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日本のスポーツセダンの代名詞ともいえる日産スカイラインは長い歴史を持ち、現行モデルは初代モデルから数えて13代目、2014年2月にフルモデルチェンジが行われ車名型式V37型として発売されました。CMキャラクターにミュージシャンの矢沢永吉さんを起用して「やっちゃえ日産」のCMが印象的でしたね。
発売時は外観に「日産」のバッジは無く、スカイラインの海外モデル「インフィニティ・Q50」と同様の「インフィニティ」のバッジが装着されていましたが、2019年のマイナーチェンジで日産のバッジとスカイラインの伝統である丸目4灯のリアコンビネーションランプが復活しています。
そして2019年のマイナーチェンジでさらに注目を集めたのが「400R」の登場です。
「R」を冠する久々の4ドアのスカイラインです。
多くの方が待ち望んだ4ドアのR、日産スカイライン400Rをカーリースで乗るなら月額はどのくらいになるのでしょうか?
今回は日産スカイライン400Rのカーリース料金を取扱いのある大手カーリースで比較をしてみましょう。
V37型スカイラインについて
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html
日産スカイラインは11代目のV35型が販売されていた2002年より日産の高級車ブランド「インフィニティ」を展開している地域では「インフィニティ・Q50」の車名で販売されています。
この13代目V37型のスカイラインは車名の世界統一を推し進める流れで車体やインテリアのエンブレムやバッジなどはインフィニティのものが取り付けられましたが、日本市場での車名については当時の日本人幹部が「ネーミングの統一は日本市場を軽視していると取られかねない」と反論したことにより当時の日産のCEOカルロス・ゴーンはスカイラインのネーミングを踏襲することに決めたという逸話があります。
3代目 C10型 通称ハコスカ
日産スカイライン400Rのデザイン
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html
現行モデルのV37型スカイラインのデビュー時はフロントグリルの上下が向かい合った弧を描くインフィニティ系の車種に共通の「ダブルアーチ」と呼ばれるフロントフェイスやインフィニティのエンブレムなどが採用され、クルマに詳しくなければ日産車であることが分かりにくい車でしたが、2019年の大掛かりなマイナーチェンジで一新され、近年の日産車の「顔」である「Vモーショングリル」が採用され、リアのLEDコンビネーションランプには4代目C110型(1972年発売)から10代目R34型(1998年発売)まで採用された伝統の丸目4灯の新デザインに変更されました。
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html
さらにフロントグリルのインフィニティのマークも日産のものに変えられ、「日産の」スカイラインであることを主張しています。
400Rのボディサイズは全長4,810mm、全幅1,820mm、全高1,440mmで輸入車では、「ベンツ・Cクラス」、「BMW・3シリーズ」などと同様のDセグメントと区分されるサイズで高級感を併せ持つこのクラスの車は「ミドルセダン」とも呼ばれています。
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html
ボディのデザインは比較的大柄なサイズでなければ実現出来ない、滑らかな美しいルーフラインや抑揚のあるフェンダー、そしてシャープさを感じるサイドのエッジの効いたプレスラインなどにより高級で上質なスポーツセダンらしさを感じる仕上がりです。
スカイライン400Rは他のグレードのスカイラインと比べて圧倒的なパフォーマンスを内に秘めながら、外観ではその存在の主張はさりげないものです。
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html
ガンメタ塗装の19インチアルミホイールに組み合わされる245/40RF19 94Wランフラットタイヤや400Rであることを示すバッジなどでその高性能を「分かる人」にさりげなくアピールします。
スカイライン400Rのインテリア
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html
スカイラインのインテリアはフロントシートがセンタートンネルを境に左右が独立した伝統的なFR(フロントエンジン・リアドライブ)のスポーツカーの公式通りのもので、曲面を多用したちょうどいい包まれ感のある空間にはプレミアムスポーツセダンらしいサポート性と快適性にも優れるシートが装着されています。
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html
さらに400Rではインテリアをブラック基調として、シートはダイヤキルティングとブラックに映えるレッドのステッチを配した本革スポーツシートによりスポーツドライブへの高度な機能性とプレミアムな質感も併せ持つインテリアへとモディファイされています。
日産スカイラインのパワートレインと燃費
スカイラインには3.5Lの V型6気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドと3.0LのV型6気筒ツインターボエンジン2種類のパワートレインが搭載されています。
最高出力はハイブリッドが306ps+モーター68ps、3.0Lのツインターボでは304psというスポーツセダンに相応しいパワーを発揮します。
そして400Rは3.0LのV型6気筒ツインターボエンジンを標準の最高出力304PS/6400rpm、最大トルク400N・m/1600-5200rpmから405PS/6400rpm、475N・m/1600-5200rpmまで高めています(!)
この100馬力ものパワーアップにはタービンを大型化するようなことをせず、スタンダードの小径タービンのまま加給圧を上げることなどにより達成しているため排気量の大きなエンジンを搭載しているかのような自然で上品なパワーフィーリイングに仕上がっています。
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html
ハイパワーなエンジンに組み合わされるトランスミッションはマニュアルモード付フルレンジ電子制御7速オートマチックトランスミッション(7M-ATx)です。
4輪にアルミキャリパー対向ピストンブレーキ
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html
さらに400Rはハイパワーなエンジンやスカイラインにとって特別な意味を持つイニシャルである“R”にふさわしい専用のサスペンションなどの足回りやブレーキなどが装備されています。
日産スカイラインの安全装備
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html
安全装備についてはフロントカメラなどを駆使した最先端の全方位での運転支援技術ニッサン インテリジェント モビリティが安全運転をサポートします。
- 前方の衝突を予測して警報
- 警報後に自動ブレーキ
- 車間距離の維持
- 設定した車速が上限で前車と車間を保つ
- 後方を横切る車両を検知して接触を回避
- 後側方の隣接レーンの車両をお知らせ
- 後側方車両検知して警報、ステアリング操作をアシスト
- 走行車線を逸脱しそうな場合、注意
- 走行車線を逸脱から戻す操作を促す
- アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)
- 踏み間違い衝突防止アシスト
このような高級スポーツセダンらしいスタイリングと性能、そして安全性能も併せ持つスカイライン400Rのリース料金は月々いくらになるのでしょうか?
頭金も0円でボーナス加算もなしの均等払いで新車に乗る場合の料金を見てみましょう!
日産スカイラインのグレード
400R 引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html
料金を比較する前にグレードを決めて、同じ条件で比べてみましょう。
クルマには装備やエンジンなどが違う数種類の「グレード」が用意されているのですが日産スカイラインには400Rをはじめ7つのグレードが用意されています。
- GT V6 TURBO
- GT Type P V6 TURBO
- GT Type SP V6 TURBO
- GT HYBRID
- GT Type P HYBRID
- GT Type SP HYBRID
- 400R V6 TURBO
もちろん今回は400Rで料金を各社で比較してみましょう。
今回ご紹介する日産スカイラインのカーリース料金は各社公式サイトのカーリース料金シミュレーションより算出した金額となっています。
■比較車種:日産スカイライン 400R
■WLTCモード燃費:10.0km/L
日産スカイライン400R のリース料金を比較
それでは最初に大手のリース会社それぞれの料金を見ていきましょう。
最後に各社の料金を比較してみます。
コスモMyカーリース・スマートビークル
他のリース会社が最長契約期間が9年であるのに対してコスモのマイカーリーススマートビークルの契約期間は3年、5年、7年ですので単純に月々のリース料金を比較してしまうと不利になります。※リース期間が長いほど月々のリース料金は安くなるため。
コスモMyカーリース・スマートビークルはクルマの整備やメンテナンスなどをお任せ出来るメンテナンスパックを3種類の中から選ぶことが出来ます。
- ホワイトパック:メンテナンス契約なし
- シルバーパック:簡易メンテナンス
- ゴールドパック:フルメンテナンス
リース期間 | ホワイト | シルバー | ゴールド |
3年 | 152,020円 | 154,330円 | 159,500円 |
5年 | 106,150円 | 109,450円 | 114,620円 |
7年 | 87,120円 | 90,970円 | 96,140円 |
※月間走行距離1,000キロで計算
シルバーパックとゴールドパックにはリース期間分の「自動車税」、「自賠責保険料」、「重量税」が含まれますが、ホワイトパックに含まれるのは「自動車税」のみです。
コスモMyカーリース・スマートビークルのここがポイント
コスモのマイカーリーススマートビークルでは月間走行距離を500~1,500キロで選ぶことが出来、距離が多いほど月額料金は高くなります。当然500キロを選択すればお安くなりますが、やはり不安に感じ利方も多いようで、多くの方が1,000キロで申し込みをしているようです。
また、他社の7年契約の相場よりもコスモMyカーリース・スマートビークルが安くなる傾向があるのですが、コスモMyカーリース・スマートビークルは他社では基本料金に含まれる「自賠責保険料」と「自動車重量税」がコスモマイカーリースの基本料金であるホワイトパックには含まれておりません。しかしその点はシルバーまたはゴールドのメンテナンスパックを選ぶことで追加することが出来ますのでフレキシブルなムダのない契約が可能であるともいえます。
9年の長期契約が無いことでコスモMyカーリース・スマートビークルが不利なように見えますが、じつは累計登録台数5万台を突破して、コスモMyカーリース・スマートビークルは大人気なのです。その理由のひとつとしては他社ではメンテナンスの時に指定の自動車整備工場まで出向かなくてはならないのに対してコスモのガソリンスタンドで給油から車検まで全てお任せ出来るのです。つまり使い勝手が抜群に優れているのですね。全国のスタンドを利用したロードサービスも利用出来るのでとても安心です。
またコスモMyカーリース・スマートビークルだけはリース終了後に車がもらえるようなシステムがないのですが、実際にはカーリース利用者で終了後に買取などをして乗り続ける人は全体の10%ほどで、多くの方は新しい新車のリース車両に乗り換えています。月々定額で新車を乗り継いでいけるのがカーリースのメリットなのですが実際にもそのメリットを利用する人が多いようです。
定額カルモくん
定額カルモくんの契約期間は1年から11年まで1年刻みで出来るのがポイントです。
定額カルモくんには3種類のメンテナンスパックがあるのですが、スカイラインはメンテナンスプランの対象外となっていますのでメンテナンスパック無しの料金をご紹介します。
リース期間 | リース料金/月 |
1年 | 337,480円 |
2年 | 199,980円 |
3年 | 151,250円 |
4年 | 127,050円 |
5年 | 110,770円 |
6年 | 101,530円 |
7年 | 92,510円 |
8年 | 84,260円 |
9年 | 77,220円 |
10年 | 72,270円 |
11年 | 67,760円 |
■リース料金に含まれるもの
- 自動車税
- 自賠責保険料
- 自動車重量税
定額カルモくんのここがポイント
定額カルモくんは後発のカーリース会社ですが、契約期間が1年から11年までとそれぞれのご都合に合わせて無駄のない期間で契約できるのが他社にはないメリットです。
最長の11年では高額な車種であっても他社と比較してお手頃な月々のリース料金でご利用になれます。
料金を比較してみましょう
上記のカーリース月額料金を比較表にしてみました。
期間 | コスモマイカーリース | 定額カルモくん |
3年 | 152,020円 | 151,250円 |
5年 | 106,150円 | 110,770円 |
7年 | 87,120円 | 92,510円 |
9年 | ー | 77,220円 |
10年 | ー | 72,270円 |
11年 | ー | 67,760円 |
※コスモはホワイトパック、カルモはメンテプランなしの料金です。
月々の支払額で安いのは11年契約のある定額カルモくんで67,760円の均等支払いでスカイライン400Rの新車に乗れることになります。
コスモマイカーリースは5年と7年契約が安いのですがコスモMyカーリース・スマートビークルの料金は「ホワイトパック」の料金ですので注意が必要です。
コスモMyカーリース・スマートビークルの「ホワイトパック」は定額カルモくんでは基本料金に含まれている自賠責保険料と重量税が含まれていません。
※ホワイトパックにオプションでプラスするか、シルバーパックかゴールドパックを選べば自賠責保険料と重量税が含まれます。
自賠責保険料と重量税は車検の時に必ず支払う費用ですので、車検を通す必要のない3年契約では問題がありませんが、5年以上の契約では基本料金に含まれていない場合は別途支払いが必要になります。
例えば7年契約でコスモMyカーリース・スマートビークルの「シルバーパック」にすれば自賠責保険料と重量税も含まれ同じ条件となりますが月々90,970円になるためカルモとの差額は少なくなります。
カーリース各社で基本料金やメンテナンスプランに含まれる内容が違いますので下記の参考記事などをお読みになり、内容をしっかり確認してから契約をすることが大切です。
まとめ
引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline.html
今回は日産スカイラインの中でも注目の400Rのリース料金を大手主要カーリース会社で比較してみました。
結果としては契約期間により安いリース会社が違うことが分かりました。
しかし、嬉しいのは
頭金なし、月々67,760円の均等支払いのみでボーナス加算もなくスカイラインの400R新車に乗れるということです。
しかし7~9年と契約期間の長いカーリースであればリース期間中に気楽にメンテナンスなどが可能であるか?など総合的に考える必要があります。
今回の3社ではコスモMyカーリース・スマートビークルはコスモ石油のガソリンスタンドで全てお任せ出来るのがメリットであると言えます。
料金の安さも大切ですが、リース期間中の使いやすさも考慮して、あなたにぴったりなリース会社やプランをお選びください。
最後までお読みいただきありがとうございます。