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日産の高級セダンの歴史の中で忘れることの出来ない名車、セドリック/グロリアの後継車種として2004年に誕生した日産フーガは2009年に初めてフルモデルチェンジして現行のY51型フーガとなりました。
日産の高級セダンのDNAを引き継いだ2代目フーガは保守的なセダンというイメージではなく、これからの高級セダンらしい美しく優雅で迫力のあるスタイリングやインテリア、そして日産独自のハイブリッドシステムの採用などでパワフルな走りと燃費性能を両立させるなど躍動感のあるものです。
その日産フーガをカーリースで乗るなら料金は毎月どのくらいになるのでしょうか?
今回は日産フーガのカーリース料金を取扱いのある大手カーリースで比較をしてみましょう。
日産フーガについて
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html
日産フーガはセドリック/グロリアの最終型や先代(初代)フーガの頃から日産の高級車ブランド「インフィニティ」を展開している地域ではインフィニティブランドとして販売され、現在は「インフィニティQ70」の車名で販売されています。
2009年に発売された現行モデルのY51型2代目フーガは2015年のビッグマイナーチェンジにおいて同社のスカイラインなどと同様にインフィニティのバッジがフロントとリアに取り付けられましたが、2019年のマイナーチェンジでは4年ぶりに日産のバッジに戻されています。
日産フーガのデザイン
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html
現行モデルのY51型2代目フーガのデビュー時はフロントグリルの上下が向かい合った弧を描くインフィニティ系の車種に共通の「ダブルアーチ」と呼ばれるフロントフェイスやインフィニティのエンブレムなどが採用され、2015年のビッグマイナーチェンジではエクステリアが大幅に変更され、LEDヘッドライトやリアコンビネーションライトやフロントグリルのパターンを変更、クロームの縁取りで飾られたLEDターンランプとLEDフォグランプを組み込ませたフロントバンパーなどの採用により、よりで高品質スポーティーな高級セダンとしての価値を高めています。
ボディサイズは全長4,980mm、全幅1,845mm、全高1,500mmで輸入車では、「ベンツ・Eクラス」、「BMW・5シリーズ」「アウディ・A7」などと同様のEセグメントと区分されるサイズで主に欧州を中心とした高級セダンのライバルがひしめくクラスです。
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html
ボディのデザインは比較的大柄なサイズでなければ実現出来ない、滑らかな美しいルーフラインや抑揚のあるフェンダー、そしてサイドの弧を描くエッジの効いたプレスラインなどにより高級セダンでありながらも上質なスポーツクーペにも通じるような仕上がりです。
日産フーガのインテリア
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html
日産フーガのインテリアはフロントシートがセンタートンネルを境に左右が独立した伝統的なFR(フロントエンジン・リアドライブ)のサルーンの公式通りのもので、曲面を多用したちょうどいい包まれ感のある空間にはプレミアムセダンらしいサポート性と快適性にも優れた「ずっと座っていたい」と感じるシートが装着されています。
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html
インテリア各所には本木目の採用や厳選された本革や織物をシート地に使用することで華やかさや質感の高さをさらに向上させています。
日産フーガのパワートレインと燃費
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html
フーガには2.5Lの V型6気筒エンジンと3.7Lの V型6気筒エンジン、さらに3.7Lの V型6気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドの3種類のパワートレインが搭載されています。
これらのエンジンに組み合わされるトランスミッションはハイブリッドとその他の車種で仕様に違いがありますが、全車7速オートマチックトランスミッションが搭載され、駆動方式3.7Lモデルのみ4WDが用意されています。
燃費性能はJC08モードよりも実際の燃費に近いとされるWLTCモードで2.5L車が10.2km/L、3.7L車が8.3〜9.2km/L、そして3.7Lハイブリッド車では12.8km/Lと大柄な車体から想像するより良好な数値となっています。
日産フーガの安全装備
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html
安全装備についてはフロントカメラなどを駆使した最先端の全方位での運転支援技術ニッサン インテリジェント モビリティが安全運転をサポートします。
- 前方の衝突を予測して警報
- 警報後に自動ブレーキ
- 車間距離の維持
- 設定した車速が上限で前車と車間を保つ
- 後方を横切る車両を検知して接触を回避
- 後側方の隣接レーンの車両をお知らせ
- 後側方車両検知して警報、ステアリング操作をアシスト
- 走行車線を逸脱しそうな場合、注意
- 走行車線を逸脱から戻す操作を促す
- アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)
- 踏み間違い衝突防止アシスト
このような高級スポーツセダンと呼ぶにふさわしいスタイリングと性能、そして安全性能も併せ持つ日産フーガのリース料金は月々いくらになるのでしょうか?
頭金も0円でボーナス加算もなしの均等払いで日産フーガの新車に乗る場合の料金を見てみましょう!
日産フーガのグレード
250GT 引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html
料金を比較する前にグレードを決めて、同じ条件で比べてみましょう。
クルマには装備やエンジンなどが違う数種類の「グレード」が用意されているのですが日産フーガには8つの基本グレードが用意され、「HYBRID」「250GT」「370GT FOUR」の3グレードには装備を省略した廉価モデルの「Aパッケージ」も用意されています。
- 250GT/Aパッケージ
- 370GT
- 250VIP
- 370GT FOUR/Aパッケージ
- 370GT Type S
- 370VIP
- HYBRID/Aパッケージ
- HYBRID VIP
今回はいくらから日産フーガに乗れるのか?ということですので、ベーシックグレードの250GT Aパッケージで料金を各社で比較してみましょう。
今回ご紹介する日産フーガのカーリース料金は各社公式サイトのカーリース料金シミュレーションより算出した金額となっています。
■比較車種:日産フーガ 250GT Aパッケージ 7AT FR
日産フーガ のリース料金を比較
それでは最初に大手のリース会社それぞれの料金を見ていきましょう。
最後に各社の料金を比較してみます。
コスモMyカーリース・スマートビークル
他のリース会社が最長契約期間が9年であるのに対してコスモのマイカーリーススマートビークルの契約期間は3年、5年、7年ですので単純に月々のリース料金を比較してしまうと不利になります。※リース期間が長いほど月々のリース料金は安くなるため。
コスモMyカーリース・スマートビークルはクルマの整備やメンテナンスなどをお任せ出来るメンテナンスパックを3種類の中から選ぶことが出来ます。
- ホワイトパック:メンテナンス契約なし
- シルバーパック:簡易メンテナンス
- ゴールドパック:フルメンテナンス
リース期間 | ホワイト | シルバー | ゴールド |
3年 | 112,200円 | 114,510円 | 119,680円 |
5年 | 81,180円 | 84,590円 | 89,760円 |
7年 | 67,650円 | 71,500円 | 76,670円 |
※月間走行距離1,000キロで計算
シルバーパックとゴールドパックにはリース期間分の「自動車税」、「自賠責保険料」、「重量税」が含まれますが、ホワイトパックに含まれるのは「自動車税」のみです。
コスモMyカーリース・スマートビークルのここがポイント
コスモのマイカーリーススマートビークルでは月間走行距離を500~1,500キロで選ぶことが出来、距離が多いほど月額料金は高くなります。当然500キロを選択すればお安くなりますが、やはり不安に感じ利方も多いようで、多くの方が1,000キロで申し込みをしているようです。
また、他社の7年契約の相場よりもコスモMyカーリース・スマートビークルが安くなる傾向があるのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルは他社では基本料金に含まれる「自賠責保険料」と「自動車重量税」がコスモマイカーリースの基本料金であるホワイトパックには含まれておりません。しかしその点はシルバーまたはゴールドのメンテナンスパックを選ぶことで追加することが出来ますのでフレキシブルなムダのない契約が可能であるともいえます。
9年の長期契約が無いことでコスモMyカーリース・スマートビークルが不利なように見えますが、じつは累計登録台数5万台を突破して、コスモMyカーリース・スマートビークルは大人気なのです。その理由のひとつとしては他社ではメンテナンスの時に指定の自動車整備工場まで出向かなくてはならないのに対してコスモのガソリンスタンドで給油から車検まで全てお任せ出来るのです。つまり使い勝手が抜群に優れているのですね。全国のスタンドを利用したロードサービスも利用出来るのでとても安心です。
またコスモMyカーリース・スマートビークルだけはリース終了後に車がもらえるようなシステムがないのですが、実際にはカーリース利用者で終了後に買取などをして乗り続ける人は全体の10%ほどで、多くの方は新しい新車のリース車両に乗り換えています。月々定額で新車を乗り継いでいけるのがカーリースのメリットなのですが実際にもそのメリットを利用する人が多いようです。
定額カルモくん
定額カルモくんの契約期間は1年から11年まで1年刻みで出来るのがポイントです。
定額カルモくんには3種類のメンテナンスパックがあるのですが、日産フーガはメンテナンスプランの対象外となっていますのでメンテナンスパック無しの料金をご紹介します。
リース期間 | リース料金/月 |
1年 | 226,160円 |
2年 | 140,030円 |
3年 | 108,350円 |
4年 | 92,950円 |
5年 | 84,480円 |
6年 | 78,540円 |
7年 | 73,150円 |
8年 | 67,650円 |
9年 | 61,820円 |
10年 | 58,190円 |
11年 | 54,780円 |
■リース料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
定額カルモくんのここがポイント
定額カルモくんは後発のカーリース会社ですが、契約期間が1年から11年までとそれぞれのご都合に合わせて無駄のない期間で契約できるのが他社にはないメリットです。
最長の11年では高額な車種であっても他社と比較してお手頃な月々のリース料金でご利用になれます。
定額ニコノリパック
定額ニコノリパックは契約期間が5年と9年のみで9年はリース期間満了後にはクルマがもらえるようになる人気プランです。
基本料金の中に多くのものが含まれるのが特徴で、オイル交換などの簡易メンテナンスまで含まれているのですが、さらにオプションでメンテナンス内容を充実させてお任せにすることが可能です。
- ライトプラン:月々2,160円(税込)~
- バリュープラン:月々3,240円(税込)~
ライトプランは安心のフルサポートメンテナンスでバリュープランではさらにバッテリーやタイヤ4本の交換費用まで含まれるお得なプランです。
定額支払い
- 月々支払額:74,470円(税込)
ボーナス併用支払い
- 月々支払額:33,000円(税込)
- ボーナス月加算額: 248,820円(税込)年2回
■リース料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
- 車検基本料1回分
- 簡易メンテナンス費用
■特徴
- ガソリン特別割引
- 車検の基本料金が最初からコミコミ
定額ニコノリパックのここがポイント
定額ニコノリパックはクルマを所有すると必要になる費用の多くが含まれているのが特徴です。
5年契約ですので、新車の登録から3年後に迎える車検を1度通す必要がありますが、車検の基本料金が含まれていますので維持費を安く抑えることが出来ます。
また基本的なメンテナンス費用も含まれているのですが、その内容がオイル交換(9回)、ウインドウォッシャー液、補充バッテリー液補充、クーラント補充と他社では有料となるような充実したものです。
またガソリンスタンド店舗で契約を行った場合はそのスタンドのみですが、店頭価格よりも5円/Lのガソリン、軽油の値引きを5年間のリース期間中受けることが出来ます。
料金を比較してみましょう
上記のカーリース月額均等支払い料金(頭金なし、ボーナス加算なし)を比較表にしてみました。
期間 | コスモ | カルモ | ニコノリ |
3年 | 112,200円 | 108,350円 | ー |
5年 | 81,180円 | 84,480円 | 74,470円 |
7年 | 67,650円 | 73,150円 | ー |
9年 | ー | 61,820円 | ー |
10年 | ー | 58,190円 | ー |
11年 | ー | 54,780円 | ー |
月々の支払額で1番安いのは11年契約のある定額カルモくんで54,780円の均等支払いでした。
期間別に見ますと3年はカルモ、5年はニコノリ、7年ではコスモマイカーリースがお安いのですが、コスモマイカーリースの料金は「ホワイトパック」の料金ですので注意が必要です。
コスモマイカーリースの「ホワイトパック」は他社では基本料金に含まれている自賠責保険料と重量税が含まれていません。
※ホワイトパックにオプションでプラスするか、シルバーパックかゴールドパックを選べば自賠責保険料と重量税が含まれます。
自賠責保険料と重量税は車検の時に必ず支払う費用ですので、車検を通す必要のない3年契約では問題がありませんが、5年以上の契約で基本料金に含まれていない場合は車検の時に別途支払いが必要になります。
例えば7年契約でコスモMyカーリース・スマートビークルの「シルバーパック」にすれば自賠責保険料と重量税も含まれ7年契約で月々71,500円になりますのでカルモとの差額は少なくなります。
カーリース各社で基本料金やメンテナンスプランに含まれる内容が違いますので下記の参考記事などをお読みになり、内容をしっかり確認してから契約をすることが大切です。
まとめ
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/fuga.html
今回は人気の日産フーガのリース料金を単純に一番安いのはいくらなのか?を大手主要カーリース会社で比較してみました。
結果としては契約期間により安いリース会社が違うことが分かりました。
しかし、嬉しいのは
頭金なし、月々54,780円の均等支払いのみでボーナス加算などなく新車の日産フーガに乗れるということです。
しかし7~9年と契約期間の長いカーリースであればリース期間中に気楽にメンテナンスなどが可能であるか?など総合的に考える必要があります。
今回の3社ではコスモMyカーリース・スマートビークルはコスモ石油のガソリンスタンドで全てお任せ出来るのがメリットであると言えます。
料金の安さも大切ですが、リース期間中の使いやすさも考慮して、あなたにぴったりなリース会社やプランをお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございます。