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三菱・タウンボックスの初代モデルは同社の4ナンバー軽貨物バンであるミニキャブをベースとした5ナンバー軽乗用車でしたが、2014年に誕生した2代目となる現行モデルはスズキより「エブリイワゴン」をOEM供給を受ける形で2代目三菱・タウンボックスとして販売されています。
三菱・タウンボックスの外観は現在の軽自動車の主流となっている背高のスーパーハイトワゴンに似ていますが、4ナンバー商用貨物バンの広い室内空間を利用し、快適装備を備えて5ナンバーの4名乗りの乗用軽自動車(ワゴン)へと仕立て上げられているため軽乗用の中では広いといわれるN-BOXやタントなどの室内空間をさらに凌ぐスペースが最大の魅力です。
そのため三菱・タウンボックスは室内空間の広さを重要視する人にはカーリースでも各社でも人気の車種となっています。
そんなタウンボックスのリース料金は月々いくらになるのでしょうか?
頭金も0円でボーナス加算もなしの均等払いでタウンボックスの新車に乗る場合の最安値を各社で比較してみましょう。
この記事を読んで分かること
- 主要大手カーリース会社のタウンボックスの月額料金・相場
- 主要大手カーリース会社それぞれ独自の特徴
三菱・タウンボックスはどんなクルマ?
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/townbox/
現在軽貨物バンをベースとした乗用ワゴンを生産しているのは実質的にスズキとダイハツの2社だけとなっています。
三菱・タウンボックスのベースとなるスズキ エブリイワゴンは3代目モデルとして2015年に発売されましたが、ライバルのダイハツ アトレーワゴンは2005年に発売されたモデルで基本設計は三菱・タウンボックスやスズキ エブリイワゴンが約10年ほど新しいことになります。
このように三菱・タウンボックスは設計が新しいクルマであるため、走行性能や燃費、安全性も最新の技術が反映される上に軽乗用車トップクラスの室内空間を持つことも魅力です。
三菱・タウンボックスのエンジンは全車、直列3気筒インタークーラーターボが4AT(4速オートマチック)と組み合わされて搭載され、駆動方式は全てのグレードで2WDとフルタイム4WDの選択が可能です。
燃費はJC08モードで14.6~16.2km/Lとなっています。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/townbox/
三菱・タウンボックスはデュアルカメラによるブレーキサポートや後退時にもブレーキサポートを行う衝突被害軽減ブレーキ、前進と後進の誤発進抑制機能、車線はみだしやふらつきを警報してくれる機能、前のクルマの発進を教えてくれる機能、ヘッドライトのハイビームの切り替えをアシストしてくれる機能など、事故を未然に防ぐ先進の予防安全技術「e-Assist」で安全運転を常にサポートします。
- インテリジェント エマージェンシーブレーキ
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- LDW(車線逸脱警報)
- インテリジェント DA(ふらつき警報)
- 先行車発進お知らせ
- ハイビームアシスト
- エマージェンシーストップシグナル
- ヒルスタートアシスト
- VDC(ビークルダイナミクスコントロール[TCS機能含む])
くつろげる・楽しめる室内空間
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/townbox/
タイヤを車体の隅に配置して床部分を広く取り、リアシートが分割して180mmもスライドすることなどにより、前後の乗員間の距離が1,080mmにすることも可能で、4人でゆったりとした乗車が可能です。また多彩なシートアレンジも可能であるため人数や荷物の量の変化にもスムーズに対応が可能です。
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/everywagon/
リアのスライドドアは運転席のスイッチの他にインテリジェントキーやドアハンドルのボタンで自動開閉することが出来ます。
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/townbox/
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/everywagon/
リアのラゲッジスペースには様々な装備を取り付けることを想定してナットや棚などの取り付けが出来るステーなどが装備されています。
アウトドアの装備やグッズを効率よく収納したり、車中泊仕様に改造したりするのに車体に穴を開けるなどの加工が不要ですのでアイデア次第で非常に便利です。
三菱・タウンボックスのグレード
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/townbox/
クルマには装備やエンジンなどが違う数種類の「グレード」が用意されていることが一般的で三菱・タウンボックスにも2種類の基本グレードが用意されています。
グレード名はベーシックグレードの「G」と上級グレードの「Gスペース」の2種類です。
トランスミッションは全て4ATのみで、駆動方式は全てのグレードで2WD(FR)とフルタイム4WDの選択が可能です。
- G
- Gスペシャル
今回は安さにこだわった比較ですので車両価格の安い「G 2WD」グレードで料金比較をしてみましょう。
料金は各社公式サイトのカーリース料金シミュレーションより算出した金額となっています。
■グレード:三菱・タウンボックスG 2WD 4AT
■燃費JC08モード:16.2km/L
三菱・タウンボックスのリース料金を比較
コスモMyカーリース・スマートビークル
他のリース会社が最長契約期間が9年であるのに対してコスモのマイカーリーススマートビークルの契約期間は3年、5年、7年ですので単純に月々のリース料金を比較してしまうと不利になります。※リース期間が長いほど月々のリース料金は安くなるため。
コスモMyカーリース・スマートビークルはクルマの整備やメンテナンスなどをお任せ出来るメンテナンスパックを3種類の中から選ぶことが出来ます。
- ホワイトパック:メンテナンス契約なし
- シルバーパック:簡易メンテナンス
- ゴールドパック:フルメンテナンス
リース期間 | ホワイト | シルバー | ゴールド |
3年 | 44,550円 | 46,750円 | 49,500円 |
5年 | 31,900円 | 34,760円 | 37,510円 |
7年 | 27,060円 | 30,140円 | 32,890円 |
※月間走行距離1,000キロで計算
シルバーパックとゴールドパックにはリース期間分の「自動車税」、「自賠責保険料」、「重量税」が含まれますが、ホワイトパックに含まれるのは「自動車税」のみです。
コスモMyカーリース・スマートビークルのここがポイント
コスモのマイカーリーススマートビークルでは月間走行距離を500~1,500キロで選ぶことが出来、距離が多いほど月額料金は高くなります。当然500キロを選択すればお安くなりますが、やはり不安に感じ利方も多いようで、多くの方が1,000キロで申し込みをしているようです。
また、他社の7年契約の相場よりもコスモMyカーリース・スマートビークルが安くなる傾向があるのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルは他社では基本料金に含まれる「自賠責保険料」と「自動車重量税」がコスモマイカーリースの基本料金であるホワイトパックには含まれておりません。しかしその点はシルバーまたはゴールドのメンテナンスパックを選ぶことで追加することが出来ますのでフレキシブルなムダのない契約が可能であるともいえます。
9年の長期契約が無いことでコスモMyカーリース・スマートビークルが不利なように見えますが、じつは累計登録台数5万台を突破して、コスモMyカーリース・スマートビークルは大人気なのです。その理由のひとつとしては他社ではメンテナンスの時に指定の自動車整備工場まで出向かなくてはならないのに対してコスモのガソリンスタンドで給油から車検まで全てお任せ出来るのです。つまり使い勝手が抜群に優れているのですね。全国のスタンドを利用したロードサービスも利用出来るのでとても安心です。
またコスモMyカーリース・スマートビークルだけはリース終了後に車がもらえるようなシステムがないのですが、実際にはカーリース利用者で終了後に買取などをして乗り続ける人は全体の10%ほどで、多くの方は新しい新車のリース車両に乗り換えています。月々定額で新車を乗り継いでいけるのがカーリースのメリットなのですが実際にもそのメリットを利用する人が多いようです。
定額ニコノリパック
定額ニコノリパックはニコニコレンタカーでおなじみの株式会社 MIC(ミック)が運営するカーリースサービスです。
契約期間は基本的に5年間のみとシンプルです。
定額ニコノリパックは基本料金に含まれるものが非常に多いのが特徴で他社では有料の簡易メンテナンスと言える内容まで含まれています。
■5年契約料金
※全て税込料金
均等支払い料金(頭金なし、ボーナス加算なし)
- 月額31,130円
ボーナス加算あり料金(頭金なし)
- 月額22,000円
- ボーナス月加算額年2回 54,780円
基本料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 重量税
- 車検基本料
- メンテナンス
基本料金に含まれるメンテナンスは
- オイル交換(6カ月毎計9回)
- ウォッシャー液補充
- バッテリー液補充
- クーラント液(冷却水)補充
定額ニコノリパックでは基本料金にオイル交換などのメンテナンスが含まれていますが、さらに有料オプションとして2種類のメンテナンスパックが用意されています。
- ライトプラン +月々2,200円(税込)~
- バリュープラン +月々3,300円(税込)~
ライトプラン | バリュープラン |
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ライトプランとバリュープランの違いはライトプランの内容に加えてバリュープランではタイヤ4本とバッテリー交換が加えられることです。
5年契約のみの定額ニコノリパックですので走行距離の多くない方はタイヤ交換の可能性も少ないためにバリュープランでなくても良いかもしれません。
定額ニコノリパックのここがポイント
シンプルな5年契約のみの定額ニコノリパックは期間中の車検費用やオイル交換などのメンテナンスが基本料金に含まれるために維持費も安く、5年ごとに新車に乗り換えていきたい方におすすめしたいカーリースです。
三菱・タウンボックスのカーリース料金を比較
上記のカーリース月額料金を比較表にしてみました。
期間 | コスモ | ニコノリ |
3年 | 44,550円 | ー |
5年 | 31,900円 | 31,130円 |
7年 | 27,060円 | ー |
※コスモはホワイトパックの料金です。
月々の支払額で安いのは7年契約のあるコスモマイカーリースで月々27,060円の均等支払いでした。1日当たり902円で三菱・タウンボックスの新車に乗れることになります。
コスモMyカーリースは安いのですがコスモMyカーリース・スマートビークルの料金は「ホワイトパック」の料金ですので注意が必要です。
コスモMyカーリース・スマートビークルの「ホワイトパック」は定額ニコノリパックでは基本料金に含まれている自賠責保険料と重量税が含まれていません。
※ホワイトパックにオプションでプラスするか、シルバーパックかゴールドパックを選べば自賠責保険料と重量税が含まれます。
自賠責保険料と重量税は車検の時に必ず支払う費用ですので、車検を通す必要のない3年契約では問題がありませんが、5年以上の契約では基本料金に含まれていない場合は別途支払いが必要になります。
コスモMyカーリース・スマートビークルはの「シルバーパック」にすれば自賠責保険料と重量税も含まれ同じ条件となりますが、5年契約で比較するとシルバーパックの料金は34,760円になるため定額ニコノリパックの方がお安くなります。
カーリース各社で基本料金やメンテナンスプランに含まれる内容が違いますので下記の参考記事などをお読みになり、内容をしっかり確認してから契約をすることが大切です。
まとめ
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/townbox/
今回は人気の三菱・タウンボックスのリース料金を単純に一番安いのはいくらなのか?を大手主要カーリース会社で比較してみました。
結果として今回の2社の比較の中では長期の7年契約のある分コスモMyカーリースが安いことが分かりました。
頭金なし、月々27,060円の均等支払いのみでボーナス時の加算もなく三菱・タウンボックスの新車に乗れますのでお得です。※1日当たり902円
人気車種である三菱・タウンボックスは中古車でも新車と変わらない価格であることが多いため、頭金無し月々3万円を切る料金で新車に乗れるのはカーリースならではのメリットです。
しかし7~9年と契約期間の長いカーリースですからリース期間中に気楽にメンテナンスなどが出来るかなど総合的に考える必要があります。
今回の3社ではコスモMyカーリース・スマートビークルはコスモ石油のガソリンスタンドで全てお任せ出来るのがメリットであると言えます。
月々の料金の安さも大切ですが、リース期間中の使いやすさも考慮して、あなたにぴったりなリース会社やプランをお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございます。