5ナンバー 1.0 t 超 ~ 1.5 t まで26,400円
3ナンバー 1.5 t 超 ~ 2.0 t まで32,800円
自賠責保険料軽自動車25,070円
自家用乗用車25,830円

それぞれの費用は上記表の通りです。

合計すると軽自動車では

自動車重量税6,600円+自賠責保険料25,070円=31,670円

となります。

 

普通車ではコンパクトカーでも重量は 1.0 t 超 ~ 1.5 tですので、

自動車重量税26,400円+自賠責保険料25,830円=52,230円

となります。

 

月々の料金の安さを重視してホワイトパックで5年以上の期間で契約をした場合は5年契約では1回、7年契約では2回、上記金額を車検時に別途支払う必要がありますので注意が必要です。

カーリース各社ではその他にクーポンや契約特典などが付いていたりするため直接料金を比較するのは難しいのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルのホワイトパックと他社の料金を比較する場合は別途支払いが必要な「自賠責保険料」と「自動車重量税」を含めて考える必要があります。

 

コスモMyカーリース・スマートビークルの料金は高い?他社と比較

それでは実際に料金を比較してみましょう。

比較には人気のホンダN-BOXを選んでみました。

また比較するカーリースはコスモMyカーリース・スマートビークルと同様に人気の「定額カルモくん」を今回は選んでみました。

定額カルモくんもコスモMyカーリース・スマートビークル同様にメンテナンス契約のない「メンテプランなし」の料金で比較しますが、定額カルモくんは一般的なカーリース同様に基本料金に「自賠責保険料」と「自動車重量税」が含まれているカーリースです。

 

定額カルモくんよりもコスモMyカーリース・スマートビークルではどのくらい安いのかを調べるため「差額」は以下のように計算しています。

「差額」=「定額カルモくんの総支払額」ー「コスモMyカーリース・スマートビークルの総支払額」

期間カルモ月額コスモ月額差額
3年・36ヶ月34,760円34,980円△7,920 コスモ高い
5年・60ヶ月26,730円25,410円79,200円 コスモ安い
7年・84ヶ月24,420円21,560円240,240円 コスモ安い

※ホンダN-BOX G Honda SENSINGグレードの料金

ご覧のように、車検を通す必要のない3年契約では「定額カルモくん」と「コスモMyカーリース・スマートビークル」ではほとんど月額に差はなく、3年間の支払額の差額は7,920円コスモMyカーリース・スマートビークルの方が高くなりました。

そして5年契約での差額は79,200円コスモMyカーリース・スマートビークルが安かったのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルのホワイトパックに含まれない「自賠責保険料」と「自動車重量税」の合計31,670円を引くと、

差額79,200円ー31,670円=47,530円となりますので、実質的にも47,530円コスモMyカーリース・スマートビークルがお得になるようですね。

 

さらに7年契約での差額は240,240円コスモMyカーリース・スマートビークルが安かったのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルのホワイトパックに含まれない「自賠責保険料」と「自動車重量税」は7年契約では車検が2回ありますので、

31,670円×2=63,340円となります。

差額240,240円ー63,340円=176,900円となりますので、7年契約でも176,900円もコスモMyカーリース・スマートビークルがお得になるようです。

 

シルバーやゴールドパックとの差額を比較

前項では定額カルモくんとの差額を比較しましたが、次はプランごとの差額を比較してみましょう。

同様にホンダN-BOX G Honda SENSINGグレードの料金を比較します。

  シルバー又はゴールド月額ホワイト月額差額
シルバー3年37,180円34,980円79,200円
5年28,270円25,410円171,600円
7年24,640円21,560円258,720円
ゴールド3年39,930円34,980円178,200円
5年31,020円25,410円336,600円
7年27,390円21,560円489,720円

基本料金となるホワイトパックと有料オプションのシルバー及びゴールドの差額はご覧の通りです。

7年契約でホワイトとゴールドを比較すると実に489,720円もの大きな差額となります。

これを高いとお考えになるか、7年間プロにメンテナンスをコミコミでお任せ出来て常にメンテナンスの行き届いた状態の車に乗れるとお考えになるかは人それぞれですが、コスモMyカーリース・スマートビークルのメンテナンスパックの内容は他社と比較しても充実しているため、契約者の多くがゴールドパックを選んでいることも特徴です。

 

コスモMyカーリース・スマートビークルのメンテナンスパックの内容

コスモMyカーリース・スマートビークルのメンテナンスパックはメンテナンスパック契約が無く「自賠責保険料」と「自動車重量税」も含まれないホワイトパックからコミコミでフルメンテナンスのゴールドパックまで利用者の好みにより選ぶことが出来ます。その各メンテナンスパックの内容の違いを見てみましょう。

ご覧の通り、各メンテナンスパックの違いがお分かりになるでしょうが、他社と違うコスモMyカーリース・スマートビークルのメンテナンスパックの内容を具体的に説明します。

パッと見た感じでは他社のメンテナンスパックの表と同じように見えるのですが、じつはコスモMyカーリース・スマートビークルのメンテナンスパックは他社よりも利用者目線の内容となっています。

たとえば、ゴールドパックの「メンテナンス項目」の中には「バッテリー」や「タイヤ」などが含まれています。これはバッテリーやタイヤ4本の交換費用が含まれることを意味しています。

「当たり前だよ!」と今聞こえたのですが、

じつは他のカーリースでは「メンテナンス項目」の中に「バッテリー」や「タイヤ」があっても、それはバッテリー液の補充や交換工賃だけで、バッテリーそのものの費用は別途支払いが必要になることが多いのです。タイヤも他社ではタイヤの空気圧調整やローテーション作業、交換工賃だけで高額なタイヤ4本の購入費用は別となるケースがあります。

コスモMyカーリース・スマートビークルのゴールドパックはそんな「落し穴」のような内容ではなく、項目にある全ての購入費用と工賃を含んでいます

ゴールドパックの項目車検整備、法定点検、定期点検、オイル、タイヤ、ブレーキパッド、バッテリー、ワイパーゴム、エアコンフィルタ、その他消耗品

ゴールド、シルバーには車検費用も含まれる

コスモMyカーリース・スマートビークルの有料メンテナンスパックはゴールド以外にシルバーパックでも表にあるように、オイル交換や定期点検、法定点検、車検整備料まで含まれています。

つまりシルバーゴールドパックでは車検時に必要な以下の3つのものが含まれることになります。

  1. 車検整備料
  2. 自賠責保険料
  3. 自動車重量税

この3つが車検の基本料金となりますので、車検を迎えても車検のための出費は不要で、毎月の定額料金を支払うだけです。※交換が必要なところがあれば別途費用が掛かりますが、ゴールドパックのメンテナンス項目でカバーできれば費用が発生することはありません。

 

延長保証やロードサービスも付いている!

さらにコスモMyカーリース・スマートビークルのゴールドパックでは管理車両の延長保証ロードサービスまで特典として付いてくるために「安心感」も他社と比較しても優れていると言えます。

特にロードサービスは全国に展開するコスモ石油のガソリンスタンドのネットワークを利用出来るため、万が一の時も頼りになる存在です。

 

ロードサービスは加入している「任意保険に付帯しているから要らないよ!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、任意保険に付いているロードサービスは年間1回は無料で2回目からは有料となってしまうことが珍しくありません。そのため、JAFに加入している方も多いのですが、年会費が4,000円掛かります。

 

ガソリンスタンドのコスモならではのガソリン値引き!

ガソリンスタンドのコスモス石油ならではの特典が燃料の割引です。

その割引は期間が決められてなく、リース期間終了までずっと続くのも魅力です。

 

ゴールドパックでは5円/Lの値引きが受けられ、シルバーパックでは3円/L、さらにメンテナンス契約無しのホワイトパックでも1円/Lの値引きが受けられるのも嬉しいですね。

※毎月100リットルまで値引きが受けられます。

 

まとめ

コスモMyカーリース・スマートビークルの料金が他社と比較して安いのか?また基本料金には含まれていないものがあることを注意点として説明させていただきました。

実際にホワイトパックに含まれていない「自賠責保険料」と「自動車重量税」を加えた実質的な料金で比較しても安いことが分かりました。

 

また、そこからシルバーやゴールドのメンテナンスパックを追加すれば金額は高くなりますが、車検費用まで含まれるためにリース期間中の支払いがフラット化されて延長保証やロードサービスも付くため、忙しくて車のメンテナンスなどに時間を掛けられない方や、クルマについてよく分からず全てお任せしたい方には頼りがいのあるプランであることがお分かりいただけたかと思います。

安さも大切ですが、ご自分をサポートしてくれる価値の高いプランを選び、安心して安全にカーライフを送ることが何より大切です。

 

あなたにピッタリのカーリース選びにお役にたてれば嬉しく思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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こんにちは!ウーロンです

自称(?)カーリース コンシェルジュとして個人向けカーリースやカーシェアリングなどの新しいクルマとヒトとの付き合い方の情報を発信していきますので宜しくおねがいします。

【趣味】

バイクツーリング(特に北海道)

旅行:最近は台湾食べ歩きによく行きます